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就職活動中の大学生の皆さんへ

 今日は今年初めての会社説明会を実施。お集まりいただいた大学生の皆さん、ありがとうございました。ちょっとうれしかったのは、オデッセイで運営している試験を受験している学生さんが予想以上にいたこと。

 社員のひとたちには、

1 いつまでも、ディシプリンをもって、勉強していくことを怠らないこと

2 自分で人生を切り開いていく気持ちをなくさないこと

3 「運」のある人間になること

こんな考えをずっと持ち続けていってもらうことを要求しています。それと、社内で、「ハッピー、ラッキー、シンプル」という、カタカナ言葉になるのですが、こんなことも大切だといつも言っています。ハッピーなひと、ラッキーなひと、それと物事の本質をずばり(シンプルに)とらえるようなひと。そんなひとで、僕自身ありたいです。

 環境も、時代も、僕たちが気づかないうちに少しずつ変化しています。僕たちは現実を素直に受け止め、その現実に対応していく必要があります。そのためには、知力、体力、そして素直な、また謙虚な気持ちが必要なんだろうなと思います。

 「起業ブーム」が去り、今の学生さんたちは再び大企業志向なのかもしれませんが、そうだとしても、10年後、あるいは20年後には、必ず、それまでの自分の生き様や生き方の責任を取らないといけない時が、必ず来ること、一生、その企業におんぶにだっこなんてことがありえないことを、頭のどこかに入れておいていただきたいです。

「ウェブ時代‐5つの定理」(産経新聞連載記事)

 シンガポールから帰ったばかりで、昨日は新聞も読んでなかったのですが、産経新聞一面で、梅田望夫さんの連載が始まっているのに気づきました。梅田さんが、シリコンバレーで出会った言葉たちが紹介されています。一回目の昨日は、「アントレプレナーシップ」、2回目の今日は、「チーム力」について。今日の記事には大いに同意する点があります。たとえば、以下のような言葉です。

「Aクラスの人はAクラスの人と一緒に仕事をしたがる。Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる。」(Aクラスの人は、自分を向上させたいと思っているので、自分より優れた人と働きたいと思うのに対して、Bクラスの人は、自信がないので自分よりも劣ったひとを採用する)

「世界を変えるものも、常に小さく始まる。」

 創造的な仕事は、チームワークから生まれると考える割合が、日本人はアメリカ人よりも低いというデータをある本で読んだことがあります。日本人は、創造的な仕事は、個性的な人が一人で作り出していくというイメージがありますが、これは間違いではないかと、常日頃、感じています。

 もうひとつ、日本人が「誤解」していることは、チームワークの前提となっているのは、「優秀な個人」の集りであるということで、単なる仲良し集団ではないということかもしれません。

 梅田さんの産経新聞の記事、この続きも楽しみにしています。

 

おおぐしさんちの土佐文旦

Buntan 高知の両親から送られてきた高知県の文旦。

毎年、この季節の楽しみの一つ。この色、口に含んだときの、こりこりっとした食感。これがいい!

シンガポールから帰るとスイスの話

 今朝シンガポールから成田到着。ちょっと家で休んで、午後出社しました。シンガポールと東京の間は時差がありませんが、冬の間の移動は気温差が大きいので(25度ほどの差)これが結構応えます。それと、東南アジアでは、室内の冷房が強すぎるのが体にきついことの一つです。(僕は東京の夏でも、寝るときには絶対に冷房を入れません) 

 午後は、オデッセイIT奨学金を受けて、明日からスイスにAFS高校留学をする渡辺君が、われわれのオフィスを訪問してくれました。オデッセイIT奨学金の「2期生」にあたります。渡辺君は、名古屋にある豊田高等専門学校の学生で、元気一杯の男子生徒。IC3に合格したことで、それまで自分が持っていた知識やスキルを、他の人にも理解してもらえるもので表すことができたと、話してくれました。スイスのドイツ語圏の人口200人ほどの村に行くそうです。きっと自然豊かなところでしょうが、日本にはない生活や価値観にふれてもらいたいものです。1年間の幸を祈っています。

 

 

シンガポールの活気

Singapore 昨日からシンガポールに2泊で来ています。初めてここに来たのは25年前、大学4年生のときでした。それ以来、何度か仕事で来ていますが、華僑をはじめとする複数民族が必死に働くビジネスの街として、どんどん発展していくのを感じます。こちらで会う人たちが自信に溢れているのに対して、日本は短い成熟期から衰退期にあるのではないかと怖くなってきます。頑張れ、ニッポン!

