「ホネナビ」にはまっています。

昨年末から2度ほど、『ホネナビ』の著者の長谷川先生とお会いしています。会社にお越しいただき、社内で先生の講義をお聴きすると同時に、先生が提唱されている「ホネナビ」を実践的に学習するチャンスをいただきました。
ぼくの母校でも体育を教えていらっしゃる先生は、一年のうち数ヶ月を山形で過ごし、山伏としての修行も続けていらっしゃる、超ユニークな方。ぼくも腰痛がよくなった暁には先生に「弟子入り」して、山伏修行の手ほどきをしていただきたいと、勝手に思っています。
「ホネナビ」は、本もでていますので、詳細はそちらをごらんください。ぼくは朝起きてからまずこの「ホネナビ」体操を4、5分かけておこなっています。
長谷川先生の教えのなかで一番心がけていることは、全身をリラックスさせて自然な身体状況を作り維持することは、「底力」を発揮するためには大切だというお話。身体の一部に無理な力が働いている状況では、スムーズに力は出てこない。
それから、筋肉を鍛える前に、関節回りを柔らかくし、身体の各部分の稼働域を広げること。歪んだ身体のまま筋肉を鍛えたとしても、身体にはマイナス。
会社経営、組織作りにも参考になるお話。

55歳。

今年は腰痛でさんざんな一年だったのですが、今月55歳の誕生日を迎えました。これまでも何年かごとに腰痛に悩まされてきましたが、こんなに長い間しんどい思いをしているのは今回が初めて。これが年をとっていくということなのか。
さすが55歳にもなると、残りあと何年働き、生きていくことができるのか、かなり真剣に考えないといけなくなってきます。大学生の頃は、30年後は俗世間から離れたところに行きたいなんて、漠然と考えていましたが、いまもその頃の気持ちは心の片隅に残っています。
我が家のカイさん(♀の甲斐犬)も来年2月の誕生日には16歳になります。緑内障で両目の視力を失い、今年に入ってからは認知症が目立つようになっています。年をとることはどんな結果をもたらしうるのか、目の前で示してくれています。
会社をやっている限り、社員の人たち、お取引先への責任もありますし、まだまだ自分がやってきたことをきちんとした形にできていないという気持ちが強くあります。なので、当分、仕事最優先でやっていきますが、でも遊びも遠慮なく続けていきますよ。
21世紀、大きく環境が変わりつつある中、自分が希望する人生を送っていくために、個々人がどんな勉強をし、スキルや知識、考え方を身につけないといけないのか。自社の仕事を通して広く世の中、特に若い人たちにですが、アピールしていきたいと希望しています。いつの時代にも、組織のためよりも、根本的には自分のココロが望むことをやっていくことを応援していくことが、ぼくの希望するところ。
「ココロの欲するところに従いて、ノリをこえず」もいいのですが、ぼくは「ココロと身体の欲するところに従いて」を大いに強調したいです。優等生っぽいこと言って、ノリをこえないことを気にしていたら、あまり大きな仕事もできないような気がします。
年をとっていくことで、ますます自分の気持ちに素直に、自分にウソをつくことなく、のびのびやっていきたいです。

明けましておめでとうございます。書籍『和食の知られざる世界』。

今日から2014年始動します。
12月中は海外出張、国内出張がかさなり忙しく動き回りましたが、年末、年始は、ずっと東京でした。運動、映画(「永遠の0」、「世界一美しい本を作る男」)、読書。お付き合いいただいている辻芳樹さん(辻調理師専門学校代表)が書かれた『和食の知られざる世界』(新潮新書)も読んだ一冊ですが、和食を固定的にとらえるのではなく、世界の大きな動きの中で和食の可能性を探ったとてもいい本でした。帯にある「辻調グループ代表だから書けた」ということばに、ウソはないように思います。
今年は「2倍速」を心がけます。2倍の早さでモノ事を決め、行動していきます。
皆様、本年もご指導、ご鞭撻をお願いします。

以下の写真は、元旦の天皇杯決勝戦。
2014年元旦天皇杯決勝

試合はマリノスの勝ち。

マリノスの勝利

こちらの写真は先月アメリカ出張中に会ったアメリカのクロイヌ。捨て犬だったそうですが、今では大切にしてくれる飼主さんに出会って幸せそう。
アメリカのクロイヌ

10年後の世界

世界経済フォーラム東アジア会議に参加するために、初めてミャンマーに行きましたが、1000人近くの人たちが一堂に集まる国際会議は、首都ネピドーでも初めてのことだったようです。

