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社員からのプレゼント

Books 今日で退職した女性社員のSさんから、プレゼントをいただきました。内村鑑三著『代表的日本人』、『後世への最大遺物 デンマルク国の話』。「我々は何をこの世に遺して逝こうか。金か。事業か。思想か。何人にも遺し得る最大遺物-それは高尚なる生涯である。」内村鑑三はそのような言葉を残しています。

 Sさん、ありがとうございました!

柳沼さんちのブルーノ君の勇姿

Bruno yaginuma.comの写真が大好きです。このブルーノ君の勇姿、勝手にコピペしてきました。柳沼さん、許してくださ~い!

『なぜ日本は没落するか』(森嶋通夫著)

カゼをひいてしまい、家でごろごろしています。カゼをひいたのは数年ぶりですが、カゼをひくことにもいいことはあります。まず第一に、食欲がなくなります。おかげで数キロ体重が落ちました。でもこれは気をつけないとまたすぐに帰ってきます。第二に、ゆっくりと本が読めます。何冊かまとめて読んでいますが、その中の一冊が、日本を代表する経済学者だった故・森嶋通夫による『なぜ日本は没落するか』。(ちなみに、カゼをひいて困ることもあります。黒犬の散歩です。カイからすると僕がカゼをひこうとそんなことは関係ありません。こっちが38.6度の熱があっても、カイには散歩が必要です。)

 森嶋通夫は日本の大学に嫌気をさしてイギリスに渡ったまま、イギリスでなくなった人でした。そのように、「日本を捨てた」人は、どうも日本人の間で評判が悪いようです。でも、「日本を捨てた」からと言って、愛国心がないとは限りません。(つい最近まで、会社を辞めた人間は「裏切り者」だとするようなところが日本社会にはありました。)

 個人で太りやすい体質があるように、国も偏狭なナショナリズムに陥りやすい体質があると思います。特に日本は、日本語という壁の中で暮らし、外国の意見や考え方に、直接、接することもほとんどありませんから(英語の新聞でも読んでいれば別でしょうが)、どうしても議論に多様性が乏しい上に、感情的になりがちだということもあります。だから、僕は「日本を捨てた人」の「苦言」にも耳を傾けるべきだと思っています。

 この本の中での森嶋先生のお話は、端的に言って、戦後教育のもとで育った日本人が「劣化」しているということです。今の日本の大学生の大半は、大人としての成熟度、思考力などの面から見て、一昔前の高校生と同等と見なしていいのかもしれません。あるいはそれよりもひどいのかもしれません。(ひとつの「極端な例」かもしれませんが、ある席で、20名程度の大学生に、今の日経平均と、過去最高レベルのときの日経平均を聞いてみたことがあるのですが、まともに答えられる学生は一人もいませんでした。)僕が大学に入った30年ほど前にも、「かつての一橋大学の学生はこんなことはなかった」と、英語の先生に小言を言われたことを覚えています。日本の大学生の劣化はその頃からもう始まっていたのかもしれません。

 悲観論連続のこの本の中で、夢のある話は、東アジア連合の構想です。中国、朝鮮半島の統一国、そして日本が連合的な組織を作るという、壮大というか、夢のような話です。21世紀から22世紀、どうやって日本は存在していくことができるかと考えたとき、近隣諸国との関係を抜本的に改善していき、EU的な関係を築いていくことではないかというアイディアです。USA=United States of Asia!

 日本の村社会、封建社会の論理と、西洋社会により強くある普遍主義のせめぎあいが、明治維新以来の日本では、ずっと続いているのだと思います。その中で、森嶋先生のような方は日本社会でははじかれてきたのでしょう。でも、いつまでも村社会の論理を守っていけるほど、日本は独立国家ではないはずです。食料にしても、防衛にしても、教育さえも(この本の中で、森嶋先生も書かれていますが、東大の先生たちも、大学院教育にはアメリカに行けと生徒に指導していたという話があります)、海外、特にアメリカにおんぶにだっこです。

 森嶋先生のこの本は、最初に英語で書かれたのではないかと思います。英語でのタイトルは、Japan at a Deadlock. 「行き詰まった日本」この本が出たのは、99年のことです。残念なことに、10年ほど経った今、日本の行き詰まり状況は一層悪化しているように思えます。そういう意味で、この本の中で指摘されていることは依然として日本に当てはまります。

London Times の森嶋先生への追悼記事もあります。

 

丸の内起業塾開講します

今年も丸の内起業塾を開講します。中小企業庁長官賞をもらってますます元気になっている塾長の須賀さんです。

詳細はこちら→丸の内起業塾

永守社長の正論

日本を代表する経営者のお一人として、日本電産の永守社長を尊敬しています。数年前、ハーバードビジネススクールの夕食会でお話させていただきました。それ以来のファンです。日経ビジネスのサイトで発言されています。あまりにも正論過ぎて、正面から反論することができない直球勝負。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080325/151031/?P=1

Dalai Lama is no politician.

