Met with the US Ambassador Roos in Tokyo.

午前中、駐日米国大使のルースさんをWPO/YPOのメンバー20名ほどと訪問する機会がありました。大使の執務室があるフロアーの会議室で1時間ほどお話をお聞きし、意見交換することができました。大使館の中に入ることはあまりなく、ルース大使とお話をする機会など滅多にありませんので今日の機会に感謝しています。

I had an interesting chance to visit US Ambassador Roos in his office today.  I was with WPO/YPO members and the ambassador was kind enough to meet with us for one hour.

He used to represent the biggest technology focused law firm in Sillicon Valley. He showed a strong interest to foster entrepreneurship in Japan, which is quite natural given his background.

One of the participatns was from Hiroshima with his father and mother being the victim of the A-bomb.  He expressed his personal gratitude to the Ambassador for his visit to the annual peace ceremony in Hiroshima on August 6 this year.

I asked him a couple of questions (how he is going to measure his success as the ambassador, what he likes about Japan).

We had to leave all the gadgets with battery (mobile phones, electric dictionary, videos, everything!) at the entrace door, which was the only unnecessary part of the visit, but overall, I had a very interesting visit.  I was lucky to be sitting very close to Ambassador Roos and had a chance to shake hands at the end.

「サバイバル登山家」服部文祥さんを訪問。

 次号の「オデッセイマガジン」の巻頭インタビューのため、サバイバル登山家・服部文祥さんを一昨日訪問。ずっとお会いしてみたい方だったので、出会いに感謝しています。彼のストイックさ、美意識、自然や生き物(われわれ人間も含む動物すべて!)に向き合う姿勢、それらにすごく共感を持ちます。
 K2登山隊に加わったことで登山家としての世間的な「見栄」から解放され、自分のスタイルを純粋な気持ちで追求することができるようになったという話が心に残った。われわれビジネスマンも、世間的な見栄(たとえば、売上高に示されるような企業規模、上場なども含む)にこころを煩わされている人間が多数なんだけど、どれだけオリジナルなことができているのか、誰もやっていないことができているのか、そんなことがビジネスにおいてもとても価値あることだと思う。
 今夜11時からTBS系列の『情熱大陸』で服部さんが取り上げられるそうだから、久しぶりに夜遅くのテレビを見よう。

西麻布でお話をさせていただきました。そばの中国大使館前では大規模デモ。

 ある方が主催されている学生と社会人向けの勉強会でお話させていただきました。東大、早稲田、慶応などの学生と、幅広い年齢の社会人の方々の集まりでした。皆さん、問題意識の高い、真剣に仕事のことを考えている方々でした。
1時半に始まり、途中の休憩を交えて5時までお話と質疑応答。その後、テレビ朝日通りにあるピザ屋さんで懇親会。

 テレビ朝日通りにはなにがあるか? 中国大使館です。
 日本のマスコミでは一切、取り上げられていませんが、尖閣列島をめぐり東京でも大規模なデモが行われています。懇親会があったレストランから中国大使館まで200メートルほどの距離で、レストランの前の歩道には、1時間以上たっても切れないほどの人の列が続いていました。警察の警備がしっかりしていてかなり統制のとれた行進でした。家に帰ってネットでチェックすると、5800名程度のデモだという話があります。

 ボクは懇親会を途中で失礼しました。帰りの車で聴いたNHKラジオの7時のニュースでは、中国各地で行われた大規模デモのことを報道していましたが、中国大使館前で行われていた日本側の大規模デモについては一切報道がなされていません。
 ただし、海外メディアはこの東京でのデモのことを報道しています。
 日本のメディアの自制、政府からのコントロールもあるのかと想像します。今、中国問題において感情的になることは決して得策だとは思いませんので、メディアが自重あるいは自己規制することもわからなくはないのですが、海外では東京におけるデモのことが、かなり報道されているということくらいは、知っておいたほうがいいかと思います。

「一人で歩け、君の明かりで足りるとせよ」

 朝日新聞夕刊・文化面の「私の収穫」。大学1年の時のフランス語の先生だった海老坂武のエッセイ4回目。今日のコラムで先生が紹介されているのは、ジャン・ジオノという作家兼脚本家。1930年代反戦パンフレットを出し、39年9月の戦争前夜には、街に張り出された総動員を告げるポスターに、<拒否>と書いたビラを張り付けてまわって逮捕された、とか。
 そのジオノの信条が、「一人で歩け、君の明かりで足りるとせよ」だった。海老坂先生は、「暗闇の中から発せられたまばゆい言葉だ」と書かれている。

アーサー・ホーランドさんに会う。

 小社のPR誌「オデッセイマガジン」は年内あと一回発行します。巻頭インタビューのお相手も決まりました。このブログでもご紹介したことのある方です。お会いできるのを楽しみにしています。
 
 特集ページにでていただく、自称「不良牧師」、アーサー・ホーランドさんへのインタビューに同席させていただきました。公式サイトあるいはYouTubeをご覧いただければ、非常にユニークな方だということをご想像いただけるはずです。Happy という言葉に対する、Blessed (人は祝福されている)という言葉の深さが心に残りました。著作はアマゾンでチェックしてください。

