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久留米市の中1・久保田さん、ワード合格

西日本新聞のウェブ版に、久留米市の中学1年生が、オフィススペシャリストのワードに合格という記事がでています。→こちら

神経経済学-日経新聞「経済教室」から

12月26日の日経新聞「経済教室」で、フランス・ヴァン・ヴィンデン(アムステルダム大学教授)という方が、神経経済学という行動経済学の新しい分野について簡単な紹介文章を書かれていました。人間の決断や選択に、感情に関係した脳の領域が関係していることに注目して、人間の非合理的な経済行動を解明しようとする学問領域だそうです。

 新聞で紹介された短い文章では詳細を知るには限界がありますが、いくつかおもしろいコメントがありました。たとえば、以下のような文章です。

-現在私が取り組んでいる最も重要だと思う研究は、社会的きずな(人間と人間の結び付き)をテーマとした研究だ。

-我々の立場でいえば、社会的なきずなとは、相互作用を通じて人々がほとんど無意識に投資したストック変数であるとみなすことができる。

-社会的なきずながあるからこそ人間の選好が内生的になり、社会的な結束は外部からの影響に打ちかつ手段になりうると推測できる。そうだとすれば、例えば労働市場の流動性の増大は、感情で結ばれた社会的なネットワークを断ち切りかねないという意味で、幸福に影響をおよぼす可能性がある。

 社会的なきずな、インターネットにおけるコミュニティ、日本企業と社員の関係。関連しあう、おもしろいテーマだと思います。

「夜の時間」の復活

松岡正剛さんが中心になって行なっている連塾。この数年、毎回通っているのですが、この前、赤坂の草月ホールでありました。東大名誉教授の清水博先生のお話がおもしろく、早速、中公新書からでている2冊、『生命を捉えなおす-生きている状態とは何か』と、『生命知としての場の論理-柳生新陰流に見る共創の理』を読み始めています。

 当日(22日)の先生のお話しで印象に残ったのは対して、「昼の時間」というのが、対立したり競い合ったりするような時間なのに対して、「夜の時間」はお互いを包み込むような、お互いを認め合うような、そんな時間なのではないか。家で家族とゆっくりと過ごす「夜の時間」をもっと大切にしたほうがいいのではないかということ。 

 現実の世の社会は、「夜の時間」を短くしようという方向にずっと動いてきました。いつも動き回っている「昼の時間」で24時間を覆い尽くそうというように。ファーストフードの店も(マクドナルド24時間営業の店を始めようとしています)、コンビにも、都会の店は24時間営業に突き進んでいます。でも、そのひずみは、人のこころの問題として表れてきています。

 社会がそうであったとしても、個人としては、「夜の時間」の復活を望んでいますし、「夜の時間」を大切にしていきたいです。

最高のぼけ防止策

曽野綾子さんの『平和とは非凡な幸運』(講談社)というエッセイ集を読んでいたら、ぼけ防止に最高のこととして、「いわゆる掃除、炊事、洗濯などの家事」を上げられています。「なぜかというと、それらの仕事にはすべて『段取り』が必要とされているから。」

 この前、都内のある美術館のベテラン学芸員のお話をお聞きしていたら、そのかたも掃除・洗濯、片付けが大好きだそうで、一日の中の楽しみになっているとか。ちょっとこのおふたりを見習わないといけないと思っています。

 曽野さんのご本は、産経新聞などに連載されたエッセイをまとめたものです。今年亡くなられた作詞家・阿久悠さんと、曽野さんのエッセイは、産経新聞で僕が好きなコーナーでした。曽野さんの活動でひとつ感心していることは、海外邦人宣教者活動援助後援会というNGO活動を30年以上にわたって実行されていることです。アフリカなどのかなり危険な場所も含めて、ご自身で訪問され、実際に寄付金が生かされているかどうかを確認されるそうです。小説家としての曽野さんの作品はあまり読んでいませんが、曽野さんのエッセイは大人の日本人、常識ある日本人のご意見として、同感、同意することが多いものです。

高価な万年筆よりもペリカーノ・ジュニア

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一時期、高価な文房具に憧れた時期があったのですが、どうも安価で書きやすいものの方が黒犬には合っているようです。この頃毎日使っているのが、このペリカーノ・ジュニアという、子供向けにでているペリカンの万年筆です。伊東屋で1600円くらいで売っています。カウンターの上にそっけなく置かれて販売されていて、ショーケースの中にある1万円以上する万年筆たちと比べると、「継子扱い」されています。プレゼントでいただいたモンブランの高価な万年筆や自分で買ったちょっと値がはるイタリアのペンもあるのですが、正直言うと、値段は30分の1くらいのこのペリカーノ・ジュニアのほうが好き。

 商品機能は、低価格のものでも十分な時代になってしまったので、必ずしも高価な商品がいつも勝つとは限らないのではないかと思います。素材はプラスチックであっても、デザインや色がよく、日頃の使用には十分な機能を持つ商品であれば、黒犬は安い商品を選んでいます。

 ペリカーノ・ジュニアみたいな商品をプレゼントしても、喜んで使ってくれる人とは、きっと黒犬は長くお付き合いできそうな気がします。

追記

ペリカーノについてこんなHPを発見しました。こちらの方も満足されているようです。

お客様に、お取引先に、そして社員の人たちに。

今年も今週末で終わり。先日はオフィススペシャリストの受験者数が累計で200万人を突破したことをお知らせしましたが、これもひとえにお客様からの評価、お取引先の協力、そして社員の皆さんの努力が合わさった結果かと思います。今年一年も関係各位からのご指導、ご声援に感謝申し上げます。

