ITと身体の復活

インターネット上でのメディアを展開している編集長の方とお昼ご飯をしました。その方のまわりでは、自転車と楽器をやっている人が増えているそうです。ご自身は、数ヶ月前から、チェロを習い始めたそうで、楽器から伝わってくる音の振動を、体で受け止めていく感じがなんともいえないということでした。

IT分野の仕事、もっと一般的に言って、一日中、デスクワークをやっていると、バランスをとるために、僕らの体は、本能的に動くことを欲しているのではないかと思います。僕などは、完全にその一人で、これだけ自転車をエンジョイすることができるなんて、まったく期待していなかったです。(今朝も自転車で、30分ほど走りましたよ!)

ちょっと大げさに書くと、いま、身体は自らの復活を欲しているのではないかと思います。

活き活き読本

050920ikiikivol2 「資格とってどうするの?」、「資格とるとどうなるの?」 このような質問を受けることがあります。そこで、オデッセイでは、「活き活き読本」という小冊子を出しています。

オデッセイが実施・運営する、「Microsoft Office Specialist」と「IC3(アイシースリー)」、グループ企業のプロジェクトAが行う「VBAエキスパート」。これら資格取得者の体験コメントを収録した小冊子(A5サイズ、20ページ構成、オールカラー)です。第2弾となる今号では、Microsoft Office Master(10名)を中心に、VBAエキスパート(4名)、IC3(5名)を取得した皆さまの体験談や喜びの声をご紹介しています。

以下のサイトからお申し込みができます。是非ご一読ください。

http://www.odyssey-com.co.jp/news/20050920ikiiki/

「R25」と「暮らしの手帖」

「R25]は、いまをときめくリクルートのM1対象のフリーペーパー。

そして、「暮らしの手帖」は、異才・花森安治が戦後始め、ある時代を象徴した歴史ある雑誌。

R25を知っている、手にとったことがあるという人は、R25がターゲットとしているM1層だけでなく、女性の間でも多いのではないかと思います。弊社でも10月13日号に広告をだすのですが、R25は企業からの広告収入だけでなりたっている雑誌です。R25は毎週50万部から60万部が配られていると聞いています。

一方の「暮らしの手帖」。この雑誌は、企業の広告ページが一切ありません。フリーペーパーとは対極にある、「天然記念物」みたいな雑誌です。発行部数は知りませんが、多分、R25とは発行部数の点で、一桁少ないのでは・・・僕は、この雑誌が好きで、定期購読をしています。この雑誌の提供する情報には、かなりの信頼感を持っています。。(犬にたとえると、ちょっと愛想がないけど、実はとっても忠実で信頼できる甲斐犬みたいな雑誌!)

本当に有益な情報、本当に信頼できる情報が、なんなのか、どこに行けば得られるのか、それがわからなくなっています。

「暮らしの手帖」は、アフィリエイト・プログラムなんて作っていないはずですし、僕には一切損得勘定はありませんが、この雑誌の存在さえ知らなかったという方には、雑誌のビジネスモデルと、雑誌が提供する情報の価値・信頼性を考える材料として、一度、お読みになることをオススメします。

頑張れ、中高年!

大勢の方と面接をしていますが、「35歳までが転職、最後のチャンスだと思っています」と言うようなセリフを何度もお聞きしています。一般的に言ってそうなのかなとは思いますが、ますます少子・高齢化が進むわけで、中高年、あるいは初老といわれるような年齢の方も、職場で活躍することを期待される時代になっています。

ただ、採用させていただく側からすると、こういう中高年はちょっとお断り、あるいはたいへんだなあ、ということがあります。たとえば、

1 体が動かない。体が堅いとかでなく、頭が固く、(へ)理屈やこれまでの経験則が邪魔になっていて、体が動かない。(現場を見ないと、いけないのに・・・)

2 いい意味での野心がなくなっている。(まあ、これくらいでいいや・・・)

3 無理がきかない。(体力的に)

かくいう僕も45歳、世間的に、中高年に入れられる一人です。お世辞で、年よりも若く言われることがありますが、体力だけは維持していきたいと思っています。何事も一に体力、二に体力。なにか物事をなしていくには、気力や知力、人間力など、必要なものはいろいろとあります。でも、気力や情熱といったものは、体からわきでるエネルギーなしには、維持できないです。中高年の皆さん、頑張って体を鍛えましょう!

