通訳者解雇の記事

大谷選手の通訳が解雇されたという記事を読んだ。なんとも残念な話。違法なギャンブルにのめりこんだこと、負けを大谷の銀行口座から支払ったこと(このことについて窃盗かどうかは現時点で不明)。いつの間にか自分の分を忘れてしまった人間の悲哀を感じた。あくまで「付き人」である人間が、記事で取り上げられるようになり、テレビでもインタビューを受けたりし、さらにはおカネに関する意識も変わっていったのか?まわりは何十億、何百億をもらうMLBの選手たちに囲まれ、自分を失った大谷の通訳者!華々しいMLBのダークサイドを表している気もする。

つぎはウィンブルドン!

全豪女子優勝の大坂なおみ選手にこころからおめでとう。
つぎはフレンチオープンなのはわかっているけど、やっぱりウィンブルドンで頑張ってほしいな。
今朝、ロンドンから帰ってきたこともあり、頭のなかはウィンブルドン。
2015年にウィンブルドンで観戦の機会がありましたが、今年ぜひ大坂選手の試合を観戦したいなあ。

プロとは?

柏のネルシーニョ監督が突然の辞任表明。今シーズン、リーグ戦の戦績がぱっとしない柏。昨日鹿島に1−3で敗れた直後の一方的な辞任発表だった。「失敗につぐ失敗が敗因。こういう負け方はプロとして受け入れがたい。」「チームを3位以内にするのが私の使命。上に上がるチャンスを取りこぼしてきたのは何かの理由がある。」

この前大宮をクビになったべルデニック監督も、日本人選手について、「プロであれば、選手はやる気を自分で持つべき。監督が選手をやる気にさせないといけないというのは、プロではない証拠。」というような発言をしていた。

ネルシーニョも、柏の選手たちに、プロの選手としてのなにかが欠けているという趣旨のことを言っている。それはなにか、聞いてみたい。

今年、柏の試合は、2試合見ている。どちらもひどい試合だった。一試合目は、4月13日の甲府戦(アウェー)で1−3の負け。二試合目は、5月26日国立であった浦和とのホーム試合。この試合は2−6でボロボロにやられた試合で、後半、腹が立った僕は途中で退席してしまったくらいだった。過去、ネルシーニョの魔法と言われてきたのに、一体、どうなっているのかというのが、この2試合の感想だった。

結局、魔法の言葉に反応してくれない選手たちに、魔術師がさじをなげたということか?

プロ意識という意味では、なにかが足りないのは、スポーツ選手だけじゃない。

イチローのトレード。

イチローがシアトル・マリナーズからニューヨーク・ヤンキーズに移籍した。マリナーズで大リーグ人生、さらには野球人生を終了するだろうと思っていたイチローだったけど。

でもこれがキャリアだと思うし、人生だと思う。絶対この人と添い遂げるなんて思っていても、人の気持ちは変わることもあるし、この会社で一生お世話になると思っていても、会社自体がなくなることもあるわけだから。

外資系企業はドライで人情もなさそうだと思われているのかもしれないけど、外資系企業と言っても、米系、欧州系、アジア系で、それぞれ違う傾向があるだろうし、企業によっても違いはある。でも、「ドライ」で、「見切りが早い」ことは、本人にとっても、あるいは所属する企業や団体にとっても、決して悪いことばかりじゃない。いい面もたくさんある。株式投資でも、事業においても、見極めること、深追いをしないこと、時には早め早めの損切りを行うことは大切だ。

今回のイチローのトレードは、本人が申し出た話だと読んだけど、判断や決断がいつもあとあとになりがちな人が多い日本で、イチローはさすがだなと思う。20代前半の若手選手を育てようとしてるチームの中に、自分がいつまでもここにいてもいいのかという疑問。イチローの美学には心から敬意を表したい。イチロー、そして野茂は特別な存在だ。寡黙な野茂、雄弁なイチロー。泥臭い野茂、超スマートなイチロー。イチローは、シアトルでも、この前東京ドームであった、マリナーズとアスレチックスの試合でも観戦したことがある。野茂が投げるところを見ていないのが心残り。

日本の財界、政界、あるいは官界のシニア世代で、若手にもっとチャンスを作るために、自分は後進に道を譲るなんてことを言ってくれる先輩方が、どれだけいるだろうか?イチローみたいに一生分の財産を築いていれば、とっとと辞めたいと思っているのだろうけど。

日経新聞はスポーツ記事がいいね。

日経新聞はスポーツ記事が好きだ。ビジネスの記事は正直言って面白くないものが多い。企業の記事なんて、「企業の広報記事ですか?」と言いたくなるような記事ばかりだ(いや、「多い」としておこう)。

先週5月25日金曜日の「速くなるにはまず減量」の特集記事は特に良かった。このページはボクにとっては何度も繰り返して読みたくなる内容だったので、しばらく大切にとっておくことにする。