町のなかの幹線道路は、こんな感じでした。

ネピドー

10年後、この町がどれだけ発展しているのか?すぐに来てみようという気はありませんが、10年後、まだ元気に動き回っていたら、もう一度来てみたいです。

そういえば、昨日、いとこにミャンマーに行ったことを話したところ、ビルマ戦線(ミャンマーの旧称ですが)で日本陸軍の砲兵隊員として戦ったおじがいたことを知りました。小さい頃、高知のいなか町で米屋をやっていたそのおじの家にも、年に一度は必ず「お年玉の集金」に行っていたのですが、そのおじがビルマ戦線で戦って帰ってきたことは、(聞いたことはあったかもしれないけど)まったく記憶にありませんでした。戦後、いつごろからかは知りませんが、そのおじは、戦友たちといっしょに、しばしば、ビルマ詣でをしていたそうです。

身近にビルマと関わりを持つ存在があったとは!

10年後、カイさんはもういなくなっているでしょう。生きているとしたらカイは24歳になります。人間の年齢としたら、150歳くらいでしょうか。クウ太郎君もきっといなくなっているはずです。彼は20歳になっているので、こちらも130歳くらいの年齢かな。

昼寝中のカイさん
写真は一日中寝ていることの多くなったカイさん。

10年後、自分自身は63歳になっています。10年後の世界なんて、不確実で、どんなになっているのか想像できませんが、まだ生きていられれば、必ず63歳になっています。それだけは確実。

タンタンと、自分自身が老化していくことを受け入れてきたし、これからもすべてを自然に任せていくつもり。アンチエイジングなんてことはしないし、髪を染めたりもいっさいせず!腹八分目で、できるだけ体を動かして、もっと本を読んで、音楽聞いて、映画みていれば、結構楽しいかな。

Let It Be! 

脱臼。

昨日、慣れない春スキーをしていて、大事になってしまいました。

左手親指の脱臼。

今日「復習」した英単語: 脱臼=dislocation、整形外科=orthopedic surgery.

犬も、人間も、病院にお世話になってます。

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いっそのこと早く55歳になりたい、かも。

先月53歳になったのですが、なんとも中途半端な歳だなと思っています。広く言えば、中高年というのでしょうが、「中年」でしょうか、それとも「高年」でしょうか。「中年」という言い方はよく聞きますが、「高年」という言い方はあまり聞きません。今風に言うと「シニア」ということかな。

僕はいつまでも若くいたいとか、「何歳になっても青春だ」なんていう強がりも言う気はないし、歳にそれほどこだわっているわけではないので、53歳の男を世の中が「中高年」と呼ぼうと、「シニア」と見なそうと、どうでもいいかなと思っていますが、昨日スキー場に行ったとき、55歳からはシニア扱いで、リフト券もほんのちょっとですが安くなることを発見しました。確かに、グーグルで、「55歳 シニア」で検索すると、数えきれないほどのサイトがでてきます。シニアにはいろいろな割引があるようです。世の中、55歳からシニアということなのでしょうか?それなら、いっそのこと、早く55歳になりたいなあ!

53歳なんて、中途半端なんだもん。

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53歳の誕生日に。

昨日、久しぶりに四国に帰りました。残念ながら一泊して今日の午後には東京にとんぼ返りです。

今日は53歳の誕生日で、それに合わせて両親に会いに帰っていました。先日どこかで読んだ、「誕生日は自分のために祝うのではなく、自分を生み、育ててくれた両親に感謝する日だ」というような言葉を、反発することなく受け入れられるような歳に、僕もなりました。

50も過ぎると、恥ずかしいことや後悔することも多々あります。「生長ければ恥多し」って感じです。

どこかの国の大統領がこんなことを言ったそうです。

「過去は過去。過去を追い求めると将来を失う」と。今日はこの言葉を自分に言い聞かせています。

残された時間を精一杯生きていきたいです。

ビジネススクール卒業25周年のリユニオン

ボストンからの直行便で今日の夕方に帰ってきました。最新のボーイング787。JALの成田・ボストン間の直行便ですが、定期ルートとしてぜひ定着してもらいたいです。これまでボストンにはニューヨークかシカゴからの経由が一般的だったと思いますが、直行便はやはり便利!

1987年にハーバード・ビジネススクールを卒業し、もう25年も経ってしまいました。

金曜日(10月12日)、土曜日(10月13日)の2日間に主要イベントがあり、ビジネススクールを代表する先生たちの特別講義が同時並行的にいくつも行われます。聴いてみたい講義が多すぎて、選択に困ったほどでした。ビジネススクールの先生たちは頭の回転の早い人たちばかりで、刺激的な話が聞けて、とても楽しかった!