追記 青春はこころの若さだとかいう人が結構いますが、僕は「肉体派」です。哀しいですが、若さは素晴らしいと思います。僕にとって80年代が光り輝いた思い出で一杯なのは、やはり僕の20歳代そのものだからだと思っています。その頃は、今書いていることなど、本当に理解していなかったです。

資格試験のひとつの意義

社内でも時々話をするのですが、僕らの行っている資格試験ビジネスには、いくつかの意義があると思っています。受験いただく個人の方にとっては、就職や転職の際に、どれだけ有利にできるか、ということが大きなポイントになります。

一方、商品ベンダー(たとえばマイクロソフト)の場合に立つと、いかに自社の製品の理解を高めてもらうのか、その結果として、より多くのユーザーに製品から得られる満足感を高めてもらうのか、ということがあります。

資格試験といえば、英語だとか、会計だとか、特定の企業に属さない知識やスキルを思い浮かべることが一般的かもしれませんが、販売されているさまざまな商品やサービスを、正しい知識でもって選択し、使用してもらうための資格試験というものがあってもいいように思います。それは、企業が客を選択するということでもあり、うちの商品はきちんとした理解をもって使用して欲しいという、企業側の希望でもあります。

カイの「自然現象」

2週間ほど前まで、なんとなく夏の余韻が残っていたのですが、もうすっかり秋になりましたね。僕は、先週末、家の片付けなどで体を動かしたのですが、汗をしっかり拭かなかったせいか、土曜日の夜から、ちょっと風邪気味です。雨でもあったので、土曜日、日曜日と自転車もお休み。

ただ、昨日はちょっと会社にでました。カイを連れてきたのですが、僕の部屋の中で「自然現象」を起こしてくれ、大掃除!犬の飼主というのは、自分の犬に関して、ちょっとマゾヒスティックなところがあって、他の人から見ると、単に汚いだけのことも、愛犬とのなんとも言えないコミュニケーションとなるというか、犬への愛情を確認する機会となるのです。いかに自分が犬を愛しているのかということを、再確認する作業というか・・・飼っていない人からすると、単なる酔狂にしかすぎないのですが、これがまた飼主の喜びのひとつになるのです

3連休を前にして

明日から3連休。「え、また3連休!?」という感じです。

社長の首を据えかえるという荒療治をしたため、ちょっと不評の声も聞かれるユニクロの柳井社長ですが、企業は常に動いていないとダメだ、拡大を目指していくんだ、というお考えは素晴らしいと思っています。柳井さんのお考えは、われわれのような、まだ規模の小さい会社にこそ、当てはまります。ユニクロのように、あれだけの規模になりながら、なおかつ大きな目標を定めて向っていかれる姿勢は、見習いたいです。

今日の日経新聞・夕刊によると、金の価格が14年ぶりに1700円台になっているとか。 金は投資対象としてはかなりの期間、蚊帳の外状態だったのですが、これからどう動くのか?

050922193806_1それから、この前出合った黒犬のお友達のご紹介(携帯で撮った写真)。写真のラブラドールは、オム君。日本語のオムスビと、フランス語のオム(男という意味)をかけて、オム君だそうです。ペットショップで処分されそうになったオム君を救ったのが、写真の飼主さん。この方、処分されそうになった犬を4頭も飼っているそうです。ペットショップの動物たちが、裏でどのような扱いを受けているのか、もっと公表された方がいいのではないでしょうか?

3連休は、プライベートでもとやらないといけないことがあり、片付けないといけない仕事もあります。週末も働いている皆さん、頑張りましょう!