 3月22日付けのニューヨーク・タイムスに、パトリック・フレンチというイギリスの作家が書いた、チベット問題に関する記事があります。亡命後のダライラマと彼を支持する西側の人権活動家たちの活動が、意味ある展開につながっていないことを指摘しています。ガンジーが非暴力を訴えるだけでなく、「塩の行進」などを通して抵抗運動を進めたのに対して、ダライラマが亡命した段階で大勢が決まってしまったこと、中国政府は諸外国からの非難を聞くような耳を持っていないことなど、考えさせられる内容のエッセイです。中国とお付き合いしていくことのしんどさを考えさせられます。アメリカには「理想主義」がひとつの背骨としてありますが、中国にはそんなものはあるとは思えません。日本にとって、本当に手ごわい相手だと思います。

NY Times 記事

 最後に、僕はこのパトリック・フレンチという作家にも非常に関心を持ちました。まだ彼の作品は日本語訳がでていないようですが、アマゾンで彼の書いた本を2冊ほど注文しました。

Patrick French

『非属の才能』(山田玲司著、光文社新書)

 マンガを読まないので著者の名前さえも知らなかったのですが、新聞の読書コーナーの紹介で関心を持って読んだ本。すべての若い人が読んだらきっとヒントになるのではないかと思います。

 「みんなと同じ」が求められる日本で、「みんなと違う」、自分が望む生き方をどうすれば送ることができるのかを考えている本。言い古されている言い方をすれば、「和して同ぜず」ということ。著者によると、「和して属さず」ということ。

 単に抽象的なことだけでなく、とても具体的なアドバイスが気に入りました。たとえば、「独創性は孤立が作る」(第6章)、だから、引きこもりは人生のジャンピングチャンスだ、テレビは見るな、消費社会から距離を置け、ケータイも捨てろ、ネットも見るな、孤立は孤独ではない、人の意見を聞くと駄作になる(創る、そして人に見せるな)というようなアドバイスには大賛成。

 同時に、「非属」の人が陥ってはいけない「独善」をさけるためには、同調しないのはいいが、協調は必要だとしています。自分のなかの変っている部分をむやみに主張するな、自分が正しいかどうかはわからないという自覚を持て、ヒットされていようが無視されていようが、評価は自分でする、プライドなんてものは一刻も早くトイレにでも流せ、自分を認めてほしければまず他人を認めろなど。

 若い引きこもりたちだけにでなく、ビジネスマンにも参考になる本です。著者のマンガも読んでみます。

 

地下資源文明と地上資源文明

日経新聞の「やさしい経済学-21世紀と文明」で池内了先生(総合研究大学院大学)が書かれている『未来世代への責任』がおもしろい。有限の地下資源に頼る文明から、太陽がもたらす地上資源に依存する文明に転換することが、人類が生き延びる鍵となるという考え方。

それを実現していくためにも、教育が重要になる。特に、「科学の考え方や方法を系統的に学び、それが実生活に生きていることを知る教育」。

韓国人ITコンサルタントとの夕食

 昨晩、韓国と日本でITコンサルティングを行なっている方と歓談。日本語もお上手。日本に暮らしながら、日本で仕事をしていて、先々は日本国籍も取ろうと考えているとか。日本への「愛情」をお持ちの方だとお見受けしました。

 この10年ほど、韓国で起こっているさまざまな変化のことをお聞きしました。何千億円も使いながらまったく実質的な前進が見られない日本政府の電子化(住基ネットなんて誰が使っているのか!)に対して、韓国はどんどん電子化が進んでいて、国民の便利さを優先して電子化をすすめているそうです。医療、教育、行政、金融のIT化が日本は遅れているというご意見でした。例えば、医療の分野では、韓国のソウル大学の病院はベッド数が1000以上あり、カルテの電子化も進んでいるそうですが、この病院を支えるIT投資は10億円以下なのに対して、東京にある某有名病院は250ほどのベッド数でIT投資費用が30億円ほどだということでした。この方のお話では、日本のITベンダーに力がないこと、クライアント側(病院)にITへの理解、ITの導入知識がなく、ベンダーの「おどし、すかし」にやられっぱなしだということでした。残念ですが、これは国と大手ITベンダーの間でも同じような関係がまだまだあるのではないかと思います。