 新年にお送りする年賀状ですが、自転車に乗る犬たちのイラストに、「仲間となら、完走できる」というコピーをつけました。160キロを自転車で走るホノルルセンチュリーライドに2年連続で参加して実感していることです。大会関係者、ボランティアで協力している地元ハワイの人たち、そしていっしょに走ってくれる4000人の名前も知らない「仲間たち」。その人たちがいてこそ、160キロを苦しいけど、楽しく走ることができます。僕らのビジネスも同じ。「仲間がいてくれるからこそ、1年間走ることができる」と思います。今年一年いっしょに走ってくれた皆さんに感謝しています。

 

いつか受けてみたい授業

0065 オデッセイのオフィスが入っている新東京ビルの隣で進むビル工事の様子です。丸の内、大手町、それと霞ヶ関界隈でも新築高層ビルの工事が進んでいます。このままでは東京一点集中の流れは強まることはあっても弱まることはないと思います。

いつか受けてみたい授業があります。どうやって高層ビルは建つのか。クレーンはどこに隠されていくのか?ビルの建て方を解説している本でも、探してみようと思います。

自転車関連記事

27日の朝日新聞夕刊に自転車関連記事がいくつか。

その一。自転車に乗りながらのケータイが禁止・注意事項として検討されているとか。これは大賛成。自転車に乗りながらケータイメールを見たりしている人がいて、すれ違うときなど、危なっかしい。

その二。喉頭ガンで半年ほど自転車に乗れなかった忌野清志郎が、復活!ガンが見つかって去年のホノルル・センチュリーライドに参加できなかったと記憶していますが、記事によると、今年の8月から自転車を再開しているとか。来年はホノルル参加かな?

犬たちはずっと友達だった

我が家のカイ(♀の甲斐犬、来年2月には9歳)が外耳炎という病気にかかって、近所の動物病院に通っています。この数ヶ月ほど、頭を振ることが多く、どうしたのかと思っていたのですが、先日、ワクチン注射を打ちに病院にいった際に判明。きっと耳の調子が悪くて、頭を振っては痛みを忘れようとしていたのかもしれません。言葉を持たない動物とのコミュニケーションの難しさを感じました。

 昨日、偶然あるところで見たアニマル・プラネット(衛星放送の有料チャンネル)で、飼い主の皮膚癌などの病気を発見してくれたペットの犬たちの話しが紹介されていました。犬の鋭い嗅覚がそのような働きをしているのではないかという説を提出している学者とのインタビューも紹介されていて、これが信頼に値するかどうかはわかりませんが、おもしろい話しだと思います。

 また昨日のことですが、送られてきたフリーペーパーでは、日本犬は縄文人とともに南方からやってきたという話を読みました。以前、NHKで犬のDNAを調べることによって、日本人がどこから来たのかを調べている先生を紹介する番組があったのを記憶していますが、これって、おもしろい研究だと思います。

 どちらにしろ、我が家にとっては犬たちは大切な友達で、家族の一員です。縄文の時代以前から、この日本に住みついている僕らの祖先にとっても、きっと犬たちはずっと、ずっと友達だったのではないかと想像しています。

オフィススペシャリスト受験者200万人突破の新聞広告

0062 0063_2 今朝の日経新聞・朝刊に、オフィススペシャリスト受験者200万人突破の一面広告を出しました。4面に大きく、「勝負に出る人の力になる。」というキャッチコピーとともに、タンタンとスノーウィーがでています。

 ついでにコピーもご紹介しますと、「ここ一番の人生の勝負時、自信を持って戦うためには、マイクロソフトの認定資格が、きっとチカラになります。世界共通の認定資格に挑んだ人は、日本だけでもすでに200万人。ステップアップをめざすあなたをオデッセイコミュニケーションズが応援します。」タンタンとスノーウィーが活躍してくれたので、これまで作った広告の中でも特にいいものになったかなと思っています。

 カラー写真は、新聞広告と同じデータから作ったポスター、白黒写真は、今朝の日経新聞から。我が家のテーブルにおいて撮った写真です。日経新聞に一面広告を出すのは数年ぶり。

 明日は、産経新聞(首都圏版のみ)と産経が出しているタブロイド新聞「エクスプレス」(全国版)に一面広告がでます。産経新聞に広告を出すのは今回が初めて。お楽しみに!

Merry X'mas

Love & peace for all the people in the world!

「2015年の日本」(野村総合研究所・著)

近未来の日本へのガイドと、予想される困難にどう対処していくべきか、野村総研が基本的な考え方を提示した本。知り合いが著者の一人に含まれていることもあって、購入。

 大学の同級生で、在米の海部さんの言葉「パラダイス鎖国」がこの本の中でも紹介されています。そのほか、黒犬通信でも12月15日に取り上げた「ガラパゴス化現象」。記憶に残ったのは、70年代には意味を持っていた1億人という日本の国内市場の大きさが、21世紀においてはたいした規模ではないという事実。つまり日本国内だけではわれわれ生きていけないよって、話し。

 僕らを取り巻く環境の変化に関して、「グローバルスタンダードは気にくわない」という前に、その変化が必然的に起こっているものなのかどうかを理解する必要があると思うのです。日本国内における議論と日本国外で起こっていることの「格差」があるのかどうか、それにまず気づくことが出発点のように思います。ネットの使い方、お金の使い方、ケータイ電話の使い方、教育の内容(大学入試を中心とした日本の教育)、いろいろな面で、世界との「格差」があることにまず気づくことが出発点なのでは?その上で、「日本も悪くないじゃない!」という点に気づくこともあるだろうし、「やっぱり日本って、おかしいよね!」ということもあるのではないかと思います。

