ゲストに感謝、桜の京都に感謝!

 普段、国内、国外問わず動き回っているのですが、用事が済むとすぐに帰るようにしているので、この10年ほど、観光らしきものはしたことがありませんでした。今週末は、ニューヨークからのお客さんのおかげで、一日だけですが、ひさしぶりに観光らしきものをしました。お客さんにも感謝ですし、桜シーズンの京都にも感謝、感謝です。
感想ですが、
1お客さんの好奇心、バイタリティに感心。小社がお世話になっている弁護士のご家族の方で、多分年齢は60半ば前後のはず。精力的に動き回るさまを拝見。日本に来る前には、ブータン、ネパールで2週間ほど滞在した後ですから、なおさら感心しました。
2桂離宮はすばらしいのだけどひとつだけがっかりしたことあり。それは近くを走っている電車の音が聞こえてくること(阪急京都線でしょうか)
3龍安寺の庭もたいへんすばらしかった(石庭はやっぱり格別)。3度目くらいのはずですが、あらためて感動。
4修学院離宮には晩秋あるいは冬にまた行ってみたい。54万5千平米ということですが、これだけの広さがあると、ひとつの世界を造っていくことができる。もし自分にカネがあるのなら、現代の修学院離宮たる空間を作ってみたいなんて、不遜なことを思いました。

 その他、国立博物館であった長谷川等伯展もすばらしかった(偶然にも一般公開の初日)。お客さんは長谷川等伯の作品を見たのは初めてでしたが、とても感動していました。
 Incredible! Magnificent! Lucky!というような言葉の連続の週末でした。

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京都での特別の日。

ニューヨークからのお客さんのお供で京都観光。
桂離宮→竜安寺→修学院離宮→三十三間堂→京都国立博物(長谷川等伯展)→清水寺。もちろんこれらに昼食と夕食が入ります。
さすがこれだけを一日で回るとお腹いっぱいです。特に気に入ったのが修学院離宮。晩秋あるいは冬にまた訪問したいです。

鹿児島、バンクーバー、「敬天愛人」

 昨日から一泊で鹿児島のお取引先訪問を訪問しました。お会いさせていただいた大学、高校、そしてパソコンスクールの皆さん、ありがとうございます。大学関係者からお聞きしたことですが、県内就職を希望する学生や父兄が多い、とか。「かわいい子には旅をさせよ」という言葉は死語になっているのでしょうか?県内就職希望の話は鹿児島だけでなく、各地方でお聞きしています。一人っ子が増え、自分の手元に子供をおきたい親が増えているのでしょうか。
 昨日は朝から夜まで営業モードだったので、バンクーバーオリンピックのスケートの結果は、夜ホテルの部屋で見ました。浅田さんの健闘をたたえるとともに、ぜひ次のオリンピックでは金メダルを狙ってほしいです。でも、ライバルのキムヨナはこれで引退でしょうか?浅田さんのリベンジはどうなるのか?
 最後に鹿児島といえば、西郷隆盛。西郷といえば「敬天愛人」。天を敬い、人を愛する。鹿児島での時間がもっとあれば、西郷ドンの記念の場所も訪問してみたいのですが、なかなか実現しません。

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イチゴ離れ

 夜、事業仕分けで有名になられた加藤さんが代表をされている構想日本のフォーラムにお伺いし、「ゆずりは」の田中陽子さんの司会で、北東北の職人さんたちのお話をお聞きしました。みなさんの、東北弁を交えながらのお話にたいへん感動しました。「キャリア」なんて横文字はいっさい出てきませんが、生きるということ、働くということについて、地に足の着いた考えを持った人たちのお話でした。東京で毎日気ぜわしく働いているわれわれの仕事が本当に薄っぺらなものに思えてなりませんでした。
 田中陽子さんのお話で、「イチゴ離れ』という言葉を知りました。野イチゴの季節(7月初め)、子グマが夢中で野イチゴを食べているうちに親グマがそっと姿を消す。子グマがふとわれに返って周りを見回しても、そこには親グマの姿はない。いつか必ず来る親離れ、子離れ。そんな熊の親子の別れを東北の人たちは、イチゴ離れと呼ぶそうです。親子の切ない別れを、なんて素敵な言葉で表現しているのかと思いました。(「ゆずりはの詩」田中陽子著)
ゆずりは