先輩・後輩関係

お昼休み、20代半ばの若手社員Sさんから、当世の若者事情を聞かせてもらいました。彼は某私立大学のゴルフ部に所属していたらしいのですが、体育会系に特有の先輩・後輩関係、上下関係を嫌って、部員の数が減っているようです。ただ、この傾向は、この大学のこの部に限った話しではないとのこと。

大学では、僕自身は、体育会系ではなく、サークル系でした。比較的先輩後輩の上下関係は緩く、僕のようなちょっとはみ出た人間を自由に出入りさせてくれた大学のテニス・サークル(キャノン・テニスクラブという名前ですが)には、感謝しています。このサークルの先輩で、A航空に勤務しているKさんと、食事をしながら、自転車談義を交わしたのは、先月のことです。

僕もどちらかと言うと、先輩・後輩関係は苦手なほうです。社員はすべて「さん」付けで呼びます。去年、田舎に帰ったときに、東京の大学を出て、田舎で親の商売のあとを継いだ幼馴染から、田舎の町での先輩・後輩の関係の重さを、酒の席で聞かされました。きっと、狭い田舎町で、都会にはない人間関係のたいへんさがあるだろうなと思い、いろいろと考えてしまいました。僕が避けてきた経験を全身で受け止めながら、彼は成長しているんだなと、感心もしました。

日本が変わるということは、人間関係が変わるということも意味するのでは?人間関係が変わっていく時、いま僕らはその変化の真ん中にいると思うのですが、その変化に対応していくため、商品開発、サービスの提供方法、広告のメッセージ、人材開発などを含む、会社経営はどのように変わっていかないといけないのか?それを考えるのは、たいへんでもあり、おもしろくもあります。

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追記

日経新聞から「大人のための自転車入門」(帯には、35歳を過ぎて始める銀輪ライフ、無理のない楽しみ方・魅力を紹介、とあります)という本がでています。今日、近くの本屋で買ってしまいました。

ラモス効果?!

10年ほど前になるのですが、一時期、柏市に住んでいたことがあって、柏レイソルを応援しています。特に、Jリーグにあがる前後は、熱心に応援していました。(ちょうど、その頃は、キャリア的にスランプの時期で、Jリーグにあがろうともがいているレイソルと、自分を重ね合わせてみていたのかもしれません。)カレカやサンパイオ、エジウソンがいた頃は、本当におもしろかったです。ここ数年、J2落ちすれすれのところを低空飛行していて、ひやひやしています。

ところが、先週土曜日は、リーグ戦でトップを走っているガンバ大阪に2-1で勝利。急遽、コーチに就任したラモスの効果かと、テレビ、新聞は大きく取り上げていましたし、ガンバの監督の西野さん(元・レイソル監督)も、ラモスにやられたような発言をしていました。レイソルにもいい選手がいるはずなのですが、ずっと精神面の弱さを指摘されていました。そんなチームには、ラモスのように大きな声で、活を入れる存在が、必要だったのかもしれないです。

僕の出身高校の愛媛県立南宇和高校は、一度、全国優勝したこともあり、Jリーグに在籍している卒業生もいます。レイソルにはまだ南宇和出身の選手はいないのですが、いつか一人でも加入してくれるとうれしいなと思っています。

レイソルは今週土曜日は、ジュビロと試合のようですが、ラモス効果がまだ続くことを期待しています。

クロード・ルルーシュ「男と女」、「決断力」

3連休、皆さんはどう過ごしましたか?
僕は仕事少々、映画、読書でした。映画は、映画館で、内山理名主演の日本映画、DVDでクロード・ルルーシュの「男と女」を見ました。DVDには、映画製作から37年後のクロード・ルルーシュとのインタビューがあり、ある意味では映画以上におもしろかったです。「男と女」を撮った時には、会社は倒産寸前だったこと、限られた予算の中で工夫した結果、カラーと白黒の組み合わせの手法を使ったことなど、ベンチャー企業の経営者の話を聞いているような印象を受けました。
本の方は、何冊か読んだのですが、そのうちの一冊は、お取り引き先の方からお薦めのあった「決断力」(角川書店)。将棋の羽生さんの本です。なるほど、とうなずきながら読んでいきました。以下、印象に残った文章です。