 1962年生まれということでした(45歳)。 韓国では、どれだけ日本が素晴らしいかということを聞かされながら育ったこともあり、日本は憧れの国だったそうです。なので、1990年代半ば以降、必要とされる改革を進められない日本が残念でしょうがないということでした。

 

出発地点に帰ってみる

知り合いの方が教えてくれた言葉。

 「スタート地点が正しくて、初めて目指す場所に到着できる。スタート地点が違っていたら、そこからやり直さないといけない。」

どんな生き方をしたいのか、なにをやりたいのかをずっと考えていた大学生の頃のことをよく考えます。自分の出発点を時々確認することは、忙しい毎日の中で必要かつ大切な作業のように思います。

タンタンとチベット

オデッセイコミュニケーションズで使っているキャラクターのタンタン。実は、タンタンは、チベットと深い関係があります。日本でも、チベットに関心を持つ人が増えると思いますが、『チベットのタンタン』を読んでみてください。

福音館書店

ダライラマ法王日本代表部事務所

激動の2008年

サブプライムからスタートした金融システム、金融機関への信頼の崩壊、中国のチベット問題(かつて、モスクワオリンピックを西側諸国がボイコットしたようなことは起こらないでしょうが)、世界的な環境問題、資源の高騰、食料危機の予感。激動の2008年!

ゆれる世界の中の日本

これまでも、北京オリンピックが終わったあとの中国経済に懸念の声がありましたが、始まる前からその懸念が現実のものとなってしまいました。チベット問題、サブプライムの影響、環境問題。サブプライムはベア・スターンズ証券が救済される事態になり、昨年夏に表面化したサブプライム問題の深刻さをあらためて示しています。10年以上も前になりますが、ロシア債務危機があったとき、僕がビジネススクール卒業後にお世話になっていたバンカーズ・トラストも危機に陥り、ドイツ銀行に買収されました。同様のことが起こっています。

 日本は、いつものことですが、ゆれる世界の中で、右往左往しているように見えます。先週から、東大の小島毅さんの本を2冊ほど読みました。『足利義満-消された日本国王』(光文社新書)、『義経の東アジア』(勉誠出版)。どちらの本も、日本の歴史を、日本国内だけの現象でとらえる(日本一国歴史主義)ことの過ちを指摘し、平安、鎌倉、足利の時代の日本を、東アジアの文脈でとらえないといけないとしています。

 現在、グローバリズムとナショナリズムが相対して議論されることが多いですが、かつての日本の歴史の中でも、東アジアの文脈の中における日本と、国内事情からみた日本とが、時には重なり混ざり合い、時には反発しあってきたことを覚えておいたほうがいいと思います。1000年以上も前から、世界(当時は東アジア)の動きの中で、日本が単独で存在してきたわけではないことを覚えておけば、今現在の日本を考える上で、すこしは気が楽になりますから。

映画『明日への遺言』

大岡昇平が書き残してくれた日本人の誇り。原作の『ながい旅』(角川文庫)には、この映画の主人公である岡田資(たすく)中将の遺稿集の一部の文章が含まれています。それを読むためだけでも、『ながい旅』を買う価値はあります。

 映画は感動的です。右の人も左の人も、永田町の人も霞ヶ関の人も、あるいは丸の内・大手町の人も、組織のリーダー的立場にあるひと、リーダーたらんとするひとは、すべてが観るべきかと思います。勝者であるアメリカに姑息な態度をとることなく、死とひきかえに自分の信念を貫いた人物。

 脚本を書いたロジャー・パルバースさんとは以前仕事でよくお会いしていました。数年お会いしていませんので、近いうちに再会したいと思っています。

マザーテレサと「悟りに試験はない」の話

 木曜日、朝日新聞夕刊で読んだ『悟りに試験はない』のことを書きました。(「のためではない、自分のために歩んできた道の、最後の仕上げに他人の試験を受けても意味はない。最後の試験官は自分自身に決まっている。」)

 昨晩、仕事から遅く帰ってきたら、以前書いた(→リンク)ことがある「きぼうのいえ後援会」から募金の案内が来ていました。(ここを始めた山本さんの本、『東京のドヤ街・山谷でホスピス始めました』には感動。)お手紙と一緒に、聖フランシスコと、マザー・テレサの言葉が印刷されていました。マザー・テレサの言葉は、有名なのかもしれませんが、以下のようなものです。