 この本の中で取り上げられていること(「ガラパゴス化現象」の諸事例、グローバル化先進企業のケーススタディ、イギリスの改革の例など)は、日本の経済や政治を考えていく上で参考になりました。明治維新、敗戦に次ぐ、第三の開国が避けられないものであるなら、自らのイニシアティブでそのプロセスを進めていったほうが、市場から加えられる「断罪」を待つよりも、苦痛の度合いは緩和されるのではないかというのが、僕の考えです。

祝・最相葉月さん大佛次郎賞受賞

Library by Odysseyでお世話になったノンフィクション作家、最相葉月さんが『星新一・1001話をつくった人』で今年の大佛次郎賞を受賞されました。昨日、お祝いのメールをお送りしたのですが、すぐにお返事をいただきました。ありがとうございます。

 今朝の朝日新聞の読書欄に、大佛次郎の以下のような言葉が紹介されています。

 「本を読むということは、その本を書いたひとを自分の友人とすることだ。同じ時代に生きていても離れていて顔も知れない著者を自分の友人として親しむことも出来れば千年二千年前に死んでしまっている著者も、本さえ手もとにあれば同じように自分の友人の輪の中に加えられる。これが大きなことなのだ」。

 一番安上がりで、一番楽しいのが読書だと思います。

 

 

自分の価値観に生き方を近づける努力

御用学者の話を読んでいて、真実を追い求めるはずの先生たちも、食っていくためには魂を売らないといけないものかと思いました。ホリエモンは、「カネで買えないものはない」とうそぶいて「良識者」からの批判を浴びましたが、大学の先生たちや世の識者といわれている人たちの多くも、カネのために言いたいことを言えない状況にあるように思います。東京にカネと権力が集中している日本ですが、案外、東京というのは狭い村社会です。その中で、孤立することを恐れず自分の理想を貫くには、かなりの勇気と信念が必要です。

  カネの魔力は多くの人間を変えてしまうようです。(幸か不幸か、黒犬はあまりカネには縁がないので、変ってしまう可能性はないと、かなり自信を持って言えます。) カネを持たない恐怖も、同じように人を変えてしまいます。こちらの恐怖にはできるだけ近寄ってもらいたくないと思っています。

 自分の価値観や思想に、自分の生き方を近づけていくのは、かなり苦しいことです。それは日本だけのことではなく、どの国においても同様でしょう。(国によっては、文字通り、抹殺される恐れもあります。) だからこそ、時には、日本国内外で自分の思想や信念にできるだけ忠実に生きた人たちの書かれたものを読み返し、叱咤や励ましをもらう必要があるのかと思います。

 

黒犬風景

0058 今朝我が家の黒犬たちは、ワクチン注射を打つため、近所の病院へ。クウ太郎君は、診察台の上でかなり緊張気味。目の玉が飛び出てきそうなほどでした。

山形からは、雪の上の柳沼家のブルーノ君の写真が送られてきました。すでに大井沢町では、雪が50~60センチほど、積もっているそうです。

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丸の内インターネットラジオ始まる

0057 丸の内インターネットラジオが始まりました。聞き逃した方はポッドキャスティングでお聞きください。毎月お一人ゲストをお迎えして、ビジネスを中心としたテーマで、ホスト役の僕がお話をお聞きするトーク番組です。第一回目のゲストは、株式会社プロシード社長の西野弘さん。西野さんは僕がこの10年間でもっともお世話になっているお一人で、ビジネスにおいては僕の兄貴分にあたる先輩です。滅茶苦茶に話がおもしろい人なので、是非聞いてみてください。(→丸の内インターネットラジオ

 実は、夜、六本木ヒルズにある西野さんのオフィスに伺って、仕事の話しのあと夕食をご一緒。丸の内インターネットラジオの話しになって、「そういえば、今日から「放送」開始だよね」。インターネットラジオのおもしろい利用のアイディアをふたりで話しましたので、来年あたり、西野さんが実際に試してくれるのではないかと思います。お楽しみに。

 写真は、けやき坂から見た東京タワー(クリックして拡大してみてください)。ケータイのカメラなので、決していい写真ではありませんが、ちょっとした雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。

オフィススペシャリスト受験者数200万人突破

12月20日、オフィススペシャリストの受験者が累計で200万人を突破いたしました。10年ほどかかりましたが、関係各位のおかげでこれだけの規模の資格制度に育ってまいりました。ネットメディアでも取り上げていただいています。→(日経IT Pro, IT Media)

 お昼をごいっしょした「エクセルの達人」といわれている専門家の方が、「大学生は、『ヤフーオークション、ミクシー、2チャンネル』を使っていることで、パソコンやインターネットが使えると思っている人が多いのではないか。会社に入ったら必要になるパソコンのスキルをしっかり身につけたほうがいい」というご意見でした。また、オフィス内においても、ワード、エクセルなどのマイクロソフト・オフィスでできることがたくさんあるのに、つまり何十万円単位でかなりのことができるのに、何千万円というようなお金を知らないままに使っている企業経営者がいるということも話題になりました。

 TOEICなどと比べると、まだまだ経営者の方々の間で、われわれの行なっている資格の重要性が十二分に認識されていないと感じています。はっきり言って、英語よりもずっとワード、エクセルのスキルは実際的であり、必要とする層の広がりがあります。(各企業内で、英語を使う人は10%以下かもしれませんが、PCを使う人は100%と言っても過言ではありません。) そういうことを強く訴えていき、もっと広く企業内で認知していただくべく、努力していきたいです。限られた時間をどのスキルや知識を習得するために使うのかという意味で、われわれの資格は広くビジネスパーソン向けの他の資格と競争していると思っています。

動画でオデッセイの資格紹介

今月からオデッセイコミュニケーションズのHPで、われわれが運営しているマイクロソフトの資格のご紹介を動画で行なっています。MOSを採用いただいている法政大学、楽天、九州大学大学院で教えている村藤功教授とのインタビューも含まれています。→動画でのMOS・MCAS紹介

汐留ブランド?