教育は未来への投資

昨日の話(「本末転倒」)に関連する話です。

人間は、個人レベル、企業レベル、あるいは国家レベルであっても、現在の利益と未来の利益のバランスをとりつつ投資行動を決めています。現在の楽しみや利害だけにお金と時間を使っていると、未来は先細りになります。未来の利益を決める最大の投資方法が何かといえば、きっと教育はその中のトップにあるのではないかと思います。 

 90年代、日本経済が混迷のさなかにあったとき、「日本はきっと回復するよ、だって、君たちは教育熱心だから」と、海外の知人たちからよく言われました。でも現在の日本は決して教育熱心とは言えないのではないかと思います。OECD加盟国の中で、日本政府の公的教育支出は、対GDP比率3.5%前後で、最低水準です。この話を聞いたとき、僕は愕然としました。一体、日本の国家予算はどのように使われているのか?(年金問題では、われわれ国民をだましてきたくせに!)

 教育への投資はすぐに成果がでてきませんし、モノのように、手にとって触ることができるものでもありません。でも、国力、あるいは企業レベルでもそうですが、将来の力(国力)を決定付けるのは、教育だと思います。軍事力も、経済力も、頭のいいやつたちと、水準の高い労働力なくして、強くなりません。頭のいいやつ、質の高い労働力を、教育なくして、どうやって育てるというのか?

 アメリカがなぜ強いのか?エリート層は本当に教育熱心です。IT教育においても、熱心だと思います。それはオライリー・メディアが開いているweb2.0 関連のイベントなどに参加していてもそう思います。(今年も、web2.0 expoには参加します)

 うちの親たちもふくめて、かつて、「子どもに残してあげられるのは、教育しかない」というセリフをよく聞きました。そのとき親たちが言っていた教育というのは、学歴ということでもありました。今、学歴の意味も変ってきて、どの学校に行ったのかという「学歴」だけでなく、「なにを、誰といっしょに勉強したのか」という、中味をより深く吟味した上での「学歴」が問われるようになっています。 

 PCスクールから大学・大学院教育まで、「なにを、誰と机を並べて学んだのか」ということが、すべての学校で大切なことだと思います。

 どちらにしろ、格差の問題が深刻になるにつれ、これまで子どもには学歴しか残してあげられないと言っていた親御さんたちが、学歴さえも残してあげられないほど、余裕がなくなっているのかもしれません。これまで日本の教育を支えてきたのは、実は、教育熱心な親たちで、公的な教育支出ではなかった。その親たちに余裕がなくなっているのだとしたら、日本の未来にとって、たいへんなことが起こっていると思います。

 ゴヤの絵に、「我が子を食らうサトゥルヌス 」という作品があります。ゴヤ晩年の、「黒い絵」シリーズのひとつです。今の日本そのものだと思います。

 

本末転倒のお話し

 マイクロソフトオフィスの資格試験を始めた頃、営業先の専門学校などで、「今いる教員が、ワードを教えることができないので、当面、国内ワープロの検定試験をやらざるをえない」という声を聞いて、あきれたことがあります。先生がワードを勉強され、ワードの試験対策を教えられるようになればいい話しなのに、学校側が、担当教師にそれが言えない、強制できないということでした。同じようなレベルの話しを今週聞いて、残念に思っています。

「生徒が勉強しない、その結果、検定試験に受からない。だから、あまり勉強しなくても、受かる検定試験に替えることにする。」

 こんなバカな議論をやっていていいのでしょうか?!教育現場のレベルが低下しているとよく言われますが、学生に勉強させない学校、入学させ、授業料さえもらえば、あとはどうでもいい学校。ちょっと古い言い方になりますが、学生の本分は学業で、それをやらせるのが、教師であり、学校であります。もちろん、入学する学生の学力低下のため、先生方の負担が増えていることは理解しています。でも、このままでは、倒産する学校が増えてくるのは、ある意味、当然の結果かと思います。

台湾での日本語学習熱

今朝の朝日新聞記事(「奔流中国21」台湾いずこへ)によると、日本語科を置く大学は台湾で50を数え、学生獲得を狙った新設が相次ぐとか。日本のアニメやドラマが好きだというのが理由。日本がハリウッド映画に憧れたように、もし日本のポップカルチャーを好きな人が世界各地で増えてくれば、さまざまなビジネスチャンスが広がっていくはず。

