ドッグ・ドック
posted at 2008.09.12
posted at 2008.08.09
お取引先のKさん、社員のHさんとの月例荒川サイクリング。蒸し暑くはありますが、走り始めると気持ちよくサイクリングできた朝でした。2時間で40キロほど。ちょうど楽しい距離。
荒川でであったパグの黒犬君。名前は、サップ。(ボブサップから来ているのか?!)
posted at 2008.07.20
午前中は、クウ太郎君が「大好きな」動物病院。先生は臨時の優しい先生。口輪をしているせいか、診察台の上でも普段よりは静か。かゆがっていて、ダニでもついているのではないかと心配。
夜、久しぶりに行った某所にある食堂で言語学の鈴木孝夫先生(慶応名誉教授)ご家族といっしょになる。先にいらっしゃっていて、お顔を拝見してすぐにわかったのですが、お邪魔になると思ってお声をかけず。これまで先生の一般向けの本は何冊も読んでいたので、ご挨拶くらいしておけば良かった。
あとで食堂のおばあさんから、「先生は声をかけられるのが大好き!」と聞いたけども、後の祭り。おばあさんの話では、先生はご著書に書かれているとおり、ものをすごく大切にあつかっていて、割り箸なども捨てないで家にもって帰るとか。81歳になられて、腰を上げるのが一苦労だといいながら、立ち上がっていらっしゃいました。ご自愛いただきたいです。
追伸
アルゴアなんかよりも、ずっと鈴木先生の方が地球環境派です。いろいろと読んだ鈴木先生の本の中でも記憶に残っているもののひとつです。
posted at 2008.05.27
黒犬通信をご覧いただいた、金沢在住の新しいお仲間からの写真。ヨークシャーテリアの黒犬です。この黒犬のママによると、
「シエル(♂)3歳です。真剣な眼差しの理由はカメラの先のおやつを『マテ!』状態のためです。」とか。
きれいに撮れた写真です。色の組み合わせが素敵!
posted at 2008.05.11
山形の柳沼さんから、ブルーノ君の近況写真。
山形の田舎で育ってきたブルーノ君は、都会で育った犬たちと比べると、五感の鋭さ、筋肉のつき方、瞬発力など、すべての面で優れているようです。都会の犬たちは、人間のペットになってしまい、もう犬ではないのかもしれません。ケッサクなのは、都会のアスファルトの上でだけ散歩している犬が、田舎の道になれていなくて、あまり喜ばないという話。5月6日に、「黒犬通信」でご紹介したDog Manのテーマのひとつが、犬たちの本能や感覚をシャープに持ち続けること、都会の生活の便利さに屈することなく犬、人間ともに、野性をなくすことなく生きていくこと。
我が家の黒犬も、山梨の山中で育っていれば、違った甲斐犬になっていたかもしれないと思うと、ちょっと複雑な気持ちになります。うちの犬は違いますが、人間のペットとなった犬たちの間で、成人病(成犬病?)が増えているということも聞いたことがあります。
posted at 2008.05.06
アメリカ人の作者によって初めて僕は、澤田石守衛さんという、秋田犬の保存につとめられた方の存在を知りました。この本は、秋田県の人たち、秋田犬を愛する人たちだけでなく、日本犬が好きなすべての日本人が読むべきだと思いました。そして、生きること、家族、自然、動物、そんなことを考えたい人すべてが。
この本は、以下のような、すばらしい文章で始まります。
There are mountain villages and green valleys throughout Japan, and very few people live in them. The cities teem and buzz with life-each year with increasing speed and sophistication, more crowds and smaller cell phones and a dizzying parade of man-made pleasures. But far away, the snow country world moves quietly, almost forgotten except as a dream This is the story of that dream. It's about one man's devotion to a place and way of being, however preposterous it may seem to others, and how he gently, and not so gently, steers his life there.
もうひとつ、こんな文章も強く記憶に残りました。
In the morning when the dogs bolted from their kennels and followed Morie into the woods, it seemed as though they were disappearing to a magical land, to another time. Their territory seemed boundless, miles and miles of green meadows, forests of towering cedars, and mountain peaks with sheer cliffs. The dogs craved the wild, Morie always said. It kept their instincts sharp, their spirits strong. It kept them from complacency and spiritual decline. Being in the wild reminded them who they really were-and the amazing deeds they were meant for. It was an antidote to the convenience and comfort of modern life. Kitako wondered if people didn't need the wild too.
僕はこの原作に基づいて、映画が作られないものだろうかと思います。澤田石さんは、三菱グループの会社に勤めながら、終戦から退職まで、ずっと東北地域で発電所の建設プロジェクトに関わられてきたそうです。現在では、年齢も90歳を越えた方です。自然とその一部である秋田犬をこよなく愛した人生に、乾杯!
→朝日新聞記事(澤田石さん紹介)