0056 浜松町から歩いて10分ほどのところにある会社を訪問。浜松町北口を降りて、竹芝方面に向かうと、道路の左側には、新しいオフィスビルがいくつか出来ています。ビルの名前には、shiodomeという地名が頭についています。浜松町よりも汐留のほうが響きがいいと、ビルオーナーは考えているのかなと思いました。

 汐留には日本最大の広告代理店、テレビ局、高級ホテルなどもあり、高級分譲マンションもあります。浜松町を名乗るよりも、汐留としたほうがビルのテナントもつきやすいのでしょうか。

マイケル・ジャンセン

定期的に読んでいるブログ(「池田信夫blog」)で、ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ジャンセン名誉教授の名前を見ました。(→こちら) 僕がハーバード・ビジネス・スクール在籍中の85-87年には、他の大学から移籍されてきたばかりで、授業を取ることもありませんでしたが、その頃の僕は、この先生がテーマにしている今のはやりの言葉で言うところの、コーポレート・ガバナンスとファイナンスの問題について、あまり関心を持っていませんでした。

 実はこの先生が書かれてきたテーマこそ、今の日本で読まれるべきなのではないかと強く思います。企業は誰のものか、企業経営者の責任、企業価値の最大化など。ところがアマゾンでチェックすると、先生の論文は日本語にはまったく翻訳されていません。Theory of the Firm: Governance, Residual Claims, and Organizational Formsなど、どこかの出版社で翻訳して出してくれないものでしょうか?

ミランに勝つ

「あらためて感じたのは、強いチームとでもやっていくうちに、そのレベルに慣れて順応していくということだ。力の差は大きいと思うが、何回か戦えば、ミランにだって勝てないことはない。」(浦和レッズ・長谷部誠)

 いつかヨーロッパの最強クラブチームに、日本のチームが勝つことを期待しています。

年代格差

今日の朝日新聞夕刊(社会面)によると、学生の売り手市場が続いていて、企業によっては高級ホテルで説明会を行なったり、旅行券があたる抽選会を行なったりとか。91年までが売り手市場、92年から05年くらいまでが買手市場で学生には厳しい状況(特に94年から96年は、「超氷河期!」)、それ以降は売り手市場だとか。   

 いろいろな格差が言われますが、年代による格差はひどいものだと思います。(92年以降学校を卒業した、今、30代半ば前後の年齢の諸君には同情します) 企業はこれだけ新卒採用に「熱意」を示したとしても、3年以内で2、3割が退職していくのでしょうか・・・

「稟議書サッカー」との違い

ACミランとボカ・ジュニアースの試合を見るために、久しぶりにテレビをつけました。後半だけ見たのですが、すっかり楽しませてもらいました。先日、お話をお聞きした二宮清純の言葉を借りると、日本のサッカーは中盤でボールをまわしているばかりの「稟議書サッカー」(だれも責任を取らない、リスクもとらない)。それに対して世界のトップはすごいスピードで前に前にとボールを出し、積極的にゴールを狙っていく、見ていて爽快感があるサッカーでした。

「田中森一」関連本と年金問題

『反転』がベストセラーになっている田中森一さんの本を続けて2冊ほど読んでみました。『必要悪』はキツネ目男・宮崎学との対談、『バブル』は夏原武(『クロサキ』原作者)との対談。2冊読むと、ほとんど繰り返しになって食傷気味になりましたが、空前絶後の日本経済バブル期に生きた一人の豪胆な男の生き様は、確かにおもしろいものがあります。

 ところで、年金問題はまったく解決のめどが立っていないようで、威勢が良かったマスゾエ先生も言い逃れに終始しているようです。勉強不足なのですが、この年金問題、被害者はわれわれ民間人だけで、公務員にとってはまったくの対岸の火事なのでしょうか?

 田中さんの本を読んだあとに今の年金問題を考えると、年金問題というのは実はバブル期のなんでもありの不動産投資や不動産融資、株式投資などと同じレベルだなという印象を持ちます。バブル崩壊から20年近く経とうとしているいま、国の滅茶苦茶な管理体制があらわになっています。80年代から90年代にかけてのバブル経済が、日本人の金銭感覚を変えてしまったというのが、田中さんの本のテーマのひとつで、この時期、一部の不動産屋たちは借りた金は返す必要もないかのような態度をとっていました。今の政府の有様を見ていると、少なくとも年金に関しては、この頃の不動産屋さんたち以上にひどいかもしれないと思うことがあります。

ガラパゴス現象

野村総合研究所(NRI)コンサルティング事業本部 情報通信・金融戦略担当部長の吉川尚宏氏による日本に対する警鐘。(→講演概要) 敗戦後から90代後半までの成長期の約40年間でためた国力を、すこしずつ使い果たしているのが現在の状況だというのが僕の見方。バブル崩壊後の「失われた10年」は最悪の状況どころか、まだまだ余裕のある段階なのではないかと思っています。

 あと10年か、20年かの間にじわじわと疲弊していきながら、完全に底をついて食っていけなくなるまで「ゆとり教育」と「ゆとり生活」を変えないのか?それとも、底をつく前に、ハングリー精神を取り戻すのか?