ローレンツ、カール・ポランニー、マルクス

昨日某所で、ここ数年、ベストセラー作家として新聞・雑誌で活躍している、佐藤優さん(休職中の外務省事務官)のお話を拝聴。インテリジェンスの話からスタート(イスラエルのモサドと中近東情勢について)。 さらに、現在の世界をとらえる視点として、マルクス(「資本論」)、カール・ポランニー(「人間の経済」)、レーニン(「帝国主義」)などが有効ではないかというご意見。

 このうち、ポランニーは、大学生の頃、経済史の授業で「大転換」を読んだこともあり、経済人類学の代表的学者として記憶に常にあった著者なので、懐かしくもあり。

 インテリジェンスを学ぶには、動物行動学(コンラード・ローレンツ)を学べとか。イスラエルのモサド長官になった人物から直接教わったことだそうです。

 お話はたいへんおもしろく拝聴。テレビ、講演によって、目先の安易な金儲けに陥ることは注意されているとか。ただ、さまざまなところで大量の原稿をお書きになられているので、勉強したり、考えを深められる時間は確保していただきたいと僭越ながら思いました。

カイ写真集

カイと言っても、うちのカイのことではありません。ソフトバンクモバイルの広告にでている家族のパパ役の犬です。で、そのカイ君の写真集がでるそうで、びっくり。

ワニブックス

「すべては夜明け前から始まる」から

韓国の新大統領となる元・ソウル市長、李・明博氏の伝記的作品である『すべては夜明け前から始まる-大韓民国CEO実用主義の大統領、李・明博の心の軌跡』という本に、気になる表現がありました。以下のようなものです。

”韓流に接しながら感じる感動は、韓国の若者たちが無秩序のように見えながらも、あふれる創意力をもっているという点です。今のところ、まだ画一的な思考が残っている中国や、社会構造が出来上がって隙のなくなった日本に比べ、韓国ははるかにクリエイティブな力をもっています。”

 僕は韓国がクリエイティブな力を持っているのかどうかが気になるのではありません。日本が上記のように見られていることが、大変気になるのです。

 最近同じように気になっている言葉があります。それは、「ぬるい」という言葉です。仕事を適当にやったり、厳しさが足りないことを自覚している若者が、「うちの会社はぬるいですから」とか、「ぬるくやっていました」とか平気で使います。やらないといけないことに立ち向かっていかない、適当にその場しのぎの生き方、仕事への取り組み姿勢しか持たない。いまあることを当然の権利としている。それは出来上がってしまって、変れない、変ろうとしない社会の中での、消極的なサボタージュなのか?と想像することさえあります。

 さらに、この本の中には、以下のような言葉が含まれています。

”堂々としなさい。直視しなさい。正面から突破せずに勝利はない。”

”成功とはほかの人たちが諦めたことを最後までやり遂げることである。”

”職業が未来なのではない。未来はその職業をもった人にある。”

”大きな機会を求めるなら、より大きな問題に挑戦せよ。”

”変化の速度よりも、より速い速度で変化しなさい。”

”ビジョンとは見える1パーセントから、見えない99パーセントを探し出す力である。”

 

 日本の政治におけるリーダーの方々が、われわれを奮起させるような言葉を発してくれることを期待していますが、それはかなわぬ期待なのでしょうか?

中国最大のクレジットカード会社

Union_pay この前、野村総研の方から、中国最大のクレジットカード会社のこと(カードの発行枚数、なんと13億枚)をお聞きしたのですが、有楽町のコメ兵でも、この会社のカード、Union Payが使えることを発見。このあたりにも、中国人観光客が多い証拠か?!

投資効果が見えない広告

大学のある集まりで、日本を代表する広告代理店の社長をされている卒業生のお話を拝聴。広告代理店の方のお話をお聞きしてよく思うこと。

1 カタカナの連発で、新しいコンセプトを打ち出そうとする。でも、どこに本質的な変化があるのか、こちらの理解不足のせいか、不明。

2 大衆、分衆、固衆、あるいは生活者など、消費者にさまざまな名前をつけたりして、個人も賢くなってきたというようなことを強調されるけど、どうやって圧倒的な広告の力でモノを買わせるかという、消費を強制する対象としての「消費者」以上の見方が感じられない。