ボストンに行く前に立ち寄ったニューヨークで買ったClayton Christensen の"How Will You Measure Your Life?" を読み始めていたら、このリユニオン期間中、著者による講演があり、とてもラッキーでした。この本は日本でも翻訳出版されるはずです。「イノベーターのジレンマ」で知られるビジネススクールの看板教授のひとりですが、ここ数年の間に、ガンや脳梗塞で倒れるなど、健康上の難題に見舞われてきたことを知り、驚きました。講義の途中で言葉に詰まることがあり、本人も脳梗塞の影響のことを口にしていました。この本が書かれた背景にご自身の闘病体験があることを頭にいれながら、再読してみたいと思います。

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ビジネススクールの目の前には、チャールズ・リバーが流れています。ビジネススクールに通っている頃、ボートをこぐ学生たちの姿を見るのがとても好きでした。自分自身ではボートをすることはなかったのですが。

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見慣れた風景ではあるのですが、キャンパスの豪華さには圧倒されてしまいます。

リユニオンは卒業から5年ごとに開かれ、僕は5年、20年、そして今回の25年のリユニオンに参加してきました。前回の20年に来たとき、新しい建物がいくつも建っているのに驚きました。この学校はお金持ちだから!

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他にもいろいろと書きたいことはあるのですが、今日はもう寝ます。おやすみなさい。

「老眼鏡」への抵抗感。

うちのカイさん(♀の甲斐犬13歳)が緑内障で両目を失明しているということもあり、緑内障の検査を2年前から始めています。(ガンや糖尿病も怖いけど、緑内障は大いに怖い。)先週2回目の検査を行ったのですが、特に異常なしということでひと安心。

今年12月で53歳になるボクも、ここ1、2年で、ちょっと暗いところでは新聞や本を読むのが面倒になってきました。これって立派な老眼になりつつあるということらしくて、眼科の先生には「年の割には老眼が進んでいない」と、気休めの言葉をかけられたのですが、人間の老化なんて20代からもう進行しているよと思っているボクは、「これって老人力が強くなってるんじゃないの?」くらいに考えています。

ということで、一思いに、老眼鏡という奴をつくりました。そう、「老眼鏡」。

英語ではReading Glasses、つまり「読書用メガネ」。

「老眼鏡」という言葉には受け入れがたい抵抗感を持っている人が多いようですが、みなさん、読書用メガネですよ。知性ある人間は、読書用メガネが必要!

ますます「言葉狩り」が進み、それもこれも差別言葉みたいなことになりつつある日本語の世界ですが、「老眼鏡」に抵抗感を持つ人がこれだけ多いのだから、『老眼鏡」も「言葉狩り」の対象にしてみては?!

「読書メガネ」「シニアメガネ」「近距離用メガネ」「手元メガネ」。老眼鏡専門のメガネやとか、流行らないかな?

しばらくお休みでした。

と言っても仕事を休んでいたというのではなく、ブログを休んでいたということ。もうそろそろ雑文を書くのもお休みにしようかなと思いつつ、知り合いの方々への近況報告にもなっているみたいなので、まだ踏ん切りがつかない状況です。

先週末はサンディエゴであったMOSの世界学生大会から帰ってきて、クウ太郎君、カイさんとのんびりしたり、本を読んだりしていました。あ、先週土曜日のレイソル、マリノス戦では、テレビの前に釘付けになっていました。同じJ1昇格組のなかで、アビスパとヴァンフォーレは来年のJ2落ちが危惧されるのに、レイソルは「ネルシーニョマジック」でJ1上位、それも暫定的とは言え、一位にあるのはすごいなと思います。(アビスパは2年間スポンサーをしていたので気になっています。浅野新監督のもと、全力で闘ってほしいです)。今年はサッカーよりも野球をライブで見に行くようにしていますが、ジャイアンツも調子を上げてきていて、これからの後半戦を楽しみにしている所です。

9月から福岡のRKB毎日放送で、うちの会社がスポンサーで、3分弱の深夜ミニ番組が始まります。RKBのHPには9月の番組表がまだ出ていないようなので、正式発表はこれからだと思いますが、10数名の人たちへのインタビュー番組です。トップバッターには、昨年のミスユニバース日本代表の板井麻衣子さんに出ていただくことになっていて、昨日収録があったので、1年ぶりにお会いしました。(オデッセイマガジンに出ていただいた)。J−WAVEでも番組を持っていらっしゃるので、お話はすごく上手になっていて、それは単に話しぶりだけでなく、中身もしっかりしていて、この1年間の著しい成長ぶりを拝見し、ちょっとうれしくなりました。

福岡エリアの皆さん、ぜひお楽しみに。24時台の番組なので、遅くまで起きていてもらわないといけないけど、おもしろい人たちが登場しますから。

写真は先週末のクウ太郎君との散歩中の写真。どうしようもない奴で手こずっています。カイさんは素直に育ったのですが、クウ太郎君の「犬育て」には失敗したかな。

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