Categories

Archives

一覧を見る

トロント初日と雑誌「ブルータス」

Img_0727_2

 トロントはもちろんのこと、カナダも今回が初めて。空港からホテルまで、バスに乗ってきただけで、ホテルの外もろくに歩いてさえもいませんが、景色はアメリカの地方都市そのもの。写真はホテルの部屋から見える、カナダライフ(生命保険の会社だと思います)のビル。カナダって主張してくれないと、カナダにいる気になりません。
 ホテル内で缶詰になっているだけなので、カナダの自然なども楽しむ時間がないのが残念です。いつもこんな感じで、海外出張の楽しみというか息抜きは、飛行機の中で読む本くらいになってしまいます。

Img_0724

 昨日、機内で読み終えた本(『悲しみは憶良に聞け』(中西進著))以外に、楽しい気分にさせてくれたのが、雑誌『ブルータス』の「列車で行こう、どこまでも。ニッポン鉄道の旅」特集。ボクの中では、「ニッポン、再発見」がマイブームになっていますので、絶好の特集記事でした。新幹線、ブルートレインの記事はとても楽しかったです。
 飛行機もいいけど、日本国内の鉄道もいい。今度、北斗星にのって、上野から札幌まで行ってみたいです。

『悲しみは憶良に聞け』(中西進著)_山上憶良はボクらの同時代人

 さきほどマイクロソフトオフィス世界学生大会が明日からある、カナダのトロントに着きました。シカゴ経由で来ましたので、成田をでて16時間ほどかかったように思います。
 タイトルの本は、シカゴまでの機内で読み終えた本です。日本を代表する万葉集の研究家による、万葉歌人・山上憶良に関する一般書です。7世紀後半から8世紀前半に生きたこの歌人をとても身近な存在に感じさせてくれる本。
 山上憶良が朝鮮半島百済に生まれ、4歳で父親とともに日本に来た「在日」という生い立ちを持つという視点からの「在日・帰国子女の悲しみ」から始まって、当時の「都会人としての悲しみ」、「インテリとしての悲しみ」、「ノンキャリア公僕としての悲しみ」、「貧乏としての悲しみ」、「病気の悲しみ」、「老いの悲しみ」、「望郷の悲しみ」、「愛と死の悲しみ」などのテーマで、憶良の歌ととに、この歌人の生涯を紹介してくれます。
 この本を読むと、1000年以上も前の日本で生涯を送った人たちが、ボクたちの同時代人であることを、強く認識すると同時に、万葉集に対する興味をあらためて持つことになります

パソコンスクールの苦労

昨日、日本を代表するネット企業のひとつである某社人事部の方に、われわれのお取引先のひとつであるパソコンスクールの方をご紹介。そのパソコンスクールでは、厚生労働省や県の行っている雇用訓練講座を実施していて、現在、身障者8名のITスキルを中心とした訓練を行っている、とか。
某社の方は、法律の要請に基づいて、一定数の身障者採用の義務があり、身障者の採用を検討中。両社のお話を耳にしたことで、昨日両社の方にお集りいただき、ご紹介ということになりました。
このごろ強く思うのですが、まだまだパソコンスクールって、社会的な認知度が低い。雇用訓練講座を実施し、講座の参加者たちの就職支援まで行っているということを、世の中の人たちは、ほとんど知らない。
さすが身障者の場合には、就職支援、あるいは斡旋の義務は課されていないようですが、健常者であっても、あまり就職しようという意欲がない参加者も中にはいて、そのような失業者を受け入れたスクールの人たちは、就職させるのに、本当に苦労しているようです。その就職支援、就職斡旋がたいへんだから、雇用訓練の講座を受託しないことにしたというパソコンスクールがあるくらい。
そんなこともパソコンスクールの関係者はやっているんだということを、業界外の人たちにも知ってもらえればうれしいなと思います。

ツールドフランス2009の終わり

先週末で、今年のツールドフランスが終わってしまいました。復帰したランス・アームストロングも3位で表彰台にのぼり、二人の日本人選手も完走。おかげさまで、American Book & Cinema から出版されている2冊のツール関連本(「ツールドフランス_勝利の礎」と「ランス・アームストロング_ツールドフランス永遠のヒーロー」)も、多くの方々にお読みいただいています。
ツールが終わったので、ようやく早寝、早起きに復帰できそうです。
American Book & Cinema

阿部さんからお送りいただいた写真

Img_0718

 毎年アフリカを訪問されている岩手の阿部さんから、お願いしていたサバンナのチーターの子供の写真が送られてきました。この子の表情からは、この子を待ち受けているであろう、自然の中での過酷な運命を予感しているのではないかと思えてきます。運命から逃げることなく、静かにそれを迎え入れようとする覚悟さえ、この子はすでに持っているのではないか?
 