「日本の社会は、同質社会ということもあって、この(決断とリスクの)バランスが悪いと思う。リスクを負わない人がいる一方で、リスクだけを負わされている人がいる。決断を下さないほうが減点がないから決断を下せる人が生まれてこなくなるのではないか。(中略)自己責任という言葉を最近よく聞くが、リスクを背負って決断をする人が育たないと、社会も企業も現状の打破にはつながらないであろう。」

大企業、霞ヶ関に特に当てはまるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

好きなテレビCM

フリーペーパーのaheadを読んでいたら、ドコモのテレビCMと、制作を担当した電通のコピーライターの紹介記事がありました。学生で一人暮らしの女の子(黒木メイサ)と、パティシエ見習の男の子(松山ケンイチ)がでてくる、「あの」CMです。(皆さんもご覧になっているでしょう)

この前、ハードディスクの登場で、テレビ番組を録画し、CMをスキップする人が増えていて、広告スポンサーにとっては大きな問題だ、というような報告がありましたが、僕はそのギャクで、番組はあまり見ないのですが、CMはよく見ます。

いま、一番好きなCMのひとつが、上にあげたドコモのCMです。不安そうな女の子の、テレビ電話で見る特製のケーキを見て、うれしさで、ぱっと咲く笑顔の表情が、とても大好きです。

大学生の頃、同級生の中で、広告代理店に行きたいというのがいて、その頃はあまり思わなかったのですが、クリエイティブな仕事なら、広告代理店もおもしろいかな、と時々思います。

ニュージーランドからのメール

マイクロソフトオフィススペシャリストは、世界各国で実施されているので、年に何度かあるミーティングで、他の国で実施・運営を担当している人たちとも知り合いになります。僕にとって、ビジネスで一番楽しいことのひとつは、他の国の知り合いができることです。

先月、フロリダであった世界大会でニュージーランドからの代表と、自転車の話になりました。彼は、過去5年ほど、ニュージーランドのTaupo 湖の周りを一周する160キロバイク大会(Cycle Challenge)に参加しているそうで、今年11月25日にある大会に参加しないかと、今日、メールを送ってくれました。

いま程度の鍛え方で、急に160キロも走れるのか(半分はそれなりの上り坂のようですから)、心配なので、今年の参加はちょっと無理かな、と返事をしたのですが、来年あたりはチャレンジしてみたいと思っています。

アメリカの取引先の役員は、今年から柴犬を飼っています。ニュージーランドからの人とは、自転車が共通の話題になりました。ささいなことなのですが、ビジネスが終わった後、個人的関心のあることを話しあうことができるような関係が、とてもありがたいです。

変わるゴルフ事情

僕はまったくゴルフをやりません。10年程前に、ゴルフの練習をした時期があって、一度だけコースに連れて行ってもらったことがあるだけです。なので、会員権がバブル期の10分の1になったとか言われても、「あ、そうなの」と心穏やかなものです。

今日、あるところで聞いたのですが、ゴルフ場も、法人需要だけでなく、値段をさげたり、会員権を安くしたりと、新たな需要(たとえば、カップル対象)を掘り起こす努力をしていると聞きました。ゴルフ場によっては、会員の高齢化が進んでいて、若いお客さんがあまり増えていないことを問題視しているそうです。

これまで大企業を中心として、ゴルフはビジネスマンの必須だったのが、すこしずつ変わってきているのかな?と思います。僕も、ゴルフをやっていたら、違った人脈作りができるかなと考えることもあるのですが、今のところはゴルフをやらないからといって、あまりビジネス的に不利だと思ったことはありません。

(あ、それから若い人がやらなくなったものの代表がスキーですね。ゴルフ場以上に、スキー場は若い人を集める努力をしないと、これからもどんどん倒産がでていきます、きっと)

接待や会社関係者とやるゴルフばかりでなく、家族や友達と楽しめるゴルフならいいなと思います。ゴルフだけでありませんが、趣味やプライベートの時間まで、かつてはあまりにも会社中心で動きすぎていましたからね。そのあたりの習慣の変化は、僕としてはウェルカムです。

オデッセイユニバーシティ(東京)

