(男からすると)せつないサイト

別れたボーイフレンドにもらったジュエリーのオークションサイト。日本にはコメ兵があるから、必要ないかな。

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仕様書の話_辻井喬・堤清二回顧録「叙情と闘争」から

 読売新聞土曜版の朝刊に連載されている、堤さんの回顧録。毎週楽しみに読んでいる読み物のひとつです。5月10日で16回目になりました。

 ビジネス、文学、複雑な人間関係が織りなす、お話が続いています。西武百貨店の再建にあたる堤さんのお話の中で、70年代、政財界の重鎮のひとりだった桜田武の以下のようなコメントが紹介されています。

「清二君、シアーズ・ローバックというアメリカの百貨店を知っているか」。「いや、大した会社だ。きちっと仕様書を作ってね、こういった布をこの値段で製造して欲しい、その場合には何万フィートは買い取る、と言ってくる。そして間違いなく実行するんだ。小売業もあそこまで行けば製造業をリードできる。」

 ものづくりを行っている人たちは、この仕様書を作ることに優れています。それに対して、目に見えないもの=サービスを作っているソフトウェアの分野では、往々にして、この仕様書作りに十分な時間と知恵をかけていないように思います。

 スピードは大切なのですが、「急ぎの仕事だから、ゆっくりやってくれ!」ということが、実は前提にならないとだめだと思います。

経産省による「ベンチャー失敗学」

ベンチャー企業がなぜ失敗したのか。経産省がまとめた失敗学、「ベンチャー企業の経営危機データベース」。

経産省

『会社の値段』(森生明著、ちくま新書)

 やさしい言葉で、会社の価値や企業統治に関して、考えるヒントを提示してくれている本です。書かれたのは、2005年末のようですが、この本のなかで提示されている著者の意見や疑問は数年後の今も日本の現状には当てはまります。

 

 例えば、普段なにげなく使っている、「企業価値」と「株主価値」の違いを説明できる人、これらについて、自分なりの考えを持っている人がどれだけいるでしょうか?  著者の指摘の通り、日本で使われる「企業価値」は漠然と使われています。「株主価値」のように、数字で明確に示しうるものではないように思えます。そのあいまいさの陰に日本の経営者たちは逃げ隠れ、株価で表される企業の価値を上げていく努力を怠ってきたと言えます。隠れた価値を見つけだし、安く買い高く売ろうとする「ハゲタカファンド」に対する感情的反発からは、自信のなさと努力不足をそのままにした「嫉妬」を感じます。

 

 先日、外資企業が、本国の株式を使いながら、日本にある子会社を通して日本企業を買収する、いわゆる三角合併は、法律で可能になって以来、まだ一件しか成立していないという記事を読みました。日本の資本市場の閉鎖性の一例でしょうか。

「即戦力」はアリガタイ(有り難い)

仕事で専門学校や大学の先生や事務局のスタッフ、キャリアアドバイザーの方々からお話をお聞きする機会があります。学校側の皆さんのお話では、企業側は過去(バブル崩壊以前)とは比べ物にならないほど、卒業生たちが「即戦力」となってくれることを求めているという話です。そのため、多くの学校では、就職後、役立つと思われる情報を早い段階から学生に伝えていくということになり勝ち。

でも、自分自身のことや、会社を10年やってみて思うのは、そう簡単に「即戦力」は得られないということ。僕なんて、学校をでてすぐの頃どころか、数年たってさえも即戦力からは程遠かったのではないかと思います。同業他社の出身者を別にすれば、中途採用においても、入社即、戦力となることができる人材は、少ないのでは?(業界、職種によりますが)

新卒の場合は、とにかく明るくて(大きな声で挨拶ができる)、礼儀正しく、素直な態度を持つこと。職場の先輩やお客さんたちにもかわいがられるので、本人に勉強意欲がありさえすれば、きっと1、2年のうちに、ある一定の、限定された範囲内で、すこしずつ、戦力になっていくのだろうと思います。

新卒に関して気になるのは、即戦力とかなんとかよりも、生命力や覇気のない学生が多くなっていること。安藤忠雄が、東大の入学式で、親たちの子離れを求める発言をしたとか読みました。いつまでも子供を自分のそばに置きたがる親、正直、気持ち悪いです。(子供の覇気を奪っている大きな原因なのでは?!)そんな気持ち悪い親が、増えているというようなことを、学校関係者からよくお聞きします。(「お客さん」の親御さんには、そんなことは言えませんが)

バブル崩壊とその後始末で、人を育てていくプロセスそのものも、ガタガタになった企業が増えてしまいました。とは言え、事業の復活とともに、新たな時代に即しつつ、人を育てることには時間がかかるという認識に立った上で、人材の育成に取り組んでいる会社も、再び増えてきているような印象を持っています。人材の育成、企業戦略、仕事と生活の調和、付加価値の高いサービスとしっかりした利益の確保、そして人材育成への再投資。これらの要素がうまく回転している会社が、継続性のある優良企業なのかと思います。オデッセイコミュニケーションズも、「優良企業」でありたいと思っています。

ワークライフバランスの専門家を訪問

30年にわたって、ワークライフバランスと現在呼ばれているテーマについて調査、研究を続けてきた、某大学の先生とご面談。IT時代における企業と社員との関係はとても面白いテーマ。仕事の分担や管理の方法、人と人のコミュニケーションの仕方が変わっていくことで、これからの企業社会がどのように変わっていくのか、楽しみ。また経営者としては、変えていくという意思を持つことも大切かと思う。ITリテラシーの向上と、個人の自立と自律は、その前提条件のすべてではないとしても、一部となるはず。

エドはるみさんとMOT

エドはるみさんという、吉本の芸人が、芸能界に入る前、マイクロソフトのトレーナーの資格(Microsoft Official Trainer=MOT)を取っていたことを知りました。(バラエティ番組を見ないので、吉本の芸人などほとんど知らない、黒犬です) 意外なところに、MOT取得者がいるものです。

お正月は全国休みにすべし!

今朝の日経新聞・朝刊によると、「大手家電量販店のケーズも、ヤマダ電機についで、元旦休業」だとか。でも一気に、3日まで、お休みにすればいいのに!日本中、モノがあふれ返っていて、大体、どの家でも不要なものがたくさんあります。我々日本人はどう考えても買い物しすぎ。(一番のエコ対策は、モノをまず買わないということだと思っています)

ネットのお店もあって、時間と場所に関係なく、買い物ができるようになっています。だから、リアルのお店は正月3日までは、お休みにしてくれたほうが、我々消費者も、落ち着いて家にいられます。かつての、お正月らしさが懐かしい!

コクヨからユニークな電子暗記カード「メモリボ」

コクヨグループの会社が、電子暗記カードの新商品を販売していて、マイクロソフトオフィススペシャリストの準備にも使えるコンテンツを提供されています。→記事

丸の内起業塾開講します

今年も丸の内起業塾を開講します。中小企業庁長官賞をもらってますます元気になっている塾長の須賀さんです。

詳細はこちら→丸の内起業塾