3 時代の変化で一番分かりやすいことは、インターネットが登場したこと。そして、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌の4媒体の中でテレビの力は若干落ちて、他は急激に落ち込んでいるということ。「広告費の使い道としてネットを入れましょう」。

4 そして一番肝心なこととして、広告の効果をはっきりとご説明いただけないこと。

 

教育と広告というのは、投資効果の測定が難しい。どちらも一定の期間、粘り強く行なわないといけないこと、ところがほんのちょっとしたことが大きな結果につながることもあるなど、その不確実性が高い。(「あの一言で、自分はやる気になった」ということもありますから)

 大学の同級生で、某社のO君の話では、「さまざまな求人媒体を使ったあげく、採用した人材は某大学の校門前に張っていたビラを見てきたひとだった。そのほか、採用した人材も、どの求人媒体を見て、面接に来たのか、それさえ、ろくに答えられない面接者ばかり」。求人媒体の商売をしているO君の会社にとっては、実に恐ろしい話だ、とか。

 そのほか、どの会社に面接に来ているのかさえ、はっきり自覚していない面接者の話とか、まあ、おもしろいというか、おかしくなった日本の現状の話をしながら、「こんな状況はおかしい」という彼の意見に頷いていた黒犬でした。

桁はずれのインドの金持ち

Indiams_sagawa シアトル在住の佐川明美さんが、インド人のご主人の親族の結婚式に列席するため、インド旅行。その帰りに東京に立ち寄ってくれました。写真は、佐川さんのiPhone。そして写っているのは、インドのスーパー大金持ちが立てている家族用のマンション。ひとつのタワーマンションを、家族で使い、そこには何百人単位のメイドや召使が住むことになるとか。日本でも格差、格差といわれていますが、「世界で唯一成功した社会主義国」とも言われている日本での格差など、このインドの格差からすると、かわいいものかもしれません。

NHK「イチロー・スペシャル」

 初回の放送を見逃していたのですが、今日あった再放送で見ることができました。スポーツ関係者の中で、イチロー、オシム、そして野茂は僕にとって特別な存在。イチローとオシムは自分の生き方、考え方を雄弁に語ります。野茂には彼らの雄弁さはないのかもしれませんが、実際の行動と結果が十二分に語ってくれています。

 イチローと野茂はアメリカに行って良かった。もっと高い空を求めてアメリカに行ったのでしょうが、実際、上を目指して努力もし、日本には存在しない高みに上ることもできたし。

 イチローとオシムは、カネを最優先していないという点でも共通しているし(イチローは、シアトルではなく、ニューヨークに行けば、今よりもずっとカネをとることができるのに)、こだわりを持って生きている点でも共通していると思います。

 番組を見たあと、今年のイチローに一層の関心を持つようになりました。

追伸

実は、イチローサイン入りのバットを持っています。まだイチローがオリックスでプレイしていた頃、チームオーナーだったオリックス社長の宮内さんから直々に。

「ウェブ社会をどう生きるか」(西垣通著、岩波新書)

 昨年出た本で、出た直後に買っていたのですが、今頃になって拝読。インターネットのことになると、メディアのことが当然入ってきて、アメリカ論、英語論、そして民主主義のことにもふれざるを得なくなります。この本でも、これらの話題が取り上げられます。

 この本でおもしろかった事柄はいくつかあるのですが、そのひとつは近代国民国家成立において新聞の果たした役割。「新大陸では、ばらばらに住んでいた何十万人の開拓民どうしを英語の新聞が結びつけ、アメリカ独立戦争をたたかう共同体意識を育てたのでした」(ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』-NTT出版)という話が紹介されています。

 もうひとつは西洋人にとって、「コンピュータは宇宙の森羅万象を論理的に秩序づける機械、いわば一種の”普遍論理機械”としても位置づけられる」という意見。

 また、「ウェブ空間を新たなフロンティアと見なす米国流のすさまじい拡張主義」という見方。特にこの意見はおもしろいと思いました。

 著者はスタンフォード留学の経験をお持ちだそうですが、アメリカの拡張主義的なところには非常に批判的で、アメリカが米西戦争後、フィリピンを支配したことを、日本人の目から見た小説もお書きになられていることを初めて知りました。

日仏交流150周年記念ロゴ

今年、日仏の交流が始まって150周年になることを知りました。それを記念するロゴは、着物とエッフェル塔をあらわして、日本とフランス両国を一目で表現しています。(→大使館HP) これをデザインしたのは、28歳のクレール・ポメというフランス女性。フリーのデザイナーとして活動を始めてまだ2年ほどだとか。