アーサー・ホーランド公式サイト
Blessing Night

海老坂武の「私の収穫」(朝日新聞夕刊)

 朝日新聞夕刊文化ページの「私の収穫」というコラムに、大学1年生のときのフランス語の先生だった海老坂先生の連載が始まった。(海老坂先生に関しては、なんどかこのブログで書いた)
 
 一回目の今日は、ピカソが晩年を過ごした南仏のシャトー訪問時に感じた事を書かれている。このシャトーは、セザンヌがなんども描いたサント・ヴィクトワール山の真ん前に位置し、テラスからはその山と対峙することができるそうだ。「そうか、生活のあらゆる虚飾を捨ててこうやってセザンヌと向かい合っていたのか…ピカソの精神の姿勢に触れる思いがした。どうやって裸になるか。捨てられるか。裸になったとてピカソに近づけるわけではないのだが。」
 去年、今年と、海老坂ゼミだった同級生と会い、食事をすることができたのはうれしかった(その一人は、卒業以来の出会い)。
 
 今週は、新訳がでたサルトルの「嘔吐」(人文書院)を注文した。海老坂先生はサルトルの研究者の一人で、「自由への道」の新訳を岩波文庫で出されたけど、この「嘔吐」は鈴木道彦先生の訳。鈴木先生も僕が大学在学中にはフランス語の授業を担当されていたお一人。

40年に渡ってアフリカを訪問している80歳。

以前もご紹介したことがある、岩手の阿部さんが先日いらっしゃいました。40年に渡って毎年アフリカ(タンザニアやケニアのサファリ)を訪問されています。今年80歳になろうとするのに、ご自分でベータカムのカメラを抱えてビデオ撮影されている、スーパーな方です。数年前、阿部さんがとったアフリカの「生と死」のビデオを小社のクリスマスパーティで上映していただいたこともあります。お土産に、木彫りのイボイノシシをいただきました。東京駅までお送りしましたが、足取りがしっかりしていることに感心しました。自分自身、80歳まで生きていたら、あれだけ足腰を鍛えていられるか、いまからの努力次第。
阿部さんの会社のHP

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「ラオスの手仕事」(ゆずりは)

 今年初めてお会いした方で、「ゆずりは」の田中陽子さんという、東北の職人たちの手仕事を丁寧に紹介されている方がいらっしゃいます。(→黒犬通信のバックナンバー「イチゴ離れ」)コツコツと丁寧な仕事をされていて、頭が下がります。
 東北の職人たちの作品だけでなく、今回、ラオスの手仕事もご紹介されるようでご案内をいただきました。明日22日から、来月3日まで、青山の会場で、「ラオスの布」というイベントを開催されます。26日(日)には、午前11時から「店主のお話会」も。多くの方が田中さんのお仕事を理解し、ファンになってくれるといいなと、思っています。

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『奇縁まんだら』(瀬戸内寂聴著、横尾忠則画)

 日経新聞日曜日版に連載されいている傑作エッセイ集、第一弾。今日はどこにもでないで、犬たちと遊びながらこの本を読んで過ごした。(夜は、レイソル対ジェフの千葉ダービーをテレビで観戦)
 
 作家たちの付き合いの内幕、作家たちの個性の一部を伺うことができる。この巻で取り上げられている作家たちは、島崎藤村、間正宗白鳥、川端康成、三島由紀夫、谷崎潤一郎、佐藤春夫、舟橋聖一、丹羽文雄、稲垣足穂、宇野千代、今東光、松本清張、河盛好蔵、里見弴、荒畑寒村、岡本太郎、檀一雄、平林たい子、平野謙、遠藤周作、そして水上勉。豪華絢爛!
 このエッセイだけとりあげると、瀬戸内寂聴は文壇レポーターかと、思えてくる。内容は滅茶苦茶おもしろい。そして横尾忠則の絵がいいのだ!
 続編を読むのも楽しみ。

福岡訪問

昨日は日帰りで福岡訪問。当社がユニフォームスポンサーになっているアビスパ福岡の大勝負第一戦のジェフ千葉戦を応援。試合は、後半から降り始めた大雨の中、2−1と逆転勝利。千葉と入れ替わりでJ1昇格圏内の3位に。写真ではわからないかもしれませんが、かなり激しい雨でした。

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こんな試合を続けることができれば、福岡の皆さんの歓喜は続くことでしょう。

試合前には、知人の木下敏之さんにご挨拶するため、福岡に新たに開かれた事務所までお伺いしました。彼は隣の佐賀県佐賀市で市長をつとめた方ですが、福岡で政治家としての活動を始められました。これまで何度かお話をする機会があり、また、ご著書を2冊ほど読ませていただいています。非常に立派な方なので、場所に関係なく、活躍されるのではないかと思います。
木下さんのHP
木下さんのツイッター

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福岡からの飛行機の離発着が遅れたので家に着いたのは夜10時半近くに。
四国の両親から、おおぐし農園のデコりんジュースが届いていました。ありがとうございます。
大串農園HP
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