あなたの中の最善のものを

人は不合理 非論理 利己的です 気にすることなく 人を愛しなさい

あなたが善を行なうと 利己的な目的で それをしたと人は言うでしょう 気にすることなく 善を行ないなさい

目的を達しようとするとき じゃま立てする人に出会うでしょう 気にすることなく やり遂げなさい

善い行いをしても おそらく次の日には忘れられるでしょう 気にすることなく なしつづけなさい 

あなたの正直さと誠実さが あなたを傷つけるでしょう 気にすることなく 正直で誠実でありつづけなさい

あなたが作り上げたものが 壊されるでしょう 気にすることなく 作りつづけなさい

助けた相手から 恩知らずの仕打ちを受けるでしょう 気にすることなく 助けつづけなさい

あなたの中の最善のものを 世に与えなさい けり返されるかもしれません でも気にすることなく 最善のものを与え続けなさい 

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず、結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです

(引用終わり)

僕はマザー・テレサが、キリスト教のどの派に属していたのかさえもしらないほど無知なのですが、マザー・テレサと仏教の「悟り」のふたつの話は、「最後の試験」で歩み寄り、手を取り合っているように感じました。

来月のアイディア・エクスチェンジ

来月配信予定の「アイディア・エクスチェンジ」を収録。先日紹介した大学の同級生で、「パラダイス鎖国」を出版した海部美知さんが、対談相手です。今週出版イベントのために来日していて、米国に帰る前にご来社いただきました。ご期待ください。

「悟りに試験はない」

朝日新聞夕刊で連載されている、「日々是修行」(佐々木閑執筆。)が好きです。今晩のエッセイのタイトルは「悟りに試験はない」。資格試験のビジネスで食わせてもらっている僕には、とてもおもしろいお話でした。文章の趣旨は、以下のとおり。

 試験は「能力の到達レベルを判定するシステム」と見ると、たいへん親切な制度だ。なぜなら、自分では分からない、自分の能力程度を、まわりの専門家たちが判定してくれるからだ。それが励みになって上に昇っていける。しかし、上に上に向上していった先には、試験のない孤独な世界が待っている。どんな領域も、先端まで行くと、もはや評価してくれる人がいなくなるからだ。自分で判断するしかない。仏教の最終目標の「悟り」において、それがどういう境地で、どうなったら悟ったことになるのか、まわりに判定してくれる人はいない。人のためではない、自分のために歩んできた道の、最後の仕上げに他人の試験を受けても意味はない。最後の試験官は自分自身に決まっている。(以上)

 上に上に行かなかったとしても、僕らは実は孤独の世界にいるのかもしれません。どちらにしろ、自分をしっかりと持ちたいと、ずっと思ってきました。

 

 

JAPAiN -英エコノミスト誌特集記事

昨日、3月12日の日経新聞で一面を使って英エコノミスト誌の日本特集記事の抄訳記事がでていました。日経新聞の記者が伝えたいことを、エコノミスト誌を代弁者にしたのでしょうか。

「なぜ日本は失敗を続けるのか」、「何も決められぬ政治家」、「やる気なくす官僚」、「有権者にも責任の一端」。見出しにでている言葉は、我々庶民の多くの気持も代弁してくれています。

ちなみに、エコノミスト誌の記事はこちらで読めます。→リンク

Work/Life Balance

 日本語でも、「ワークライフバランス」、あるいは「ライフワークバランス」という言葉が使われるようになってきました。ベンチャー企業のステージにおいては、「ワーク・ワーク・ワーク」であって、lifeつまりpersonal life を考える余裕なんてありませんが、そのステージを通り過ぎると、バランスを取っていくことが重要になってきます。日本全体でみても、日本が「ベンチャー企業」の段階からジャンプした高度成長期の「モーレツ」な働き方に返ることは、当面ありえないのではないかと思います。人間、ずっとハイパーな状態で働き続けることは、可能ではありません。以前一緒に仕事をしたことのあるイギリス人は、毎日3時間ほどの睡眠と片道1時間半ほどの自動車通勤をこなしていましたが、どうやって、そんなライフスタイルが維持できるのか、不思議です。

 うちの会社は女性社員が多いので、このWork/Life Balanceが特に大切になってきます。健康・仕事・家族、この3つのバランスを取っていくことが大切だと、ずっと思ってきましたが、特にこの頃、仕事と個人の生活のバランスをどうとっていけばいいのか、それをよく考えます。

 もちろん、その前提として、企業の競争力を維持すること、市場のニーズにこたえていくことという条件があります。これを無視することはできません。そのプレッシャーのもとで、どうやって最適のバランスを取っていくのか。企業のおかれた状況、一人ひとりの社員の年齢、家族構成、信条など、さまざまなことを考慮しないといけないかと思います。