プリウスにのった「百姓」がナウくて、もてる日

 Financial TimesのGillian Tett(以前、この新聞の東京支局にいたジャーナリスト。「セイビング・ザ・サン-リップルウッドと新生銀行の誕生」の著者)のコラムをよく読みます。2月15日付けのFTで、"Forget credit and oil-the next crisis will be over food."という彼女の記事を読んで考えてしまいました。信用不安、石油危機どころか、食料危機が近づいているのではないかという話しです。(ウェブでも記事が読めます→FT

 この前、会社の女性社員に言われたことを思い出しました。今乗っている車の調子がちょっとおかしくなったのですが、そのとき、「プリウスに替えたらどうですか?これからはハイブリッドですよ!」。デート相手の車は、環境にやさしい車がいいそうです。

 で、近い将来、本当に食料危機が来たときには、食料を自給できる地方の農家で、プリウスに乗っているような男の株が一気に上がるのでしょうか?

jack johnson

 朝8時から月に一度の荒川サイクリング。体力が落ちているのか、1時間ほど、逆風の中を走っていると、ちょっとお疲れ気味。N社のKさんと、うちの会社のHさんのふたりと、2時間弱のサイクリング。さすが、自転車の数は秋ごろの1、2割くらいかな。

 自転車のあと、葛西臨海公園でコーヒーを飲みながらKさんと音楽の話。彼から、Jack Johnsonというハワイでサーファーだった歌手のことを教えてもらい、早速、YouTube でチェック。Upside DownがKさんのお気に入りだとか。他のビデオをチェックしてみると、Sitting, Waiting, Wishing という曲は確かに聴いたことがありました。他の人から、自分の知らないアーティストを教えてもらうと、ちょっと世界が広がって楽しい。

 来月も3人で走りますが、次回はもう春めいているかな?!

japan originated standard or "jos" (not "jis"!)

朝8時から丸の内インターネットラジオ3回目の収録。今回の対談相手は、サイボウズ社長の青野さん。同じ愛媛県出身ということもあって、親しく感じています。(ただし、僕は生まれは高知県ですが) 青野さんは、日本発のグループウェアを世界に広めていきたいというのが、ビジネスの目標。そのあたりのお話だけでなく、起業当時のこと、さらには出身地である今治でどのような子どもだったのか、プライベートのお話もお聞きしました。3月には青野さんとの対談が「放送」されることと思います。お楽しみに。(→丸の内インターネットラジオ

 青野さんのお話とも関連するのですが、「グローバルスタンダード」へ反発するばかりでなく、日本発のスタンダードを他国のひとたちに、受入れてもらう、あるいは買ってもらうことに、もっと努力を払えばいいのにと思います。そんな英語があるのかどうかわからないのですが、japan-originated-standard (日本発のスタンダード)、略して、jos。jis規格っていうのがありましたが、jis ではなくって、jos。

 先週はシアトルでアジアから来ているビジネスでの友人たちが、食事の席で、宇多田ひかるや谷村信司(「昴」)の歌が好きだというので、「へぇー!」と驚いていたのですが、今週は、ルーマニアから来ていたエンジニアたちが、キャノンの最新デジカメを買って大喜び。ハードだけでなく、ソフトを、そしてソフトの中のソフト、スタンダードを、もっと売っていく努力を日本はやるべきではないかとあらためて思います。

 

「シモネッタのデカメロン-イタリア的恋愛のすすめ」(田丸公美子著、文春文庫)

著名なイタリア語通訳者による、イタリア的恋愛の進め。(僕は10年以上前に、この方とお会いしたことがあります)今日はバレンタインデーですが、以下のような記述を見つけました。

 「中部イタリア、テルニの神父さんにちなんだ愛の日ヴァレンタインデーも、本国イタリアでは男性が女性に贈り物をする。中でも、花はもっとも多用されるプレゼントで、レストランでは女性連れの男性を目当てに、高価なバラ一輪をテーブルに売りつけにくる。(中略)日本の男性も上手に花が贈れるようになれば、くどきのテクニックの初級合格である。贈る花の数は奇数で、13と17という数はタブーというルールも忘れないでほしい。」

 上手に花が贈れる男になるように、田丸さんのエッセイで、せっせと勉強してみようと思っています。

 

日米の政治家比較

昨日、政治のことを論ずるような見識は持っていないと書いたばかりなのですが、選挙で勝った途端に、それまでの「持論は机上の空論でした」と宣言する知事って、一体、なんなのかと思ってしまいました。(→ヤフー・ニュース) まったく勉強も、準備もなく、言っていたことは単に無責任な発言だったと開き直っているのでしょうか?