 国外に売っていくことができる商品やサービスを生み出す力、売っていく力を持つ企業がどれだけ日本からでてくるのか?任天堂、トヨタなどの一部企業群だけでは、到底1億人を今の水準で食わせていくことはできないでしょうから。

 日本国内での格差問題を言う前に、日本が世界経済の格差問題の中で、負け組みに入りつつあるのではないかということに目を向けてもらいたいです。大きな枠の中で負け組みに入っているようでは、国内の格差問題(そのような問題が存在するとして)の解決はますます困難になっていきますから。

冬のサイクリング後

0043  今日土曜日の朝はお取引先のKさん、社員のHさんと3人で2時間ほどのサイクリング。風もあまり強くない、快適な冬の自転車日和でした。自転車に乗った後、ホットコーヒーで体を温めるふたりです。一月に一回のペースでこれからも走っていきます。

写真手前は、僕の自転車(キャノンデール・シナプス)。

メダカの集団

 日頃お世話になっているあるソフトウェアメーカーの方との夕食ででた話題です。「和して同ぜず」という言い方が日本にはあるのに、今の日本は、どうしてこうも同じでないと不安になるひとが多くなってしまったのか?いろいろと議論しても、結局みんなで仲良くやろうと言って、誰も決断やコミットメントをしようとしない。まるでメダカの集団になっているのではないか・・・

 メダカの集団は、一見仲良くやっているようで、実は付和雷同で弱々しいものたちの集まりでしかないです。特に、そんな集団に後ろから付いていったとしても、ろくな事はないというのが、僕の考えです。僕の経験では、メダカの集団の先頭なんて、たいしたことを考えていないです。集団の先頭はなにか考えているのだろう、知っているのだろうなんて思って後から付いていく後方集団のメダカたちには、いいことが待っていることなんて、あまりありません。自分で考えて行動すること。僕も日本の教育の産物として、メダカの集団の一員かもしれないので、自分で考えていくことだけは忘れないようにしたいと思っています。

「aotenスキルチェック」プレゼント

070920aoten_skillcheck3 オデッセイのサイト「aoten」のスキルチェック・コーナーで、マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)受験者200万人突破記念のプレゼントを行っています。

スキルチェックプレゼント

「椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!」(祥伝社)

 2005年に発売された本。買ったまま、ずっと床の上に置いたままだったのですが、新聞で文庫本になったことを知り、ようやく読みました。すぐに読めますが、中身は実体験に基づいたもので、参考になるところが多い本です。著者は、本日現在もキャノン電子の社長さん。内容には少々荒っぽさがありますが、お忙しい実務家の方だと思いますので、それは仕方のないこと。メッセージは、日本電産の永守会長に通ずるものです。おふたりとも、たいへん優れたメーカーの経営者。

 キャノン時代に、ネクストコンピューターを立ち上げたスティーブ・ジョブスと仕事をされたようですが、ジョブスのことをもうすこし書いていただければおもしろかったのにと、個人的には思いました。

 傑作なのは、アマゾンのレビューアーたちによる書評。心配しなくても、このレビューアーさんたちが、酒巻社長の下で働くことはないでしょうし、酒巻社長もこの方たちを採用したいとは思わないことでしょう。

もう一人の黒犬友達

Kuroinu 山形の柳沼さんから送られてきたブルーノ君の近況。

柳沼さんがお住まいのあたりはもう雪深いのでしょうか?いつか行ってみたい大井沢町です。

スポーツとビジネス

昼食をかねた勉強会で、スポーツジャーナリストの二宮清純さんの話しをお聞きしました。伝統を重んじる相撲界が、過去においては改革的なこと(たとえば、他のスポーツではみられない判定におけるビデオの導入)を行なってきたがゆえに繁栄してきたこと(ただし、現状はまったく正反対の状況)から始まって、サッカーにおける日本人FWの決定力不足、スポーツにおける決断力のこと、スポーツと企業の望ましい関係など、われわれビジネスマンにも大変示唆に富む話しを聞くことができました。

 「判断力よりも決断力」ということが今日の話しの大きなテーマでした。判断することには優れた日本人は、残念ながら決断することにはたいへん貧しい経験しかないことが、世界の中で勝負強さに欠ける大きな理由なのではないかと思います(フランスワールドカップでは32か国中、最低の決定力)。スピーディな意思決定を行い、その決定の実行に自分を賭けるだけの勇気を持つこと。

 僕も日本の教育の産物の一つだと自覚しています。(日本の教育は、決断することを経験させないということでは、世界でも最悪の教育制度の一つかもしれません。) 自分に欠けているものを、スポーツの世界の勝負事の中で直視することも、エンターテインメントとは別の意味でスポーツが与えてくれる経験かと思います。

 来年は、american book & cinemaから何冊かの本を出すことになっています。ツール・ド・フランス前後には、ランス・アームストロングが所属していたDiscovery Teamの監督の手記を出版する予定です。スポーツをビジネスにしようとは思っていませんが、われわれビジネスマンがスポーツから学べることはたくさんあります。