 簡単な答えがあるわけではありませんが、継続することができるワークスタイル、効率的な仕事のすすめ方、パソコン・インターネットの役割。そんなことをこれからも考え、アイディアを実践していきたいと思います。

伊藤由奈さんがオデッセイマガジンに登場

 このブログは、タイプパッドを使っているのですが、YouTubeの動画を簡単に取り込むことができるようになったことに気づきました。これからますますブログの表現の幅が拡がり、僕のように、マッシュアップできない人間にも便利になっていくことと思います。
 伊藤さんには、今週の日曜日(15日)から、主要地下鉄駅構内で配布されるメトロポリターナ増刊号の「オデッセイマガジン」にも登場いただきました。先月、ソニーミュージックのオフィスでお会いしましたが、本当に、フレンドリーで感じのいい女性でした。彼女の2枚目のアルバム、”Wish”は先月の発売と同時に購入し、よく聞いています。セリーヌ・ディオンの3月10日のコンサートには、伊藤さんが特別出演し、この動画で歌われている"A World To Believe In"をデュエットしたと聞いています。ライブで聞いてみたかったです。

yuna ito x celine dion Anata ga Iru Kagiri ~A WORLD TO BELI

我が家の新しい仲間

Dog1 Dog2 Dog3

Ms. or Mr.?

 最近、ソフトバンクモバイルのCMにでているカイ君(白の紀州犬?)の写真集が話題になっているようです。うちの犬(♀の甲斐犬)の名前もカイ。カイという名前をつけられている甲斐犬が多いのですが、♂の名前がほとんどで、うちのように♀は少数かもしれません。

 知らない外国語の名前では、Ms. かMr.なのか判断が付かないことが多くあります。うちの社員が、僕に代わって、海外の方に出したメールの返事は、Ms.となるべきところが、Mr.となっていました。日本は男社会だとまだ思っている海外の人が多いですが、うちの会社は女性社員が活躍してくれています。

「人と同じことをしていたら」

今月の「私の履歴書」は、潮田健次郎氏(トステム創業者、現在の住生活グループ)。お父さんから教えられた、「人と同じことをしていたら、人と同じ結果しか得られない」という言葉が、繰り返し、繰り返し、出てきます。なぜ、日本企業の利益率が低いのか。それは他社との差別化が十分ではないから、ということに尽きるように思います。

「パラダイス鎖国」(海部美知著、アスキー新書)

Kaifu 大学の同級生が初めての出版。シリコンバレーから今週帰国していて、今晩は彼女の出版記念パーティを同じ勉強会のひとたちと、如水会館で。池田信夫さんと梅田望夫さんが本の帯で応援メッセージ、さらに、梅田さんの解説付き。応援団は強力!いまのままでは、日本国内の「パラダイス」状況が終わる日は、案外近いか?

山形の黒犬

Yaginuma_march 山形の柳沼さんから、ブルーノ君の近況報告。柳沼さんのご自宅のまわりはまだ雪がかなり残っているそうです。ブルーノ君は元気一杯で、零下10度の朝でも、川に飛び込もうとしているとか。ブルーノ君を必死に止めようとしている柳沼さんの姿が目に浮かんできます。

意味のない討論番組

 知り合いが何人かでていたこともあって、久しぶりにNHK「日本の、これから-大丈夫ですか?日本人の学力」を見ました。さまざまな視点を提供しようとしているのかもしれませんが、大騒ぎをするだけで、3時間もの長き番組の最後に、なにかが得られたという感じがまったくしませんでした。この番組だけではありませんが、多数の人間が参加するこの手のテレビ番組の作り方はずっと変っていないように思います。残念ながら、感情的なコメントを主張しあうだけになっています。

 ここ数年の変化と言えば、視聴者の声も同時中継的に反映させるために、電話、ファックス、あるいはメール(PC、ケータイ)で、投票させて、番組中に紹介するということだけのように思います。視聴者参加、民主的ですよ!というアピールでしょうか?

 昨晩の番組でも、参加者をもっと絞っていただき、政策決定に関係している方たちにもでていただきたい。また、あまり子どもたちの意見を聞いても意味はないのではないかとも思いました。(「なぜ勉強しないといけないのか、分からないのに、勉強できない」なんて発言で、大人たちがうろうろする必要はまったくない)3時間もあって、どうして議論が深まらないのか? 