 アメリカの大統領予備選挙の行方に関心があります。アメリカは黒人の大統領を受け入れる準備ができているのでしょうか?世界は初の黒人大統領を期待する人が多いのではないかと思うのですが、どうなのか?

 弁護士資格はもっていてもタレント業に忙しかった日本の知事。アメリカ史上初の黒人大統領を狙っているオバマは、ハーバードのロースクールを非常に優秀な成績で卒業した法律家。同じ法律家出身でも、日米で天と地ほどにレベルが違う政治家が、違う理由でマスコミをにぎわせていることが、少々、情けなくあります。

ルーマニアからの来客

2年前、大学時代の友人の紹介で東京に来たルーマニアのIT会社の連中が、今週、再来日しています。彼らは医療分野へのソリューション提供を得意とするのですが、彼らと話をしていて、優秀なだけでなく、我慢強いことに感心します。昨年夏、思ってもみなかったことですが、初めてルーマニアを訪問したときに、この会社の創業者と話をしていて、いろいろと勉強になりました。この方は、南アフリカ生まれのユダヤ人で、イギリス国籍、仕事でチャウチェスク時代のルーマニアを訪問し始め、ルーマニア人と結婚して、ルーマニアで創業。優秀な人材はいたるところにいるものだなと思います。

これまでの経験でいうと、国の経済は必ずしも大国規模でなかったり、何らかの理由で「遅れている」と見られていても、その国のトップクラスの人材は、日本に来ても必ず優秀なグループに入ると思うことがほとんどです。欧米はもちろんですが、いわゆる途上国と言われている国のリーダーたちも非常に優秀です。

 僕は政治を批判したり、マクロ経済を語るほど見識を持っているわけでもなく、自分の会社をしっかりやっていくことが第一。日本国内はもちろんのこと、結果を出している海外の経営者たちからも学ぶことはたくさんあります。

 

The Heart Has Its Reasons.

 シアトルから帰りの飛行機の中で読んだ新聞記事。一度読むと忘れられない、本当に起こった出来事です。そのままで映画になります。

 それまでマジメを絵にしたような、カンザスの田舎町で家庭を持つ40代半ばの女性が、ボランティア活動で刑務所を訪問しているうちに、殺傷事件の一員として刑に服していた年下の男と恋に落ち、その男の脱獄を幇助。逃亡中のふたりは逮捕され、女も刑に服す身になったという話です。

 厳格な、あまり裕福ではない家庭に育ち、同じ町の幼馴染と20歳で結婚。子どもを育てながら一生懸命働いてきた、超・マジメ人間が起こしてしまった事件。服役している女がインタビューに答えて言ったのが、獄中で読んでいたパスカルの言葉、The heart has its reasons (which the mind cannot comprehend.) です。(「頭では理解できない理由がハートにはあるよ」っていう、「パンセ」の一節の言葉だと思うのですが、どこにあったのか、時間があるときに探してみます。)

人間の情念の摩訶不思議さを感じました。

Wall Street Journal の記事

「そうか、もう君はいないのか」(城山三郎著、新潮社刊)

 城山三郎の死後、「小説新潮」(2008年1月号)に掲載された、妻・容子との思い出を記したエッセイの原稿。名古屋での出会いと再会の話が映画を観ているようだった。

 城山三郎が好きだったという言葉、「静かに行く者は健やかに行く 健やかに行く者は遠くまで行く」。 運命的な同伴者をなくした後、一人で歩き続けることは、きっと苦しかったに違いないと思いました。

 この本からも感じたこと、それは人生で大切なものは3つあるということ。健康、仕事、そして家族。この3つに恵まれたなら、すこしばかりおカネが足りなかったとしても、たいした問題じゃない、ってこと。

丸の内起業塾・須賀さんが起業家支援賞を受賞

Suga_1 Suga_2 丸の内起業塾・塾長の須賀さんが先週、中小企業庁長官から、起業家支援賞を受賞。会場が国際フォーラムだったので、僕も顔を出しました。須賀さん、これからも頑張ってください。(右の写真で前列右から3番目が須賀さん)