『「ふるさと」の発想』(西川一誠著、岩波新書)

090726_004

 カイは右耳の中が汚れてしまって炎症気味。今回2回目の治療。薬を入れてもらい、掃除。かなりよくなりました。
動物病院開店1時間前に行ってしまったので、そばの公園の芝生の上でカイをそばに、本を読みました。西川一誠著『「ふるさと」の発想_地方の力を活かす』。著者は自治省の役人から、福井県副知事を経て、現在知事をなさっているかた。
「ふるさと納税」の提案者として知られる方です。
 昨年初めて福井を訪問したので、興味を持って読ませていただきました。この本のなかで書かれていることで、驚いたこと。
1 明治時代初期の国税収入のおよそ三分の二(多いときには九割)は、地租であった。そして、その最大の納税地域は、新潟県と北陸地方(富山、石川、福井)であった。1887年(明治20年)には、この地方の納めた国税は、東京が納めた税の約四倍であった。
2 1965年には、太平洋地帯にある五都県(東京、千葉、神奈川、静岡、愛知)に約一兆円、当時の国家予算の四分の一を超える額が投資されている。これに対して、日本海側(新潟、富山、石川、福井、鳥取、島根)は、全体予算の一割弱(約2700億円)が投資されたに過ぎない。
3 1965年から10年間の累計では、太平洋ベルト地帯への総投資額は約24兆円、日本海側への投資額の四倍以上である。
4 明治期の人口統計によると、1873(明治6)年当時に最も人口が多かったのは約140万人の新潟県。当時、東京府は約110万人で五番目である。
5 人口82万人の福井県では、毎年約3000人の若者が進学や就職などにより県外に出て行く。そのうち戻ってきてくれるのは約1000人。毎年約2000人が減ってゆく計算である。福井県で成長する若者が出生から高校卒業までに受ける行政サービスの総額は、一人当たり約1800万円。ざっと計算して数百億円規模の公的支出が、大都市へと流出しているのと同じことである。

 これらのことを読まされると、地方の活性化は、地方のこととしてほったらかしておくのではなく、国家プロジェクトとして取り組むべきと思いました。現在の東京の繁栄は、東京の人間の努力の結果ではなく、国家政策、そして上京していった地方人の活躍の結果とも言えることかもしれません。これまで、首都圏を優先した投資方針を考え直し、地方を復活させるための投資を行っていかないと。
 表日本、裏日本という、ちょっと嫌な言い方がありますが、これは一種の地域差別だなとさえも感じました。裏表は実は反対になっていてもおかしくないはずですから。
 この2年ほど、東京をでて、さまざまなエリアを訪問していますが、地方の衰退を強く感じています。ボク一人ができることなどたいしたことはありませんが、これは本当にたいへんな課題だと思っています。
 西川知事、頑張ってください。

オデッセイユニバーシティのため大阪訪問

Img_0707

Img_0711_3

 先日東京で行ったオデッセイユニバーシティを今日は大阪で実施。日頃おつきあいいただいている試験会場の皆さんとの懇親会と、われわれからのご報告です。本日ご出席いただいた皆さん、ありがとうございました。

 久しぶりにお会いする大阪の方々から、「社長、やせたんじゃないですか?!」なんて、うれしいことを言われました。はい、ピーク時から5キロほど痩せました。でも、ゆっくり時間をかけながら、あと7〜8キロほど減量したいと思っています。そうすれば、かなり大学卒業時の体重に還ります。
なんどもお伺いしているうちに、すこしずつ大阪にもなじんできました。すくなくとも梅田あたりのビルの位置関係はすこしずつですが、わかってきました。これからも大阪をお伺いすると思います。もっと大阪のことも勉強したいと思っています。

 上の写真は、伊丹空港で見つけた平城遷都1300年祭の公式マスコットキャラクター「せんとくん」。断言しますが、これはすごいキャラクターだと思います!とても気に入りました。(僭越ながら、キャラクターに関しては、うるさいです)
右の写真は、今日の読売新聞夕刊一面で、阪神大震災で被害を受けた神戸市長田区で、「鉄人28号」の実物大モニュメント(高さ18メートル)の組み立てが、27日始まるという記事。9月末に完成予定だそうです。クロイヌはちょっと関心があります。

「アイデアエクスチェンジ」のゲストご紹介

 丸の内インターネットラジオ「アイデアエクスチェンジ」。毎月、ゲストとの対談を行っているのですが、グスタフ・ストランデルさんとの対談に続いて、『会社の値段』の著者、森生明さんとの対談がスタート。グスタフさんは、この「アイデアエクスチェンジ」をサポートしてくれている広告代理店E社の紹介で初めてお会いしました。スエーデン出身の方で、日本語もお上手。介護を専門にされています。ボクの友人である西野さん(この「アイデアエクスチェンジ」一回目のゲスト)ともおつきあいがあるそうです。
 森生さんとはお会いするのは今回が2回目。日本興業銀行出身で、M&Aや企業価値に関する本を2冊ほど出されています。特に『会社の値段』はわかりやすく企業価値やコーポレートガバナンスについて書かれた本で、とてもおすすめです。

