成功するために大切なこと。

あまりにも単純すぎて信じている人が少ないけれど、「成功」するために大切なこと。
成功って、こんなことを毎日繰り返していくことが基礎になると思う。
1 早寝早起き
2 腹八分目
3 整理整頓
4 運動
5 笑顔
6 以上を毎日継続すること

460人のオートバイ選手たち

 年配の方が多いとある賀詞交換会で税理士事務所に勤務するという方から聞いた話。日本の代表的な公営ギャンブルは、競馬、競輪、競艇、そしてオートバイレース。この最後のオートバイレースというのを初めて聞きました。(以前聞いたことはあったかもしれないけど、記憶になし)そのオートバイレースの業界には460人のプロ選手が在籍していて、稼ぐ選手は一億円以上稼ぐとか。今日お話しした方は、オートバイレースの選手の確定申告などをお手伝いしているそうです。
 競馬は武豊みたいなスターが何億、何十億って稼いでいるみたいですし、確定申告なんてしていないウマさんたちは生涯賃金ならぬ生涯賞金何十億なんてケースもあるのでしょう。
 でギャンプルやパチンコ、カジノなどに縁のない僕がびっくりしたのは、460人ものプロのオートバイレーサーがいるということ。下位の選手たちは、何百万円の年収だと思いますが、それでも食っていけるのであれば、なんと日本は恵まれているんだと思います。だって、(こういうと失礼かもしれませんが)オートバイレースは農業のように必要なものではなく、社会の豊さというか、多様性のひとつ、それも重要性からいうとかなり下のほうに位置するのでは?と思ってしまうのです。
 オートバイレースに460人、もっとメジャーな馬、自転車、そしてボート、これらを合わせると、一体何人のプロたちがいるのか?さすがギャンブルにも不況の陰が覆いつつあるようですが、公営ギャンブルの規模からするとまだまだ日本は恵まれていると思います。
 

55人目、57人目の「仕事・働くこと」(オデッセイのリレーエッセイ)

57人目の「仕事・働くこと」は、ぐるなびの久保社長。→リレーエッセイ

55人目にご登場いただいた株式会社ジェイフィールの高橋克徳さんとの「アイデアエクスチェンジ」配信も始まっています。
「アイデアエクスチェンジ」高橋克徳さん編

Stress and risk_the secret of happiness

 Financial Times で必ず読んでいるコーナーがあります。Luke Johnson というベンチャーキャピタリストが毎週水曜日に書いている"The entrepreneur" (起業家)というコーナーです。ボクはこの人の記事(エッセイというべきか)が一冊の本になったら、ぜひ日本で出版したいと思っています。日本に足りないのは、起業家精神です。大企業での安定、役所での安定。大多数が安定を望む社会は、実は変化に対して脆弱な社会です。今の日本がまさにそうです。この閉塞感はどうしたものか?出口を見つけることが非常に難しくなっています。
 11月11日の記事は、"Stress and risk_the secret of happiness" というものでした。このエッセイの最後に、第26代米国大統領、T.ルーズベルトの言葉が引用されています。"Far better it is to dare mighty things, to win glorious triumphs, even though chequered by failure, than to rank with those poor spirits who neither enjoy much nor suffer much, because they live in a grey twilight that knows not victory nor defeat." 勝利も敗北もない、グレーの黄昏の中に住むよりも、たとえ負けたとしても、人生を生き抜く方がましだ。
Stress and risk_the secret of happiness

"The First Billion Is The Hardest" (T. Boone Pickens 著)

 アメリカからの帰りの飛行機の中で読みはじめた本です。『どん底から億万長者』というタイトルの本は、この本の翻訳本かもしれませんが、表紙のデザインはちょっと安っぽくなっている印象を受けました。
 日本では、80年代、ピケンズが小糸製作所の株を買ったことでマイナスの記憶を持っている人も多いかもしれませんが、日米問わず、大企業のサラリーマンとはまったく違う価値観と生き方をしてきた人です。まだ読み終えていませんが、印象は決して悪くないです。自分でリスクをとり、体を張って生きてきた人かと思います。
 ピケンズは、アメリカが海外(中東)の石油に依存することが、外交、防衛において危機的な状況を作り出していることを、身銭を切ってキャンペーンしています。石油マンのキャリアを持ちながら、代替エネルギー(風力、ソーラー)の開発に投資をしています。現在すでに80歳をこえていますが、そのバイタリティには敬意を表します。
 YouTubeにも彼の動画がかなりアップされています。


丸の内起業塾の卒業生から歌手

丸の内起業塾の卒塾生からなんと歌手デビューする人がでてきました。福岡で行った第一期生(もう4、5年前になるでしょうか)のおひとり、濱田憲治さん。福岡は、エンターテーナーが多い。