今日は、東京丸の内で、試験会場となっていただいているPCスクール、専門学校、大学の関係者向けのセミナー、「オデッセイユニバーシティ」を行いました。内容は、先週大阪で行ったものと同じです。会場となっていただいている関係者の皆さんとお会いすることは、この頃、それほど多くないので、このような機会はとても大切で、楽しみでもあります。

パソコンスクールでおもしろいことをひとつご紹介します。オーナー経営者の方が多いので、スクールの名前におもしろい名前を付けていらっしゃるところがあります。動物好きの僕としては、たとえば、「とどのおじさんパソコン倶楽部」とか、「シマウマパソコンスクール」とか、その名前だけでなんとなく楽しくなってしまいます。今日、名刺をいただいたスクールでも、「すきこそじょうず」なんてお名前のところもありました。皆さん、いろいろと工夫されているわけです。

僕がパソコンスクールを始めるとしたら、きっと、「クロイヌ・ソフト」とか、「犬にもわかるパソコンスクール」なんてところでしょうか?

アドバイスの客観性

選挙は自民党の圧勝で終わりました。マスコミは今回の選挙で、首相びいきの報道が多かったのでしょうか、それとも批判的な報道が多かったのでしょうか?そして、マスコミの取り上げ方は、投票結果に、どのくらい影響があったのでしょうか?

なぜこんなことを書くかというと、今日、こういうことがあったからです。

お昼休みに近くの家電量販店に行って、プラズマテレビを見比べていました。そのお店の店員さんと同じような服を着ている人は、実は、Hという家電メーカーから送られている営業支援の人でした。H社は一時はかなりのシェアがあったプラズマテレビでの売上を上げるため、かなり営業に力をいれているようです。最初、その人がH社から来ていることを知らなかった僕は、P社やN社のプラズマとの比較をフン、フンと言いながら聞いていたのですが、その人がH社から送られてきているということがわかった時、その人の意見を客観的に聞くことができなくなってしまいました。

その人は、とても正直に説明してくれたとは思うのですが、H社の社員であるという立場をこちらは、どのように考えればいいのか?商品を見比べて、自分の直感を信じて決めることが一番なのかもしれないのですが、ちょっと客観的な意見を参考にしたいというとき、本当に客観的な立場にある人かどうか、それをどう判断すればいいのか・・・

知らぬが仏で、そのことがわからないままであれば、H社の製品を買っていたと思うのですが、P社やN社の製品にもなんとなく未練が残ってしまいました。(結局、なにも決断ができないまま、今日は終わってしまいました)

もうひとつ気になることとして、特定のメーカーの社員の人を、あたかも自社の社員であるかのごとく、売り場に立たせる量販店は、お客さんに対して、いいサービスをしているのでしょうか?

アフィリエイト・プログラムが盛んです。でも、僕はアフィリエイト・プログラムにちょっと懐疑的なのですが、それはアドバイスする人の立場が本当に客観的なのかどうか、それがよくわからないからです。ちょっとした買物であれば、有名人と同じモノを持ちたいとか、有名人オススメというのは、それはそれでいいのですが・・・

いま、「ブログ・世界を変える個人メディア」(ダン・ギルモア著、朝日新聞刊)を読んでいます。僕はこの本の英語でのタイトル、"We the Media - Grassroots Journalism by the People, for the People."の持っている骨太の意味が、翻訳のタイトルにはでていないのが、本質的な点が翻訳で抜け落ちていく例だと思います。この英語の本のタイトルにある、 Grassroots, by the People, for the People (草の根運動、ピープルによる、ピープルのための)というような考え方は、日本に入ってくるときに、抜け落ちてしまいがちのような気がして、それが残念です。なぜって、アメリカという国の背骨にある、一番大切な価値観が、このあたりにあると思うからです。

最後に。今日の日経産業新聞の最終面のコラム「背光紙背」でも、スタンフォードでのジョブスの講演のことが紹介されていました。いろいろなところで話題になっているようですね。

投票、自転車、ジョブス、高知アイス

今朝はカイの散歩もかねて、近所の小学校に投票へ。深夜には結果がでるのでしょうが、事前の予測どおり、自民党の勝利になるのかどうか?ただ、選挙は開けてみないとわかりません。