「アイデアエクスチェンジ」

山形の黒犬近況

Bruno07

山形の柳沼さんちの黒犬、ブルーノ君の近況写真!
うちの甘えた顔をした黒犬たちと比べると、精悍な表情。柳沼さん、写真ありがとうございます。

皆既日食@NHK

YouTube: 46年ぶりの皆既日食・硫黄島

NHKが、昨日の皆既日食の放送を、YouTubeで公開してくれています。実況をみられなかったので、これで見ておきます。

Microsoft MVP Award

小社がお仕事でお付き合いいただいている武藤玄さんが、マイクロソフトのHPで紹介されています。武藤さんには、小社で運営するVBA エキスパート試験の一科目であるAccess VBAのテキストを執筆いただいています。

Microsoft MVP Award

VBA エキスパート公式テキスト

カタカナ言葉はあまり使わない方がいいと思っています。

 週刊Spaの記事が、ヤフーで紹介されています。
「今使うとかなり痛い!」ビジネス・IT用語

 ボクも勢いでカタカナ言葉を使うことはしばしばですが、基本的にカタカナ言葉を必要以上に使うことには反対。よく日本語が論理的でないとか、厳密な思考には向いていない言語だという人がいますが、ボクはあまり学識もないので、それがあてはまっているのかどうかは分かりません。ただ、ボクら凡人の思考レベルにおいては、それなりに論理的な思考にも充分耐えうる言語だと思っています、日本語は。
 言葉の定義もしっかりできていないカタカナ言葉を使っていると、自分の言っていること、書いていることのなかに、ブラックホールを作っているようなものなので、論理的になりうるはずがないし、他との意思疎通を前提とするコミュニケーションが成立するはずがない。
 それから日本で見る英単単語のスペルに間違いが多いのも、かっこ悪い!うちの会社でも時々あるのですが、印刷したあとに、「あ、この単語のスペル、間違っている!」。最初から英語なんて、あまり使わないで、自分がよくわかっている言葉で書けばいいのに。

試験会場の皆さん、こんな感じでポスター貼ってください!

Img_0658
 今日東京であった「オデッセイユニバーシティ」で、ご出席いただいたお取引先の皆さんには、小社からお送りしているポスターなどをもっとご活用ください、とお願いをしました。試験会場になっていただいているPCスクールを訪問して、小社で運営している資格試験のポスターをご活用いただいている様子を拝見すると、やっぱりうれしくなりますからね。

 で、上の写真は、先週お伺いした静岡のシステムプラザソフィアの教室風景。お話しているのは、代表の上田さん。写真に写っている4枚のポスターは全部小社関連。皆さん、こんな感じでポスターを貼ってくださいね。

東京での一日

今日の午前中は、次号の『オデッセイマガジン』の対談コーナーで、小山薫堂さんとの対談が実現。小山さんと会うのは、もしかして1、2年ぶりかな?映画『おくりびと』の脚本家としての大成功、あらためておめでとうございます。次号の『オデッセイマガジン』は、9月に入っての配布を予定しています。お楽しみに!
下の写真は、小山さんのやっているお店の入り口で、うちの社員のYさんと、『オデッセイマガジン』の発行をお手伝いいただいているHさん。

Img_0695

午後はお取引先のみなさんにお集りいただき、第7回目のオデッセイユニバーシティ。ご出席いただいた皆さん、ありがとうございました。

Img_0701
夕方、オデッセイのオフィスがある新東京ビルに入るときに気づいたこと。ついに、ビルの案内が、日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語に。

MOS合格200万人目の記事

Photo_2
MOS合格200万人目への表彰状授与式の記事が、18日土曜日の静岡新聞にでていたということで、会場となったシステムプラザソフィアの上田さんから記事コピーが送られてきました。上田さん、ありがとうございます。

『村田良平回顧録上巻_戦いに敗れし国に仕えて』(村田良平著)