新しい「ハーフ」黒犬の仲間

Candy1 新丸ビルの日本創生ビレッジの中に入っている会社、e-コンセルボ社長・西村さんの愛犬。

「そういえば、うちのCandy も黒でした」というメールとともに、写真を送っていただきました。このCandyちゃん、もう14歳だそうです。ちょっとお疲れかな。働きすぎている西村さん、あまり無理しないでください。

 来週あたり、丸の内インターネットラジオが始まります。正式に決まったら、このブログでもご紹介します。僕の友人、知人たちを毎月お一人招いてのトーク番組です。ネットで配信します。2回目の対談相手が、西村さん。今週番組の収録を行いました。ちなみに、一回目は、20年近くお付き合いいただいている株式会社プロシード社長の西野さん。とてもおもしろい対談になっています。こちらもお楽しみに。

山形の夕焼け

山形の柳沼さんのブログに掲載されている写真がとてもきれいです。

リンクをはったのは、11月30日アップされたものですが、これら以外にも、山形の自然の美しさにほっとすることがあります(→こちら

もうひとつ。11月13日の「朝日の朝日」という写真も、空気の澄み渡った感じが伝わってきて、好きな写真です。

750ルックスの呪縛

時々、意味もなく杓子定規に凝り固まっている話を聞くと、いやになってくることがあります。日本のビル内における明るさは、750ルックスということになっているそうです。ビルオーナーがそのようにリクエストすることが多いそうです。ビルができあがって745ルックスの明るさだったので、全部やり直しを命じられて切れそうになったと、ある照明デザイナーが言っていました。745ルックスと750ルックスの違いなんて、誰もわからないのに。

ちなみに欧米では500ルックスほどの明るさが標準になっているそうで、この差が電力消費、ひいてはエネルギー消費の差として大きなものになっているのではないかというのが、この照明デザイナーの意見でした。(日本の都市や建物の中は、隅々まで明るくしすぎているそうです。)

なぜそんなことにこだわっているの?というようなことがたくさんあります。なぜそうあるべきか、ゆっくり考えてみると、たいした意味はなかったり、些細なこだわりだったり、前任者からそう言われてきたとか、慣習でそうなっているとか、起源はわからないのだが、とにかくそうなっているので、と言うようなことが本当に多いのが日本のように思います。日本人って、あまり自分の頭で考えようとしないのかな!?

夢の大きさ

ある物理学者の「人は自らの夢の大きさによって測られる」という言葉のことをここ数日考えています。大きな夢、多くの人たちから共感を持って受け入れられる夢を持つことが、生きていくうえでの「引き綱」になってくれるように思います。人は夢なくして生きてはいけないし、生きていくには夢が必要です。その夢がどれだけ大きなものであるかどうかが、人の仕事の大きさにつながっていくのかと思います。

 今日は誕生日ですが、自分自身の夢を再確認する日です。

オデッセイIT奨学金の池上君からのメール

Dsc04425 Dsc04456 Dsc04560 大阪教育大学付属池田高校からアメリカのミネソタ州にAFS留学している池上侃君から、写真とお便りをお送りいただきました。先月末にいただいたお手紙の内容は、オデッセイのHPでもご紹介させていただいています(→こちら)。ミネソタ州は、僕がAFSで行ったアイオワ州の北にあります。今頃の季節は、モーレツに寒いのですが、夏はとても気持ちのいいところです。池上君がいるEden Prairieという町は、HPによるとミネアポリスの郊外にあるようですから、かなりいいところではないかと思います。

ミネアポリスはアイオワにいた頃、ホストファミリーに連れて行ってもらったこともありますし、働き始めてから仕事で何度か行ったこともあります。数年前には、取引先の役員の方がミネアポリスの空港から少し行ったところにお住まいで、ご自宅に泊めていただいたこともあります。この町は、コンピューター・メーカーが何社か生まれたところですし、全米の大企業も多く、とても所得水準の高いエリアです。池上君にとって、とてもいい経験になることを期待しています。

オデッセイ今日のニュース

ちょっと会社の宣伝をさせてください。

オデッセイコミュニケーションズでは、来年1月から、アドビシステムのソフトウェアの利用能力を測る一般ユーザー向けの資格試験を開始します。本日、そのサイトがオープンしました。→こちらをチェック

それから、昨年についで二回目になるのですが、元旦、決勝戦が国立で行なわれる天皇杯全日本サッカー選手権のオフィシャルスポンサーに加えていただきました。詳細は→こちら

市場が教えてくれること

 これまでビジネスを行ってきてよかったなと思うことがいくつかあります。その一つは、市場が教えてくれることです。それは、すべてのビジネスは変化していくこと、それに対応して変わっていくことができる人や組織(役所や国家もこの組織に含まれます)だけがサバイブできるということ。今年はアメリカ発のサブプライム問題が、後半に入って経済に大きな影響を与えています。きっと来年もこの影響は続くことと思います。(先週夕食をしたファンドを運用している会社の社長からも、今年は苦労が多かったというようなことを聞きました)ずっとバブルだと言われながら続いてきたアメリカの不動産ビジネスの活況にも、来るべきものが来て、永遠に続くお祭りなんてないことを忘れていた人間だけが大騒ぎをしているということかもしれません。
 われわれ日本人が大好きな平家物語も、この世に不変のものがないことを教えてくれています。松尾芭蕉の「奥の細道」も、同様です。ところが、特定の状況に慣れ親しんでしまうと、いつの間にか、それがずっと続いていくもののように錯覚してしまうのが、われわれ人間の情けないところで、会社の売上げにしても、給料にしても、あるいは土地や株の値段にしても、ずっと右上がりで続いてくれるものだと勘違いしてしまうことがよくあります。