 コメント内容と議論の仕方が傑出していたのは、杉並区和田中の藤原さん。実社会におけるビジネス経験、学校の実情もよくわかっていらっしゃるので、いたずらに理念的になることもなく、「べき論」と「現実」のバランスを考えていらっしゃるように思いました。

 この手の討論番組を、どのように行なっていけばいいのか。その方法論を研究されている方はいないでしょうか?テレビの力を考えると、せっかくの機会をもっと意味あるものにするためにも、研究成果を番組制作に生かしていただきたいと思います。

追伸: 同じNHKでも、教育テレビの「一期一会」の方が、30分で、ずっと中味のある討論番組になっています。

「タックス・リテラシー」を子どものときから

昨日、金融リテラシーのこととならんで、「タックス・リテラシー」のことをちょっと書いたら、今朝の朝日新聞朝刊の読書コーナーで、元・税調会長、一橋大学の学長もなさった石弘光先生の本(「税制改革の渦中にあって」、「現代税制改革史」)が紹介されています。

 増税は「国民が決めるべき問題」であり、その眼力を子どもの頃から養う租税教育の重要性を、石先生は再三強調されているとか。まさに、「タックス・リテラシー」のこと。

 

「お金は銀行に預けるな-金融リテラシーの基本と実践」(勝間和代著)

最近話題の著者の本。金融リテラシーは著者も書いているとおり、なかなか簡単に身に付くものではありません。この本もあくまでもきっかけにしかならないと思いますが、著者が紹介している書籍などを読み進んでいくことによって、少しずつ考え方が身に付いていくかもしれません。金融リテラシーの重要性は強調してもしすぎることはないと思います。「金融は私たちが生活していくうえで欠かせないもので、社会をよりよくする、生活の大事な基礎」という意見にも100%賛成。

 個別の論点では、住宅ローンを組むな、生命保険には注意しろ、海外株式・海外債券にも目を向けろというのも同意です。

 著者へのリクエストがひとつ。是非、税金のリテラシーに関する本も書いてもらいたいです。「タックス・リテラシー」こそ、われわれがもっともっと考えないといけないことだから。

Graduation Speeches

ビル・ゲイツ(2007年ハーバード卒業式で)

http://www.youtube.com/watch?v=AP5VIhbJwFs&NR=1

http://www.youtube.com/watch?v=X_YQmRD_q9Y&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=vwdMXquKTzM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=YzlMxltEAwk&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=1ZKW5Gs6z7o&feature=related

スティーブ・ジョッブス(2005年スタンフォード卒業式で)

http://www.youtube.com/watch?v=D1R-jKKp3NA&feature=related

→「グラデュエーション・デイ」

問題意識のない人には・・・

 昨日、社員のOさんと話をしていたら、「問題意識を持っていない人に、問題意識を持たせることは、難しいのではないかと思います。」とするどい発言。残念だけど、そのとおりかもしれません。問題意識を持つまで待つのか、持たせる工夫をするのか。鳴かない鳥への態度はここでもあてはまるのでしょう。

 また昨日は、お取引先の方が昼食時に、「変らないといけないと感じていても、人間、なかなか変れない。」 そう、きっと、ギリギリまで来ないと変ろうとしない人が多いからこそ、まっさきに自分を変えていく人に、先行者としての利益のチャンスが出てくるのだろうとも思います。

 (日本経済の行方に悲観的な日本人が多いにも関わらず、また変らないといけないと感じてはいるのに、なかなか変ることができません。海外の事情を知っている人ほど、「警鐘」を鳴らしながちですが、そのような人たちに対しては、ひどいときには「非国民」というような言葉、あるいはそれに類するような言葉が浴びせられることもあります)

 うちの会社も例外ではなく、変っていくことは決して容易ではありません。人間は、感情を持ち、その感情は当然のことながら、自分だけの感情であって、自分を守りたいという感情です。どうしても自分が見たいことを見、聞きたいことを聞く傾向があるのが、人間の感情かと思います。当然、僕もそのような感情を持っています。

 経営というのは、そんな感情を持った人間が、「理論と実践」、「理と情」、「数字と言葉」の間で、バランスを取りながら終わりのない努力を続けていくことでしょうか。そういう意味で、経営というのは、しんどいのですが、とてもおもしろいテーマだと思います。

臨時写真ギャラリー

Shintokyo_bldg_lobby Nikon_photo オデッセイが入っている新東京ビルのロビー階にニコンの臨時写真ギャラリーが出来ています。改装が終わるまでかと思いますが、いい写真の展示が続いています。

青野さんお薦めの、松下幸之助

 

産経新聞に連載中の「同行二人ー松下幸之助と歩む旅」という、作家・北康利さんによるノンフィクションを愛読しています。生誕から企業人としての松下幸之助の歩みを紹介してくれています。これを読んでいると、人間・松下幸之助の魅力と経営者・松下幸之助の偉大さを感じます。