 最近読んだ本の中で、もっとも骨があり、かつ著者の信念を強く感じた本です。週末、上巻を読み終えましたので、今週から下巻に取りかかろうと思っています。日本の政治家や高級官僚の方たちの中で、しっかりした回顧録をお書きになられる方が非常に少ない印象を持っていて、いつも物足りなく思っていましたが、この本は例外中の例外です。作者が、日本とわれわれ日本人に残そうとする遺書なのだろうと思いながら、ボクは読んでいます。
 一般にはそれほど知られていない方かもしれませんが、日本の代表的な外交官のお一人で、80年代から90年代にかけて、外務省事務次官、駐米大使、駐独大使を歴任されました。まさに戦後の日本外交を、事務方において支えていらっしゃったトップのお一人です。最近、日米間の核兵器持ち込みに関わる密約の存在に関して、マスコミの取材に応じてオープンにされています。実際、この上巻において、以下のように明記されています。
 「実は、核兵器を搭載する米国感染の日本への寄港と領海通過には事前協議は必要としないとの『密約』が日米間にあった。つまりこの点については、政府は国会答弁において、『米国からの事前協議がない以上、日本へ寄港ないし日本の領海と通航する米国艦船に核兵器を積んでいるはずはありません』との一貫した説明を続け、国民を欺き続けて今日に至っているといえる。」(上巻ページ263)
 政治家、学者、同僚たちの人物評価も非常に面白く読ませていただきました。下巻を楽しみにしています。

古森義久さんの『村田良平回顧録』評
47 News
岡崎久彦さん(村田さんと外務省同期)の本書に関するエッセイ

 

病気にならないための運動

090720_002
 久しぶりに40分ほど、軽くサイクリングしました。ずっと腰痛のせいで自転車を避けていたのですが、ちょっと試してみました。
 この年になると、運動というのは、病気にならないために必須になります。若いうちは、いくら食べようと、飲もうと、あるいは夜遊びしようと、それなりに回復しましたが、今年に入ってこれまで以上に、自分の体の「不可逆性」を理解するようになりました。腰痛のおかげで、真剣に自分の体のことを考えるようになりました。
 体内の新陳代謝を常に活発な状態にするための運動を、できれば毎日やっていかないとダメだなと思います。腹八分目(できれば六分目か、七分目の方がいいかな?)、体内に毒素をためていかないために汗をかき、充分な水分をとっていく。そんなことを毎日心がけていかないと、いつか病気で寝込むはめになりそうです。かつて、大学受験の時に使った参考書に、イギリスの作家の、「運動のための時間を作るようにしないと、病院に入る時間を作らないといけなくなる」という文章があったことを覚えています。若い頃は切実に考えませんでしたが、このごろはまさにその通りだなと思っています。

動き回った一日

Img_0656
 日付は土曜日になってしまいましたが、(今日)金曜日午前中は、次号のオデッセイマガジンの取材立ち会いで、将棋の森内俊之さん(羽生善治さんのライバル)のお話を拝聴(場所は、千駄ヶ谷の将棋会館)。これまでオデッセイマガジンの取材に立ち会うことはなかったのですが、インタビュー相手にとても興味があったので、今週は2度ほど、ごいっしょさせていただきました。森内さんのお話にも、パソコンとインターネットが登場し、ネットが将棋の世界にも大きな影響を与えていることをあらためて認識しました。たいへんおもしろいお話でした。
 午後は、静岡市の清水にあるPCスクール、システムプラザソフィアを訪問。マイクロソフトオフィススペシャリストの合格200万人目はこのパソコンスクールで誕生しました。200万人目の脇田さんは、ワードに合格されたそうで、小社からは特製の表彰状をお贈りしました。新しい就職先も決まっているということですが、新しい職場でのご活躍をお祈りしております。
 写真は、脇田さんに表彰状を差し上げているところと、システムプラザソフィア代表の上田さんとのツーショット。

Img_0674
Img_0680

鶴見辰吾@マイクロソフト

芸能界のトップサイクリストの一人、鶴見辰吾さんが、マイクロソフトのHPに出ています。→「鶴見辰吾さんのアラフォーからの挑戦」

歩くことが前提、大学同窓との夕食

 次号の「オデッセイマガジン」に出ていただく方の取材に立ち会わせていただきました。無酸素8000メートル峰への挑戦を続けている登山家、小西浩文さん。人類5万年の歴史の中で、人が歩かなくなったのは、この50年か、60年かのこと。ヨガがインドで生まれたときには、人間は一日のうちで何時間も歩いていた。歩き、足腰を鍛えていた人間を前提としたその時のヨガと、今のように一日に30分か、せいぜい1時間歩く程度の状況でヨガを行うことはまったく別物で、本来のヨガの意味は失われてしまったという話が、引っかかりました。
 夜は、大学の同窓二人と食事。二人とも転職経験者(ひとりは一回、もうひとりは二回)
。距離の違いはあるけども、3人とも、日本の企業社会の中で、ちょっと遠回りをしたり、歩き回ったりしたくちかな?ボクが一番寄り道と遠回りをしていると思うけど。