 でも、市場は勘違いしているわれわれにお灸をすえるかのごとく、突然背中を見せて去っていくことがあります。そんな時、僕らは「え、そんな馬鹿な!」って反応で、市場の「理不尽さ」に腹を立ててしまうのですが、しばらくして落ち着いてくると、自分の過ちに気づき、そして市場の変化を受入れていく人と、頭ではわかっているけれども、どうしても市場からのメッセージを受け入れることができない人に分かれていきます。少なくとも僕が生きている間には再び来ることがないであろう、80年代後半から90年代前半にかけての日本経済のバブルとその崩壊を、20代から30代にかけて経験したことが、少々大げさな言い方になりますが、世のはかなさを教えてくれました。その頃、金融市場において働くことができたことを感謝しています。

 基本的に失業の恐れのない公務員の人たちと話をしていて、ある意味気の毒に思うことは、彼らが市場の厳しさも、素晴らしさも知らないということです。僕はマクロ的に見たときには、失業や倒産があることは決して悪いことではないと思っています。もちろん、長期にわたって失業しているケースは別です。失業や倒産が、われわれ働くものたちにとって、どれだけ精神的、経済的にダメージになりうるのか、それを考えると、ミクロ的にはたいへん大きな問題です。

でも、恐れを忘れ、謙虚さを失った時、市場がそのような人間や会社に対して与える教訓が、失業や倒産という形をとるのであれば、マクロ的に見たときには、決してマイナスのことばかりではないと思います。

 僕の会社も、あるいは僕個人も、同じところに留まることのないこの世の中で、市場の声に耳をすませながら、自分たちが(少しずつでも)変わっていくことができれば、きっとその変わっていく自分たちの努力を、市場は見捨てることはないだろうと、楽観的な僕は信じています。

フランスで一番有名なブロガーの話

12月5日付けのFinancial Times で、フランスで一番有名なブロガーが、グローバルなビジネスを展開したいという希望を持って、サンフランシスコに移住したという記事を読みました。ブログのメーカーとして有名なSix Apartのヨーロッパの代表でもあったLoic Le Meurという人です。記事は、こちらを参照→FT記事
フランス語でビジネスをやっている限りグローバルにはなれない、フランスにはネットビジネスの起業に相応しい環境はないということで、サンフランシスコに今年移ったようです。
この人が考える起業希望者に贈る10のヒントは以下の通り。

  1. Don't wait for a revolutionary idea.
  2. Share your ideas.
  3. Build a community.
  4. Listen to your community.
  5. Gather a great team.
  6. Be the first to recogonize a problem.
  7. Don't spend time on market research.
  8. Don't obsess over spreadsheet business plans.
  9. Don't plan a big marketing effort.
  10. Don't focus on getting rich.

7番目の「マーケットリサーチに時間を使うな」というのは、テスト版を公開して、どんどん改善していけということです。

Happy Holidays

Photo3今年も忘年会のシーズン。「時間が経つのは速いですね」とか、「今年もお世話になりました」という言葉を交わす時期になってしまいました。来週は48歳の誕生日です。人生のトラックを4周歩き、これから何回人生のトラックを歩いていくことができるのか。これからの展開を、苦しいことも、楽しいことも受け入れながら、自分にできるベストを尽くしながら生きていきたいと思っています。

ニューヨークのセサミストリートの仲間たちから電子クリスマスカードが送られてきました。インドネシア(Indonesia )と右端に書かれています(画像をクリックしてみてください)。名前は知らないのですが、インドネシア版のセサミストリートのマペットだと思います。

新たに作った会社、american book & cinema のロゴも決まり(発表はまだ!)、来年2月3日のエルモの誕生日にあわせて、エルモを演じているKevin Clash(ケビン・クラッシュ)の伝記 My Life as a Furry Red Monster の出版の準備を進めています。この本も、Graduation Day(グラデュエーション・デイ)でお世話になっている英治出版から発売されます。

中国で感じる世界

20年ほど前時々会っていた勉強会仲間数名で忘年会。中の一人は、仕事の関係で北京や長春によく出かけているので、中国、北朝鮮事情を聞かせてくれました。北京にいると、アメリカの存在だけでなく、ロシア、ヨーロッパ、中東、アフリカ諸国、さらにはイスラエルからの人間たちをよく見かけるとか。圧倒的にアメリカ(人)の存在が大きい東京と比べて、北京はアメリカ人以外の存在を感じるということでした。また、北朝鮮にも、日本人以外のビジネスマンたちは、大きな音を立てることなく、関係確立のために進出しているというのが、彼の意見。中国で感じる世界は、東京にだけいてはわからないものがあるに違いない。

情報収集に始まって、対立する関係の中に入っていくことが不得意な日本人。世界は複雑で一筋縄では割り切れない中、日本はどうやって自分のアイデンティティと利害を守っていくのか。

僕も来年は中国語(マンダリン=北京語)を勉強してみようかなと思っています。昨年、オデッセイにアイセックの研修生として来ていた中国人学生のチェンチェンは、今、名古屋大学に聴講生として来ています。来年もアイセックの紹介で中国人学生を受入れる可能性があります。アメリカとだけでなく、中国にもたくさんの友人を作りたいと思います。

「同じことを繰り返してきた動物」

先月日経新聞で連載されていた野村證券元会長・田淵節也さんの「私の履歴書」。まわりの経営者仲間では思っていたほど面白くなかったという声も聞いたのですが、僕はかなり楽しませてもらいました。役所、特に大蔵省に対する批判は、野村證券の後輩たちのことを考えると、あれ以上は書けないでしょうし、ソフトバンクの孫さんをはじめとするバブル期以降の経営者に関するコメントもおもしろいと思いました。

