英検マンと英検犬

英検のHPに英語でラジオ体操のコーナーがあります。ちょっと奇妙な顔の英検マンと英検犬、英検羽、そしてイングリスがでてきます。ビジネス英語もいいけど、案外日常の行動の表現を知らない人が多いので、英語を勉強するためのこんな工夫もいいなと思います。

英検ラジオ体操

生産性の向上のみ

さっきちょっと「感傷」にひたった文章を書いたので、別のトーンの話を。
John Taylor (スタンフォードの経済学教授)のブログによると(池田信夫さんのブログからのリンクで読みました)、過去50年間、アメリカで3倍になった実質賃金を説明してくれる要因は、生産性の向上であって、法定最低賃金の増加、組合活動、差別を禁止する法律、賃金格差の是正でもないということです。
(→
John Taylor "The Answer is productivity.")

結局、個人の教育レベル、組織の経営力、創造力を育てていく努力からしか、賃金の上昇、雇用の安定はないということでしょう。政府の施策ではなく、ましてや自分たちの既得権を守ることしか考えていないような談合組織やグループでもなく、企業のもつ経営力や個人の努力にしか答えはないということで、根本的には「天は自ら助くる者を助くる」ということかと思っています。
これは日頃社内でも社員の皆さんに話し、自分自身も信じていることです。

初めてのインド

YPO Asia Forumに参加するためにインド・ニューデリーにやってきました。インドは初めてです。成田を12時半にでてこちらの時間で6時過ぎに到着。観光目的ではないので、用事が終わるとすぐに東京に帰ります。(家でクロイヌたちとゴロゴロしているのが一番!)
好き嫌いがはっきり分かれるインド。3日間で、さてどんな印象になるのか、われながら楽しみです。巨大なIT産業を抱えるようになったインドですが、空港からの道路はまったく整備されておらず、写真のような農耕機具みたいな乗り物が走っていました。ここでは車を運転する自信は持てないです。

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「インド式ダイエット」(食あたり、あるいは下痢)でげっそりなることだけは避けたいです。歯磨きのあと口の中をきれいにするのにも、念のため、ミネラルウォーターを使うようにアドバイスされました。

そういえば、M商事に勤めている大学の同級生が、以前、インド北部の発電事業に関連してこの国に何年か駐在していたことを思い出しました。10年以上も前のように記憶していますが、さぞかし大変だったろうなと想像します。
成田を出発した後しばらくして見えてきた富士山がきれいでした。

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そろばん

 小学生の頃、母親の影響でそろばん教室に通っていました。「読み書きそろばん」の代わりに、今の時代は、「読み書きパソコン」だと言われますが、そろばんとパソコンはまったく異なるものなので、「読み書きそろばん+パソコン」と考えておいた方がいいのでは?
 時差のため眠れず、あるメルマガで知ったそろばんメーカーのサイトを見ていました。おもしろい活動をされているなと思いました。
トモエそろばん

教職員向けセミナーのご案内

 小社オデッセイコミュニケーションズでは、10月29日午後2時より、明海大学経済学部長兼キャリアサポートセンター長の下田直樹先生に、ご講演(「大学におけるキャリア教育と資格」)をお願いしています。キャリア教育、情報教育にご関心のある教職員の皆様のご参加をお待ちしています。

申し込みサイト

MOSを取って早稲田に入学

MOS取得が評価されて早稲田大学法学部に入った学生さんのお話を拝見しました。

アビバキッズHP

桐朋高校からハーバードへ

昨晩、Harvard Club of Japan主催のセミナーがあって、日本を訪れている二人の教授の話を聞く機会がありました。ひとりの先生は、脳の発達を研究している先生(Takao Hensch)、もう一人は科学史を研究している先生(Shigehisa Kuriyama)。

脳の研究者によると、言語の習得能力は11歳前後でほとんどが決まってしまうとかで、諸外国の第二外国語教育開始年齢をみると、10歳以下で第二外国語の勉強を始めている国が多いようです。

もう一人のKuriyama先生は、針治療の修行を3年やって自分には合わないということで学校に帰って行ったユニークな経歴の方。ハーバードの学部の授業で、iMovieを使って生徒に発表させているようですが、教師との力関係、生徒たちの学習方法、動機づけに大きな変化が見られるという話で、とてもおもしろい内容でした。

ところで、雑誌などで、日本の高校からハーバードやスタンフォード大学の学部に入学する生徒がでてきているという話を読んだことがありましたが、昨晩はそのような生徒が一人来ていました。今年の9月ハーバードの学部に入学するという日本人学生で、国立の桐朋高校の卒業生だそうです。今年、日本からは一人だけのようですが、健闘を期待しています。

Shigehisa Kuriyama

Books by Shigehisa Kuriyama

Takao Hensch

職業教育特化型「新大学」

 中央教育審議会が、職業教育に絞った「新しい大学」を創設する方針を打ち出したという記事が、朝日新聞朝刊の一面に出ています。これって、実態を追認しようとするものかとも言えます。現実、多くの大学が、中途半端に職業教育に重点を置いた教育に傾いているように見えるからです。現在ある大学の多くは、学力的に見ても、高校の延長、あるいは高校のやり直しと言った方がいい学校が増えているようです。あまり勉強が好きではない学生で、高校のあと、すぐに働きたくない子供たちには、「新しい大学」の方がいいのかもしれないです。
 もしこの「新しい大学」のカテゴリーができると、現在ある専門学校との棲み分けは、どうなるのか?「新しい大学」の中身は?
 
 

教科書が消える日

Financial Timesの記事で、カリフォルニア州知事のシュワルツネッカーが、紙の教科書をなくして、教科書の中身をデジタル化することを言いだしていることを知りました。背景には、カリフォルニア州が財政赤字を抱えていることがあります(約2兆4千億円)。紙の教科書は、年間350億円くらいかかっているそうです。

FT記事

まだ買っただけで読んでいないのですが、『イノベーターのジレンマ』で有名なクレイトン・クリステンセンが、『教育X破壊的イノベーション』という本を出しています。元気回復したら、読もうと思っています。

日本の教育界は、少子化でお客さんがいなくなって学校が潰れてしまうという話ばかり聞こえてきますが、教育界におけるイノベーションはおもしろいテーマだと思います。

「教育費をタダにせよ」と、友人が日経ビジネスオンラインに。

 今朝、仕事で小社に来ていた友人の西野さんが、「日経ビジネスオンラインに、『教育費をタダにせよ』というエッセイを書いたんだよ」、と。

 特に、この文章の終りの方を読んで欲しいと言われました。(こういうこともあって、大分県の話のように、自分の子供にも後を継がせたくなる職業なのでしょうか。) 

→「教育費をタダにせよ」