残酷な時代_190キロ体重の女性

 昨晩、ツールドフランスを見ようと思ってテレビをつけると、190キロからの減量に挑戦する女性が登場する番組があり、こちらも減量に挑戦中の身なのでちょっと目が止まってしまいました。
 この前読んだある本(「肥りゆく人類)には、肥満というのは今の社会が制度的に作りだしている病ではないかというような考えがありました。ギャンブル依存症にしても、タバコ依存症にしても、アルコール中毒症にしても、そして借金中毒症にしても、消費しろ、もっと買え、気持ちよくなるぞ、人生楽しく生きろと、われわれを洗脳し続けようとする企業の大声を、朝から晩まで聞かされる、そんな社会が制度的に作りだしたものだという考えです。
 イスラム圏の国々の様子をテレビで見たりすると、宗教の戒律が生活を縛っているように見え、ちょっと不自由な感じがしますが、われわれの生活も、家の中にいては、テレビやネットで消費への衝動を強烈に刺激され、一歩外に出ると交通広告や電飾看板などが目に入ってきて、ある意味、イスラム圏以上に強い「戒律」がこの社会にはあると思うことがあります。
 企業社会が押し進める消費生活の洗脳があまりに強すぎて、意志の弱い人間にとっては、とても残酷な時代になっているのでは?夕べ見た190キロの女性を、そんな社会の犠牲者のように見てしまいました。
 

テレビCM第2弾の撮影

Img_0653
 夕べは某県の某大学のキャンパスを借りて、小社のテレビCM第2弾の撮影がありました。社員のKさんとボクも、午後から立ち会ったのですが、撮影終了は午後10時過ぎ、家に着いたのは午前1時でした。来月半ばから、まず福岡、東京エリアでオンエアになります。男性版、女性版の二つを制作します。男性版には、劇的ビフォーアフターにでている細田よしひこさん、女性版には藤井美菜さんに出ていただきました。偶然ですが、ふたりとも慶応大学在籍中。お楽しみに。
 今朝の新聞で読んだ話ですが、サイモンラトルが指揮するブラームス交響曲全集が、特別DVD付きで6000円で発売される、とか。「不況もまたよし!」(→
EMI)
 写真は、今朝のカイの表情。階段の上のところに構えて、ボクが会社に行く準備をしているところを観察。

スーパーとメーカーの綱引き

 雑誌「日経ビジネス」(2009年7月13日号)によると、イオンのPB(プライベートブランド)であるトップバリュのビールは、サントリーが製造している「第3のビール」(税金が安い)。ただしその商品には、トップバリュとサントリー、2つのロゴが入っていて、イオンはそれをPBとし、サントリーはPBとは考えていないという、奇妙な状況が発生しているという記事を出しています。

 そして今日の日経朝刊は、「サントリーとキリンが経営統合を検討」という、特ダネが一面を飾っていました。

 この頃クロイヌは、「OK(オーケー)」という、現金払いのみ、買い物袋は持ち込み、でもメーカー品の値段が他よりも安いというスーパーを愛用しています。昨晩、久しぶりに近所のダイエーに行くと、イオンのPB商品が多くなっていることに驚きました。ヨーグルト、牛乳、菓子、ビール、お茶などはほんの一例。こんな調子だと、PBの牛、マグロ、パイナップルなど、あらゆるものがPBになりそうで、そんなスーパーだと買い物に行くのも、楽しくないなと思いました。(きっと、かつての共産主義国での買い物は、そうだったのではないかと想像します)

 国内市場の伸びが期待されない日本で、大きな地殻変動が起きつつあることを感じます。

さい銭泥棒へのアドバイス

Img_0635_4
Img_0638
Img_0636

とある地方都市の小さな神社で見かけた、さい銭泥棒へのアドバイス(一番上の写真をクリックしてみてください)。木彫りの狛犬たちもユーモアたっぷり。

『日本国の正体』(長谷川幸洋著、講談社刊)

 一部で話題になっている日本の権力構造分析の書。著者は、東京新聞論説委員。政治家、官僚、メディア、いったい誰が本当の権力を持っているのか? あらためて、利益集団としての官僚たちの強さを感じました。つまるところ、日本の政策を作り、実行してきたのが彼らであり、政治家やメディアは、官僚の「ポチ」(著者の言葉)にすぎなかったということが何度も強調されます。
 大学の頃、一時、就職先として新聞社を考えたこともあるのですが、そちらの分野にいかなくてよかったなと思っています。この本を読んでいても、決して魅力を感じません。また、申し訳ありませんが、この本で描かれている霞が関の現状にも尊敬の念を持つことは難しい。この本の中で実名であげられている一部の政治家にいたっては、哀れみさえも感じてしまいました(例:アル中で、あの無様な記者会見のあと、辞任した大臣)。
 政治家やメディアの人間が、どうして官僚の「ポチ」になってしまうのか?いろいろと理由はあると思うのですが、頭の悪くない官僚たちに対抗するだけの勉強の時間や調査していくだけの組織力を持たないこと、情報が官僚たちに集中しがちであることなど、基本的なところで大きなハンディキャップがあるように思います。
 外務省の秘密文書を、外務官僚たちが隠蔽し、さらには秘密裏に廃棄していたことが今週の各紙で連日報道されています。この動きの背後に、どのような思惑があるのか、なぜ外務省の元高官たちがこのことを新聞各紙に認めつつあるのか、来る選挙での政権交代の可能性との関連は?などなど、ボクのようなノンポリでもちょっと関心を持っています。
 