朝、自転車に乗って会社にきたのですが、さっき外に出てみると、大雨!やんでもらわないと、家に帰れなくなってしまいます。

同じビル内のローソンで、雑誌「AERA」、「BRUTUS」(写真家の杉本博司さんの特集)といっしょに、南の国・高知アイスのバニラ・アイスを買ってしまいました。栗といもの2種類があって、いもを買ってきました。こんなときには、高知県生まれということで、なんとなく、田舎の企業を応援してあげたくなるのです。味のほうも、結構なものですよ。

それから、9月8日に黒犬通信でご紹介した、Steve Jobsのスタンフォードの卒業式でのスピーチ。今週号のAERAに、抄訳がでています。英語が面倒くさい人は、こちらをご参考にしてください。

160万円もする自転車

有名タレントが160万円もする特注の自転車を盗まれたというニュースを、ヤフーで読みました。数日後に路上で見つかったということですから、よかったです。社員の人から、僕の乗っている自転車のことを聞かれたのですが、(以前、黒犬通信に書いたとおり)僕が今乗っているのは、Specialized のコンフォート・ロード・バイクの入門者用で、家の近所のダイエーに入っている自転車屋さんで買ったものです。タレントの自転車の20分の1くらいの値段です。1年間、自転車熱が続いて、10キロほどの減量に成功したら、もうすこしレベルの高いロードバイクを試してみようかと思っていますが、それまでは、今のバイクを乗り回してみるつもりです。
自転車は、乗り続けていくためには点検が必要で、僕は買ったお店の人に時々見てもらうようにしています。値引きもありがたいのですが、その後のアドバイスも大切だと思っています。そのためにも、お店のひとと良い関係を作っていくことが必要です。
ツールなどで使われている自転車は、一台が100万円くらいするみたいで、驚きです。自転車をほぼ毎日乗り始めて4ヶ月。自転車も奥が深いようですが、自分で点検やメインテナンスができないので、その奥の深さがよくわからないレベルです。ただ、確実に体重は落ちてきました。水泳と自転車が、減量にはいいとよく聞きますが、僕の経験からすると、自転車の方が継続しやすいです。

「国は誰のもの?」

ここ数年、「会社は誰のものか?」という議論が、にぎやかになっています。でも、その前に、「国は誰のものか?」という議論にもっと関心があるべきと思います。マスコミでは日本政府の借金が、対GDP比で、とてつもない水準にあることを伝えています。でも、この借金って誰のために作った借金なのでしょうか?そもそも、日本国はいったい誰のものなのでしょうか?日曜日、皆さんは、投票にいきますか?(僕も、投票に行きますよ!)
さっき、大阪から帰ってきました。大阪で、オデッセイユニバーシティにご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。

オデッセイユニバーシティ(大阪)

DSCF0252 昨年から、試験会場になっていただいているパソコンスクール向けに、オデッセイユニバーシティと銘打ったセミナーを行っています。今日は、大阪で半日ほどのセミナーを行います。多くのパソコンスクールは、教育給付金制度の変更によって、ダメージを受けていますが、しっかりしたスクールは、頑張ってビジネスを継続されています。

大阪・東京往復の新幹線では、"Personal, Portable, Pedestrian-Mobile Phone in Japanese Life"(MIT Press) を読みます。これは慶応湘南キャンパスで教えている先生たちが書かれた本の英訳です。日本の携帯文化は、海外でも関心が高いようです。

Steve Jobs のスタンフォード大学卒業式でのスピーチ

夕べ、アップルコンピューターのSteve Jobsが、今年6月、スタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチを読みました。(Fortune誌、9月5日号)

彼がこれまで経験してきた3つの「負」が、実はその後、大きくはばたく伏線となったことを紹介しています。一つ目は、入ったばかりの大学を半年ほどでドロップアウトしたこと。ふたつ目は、自分が作ったアップルを一度追放されたこと。そして、三つ目は、ガンの宣告を受けたこと。