 松下幸之助は、常日ごろ、「素直な心」を説いていたそうです。

 「素直な心」というのは、単に道徳やお説教の話ではなく、「物事の実相を見誤ることなく、強く正しい聡明な人生の歩みを可能にする心」ということ。松下幸之助が作ったPHP研究所から、松下幸之助の言葉を集めた文庫本がでていますので、おススメです。

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 この前、丸の内インターネットラジオの「アイディア・エクスチェンジ」にでていただいたサイボウズ社長の青野さんも、大学卒業後、松下電器産業のグループ会社、松下電工で働いた経験があります。そのとき、松下幸之助の本などを「読まされ」、いやでしょうがなかったそうですが、今になってみると、松下幸之助の偉大さがわかるようになり、松下電工が行なっていたさまざまな社内のイベント(たとえば、社員旅行や、社内運動会)の重要性を認識し、サイボウズ内でも取り入れようとしているというお話でした。

 松下幸之助と直接のお付き合いはなかったようですが、京セラの稲盛さんは、ある講演会で松下幸之助の話を聞いて、とても感銘を受けたということを、「同行二人」で読みました。こうやって、世代から世代へ、ひとつの想いがつながれていくのかと思います。

 

理論を知ろうとする努力

 僕自身はどちらかと言うと、感覚的、直感的な傾向の強い人間ですが、そのような僕でさえも、今の日本でしばしば見られる、手間隙のかかる議論や勉強を避け、見てすぐ分かることのみを求める傾向が心配になります。

 われわれが日本で運営している試験で言うと、アプリケーションソフト(たとえば、エクセル)の使い方に関わる試験と、ちょっと理論的な知識を試す試験のふたつに大きく分かれます。ソフトの操作スキルを身につけることは、もちろん、大切なのですが、理論を知ろうとする努力が、一般ユーザーレベルはもちろんのこと、パソコンスクールなどで教えているインストラクターレベルでも、弱いことが気になります。パソコンはいくら使いやすくなったといっても、ある程度仕組みを知っておかないといけない機械ですし、また知る努力をすれば、一般ユーザーでもある程度はわかるもの。PCの組み立てを趣味で行なっている人たちも結構います。(アメリカでは自動車の点検を自分でやる人が結構多く、他人(専門家)任せにしないで、自分で自動車の基礎を知ろうとする人が日本よりも、比率的にかなり高いように思います。僕がアメリカ人に感心することのひとつです。)

 ところが、パソコンスクールで教えていたり、普通の学校で情報教育に関わっている先生方の間で、「操作スキルしか」教えられないという方々の多いことが気になります。さらに言うと、理論的なことを教えることができないので、一般ユーザーに操作スキル以外のPCのおもしろさを伝えられず、結局、一般ユーザーのハードウェアやインターネットの仕組みに関する知識などもなかなか底上げできない。

 親御さんでも、自分の子どもがケータイやPCでなにをやっているのか、よく分かっていない方々が多いと聞きます。そのような親御さんたちには、オデッセイで運営しているIC3などを目指して勉強していただけると、理論的なことの基礎と、操作スキルの両方が身につきますよと、ちょっと宣伝したくなります。

サイボウズ・青野社長、丸の内インターネットラジオに登場。

丸の内インターネットラジオ「アイディア・エクスチェンジ」。3人目の対談相手は、サイボウズの青野社長。4回にわたって青野さんとの対談が続きます。一回目の今回は、松山でのサイボウズ起業から大阪経由で東京にオフィスを移されるまでのお話が中心。

丸の内インターネットラジオ

View from Marubiru (Marunouchi Building)

Tokyo_station 丸ビル35Fからの東京駅。

今日のお昼はとてもいい景色でした。

2007 Office system に完全移行

これまで2000、XP、2007と異なるバージョンが混在していましたが、本日より、オデッセイコミュニケーションズでは、2007 Office systemに完全移行しました。

OfficeLive Workspace

マイクロソフトが現在英語版で提供していて、今後日本語版もでてくるものです。

MOS/MCASにご関心をお持ちのすべての皆さん、ぜひ、一度ご覧ください。

http://workspace.officelive.com/

オフィスの掃除

 会社で社員に掃除をさせる会社があります。もしかして、結構多いのかもしれません。楽天の三木谷さんからも、社内の掃除は社員でやるようにしているとある朝食会で聞いたことがあります。(実際にそうしているのかどうか、詳細は知りませんが) 工場を持つメーカーなどでは、掃除がとても大切な業務の一つになっているのではないかと思います。日本の成功しているメーカーの工場は、とてもきれいです。

 僕が尊敬している経営者のお一人、日本電産の永守社長も、ダメな会社(特にメーカー)に共通している点として、社員の遅刻と汚い工場をあげていらっしゃいます。

 社内の規律や情報の漏洩、セキュリティ、社員間のコミュニケーション、そのようなことを、ずっと、いろいろと考えていて、社員(もちろん、社長も含む)が、掃除をやることのメリットはかなりあるなと思うようになりました。掃除というのは、実は奥が深い作業ではないか?!