『日本国の正体』にかえると、著者は、新聞は速報の役割は通信社にまかせ、もっと分析に注力するように提言しています。それは、自分の頭で、しっかり考えよということもあります。ビジネスでも思うのですが、孤独に耐え、自分の頭でしっかり考え続ける人が、日本には少ないように思います。他人事ではなく、自分にとって、大きな課題としてずっと感じていることでもあります。村社会の付き合いの中で、自分の考えを持つことは、決して容易いことではないのですが、それなくして、オリジナルなこと、普遍的なことを考えたり、実行していくことができるのか?
 それから、この本のひとつの問題提起は、
「税金は、誰のものか?」ということです。今回の不況対策としての補正予算14.7兆円のうち、減税に代わるものとして実行された定額給付金は2兆円。これ以外は、基本的に直接われわれ国民に「還元」されるのではなく、官僚たちのさまざまなフィルターを通してばらまかれるお金です。決して多額の金額ではないかもしれませんが、ボクもバカ正直に税金を払ってきています。この国で生まれ育ち、生命の危険もそれほど感じることなく、日々安全なうちに経済活動を行っていくことができるのは、日本という国家のおかげかと思っています。そうとはいえ、税金はもともとわれわれ国民のために使われるべきであって、特定の利益集団のために使われるべきものではないはずです。
 そういう意味で、著者が「定額給付金は決してばらまきではない。もっとも公平にすべての国民に分配されたもので、もっと大きな金額であるべきだった」という意見に、ボクは目からウロコでした。
 政権交代がかかる選挙まで、あとわずかの時間しか残されていませんが、選挙前に一読する価値はある本かと思いました。

VBA エキスパート試験

 弊社で開発、運営しているIT資格に、VBAエキスパート試験があります。われわれの努力不足もあって、まだまだMOSほどの認知度はありませんが、MOSのエクセルやアクセスに合格した方たちに、上位資格、上位試験としてぜひ挑戦していただきたい試験です。

 ある調査結果をみていると、マイクロソフトオフィスのユーザーの中で、VBAを使っているという方たちが、かなりの数になっています。実は昨日、ちょうどVBエキスパートのことを社内のミーティングで話したばかりだったので、この調査結果をおもしろく読みました。
「OpenOffice.orgを業務で使っているのは19.2%,Microsoft Officeは半数以上が2003」(日経BP IT Pro)
VBAエキスパート

毎日執筆、本200冊読破

 今日の朝日新聞夕刊の「人生の贈りもの」で、ある作家が、「天才作家はいいでしょうけど、われわれふつうの作家は毎日、書かないといけません。バイオリニストが毎日、トレーニングするのと同じです。手を動かすことで、続きが浮かんでくるもんですから。想が浮かんだときだけ書く、それじゃあ、絶対ダメです。」
 また、ものを書くときは、その分野に関する本を100冊か200冊、読めばいい、とか。この方法論は、立花隆さんと同じ。
 すべての仕事人にヒントになる言葉!

水を求めるコアラ

Photo_2 Photo_3 Photo_4

 今年の1月にオーストラリアで撮られた写真のようです。お取引先の会社の重役の奥さん(柴犬を飼っている!)から送られてきたコアラの写真。1月はオーストラリアの夏ですが、あまりの暑さに、コアラたちも人から水を分けてもらっています。

MBI25-27が長生きする(ちょっとメタボがいい)

 ちょっとメタボの方が長生きするということを、多くの医者が言っています。太り過ぎに対する懸念は糖尿病ということでしょうが、実は痩せ過ぎも糖尿病の原因になるそうです。痩せ過ぎは太り過ぎ同様、危ないそうです。
 今朝もNHKラジオ(5時台の「健康情報」というコーナー)で、
浜松医科大学名誉教授の高田先生が、「痩せ過ぎは危ない。ちょっと太めの方がいい。」というようなメッセージをタイトルにすると、本が売れない、痩せている方がいいという刷り込みがあまりにも強すぎる、とお話されています。先生のお話では、一番栄養素を必要とする脳を、頻繁に使うことを要求されているこのストレス社会では、ある程度メタボの方がいいそうです。
 とはいえ、ボクの場合は、腰痛のためにもうすこし体重を減らした方がいいかな、と思っています。