編集委員の吉田誠一さん(普段、サッカー記事が多い人)が「ランナーのホンネ」というエッセイを、『「速くなりたくないんですか」と問われれば、答えは「なりたいです」なのだ。「だったら我慢しなさい」という声が聞こえる』という文章で締めくくっている。

五輪代表の藤原選手は、「食べたいものを好きだけ食べてしまわないようにしている」。

「どうすれば減らせるの」という見出しの話では、「運動こまめに 食事制限」、そして「お勧めは朝食前のランニング。グリコーゲン(糖)が枯渇している状態なので、脂肪が燃えやすい」とか。

健保組合からメタボに注意の連絡をもらい、管理栄養士について3ヶ月。4キロほど体重が落ちたのだけど、この2、3週間ほど、せいぜい現状維持がいいところなので、この特集記事は、ちょうどいいタイミングだった。

日経新聞のスポーツ、文化欄担当の皆さん、日経の「保守本流」でないからこそ、これからもおもしろい記事をお願いします!

プロ登山家・竹内洋岳(たけうち・ひろたか)

4月21日の朝日新聞beの「フロントランナー」で、プロ登山家の竹内洋岳(41歳)が紹介されていた。上下関係や、個人と組織のことまで触れる内容で、とてもいいインタビュー記事だった。こんな人が日本のいろいろな分野ででてくると、日本はずっといい国になるだろうと思います。組織の前に個人 (individuality) を持った人、そんな人がもっと、もっと増えてこないと、無責任なサラリーマン根性の人間ばかりになっては、いま進行中の、日本の「第二の敗戦」はこれからあと20年も続くのでは?

以下、とても共感を覚えた彼の発言:

「2001年にドイツ人登山家の組織したナンガパルバット(8126メートル)の国際公募隊に参加。それまで経験した日本隊の組織登山とは全く違いました。お互いファーストネームで呼び合い、全員に登頂のチャンスがありました。幸い登頂でき、実力を認めてもらいました」

「8000メートルを超える高所登山は万全のコンディションでないと登頂できません。ささいなけがでもパーフォーマンスは落ちます。酸素の消費量を増やさないため、余分な筋肉はつけません。身長は180センチありますが、体重は60キロくらいがベスト」

「プロって、何かと考えたら、結局は覚悟だと思います。長男の幼稚園の入学願書に妻は『会社員』と書きましたが、私は『登山家』と直しました。確かに登山用品専門店ICIの社員ですが、会社から『プロ宣言』を認めてもらっています。日本では登山家という職業が確立されていません。プロを名乗ることが登山をスポーツや文化として根付かせる第一歩なのです」

「登山には競技スポーツのようなルールがありません。だから、自分で制約を加えないといけません。プロとして14座を登るとき、内容が問われます。無酸素なのか、酸素ボンベを使ったのか、と。欧州だと14座制覇は無酸素でないと評価されません」

「親しかった田辺治さんはダウラギリ1峰で雪崩で亡くなりました。私よりヒマラヤ経験の多い田辺さんでも、雪崩は容赦しなかった。本人は悔しいと思っているでしょう。でも、登らなければよかったという後悔はしていないと思います。だから、私が遭難しても悲しんでもらいたくないです」

「富士山が日本一高い山なのは誰でも知っています。じゃあ2番目は?あやふやになりますね。日本人なら3番目の山までは知っていてもらいたいです」

「14座についても、エベレストとK2をのぞくと同じでしょう。世界で14番目に高い山を子供たちが知るようになった時、山に対する考え方が変わるのではないでしょうか。それなれば志半ばで逝った山田昇さんや名塚秀二さん、田辺さんの再評価につながる」

コンサドーレ・サポーターの皆さん、よろしくお願いします!

オデッセイコミュニケーションズでは、4月7日のコンサドーレ対レイソルの試合のスポンサーをさせていただきます。小社は2006年より過去6年間天皇杯のスポンサーに加わるなど、Jリーグをサポートしています。(次回の天皇杯にもスポンサーとして加わる予定です)。今回地元経済界の有力者の方とのご縁があって、レイソルとの試合のゲームスポンサーをさせていただくことになりました。

正直に告白しますと、私はずっとレイソルを応援しているのですが、この試合はコンサドーレを応援します!札幌ドームも初めてです。とても楽しみにしています。

今シーズンは、レイソルもいまひとつの調子ですので、昨年のJリーグ王者相手であろうと、コンサドーレにもチャンスが大いにあるのではないかと思います。ぜひ今季初の勝ち点3か、最低でも勝ち点1を上げ、ひとつでも順位をあげてください。

札幌には仕事で毎年数回はお伺いしています。仕事でお世話になっている方々も多く、東京同様、大好きな街です。いつか札幌に住んでみたいとも思っています。札幌の皆さん、よろしくお願いします。

オデッセイHP

追記
試合当日は当社特製のタンタン・グッズのプレゼントがあります(抽選)。ご期待ください!

冬の朝は皇居一周がサイコー!