 話が飛びますが、家の中で、掃除や皿洗いなど、子どもに手伝わせている家庭はどのくらいあるのでしょうか?子どもが自分の部屋で勉強を適当にやっていれば、大体の日本の親御さんはそれで良しとしているのでしょうか?そのような親御さんたちは、実は生きていく上で一番大切な成功の秘訣のひとつを子どもたちに教えないまま終わっていますよ!

 掃除や皿洗いを家庭でもやらないので、会社でも当然、そんなことはやらないでいい、ビル管理会社が派遣してくる清掃担当の人たちがやってくれるもの、自分はもっと「偉いのだ」と思っているサラリーマンが大半なのかもしれません。掃除をやる時間があるなら、もっと「付加価値の高い作業」を自分はやっているべきだ、と主張する声も聞こえてきそうです。

 あるいは、そのような人たちは、たぶん、「仕事をきちんとしているのだから、なんで、俺(私)が掃除なんてしないといけないのか?」となるのでしょう。そのセリフって、「勉強やっているのだから、掃除はお母さんがやってよ!」という子どもに通じるものを感じるのですが、いかがでしょうか?

 僕自身、掃除の価値を十二分に理解していませんでした。「もっと付加価値の高いことを、俺はやるべきだ!」という声の主の気持ちが分からないわけでもありません。僕もかつては結構そう思っていました。でも、実際には、掃除はすべての高付加価値作業や仕事の前提条件ですね。お寺などで修行すると、早朝から掃除をやりますが、普段の生活(家庭とオフィス)でも同じことが大切だなと思います。

 

美しい政治家

 数日前の朝日新聞朝刊に、オバマのスピーチに涙している美しい黒人女性の写真が大きく出ていました。初の民主党大統領候補の誕生が現実的になりつつあることに、大きな変化を誰もが感じつつあるのではないかと思います。

 僕の知り合いでもオバマ支持者がいます。ニューヨーク在住の弁護士で、うちの仕事をやってもらっているギブスもその一人です。彼はもう77か、78なのですが、ハーバードの学部で物理、大学院はロースクール、それプラスで野球もマイナーリーグから声がかかったという、文武を両立させた、絵に描いたようなアメリカのエリートなのです。別途書きますが、彼は、19世紀に哲学者・ジョン・デューイーが始めた高校を卒業していて、その高校はエリート教育で有名なところなのですが、オバマの子どもたちもそこに通っているそうです。

 安倍さんは「美しい国」と言いましたが、僕は「美しい政治家」に出会いたいです。オバマが美しいかどうかは別にしても。残念ですが、日本の政治家の先生方のなかで、「美しい」と感じる方は、ほとんどいらっしゃらないです。(それは、「美しい日本人」が少ないことの反映なのでしょうか) 

 政治家に美しさをもとめるなんて、勘違いもいいところだと言われるかもしれません。でも、ほんの一瞬、流れ星のような存在であったとしても、限られた期間でもいいので、既得権者たちの利害をすべて整理し、この国と国民にとって、ほんとうに必要な改革(もしかして、改革では足りなくて、革命レベルなのかもしれませんが)を実行する、強さとしなやかさを持った政治家に出てきて欲しい。僕には、そのような政治家は美しい存在です。

インターンのみんな、ありがとう。

 花の金曜日、会社に11時半まで残ってしまったのですが、帰って朝日新聞夕刊を見ると、「ニッポン・人脈記」(外交の波頭を行く⑪)に、大学の同級生の水鳥真美さんが顔写真入りで紹介されていました。2003年かな、卒業20周年の同窓会で会いましたが、彼女は僕の同級生のなかで、とても優秀だった女子学生の一人。現在は、ロンドンの日本大使館勤務。

 ところで、この2週間、立教大学、フェリス、それと共立女子大学から一人ずつ、インターンシップの学生が来てくれていたのですが、皆さん、素直で熱心な学生たちでした。うちの社員の人たちにも、いい刺激になったことと思います。今日は最後の日だったので、僕の部屋で1時間ほどいっしょにお話をしました。この2週間で、普段、学校では得られない経験を、すこしでも出来たことを期待してます。また近いうちに顔を見せてください。