『大変!_その原因と対応』(大武健一郎著)

 ある昼食会で著者のお話を拝聴。著者は、1970年に旧大蔵省入省、主税局長、国税庁長官を歴任。税金のプロ中のプロ。
と言っても、今日のお話は税金のお話ではなく、最新の著書である『大変!』からのお話。この「大変!」というのは、「大きな変化」の略で、この20年近くの間に起こっている変化の原因、内容を理解し、新しい状況に対応していこうということ。
 内容は雑誌にお書きになられたようなことをまとめていて、気軽に読み通すことができます。
中国、ベトナムでも教鞭をとられ、日本においては、大塚ホールディングス副会長、TKC全国界筆頭副会長。メチャクチャ、話題の豊富な方でした。
 しなやかな発想と行動力をもち、粘り強いこと
 「現場」を大切にすること
など、企業経営にもヒントになるお話満載でした。
 もっと自信と勇気を持て、というメッセージ、大賛成!(そして現場を知らないマスコミの流す悪い話ばかりに振り回されるな、とも。)

文盲は哀しい〜映画『愛を読むひと』

 日曜日の夜に久しぶりに観た、主演のケイト・ウィンスレットがアカデミー賞最優秀主演女優賞をとった映画。文盲だったことを隠し通し過大な罪を受け入れた女。文字が読めない、書けないことは哀しい。この哀しい存在の女に、年下の男の主人公は、ホメロスの『オデッセウス』を朗読してあげます。この『オデッセウス』の英語読みは、「オディシー」、日本語発音ではうちの会社の「オデッセイ」になります。会社名の由来の詳細は人には話したことはないけど、この『オデッセウス』から来ています。
 この映画の隠されたテーマのひとつって、「人は自分の経験を他人に伝えることができるのか」ということかと思いました。収容所でのユダヤ人の経験を、文盲であることを隠さないではいられなかった気持ちを、愛した女の悲劇的な存在を。そしてこのテーマは、「他人の経験から人は学ぶことができるのか」と、置き換えることもできます。
 「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」と言います。大きな政治や外交だけでなく、ボクら一人ひとりの日常のことでも言えることかと思いますが、愚者であるボクなんかは、自分で経験しないとなかなかわからないことが多いです。
 ハーバードビジネススクールの教授法である「ケーススタディ」も、「他人の経験から学ぶことができるか」ということです。こちらもなかなか難しい話だと思います。

映画「愛を読むひと」

今年のツールドフランスを楽しむために

 昨日今年初めてと言っていいくらいなのですが、家のまわりを自転車で20分ほど走りました。まだ腰痛がひどいので、本格的に走ることはできないのが残念です。仕事のスケジュールもあって、過去3年参加しているホノルルセンチュリーライドは今年はあきらめています。
 今年のツールドフランスには、7連覇を果たしたランスアームストロングが復活したことだけでなく、別府選手と新城選手というふたりの日本人サイクリストが参加していることもあって、これまで以上に日本でも関心が高まっているように感じます。
 ツールを楽しむためにも、期間中に、ぜひ『ランスアームストロング〜ツールドフランス永遠のヒーロー』をお読みください。なんと言っても、ボクらの企画でイギリス人ライターによって書かれた本です。まず日本語訳が、そしてこれから英語版の出版が予定されている書籍です。世界に先駆けて日本で読むことができる、引退から復活までのランスの物語です。
 早寝早起きのボクとしては、最後までみることができないのですが、J Sportsのツール実況放送も見るようにしています。

american book & cinema
J Sports Cycle

SmaStation!!でMOSを取り上げていただきました

正直言うと普段見ることのない番組で、昨晩の放送時間も完全にベッドの中だったです。録画を撮ってもらっているので、それを見るつもりです。テレビ朝日のSmaStation!!という番組の、「女性が輝くおすすめ資格ベスト20」という特集で、MOSをご紹介いただきました。関係各位に感謝申し上げます。

sma Station!!

