電通通りで見つけた広告

Matchcom  社員のひとたちと食事に行った帰り、電通通りのビルで見つけた出会い系サイトの広告。コピーは、「白馬に乗った王子様は、電通通りにもやはりいない。」まさか電通が作った広告ではないですよね?!

金沢へ日帰り出張

何年かぶりの金沢出張。でも、残念ながら日帰り。日頃お世話になっている大学生協関係者、試験会場の皆さんを訪問。
帰りに21世紀美術館の周りを一周、歩く。
金沢大学のキャンパスを訪問しましたが、市内から移転した新しいキャンパスで、いい環境の中にあります。学生の皆さん、がんばって勉強してください。
帰りは最終の飛行機だったのですが、行きはなんと4時間かけて新幹線プラス列車。ただし、越後湯沢を抜けてからは、右のような風景を見ることができ、また本を読む時間にもなったので、満足。
真ん中の写真は、試験会場としてお世話になっている金沢テストセンターの社員の方たちと、オデッセイ社員(真ん中)。
左は、金沢テストセンターのそばの家の前で見つけたタヌキ君。

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Rokkaichi

人間が幸福であるための条件

サントリーの佐治会長を招いての朝食会に参加。佐治さんがご紹介されていた第一次世界大戦中のイギリス外務大臣、エドワード・グレイがあげた、「人間が幸福であるための条件」。

1 自分の生活の基準となる思想。

2 よい家族と友だち。

3 意義ある仕事。

4 閑を持つこと。

4が案外大切。意義ある仕事をするためにも、一人静かによく考える時間が必要。

ネットで調べると、阿川弘之著の『大人の見識』でも紹介されているようなので、案外知られている言葉なのかもしれません。以前、英文で読んだ記憶がありますが、すっかり忘れていました。

 ちなみに、紅茶のアール・グレイは、このエドワード・グレイから取った名前。

パルバースさん、ご来社

Pulvers 数年ぶりに、ロジャー・パルバースさん(東京工業大学・世界文明センター長)にお会いしました。相変わらず、笑顔の素晴らしい方。映画「明日への遺言」の脚本を担当されたり、GetUpEnglish というサイトをなさっていたりと、著作家として活躍されています。→Roger Pulvers Official Site

Graduation Speeches

ビル・ゲイツ(2007年ハーバード卒業式で)

https://www.youtube.com/watch?v=AP5VIhbJwFs&NR=1

https://www.youtube.com/watch?v=X_YQmRD_q9Y&feature=related

https://www.youtube.com/watch?v=vwdMXquKTzM&feature=related

https://www.youtube.com/watch?v=YzlMxltEAwk&feature=related

https://www.youtube.com/watch?v=1ZKW5Gs6z7o&feature=related

スティーブ・ジョッブス(2005年スタンフォード卒業式で)

https://www.youtube.com/watch?v=D1R-jKKp3NA&feature=related

→「グラデュエーション・デイ」

美しい政治家

 数日前の朝日新聞朝刊に、オバマのスピーチに涙している美しい黒人女性の写真が大きく出ていました。初の民主党大統領候補の誕生が現実的になりつつあることに、大きな変化を誰もが感じつつあるのではないかと思います。

 僕の知り合いでもオバマ支持者がいます。ニューヨーク在住の弁護士で、うちの仕事をやってもらっているギブスもその一人です。彼はもう77か、78なのですが、ハーバードの学部で物理、大学院はロースクール、それプラスで野球もマイナーリーグから声がかかったという、文武を両立させた、絵に描いたようなアメリカのエリートなのです。別途書きますが、彼は、19世紀に哲学者・ジョン・デューイーが始めた高校を卒業していて、その高校はエリート教育で有名なところなのですが、オバマの子どもたちもそこに通っているそうです。

 安倍さんは「美しい国」と言いましたが、僕は「美しい政治家」に出会いたいです。オバマが美しいかどうかは別にしても。残念ですが、日本の政治家の先生方のなかで、「美しい」と感じる方は、ほとんどいらっしゃらないです。(それは、「美しい日本人」が少ないことの反映なのでしょうか) 

 政治家に美しさをもとめるなんて、勘違いもいいところだと言われるかもしれません。でも、ほんの一瞬、流れ星のような存在であったとしても、限られた期間でもいいので、既得権者たちの利害をすべて整理し、この国と国民にとって、ほんとうに必要な改革(もしかして、改革では足りなくて、革命レベルなのかもしれませんが)を実行する、強さとしなやかさを持った政治家に出てきて欲しい。僕には、そのような政治家は美しい存在です。

日仏交流150周年記念ロゴ

今年、日仏の交流が始まって150周年になることを知りました。それを記念するロゴは、着物とエッフェル塔をあらわして、日本とフランス両国を一目で表現しています。(→大使館HP) これをデザインしたのは、28歳のクレール・ポメというフランス女性。フリーのデザイナーとして活動を始めてまだ2年ほどだとか。

The Heart Has Its Reasons.

 シアトルから帰りの飛行機の中で読んだ新聞記事。一度読むと忘れられない、本当に起こった出来事です。そのままで映画になります。

 それまでマジメを絵にしたような、カンザスの田舎町で家庭を持つ40代半ばの女性が、ボランティア活動で刑務所を訪問しているうちに、殺傷事件の一員として刑に服していた年下の男と恋に落ち、その男の脱獄を幇助。逃亡中のふたりは逮捕され、女も刑に服す身になったという話です。

 厳格な、あまり裕福ではない家庭に育ち、同じ町の幼馴染と20歳で結婚。子どもを育てながら一生懸命働いてきた、超・マジメ人間が起こしてしまった事件。服役している女がインタビューに答えて言ったのが、獄中で読んでいたパスカルの言葉、The heart has its reasons (which the mind cannot comprehend.) です。(「頭では理解できない理由がハートにはあるよ」っていう、「パンセ」の一節の言葉だと思うのですが、どこにあったのか、時間があるときに探してみます。)

人間の情念の摩訶不思議さを感じました。

Wall Street Journal の記事

大学の同級生からのメール

今夜は大手商社のグループ企業で要職についている同窓および彼の部下のかたたちと、新年会をかねた焼肉三昧の食事。同じ大学に行っていたということ、共通の知人がいるということだけで距離感が短くなることがありがたいです。今年は彼の会社ともこれまで以上にお取引が増えればいいなと思っています。

 社員の人たちと食事の場に出かける直前には、大学1年生の時、同じフランス語だったS君から久しぶりにメールをもらったのも、今日のうれしい出来事。黒犬通信を書き始めてよかったなと思うことのひとつは、かつての知人・友人たちが、時々見てくれていること。「大学を出て25年、(自分に)正直になることが段々難しくなってきた」というようなことって、大学時代の友人だからこそ、聞かせてくれる声だと思う。うちの会社の雑誌や天皇杯でのスポンサー看板や、そんなちょっとしたことを見てくれている友人や知人たちがいてくれて、時々励ましのメールをくれるだけで、「もっと頑張って働こう!」という気になります。

 若いうちにはわからなかったことが少しずつ見えてきて、そんなことを率直に話し合えるのが、学生時代の友人だと思う。だからこそ、若い人たちには、あるときは真剣に議論し、そしてあるときはバカになって遊ぶ、そんないい友人を持つことをオススメしたいです。

 

Merry X'mas

Love & peace for all the people in the world!