最後には、60年代後半に広く読まれていたStewart Brandの言葉を引いて、"Stay Hungry.  Stay Foolish." (ハングリーでありつづけろ。愚かでありつづけろ。)という言葉でスピーチを締めくくっています。

自分のやりたいこと、情熱の対象を探していくことを訴えています。スタンフォードの卒業生にとって、きっと一生忘れられないスピーチだったことだと思います。

皆さんも、スタンフォードのHPで、Steve Jobsのスピーチを読むことができます。超・オススメです。

タレント、アーティストたちのHP

今日受け取った、僕が気に入っているアメリカのメルマガで、Fleetwood Mac も含む、何人かのアーティストの公式サイトの紹介がありました。久しぶりにヴォーカルのStevie Nicks の写真を見て、懐かしく思いました。お恥ずかしい話なのですが、中学生の頃、英語を一生懸命勉強していた頃、アメリカン・ポップスが大好きで、カーペンターズなんか、毎日聞いていました。今、僕が中学生や高校生だったら、どんなミュージッシャンやアーティストに熱中しているのかな?

音楽業界の方からは、携帯サイトにしろ、PCのHPにしろ、メジャーなタレントやアーティストの公式サイトは、非常にアクセス数が多いということを聞いたことがあります。これは日本のことですが、多分、アメリカも同様だと思います。チケット販売、音楽のダウンロードなど、ネットの影響は、音楽業界には大きいものがあると聞いています。それだけでなく、ファンとアーティストの感情的な面での距離感も、ネットによって、変わってきているように思います。

カレンが拒食症でなくなったのが、1983年。カーペンターズの公式サイトは永遠に存在しえないことが、とても残念です。

愛犬とご主人様の関係

DSCF0248 この前の週末、あるドッグカフェの壁におもしろい絵が飾ってありました。「従うでもなく、従わぬでもなく。」犬の表情もおもしろいし、この言葉もいいですね。ほとんどの飼主と、犬たちの関係は、こんな感じではないかと思います。僕と、黒犬たちの関係も、こんなところです。

台風に女性の名前

アメリカの南部に大被害を与えた台風ですが、テレビでニューオリーンズの状況を見て、びっくりしました。アメリカでは、よく台風に名前を付けますが、今回は、カトリーナ(Katrina)という女性の名前です。以前、あまり女性名ばかりをつけるのは、女性差別だというような議論をアメリカで聞いたことがあります。

きっと、Hurricane Katrinaは、アメリカの天災の歴史に名を残す、女性になったことと思います。

福岡での丸の内起業塾第2期開始

昨年秋同様、今年も福岡県のご支援を受けて、丸の内起業塾を福岡において実施することになりました。昨晩は、塾長の須賀さんといっしょに第一回目の講義を行いました。講義の後には、昨年の第一期参加者の皆さん、第二期の皆さんといっしょに食事会があり、楽しい時間を過ごすことができました。
第二期参加の皆さんに、弊社で取り扱っている資格試験(マイクロソフトオフィススペシャリスト=旧称MOUS、IC3など)のことを知っている人に手を挙げていただいたのですが、19人中、12人の方がご存じでした。20代から50代の、幅広い年齢の方がご出席でしたので、認知度はかなり上がってきたかなと思います。
行き帰りの飛行機では、この前、東京国際ブックフェアで講演をお聞きした、浅田次郎さんのエッセイ集「勇気凛凛ルリの色」(講談社文庫)を読みました。自衛隊に2年間いらっしゃったそうで、その頃のお話しもおもしろいです。本書の「信仰について」を読むだけでも、この本は買う価値があります。

デーモン小暮閣下のPCできてるつもり!?

弊社がスポンサーになって、スカパーのActonTVで放送される番組を作りました。タイトルは、「デーモン小暮閣下のPCできてるつもり!?」。スカパーに入っていなくても、今日から、ブロードバンドで見られますので、以下のサイトにアクセスしてください。

http://www.actonbb.com/vod/0509odyssey

残念ながら、僕はこの番組の制作の場に立ち会うことができなかったのですが、デーモン小暮さんが楽しい番組に仕上げていってくれています。是非ご覧ください。