東大阪訪問ー近畿大学、司馬遼太郎記念館

Img_0613_4 

 この前の金曜日、2度目になりますが近畿大学を訪問させていただきました。日頃、経済学部、経営学部の学生たちに、弊社のIT資格をご紹介いただいており、今年は経営学部の藤江亨さんが、エクセルの大学部門で4位入賞でした。次回も多数の参加をお待ちしています。
 前回、近畿大学を訪問した際、この大学のキャンパスからそれほど遠くない、タクシーでもワンメーターのところに、司馬遼太郎記念館があることを発見していました。そして今回の訪問で司馬遼太郎記念館訪問が実現!次のアポが大阪市内であったため、ほんの30分程度、司馬遼太郎が生前暮らしていた家(そこには、まだ奥様が生活されているとか)と、安藤忠雄が設計した建物からなる記念館を訪問しました。
 司馬遼太郎の蔵書4万冊が、普通の家にすれば4階ほどにもなろうかとする壁一面に展示され、見るものを圧倒する高さでした。そして、ひとつの壁には、司馬遼太郎が小学生の教科書のために書いたという、
「二十一世紀に生きる君たちへ」という素晴らしいエッセイが額に入れてかけられています。この文章を書くために、作家は長編小説を書くほどのエネルギーを使ったと言っていたそうですが、死を自覚した作家の未来の世代への素晴らしいメッセージになっていて、「誰か、このエッセイを英訳したのだろうか」と思いました。日本にも、こんなにも謙虚で、優しく、でも力強く生きていくことへの励ましを与えてくれる作家がいたことを、海外のひとたちにもぜひ知ってもらいたいと思います。
 ボクは決して司馬遼太郎の熱心な読者とは言えないと思っています。というのは、歴史小説家であるこの作家の代表的な小説はほとんど読んでいないからです。高知県生まれだというのに、『龍馬がゆく』にさえも手をつけていませんから。
 さらに言えば、日本人の歴史観に過大なほどの影響を与えてしまった司馬遼太郎という作家の功罪もあるのではないかと思うこともあるくらいです。
 でも、この作家の人柄そのものが伝わってくるエッセイはとても好きです。司馬遼太郎のエッセイは、『この国にかたち』を始めとしてかなりを読んでいます。まだ途中ですが、『司馬遼太郎が考えたこと』の全シリーズもきっとすべて読むだろうと思います。
 そして「二十一世紀に生きる君たちへ」というエッセイを読んで、ますますこの作家が好きになりました。

司馬遼太郎記念館

最初の写真は、近畿大学キャンパス。

下の写真は、司馬遼太郎の書斎(外からだけ拝見できます)と、記念館の外観(一部)。

Img_0614
Img_0618

桐朋高校からハーバードへ

昨晩、Harvard Club of Japan主催のセミナーがあって、日本を訪れている二人の教授の話を聞く機会がありました。ひとりの先生は、脳の発達を研究している先生(Takao Hensch)、もう一人は科学史を研究している先生(Shigehisa Kuriyama)。

脳の研究者によると、言語の習得能力は11歳前後でほとんどが決まってしまうとかで、諸外国の第二外国語教育開始年齢をみると、10歳以下で第二外国語の勉強を始めている国が多いようです。

もう一人のKuriyama先生は、針治療の修行を3年やって自分には合わないということで学校に帰って行ったユニークな経歴の方。ハーバードの学部の授業で、iMovieを使って生徒に発表させているようですが、教師との力関係、生徒たちの学習方法、動機づけに大きな変化が見られるという話で、とてもおもしろい内容でした。

ところで、雑誌などで、日本の高校からハーバードやスタンフォード大学の学部に入学する生徒がでてきているという話を読んだことがありましたが、昨晩はそのような生徒が一人来ていました。今年の9月ハーバードの学部に入学するという日本人学生で、国立の桐朋高校の卒業生だそうです。今年、日本からは一人だけのようですが、健闘を期待しています。

Shigehisa Kuriyama

Books by Shigehisa Kuriyama

Takao Hensch

派遣社員のままでいることを望む人たち

 今日昼食をいっしょにした、会社を経営している友人が言っていた話です。彼の会社で働いている派遣社員40名全員に、希望があれば正社員にしてあげるという提案をしたそうです。結果は、40名中8名だけが正社員希望だったそうです。

 正社員を希望しない理由としては、以下のようなものがあげられたそうです。

1 週末勤務が発生する可能性は困る

2 責任が発生する立場はいやだ、会社にコミットしたくない

3 好きな時間だけ働きたい、好きな時に休みを取りたい

 派遣会社の経営者からも聞く話ですが、これらと同様の理由で、正社員ではなく、派遣社員の立場を望んでいる人たちが結構の数いるということです。ただ、このような「贅沢な」、あるいは「恵まれた」ことを言っていられる人たちは、今の時代、少数派になりつつあるのかもしれませんが。

 昨年話題になった「派遣切り」のせいか、派遣社員、正社員の議論が、現状をしっかり把握し、事実関係を幅広く調べたうえでの議論になっているのか、少々、疑問に思うことがあります。一方的に企業側が悪いという議論には、賛成できない点もあります。就労者側の意識、ニーズに関しても、現状の正確な把握と、論理的な議論の必要を感じます。

 われわれの資格を受けてくださっている人たちの中には、多数の派遣社員の人たちがいます。彼ら、彼女たちの中にも、さまざまな理由で派遣社員であることを望んでいる人たちがいるはずです。 また、資格は派遣のライフスタイルを望む人たちにとって、会社に代わるひとつのアイデンティティになっているような気もします。