はまだけんぢオフィシャルサイト

大企業以外のキャリアをもとめる京大生

 丸の内起業塾をいっしょにやっている須賀さんの紹介で、京都大学の学生たちが遊びにきてくれました。いつの時代も、どうやって生きていくのかは、学生から社会人へのボーダーラインを越えるときには悩むことだと思う。自慢じゃないけど、ボクなんて、大学4年生で、永遠のモラトリアムがないものかとぼんやり思っていた口なので、就職活動もまったくせず、結局時間切れみたいになってしまい、ひょんなことで経営コンサルティング会社で働かせてもらうようになりました。ジーンズとバックパックで面接に登場したボクによくチャンスをくれたものだと、いまでも思います。ベインの東京オフィスの立ち上げメンバーの方たちには、感謝しています。
 京大の学生たちの話では、京都はインターンシップの機会もそれほどなく、東京ほど企業や起業に関する情報もないとかで、学生もベンチャーに進もうという意思を持っているのは、ほんの一握りだとか。そんななか、今日来てくれた学生たちは、ベンチャービジネスに関心を持っているとかで、それだけでもありがたいと思うし、どんなキャリアを選ぼうとも、「君たちの未来に幸あれ!」と、先輩としてはすこしばかり親心を持ってしまいます。
 企業に就職すること、公務員になること、それしか選択肢がないと、ほぼ100%の大学生が思っていて、実際にそれ以外の選択肢は確かにとりにくい社会は、多様性がある社会とは、到底思えない。

歩くことが前提、大学同窓との夕食

 次号の「オデッセイマガジン」に出ていただく方の取材に立ち会わせていただきました。無酸素8000メートル峰への挑戦を続けている登山家、小西浩文さん。人類5万年の歴史の中で、人が歩かなくなったのは、この50年か、60年かのこと。ヨガがインドで生まれたときには、人間は一日のうちで何時間も歩いていた。歩き、足腰を鍛えていた人間を前提としたその時のヨガと、今のように一日に30分か、せいぜい1時間歩く程度の状況でヨガを行うことはまったく別物で、本来のヨガの意味は失われてしまったという話が、引っかかりました。
 夜は、大学の同窓二人と食事。二人とも転職経験者(ひとりは一回、もうひとりは二回)
。距離の違いはあるけども、3人とも、日本の企業社会の中で、ちょっと遠回りをしたり、歩き回ったりしたくちかな?ボクが一番寄り道と遠回りをしていると思うけど。

毎日執筆、本200冊読破

 今日の朝日新聞夕刊の「人生の贈りもの」で、ある作家が、「天才作家はいいでしょうけど、われわれふつうの作家は毎日、書かないといけません。バイオリニストが毎日、トレーニングするのと同じです。手を動かすことで、続きが浮かんでくるもんですから。想が浮かんだときだけ書く、それじゃあ、絶対ダメです。」
 また、ものを書くときは、その分野に関する本を100冊か200冊、読めばいい、とか。この方法論は、立花隆さんと同じ。
 すべての仕事人にヒントになる言葉!

派遣社員のままでいることを望む人たち

 今日昼食をいっしょにした、会社を経営している友人が言っていた話です。彼の会社で働いている派遣社員40名全員に、希望があれば正社員にしてあげるという提案をしたそうです。結果は、40名中8名だけが正社員希望だったそうです。

 正社員を希望しない理由としては、以下のようなものがあげられたそうです。

1 週末勤務が発生する可能性は困る

2 責任が発生する立場はいやだ、会社にコミットしたくない

3 好きな時間だけ働きたい、好きな時に休みを取りたい

 派遣会社の経営者からも聞く話ですが、これらと同様の理由で、正社員ではなく、派遣社員の立場を望んでいる人たちが結構の数いるということです。ただ、このような「贅沢な」、あるいは「恵まれた」ことを言っていられる人たちは、今の時代、少数派になりつつあるのかもしれませんが。

 昨年話題になった「派遣切り」のせいか、派遣社員、正社員の議論が、現状をしっかり把握し、事実関係を幅広く調べたうえでの議論になっているのか、少々、疑問に思うことがあります。一方的に企業側が悪いという議論には、賛成できない点もあります。就労者側の意識、ニーズに関しても、現状の正確な把握と、論理的な議論の必要を感じます。

 われわれの資格を受けてくださっている人たちの中には、多数の派遣社員の人たちがいます。彼ら、彼女たちの中にも、さまざまな理由で派遣社員であることを望んでいる人たちがいるはずです。 また、資格は派遣のライフスタイルを望む人たちにとって、会社に代わるひとつのアイデンティティになっているような気もします。