新潟駅でみつけた忠犬の銅像

今日は日帰りで新潟のお取引先訪問。いつもお世話になっている皆様、ありがとうございます。
新潟駅構内で忠犬の銅像を見つけました。

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前からも横からも。

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そして後ろからも。

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京都のお取引先訪問

朝から京都訪問。お取引いただいている学校、PCスクールなどの方々にご挨拶。昼食、夕食とも京都でいただきました。お昼は京都らしい、由緒あるお宅を開放した某所で。京都で100年以上ご商売をされていて、顔の広いお取引先の方ならではの選択でした。昨日の東京は春のような気温でしたが、今日の京都もそれほど寒さを感じませんでした。僕はコートなしで来ています。

『太らない病気にならない体のつくり方』(川嶋朗著、実業之日本社)

 見出しをたどっていけばだいたい内容は理解できる本です。たぶん、医師である著者の先生がお話になったことを、ゴーストライターがまとめた本でしょう。この本の中で、温泉療法が紹介されていて、秋田の玉川温泉、鳥取の三朝温泉があげられています。一昨年でしょうか、田沢湖に行ったとき、玉川温泉の近くまで行きましたが、残念ながら時間がなく、行けませんでした。また、昨年初めて鳥取を訪問したとき、鳥取市から米子市までの電車が、倉吉に停車したことを覚えています。この倉吉からちょっと行ったところにあるのが、三朝温泉のようです。
 最高の贅沢って、こんな温泉町に、安い旅館でいいので、本を持っていって、1、2週間湯治にでかけることのように思います。

「シアワセのものさし」

日経ビジネスオンラインのこの記事って、すごくいいですよ。
記者が丹念に拾ってきている高知県の記事のシリーズ、デザイナーの梅原真さんを中心としたものですが、全部、おもしろいです。単行本になるみたいですが、まとめて読んでみたいです。

「シアワセのものさし」

土佐龍馬であい博

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先週土曜日に高知で始まった「土佐龍馬であい博」。写真は公式ガイドブック。「龍馬伝の舞台、高知を満喫しよう!」とあります。「であい博」は来年の1月10日まで続きます。オープニングのイベントには、高知出身で「龍馬伝」にもでている女優広末涼子さんが来ていたようです。このイベントのコンサルタントをやっているのは、同窓の西川りゅーじんさん(マーケティングコンサルタント)。彼には土曜日会場でごあいさつ。

高知に帰るーオーベルジュ土佐山に泊まる

 金曜日から、高知市内にあるお取引先訪問。その後、久しぶりに両親と合流。今では高知市に併合されていますが、かつて土佐山村と言われた村が建てたオーベルジュ土佐山に滞在。ここは本当にいいところなので、都会の多くの方達に来ていただきたいです。どこがいいかというと、平凡だけど平和な里山で、おもてなしの気持ちにあふれた村の人たちがこのホテルを支えてくれていること。そして部屋にはテレビもなく、ここでゆっくり、じっくり、里山の雰囲気に浸ってくださいということ。(テレビのかわりに、部屋にはバング&オルフセンのオーディオセットがあります。)あ、ダイアルアップでネット接続は可能のようですが、ここにいる間は、iPhoneでメールを見る以外、ウェブとはさようなら状況。
 90年代後半、土佐村の人たちが、過疎対策のためにこのオーベルジュを建てたことにすごく感動します。土地代を含めて建設費用は20億円くらいだと聞いたのですが、きっと当時の村の予算に匹敵するような金額だったと思うのです。ある意味、無鉄砲とも言えるようなプロジェクトをやりとげたかつての村民の人たちを尊敬します。いまでも、土佐山の人たちはこのオーベルジュに特別の思いを寄せているようですし、ここで使われている食材の多くが、この村で作られているものです。
 できることなら、一週間ほど滞在してみたいところです。ある意味、どこにもある日本の里山かもしれないのですが、でもやっぱり特別だと思いました。それはここが、この村の人たちの特別な想いで出来上がっているから。
 高知市内からは車で30分。市内観光に出かけようと思えば、すぐの距離です。

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(部屋のなかにはテレビがない。一部のお客さんからは不満がでるようですが、ぜひテレビなしを継続してもらいたい。)
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(オーベルジュ土佐山のマーク。里山だけど、高知のクジラがシンボル。)

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(ロビーには薪ストーブもあります。)

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(ホテルからちょっと歩くと、こんな風景が続きます。)
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(そばにはこんな遊歩道も作られています。土佐山村のひとたちの苦労が偲ばれます。)

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(土佐山村には犬たちもいます。)
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(冬でも空はぬけたような青さ。四国山脈が広がります。)