「黒山もこもこ、抜けたら荒野-デフレ世代の憂鬱と希望」(水無田気流著)

シアトルから帰りの飛行機の中で読み終えた本。1970年生まれの詩人(2006年中原中也賞受賞)・社会学者による、戦後社会論。1990年代前半に大学を卒業、就職氷河期に社会に押し出された世代の悲劇が繰り返し説明されていて、経済構造の大きな変化と変化の起こるタイミングが社会のみならず、個人に与える影響のことをあらためて考えました。(僕も、そのような変化の中で生きてきたのですが)

 でも、これが経済の現実、厳しいけど。個人の努力では変えようもない大きなトレンドがあることは確かで、そのトレンドにどうやって乗っていくのかがポイント。

 内容だけでなく、ちょっと硬質な表現や言葉の使われ方にも共感を持ちました。(「私の作品の乏しさは、郊外の乏しさそのものである。平準化された均質的な生活、歴史や教養の欠落、そのなかで人工的に促成栽培された野菜のような乏しさである。」 「あらゆるものが、すさまじい速度で書き換えられ、同時に書き換えられたという事実それ自体もまた消去されていっている。」) ご自身の生き様を中心とされた話がとてもよくて、そこから離れたときの話の展開には少々不満もあるのですが、最近読んだ本の中で非常に好感を持って読んだ本です。→作者のHP

立場が変れば・・・・

 数年後には引退したいと思っている、取引先の役員の方と、進行中のアメリカ大統領選挙戦について、朝食をしながら会話。

 ずっと共和党支持で、小さい政府の主張なのかと思っていたのですが、引退して給料がなくなると、年金などの福祉がしっかりしているほうがありがたいという考えに傾きつつあるとか。「引退すると、共和党から民主党に鞍替えするかも」なんて話していました。

 立場が変れば、主張も変るという例でしょうか。国や宗教の違いよりも、すべての人間に共通する性(さが)の方がずっと強いと感じることが多いのですが、その例のひとつでもあります。

防腐剤を蓄積している人間

 本日(木曜日)からシアトル。これを書いているのは、アメリカ時間で木曜日の夜です。明日(アメリカ時間の金曜日)、マイクロソフト本社でミーティングがあって、土曜日の朝の飛行機で日本に帰ります。2泊だけの出張です。かつて海外出張が大好きだった頃からは考えられない変化ですが、用事が済んだらすぐに日本に帰って、黒犬たちといっしょにいたいという気持ちです。

 今夜夕食の席で聞いた冗談のような話です。土葬される人間が、完全に土になるまでの時間が長くなっているという話を聞きました。生きている間、食品を通して防腐剤を少しずつ蓄積しているためではないかという説があるそうです。笑ってしまいました。食品の添加物の問題はずっといわれてきました。冷凍食品や加工食品は、僕らの生活には欠かせないものになっていますが、効率や便利さの追求の結果、僕らの体にはさまざまな物質が蓄積されていって、死後にまで影響を与えるようになったのでしょうか。

 

 

西新宿に建設中のビル

Shinjuku 西新宿の某所を営業のため訪問。大学の大先輩が快く会ってくれ、予定よりも1時間余分に時間をくださったことに感謝。

写真は、現在、西新宿に建設中のビル。オーナーは、名古屋のある専門学校だったと記憶しています。銀座のデ・ビアスビルもそうですが、曲線をアピールするビルが増えているように思います。

ビルの死

 夕方、日比谷から内幸町方面に移動しているときに、日比谷公園の前にある日比谷三信ビルがあとかたもなく、消え去っていることに気づきました。ビルは生き物ではないので、死とは無関係ですが、きれいに立て壊されて更地となってしまった空間を見ていると、死と同様の喪失感にとらわれました。「ビルの死」は、僕らが気づかないうちに、昼間ではなく、夜間にひっそりと、でも着実にすすめられていました。死体の一部である、ビルの廃棄物たちは、僕らが知らない日本の地方の、きっと山間部に、こっそりと処分されていることでしょう。

 東京で、歴史のあるビルがまた一つなくなりました。

丸の内のバックパッカー

Backpackers_in_marunouchi 丸の内でも外人のバックパッカーを時々見かけます。

僕もビジネススクールを卒業した87年の夏には、ヨーロッパで2ヶ月間ほど、このような旅行をしました。いつかまた、出発点に帰るつもりで、バックパックひとつの旅に出たいです。