冬になると、だんだん水泳から皇居一周早歩きが楽しくなってきます。冬の東京、大好きです。
東京の冬はいくら寒くても耐えられないような寒さではなく、歩き始めて20分ほど経つと体が温まってきて、透き通った冬の空気の中で軽く運動しているととても爽快な気分。皇居一周約5キロ、早歩きでだいたい50分。
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皇居のイチョウの木

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半蔵門周辺

永遠の「さよならホームラン」。

今夜の東京ドームでの対タイガース最終戦は、今シーズンなんどか見たジャイアンツの試合の中で最高の試合だったかもしれない。エースの内海はしばしばボールが先行し、決して最高の調子だとは見えなかったけども、もうだめかと思われた7回、8回をしのぎ、ついに10回の表まで投げきった。9回、10回に投げたボールは、相当根性が入っていて、147球も投げたことをまったく感じさせない内容だった。1−1のまま迎えた10回裏、1、2塁に走者をおき、内海に打席が回ってきた。一瞬、背番号26かと思われたユニフォームがバットを振る姿を見た観衆は、内海がこの回も打席に立つのかと勘違いし、ドーム内にはどよめきがひろがったのだけど(ボクもそのひとり)、その打者が背番号24の高橋由伸だったことがわかると、さらに大きなどよめきが起こった。そしてその高橋はなんと3ランホームランをライトスタンドに放ち、ジャイアンツは2試合連続のさよなら勝ちをおさめた。

昨年まで野球に「まったく」と言ってもいいほど関心を持っていなかったボクは、今年はかなりの試合を観に、東京ドームに足を運んできた。野球にはまだ疎いボクでも、代打の打者を待ち受ける運命がどれだけ残酷なものか、なんども見てきた。2割、3割の打者は単純な確率からいえば、10回打席に立って、2回、あるいは3回しか生き延びることはできない(逆に言うと、7回か8回は無残にもその場で死んでいくのだ)。走者を塁において、併殺打なんて打ったあかつきには、強烈なファンからはそのシーズン中、ずっとやじられるなんてこともあるかもしれない。代打で期待通りに塁に出る、ヒットを打つということは、それほど難しい。代打の打席に立つことは、あまり勝ち目のない戦いをしに、リングにあがることを命ぜられることに等しい。ましてや代打でホームランを打つなんてことは、「あってはならない奇跡」なのだ。

代打のホームランと言えば、もうひとつ記憶に残っているホームランがある。それはロッテから移籍してきた大村三郎(ロッテでは、サブロー)が、一軍登録が済んだばかりの日(7月1日の対ドラゴンズ戦)、ジャイアンツのユニフォームを着て立つ初打席に、なんとホームランを打ってしまったのだ。大村サブローは、打てないジャイアンツ打線の助っ人として、急遽ロッテからトレードされてきたのだけど、悲しいかな、この初打席のホームラン以来、2号めのホームランはまだ生まれていない。あのホームランは、ボクの脳裏には、陽炎のように残っている。

ボールが変わったことが理由にあげられているけども、今年東京ドームでジャイアンツのホームラン数は現時点で確か100を切っていて、昨年の半分以下にとどまっているという記事を読んだ記憶がある。それくらい今年の東京ドームで、ジャイアンツはホームランが打てていないということなのだ。内海、澤村などの投手陣が頑張っても、なかなか勝てない試合が多かったのは、打線がまったくダメだったせいでもある。

今夜の高橋のさよならホームランの目撃者のひとりとして言わせてもらえば、さよならホームランは、ダイヤモンドのはるか彼方、「永遠」とも言える空間に消えていったひとつの魂だとさえ思えた。そんな試合にはそう滅多にお目にかかれるわけではないことは、今年なんども東京ドームに足を運んだボク自身の経験からも言える。でもそんな奇跡がごくたまに起こるから、熱心なファンはこのスポーツのドラマに引きつけられるのかなとも思った。

もう一度繰り返すけど、「さよならホームラン」は永遠の西方浄土に消えていった魂みたいなものだ。その現場に立ち会うことができるのは、本当にラッキーなことなのだ。

「疾風に勁草を知る」

先日、社内で社員の人たちに紹介した言葉。

疾風は激しく吹く風のことで、勁草は強い草。出典は後漢書の王覇伝。
自分に従って来た者達が次第に離散していく状況に劉秀が慨嘆して述べた言葉。

過去2年間小社もスポンサーとして加わっていたアビスパ福岡は、開幕から勝ちがない状況。今夜の試合も、浦和に0−3で負けたとHPで知りました。

そんなアビスパの関係者の皆さん、選手の皆さんに、この言葉をお贈りしたい。「困難に遭ってはじめてその人間の本当の価値、本当の強さが分かる」という意味のこの言葉を。いや、アビスパの皆さんだけでなく、自分自身にも言い聞かせている言葉です。

レイソルも、今夜はホームで、ガンバに2−4で完敗だったようですから、レイソルの皆さんにも同じく、この言葉をお贈りしたいです。

そして最後に、われわれの国、日本にも、この言葉を。