「獄窓記」(山本譲司著、新潮文庫)

国会議員であった著者に秘書給与疑惑が発覚したとき、マスコミの報道は辛辣で下世話なものだったのを覚えています。僕のご本人に対するイメージは、マスコミの色眼鏡を通して得たものでした。マスコミの無責任さと恐ろしさをあらためて感じます。

 今日は雪ということもあり、午後はずっと部屋の中でこの本を読みました。久しぶりに感動的な本でした。国会議員から受刑者へ。それがどれだけ屈辱的なことかは、経験者にしか分からないのではないかと思いました。ご家族、特に奥さんの献身的な存在がどれだけ著者にとってささえとなったことか。この本は、さまざまな問題を提起しています。障害者と刑務所のありかた、日本の司法制度の問題、国策捜査などは、その一例です。

 議員辞職だけでなく、一審判決を潔く受入れ、刑務所内でも障害者たちの下の世話までしていた著者の真摯さに本当に頭が下がる思いがしました。

 話は飛びますが、先日、仕事でお付き合いのある、ある読書好きの方からお聞きした話です。明治から昭和にかけて大きな仕事をした経済人が、「人間は苦境に陥ったとき、初めて自己と対峙する。左遷される、大病をする、刑務所に入るというようなときに、初めて自分と向き合う。」という趣旨のことを言っていたそうです。国会議員から服役者へ。あまりにも大きな犠牲を払われましたが、その代わりに得たものは、もう誰も奪うことができない確固たる「自己」のように思いました。

「龍になれ、雲、おのずから集まる

朝日新聞の「仕事力」のコーナーで4回にわたって、森ビルの森稔社長の談話が紹介されていました。とてもいいお話の連載でした。「龍になれ」という言葉がよかった。最初は誰も理解してくれない、付いて来てくれない、それでも信じるところに向かっていく。→朝日新聞

黒犬川柳

「黒犬も、散歩いやがる、雪の朝」

普段、散歩が大好きなクウ太郎君も、今朝は気が進まないのか、家の前から動こうとしません。普段、雨はまったく気にならないのですが。足裏に水気を含んだ雪が、冷たいのでしょうか?

Celine Dion x Yuna Ito "a World to Believe in"

A_world_to_believe_in 今週の出来事のひとつ。3月発刊の『オデッセイマガジン』巻頭インタビューの写真撮影で、歌手・伊藤由奈さんにお会いしたこと。オデッセイマガジンの取材には、ほとんど立ち会うこともありませんが、今回は特別。ハワイ出身の伊藤さんには、今年(→)オフィススペシャリストの世界大会が、ハワイであることもお伝えしました。

写真は、セリーヌ・ディオンと共演した歌 "a World to Believe in"のCDジャケットにサインしたもらったものです。(写真の左側がサイン)とても素敵な歌なので、何度も聴いています。2月20日発売予定伊藤さんの新しいアルバム "Wish" も楽しみにしています。→yuna ito official HP

犬とオオカミ

犬とオオカミの違い。問題が起こったとき、思うようにいかないとき、人間(飼主)に助けを求めるのが犬。ひたすら自分で解決しようとするのが、オオカミ。僕は見なかったのですが、先日NHKで放送された犬番組(National Geographics制作)で紹介されていた実験から。

 そういう意味では、我が家の甲斐犬たちはまったくもって犬です。遊びのテニスボールがソファの下に入ったりしたとき、クウ太郎君は助けを求めてきます。

MCAS学園オープン

Logomcas マイクロソフトのHP内に、MCAS(Microsoft Certified Application Specialist)のことがわかるMCAS学園がオープンしています。とても楽しいサイトに仕上がっています!→MCAS学園

新大阪駅風景

Photo オデッセイユニバーシティのために大阪に日帰り出張。現場を担当されているPCスクールの関係者の方たちと直接にお話することが勉強になります。

 帰り、新大阪駅構内、午後7時くらいの風景です。普通の女の子たちふたりが、柱を背もたれにするような感じで地面に座っていました。以前、知り合いから、だらしがないのは躾けのなさだけでなく、筋力が衰えているからではないかという意見を聞いたことがあります。

 普通の女の子たちに見えました。日本ではこれが普通の風景になっているのかもしれません。これを普通のこととして見過ごしていく日本が、ちょっと恐ろしい気がしました。