手元に新聞がないので間違っているかもしれませんが、戦後、アメリカの庇護の元で成長してきた日本のことを、「アメリッポン」なんていう表現があることを、最終回で初めて知りました。先日夕食をした某・外資系金融出身で、今はヘッジファンド会社を経営している知人も初めて知った言葉だと言っていました。

田淵さんが書かれていたように、人間は「同じことを何度も繰り返してきた動物」かと思います。僕ら一人ひとりにとっては初めての経験であったとしても、長い人間の営みの中では、すでに何度も繰り返されてきた逸話のひとつにしか過ぎないこと。

動物との比較で言えば、人間は動物以上に手に負えないところがあります。人間は感情を持ち、嫉妬を持ち、そして正義感を持っています。嫉妬は時に逆恨みとなり、正義感は、しばしば自分勝手な正義感であり、それを強く振り回す人(あるいは国)は、まわりの人間(あるいは国)にとっては、大きな迷惑になります。動物のほうが自然の秩序の中で本能に従って生き、そして死んでいく、地球の生態系の維持という面から考えると、人間よりもずっとやさしく、謙虚な存在かもしれません。

田淵さんが最後に書かれていたもう一度行ってみたいというブラジル。実は、リオ・デ・ジャネイロは僕ももう一度行ってみたい町です。20年前、夕暮れ時のリオ・デ・ジャネイロの河口で見た風景を、いつかまた体験してみたいとずっと思っています。

ネットで自動車保険を買う

初めてネットで外資系保険会社の商品を買いました。これまでは、自動車ディーラーから継続的に保険を買ってきたのですが、それは面倒臭くて、惰性にまかせたままになっていたからです。

知り合いにこのことを話しました。彼もある日本の損保の代理店になっています。ところが自分の家族の自動車保険は、今回僕が買った保険会社の保険を買っているとか!値段が理由です。

同席していた別の知人は、「事故が起こったとき、外資系はきちんと対応してくれるのだろうか?」。これだけは起こってみないとわからないです。

やってみるからやる気が出てくる?!

Dscf1166 無精なこともあって、あまりお掃除が得意でないのですが、無理にでも掃除をしてみると、すっきりしてきて、ちょっとうれしくなってきます。それがお掃除をもっとすることにつながっていきます。

最近、「やる気があるからやる」ではなく、「やってみるからやる気が出る」というのが、案外正しいのではないかと思うことがあります。上の掃除の例もそのひとつです。仕事もとにかくまず行動に移してやってみることが必要だと思います。

経済の話ですが、「経済のファンダメンタルがいいので、カネが流れてくる」ということだけでなく、「カネが流れてくることによって経済のファンダメンタルがよくなる」ということも実際起こります。今の日本で、海外、特に中東の石油産出国からお金を呼び込むのが大切だという話を、今夜、金融界の人と食事の席で交わしました。

先週末訪れたマカオは、まさにカネが人とさらなるカネを吸い集め、経済が過熱気味なほど成長している状況です。写真はマカオタワーから見た市内の風景。

信仰のために死んでいった日本人

Dscf1151 先ほど香港経由でマカオから帰ってきました。マカオで一番興味深かったのは歴史的な建造物。中でも、世界遺産にも指定されているいくつかの教会に興味を持ちました。

写真は、セント・ポール天主堂。マカオで最も有名な観光スポットです。この裏手には、信仰のため日本で殉教、その後この地に埋葬された日本人たちの骨が、観光客にも展示されていています。また殉教者たちの名前もリストにして掲示されていました。建物にはフランシスコ・ザビエルの姿も刻まれ、ガイドさんの話では「悪魔を遠ざけよ」という意味の日本語も書かれているとか。 Dscf1157_4

また、別の教会では、日本の石見銀山から出た銀を大量に使った食器なども見ました。Dscf1146

安土・桃山時代から徳川幕府が成立する頃の日本の話ですが、その頃の日本人のことをすこし勉強してみたくなりました。

アウンコンサルティング・信太さん登場

Essei_photo1 オデッセイコミュニケーションズのHPで展開している「リレー・エッセイ」。現在のビジネスシーンで活躍中の方々にご登場いただいているのですが、今回は、SEO・SEMで有名なアウン・コンサルティング社長の信太さんがご登場。松戸のアパートからスタートしたという起業経験をお読みください。

オデッセイコミュニケーションズHP

不思議なワンダーランド・マカオ

今週末はマカオに来ています。香港からジェットボートに乗って1時間ほどの距離にあるもうひとつの中国です(ポルトガルから返還されて7年でしょうか)。

勉強会仲間たちと来ているのですが、彼らに「強制」されないと、マカオなんて来なかっただろうと思っています。経営者仲間たちとのちょっとした「修学旅行」です。マカオは世界最大のカジノ市場になっているということですが、われわれが泊まっているホテル・ベネチアンは3000室あり、ロビーフロアーには巨大なカジノが広がっています。西洋人は非常に少なく、主な顧客は中国人(本土、香港)のようです。

僕はまったくギャンブルをしないので、このマカオの発展振りを不思議にみているだけです。ホテルベネチアンをはじめとして、米国ラスベガスにある巨大なホテルが同じようにマカオに作られ、そこにどうやって儲けたのかはっきりしない性格のお金(賄賂やピンはね!)も含めたさまざまなお金を持つ中国人たちが、夜、昼、カジノで遊び、いわゆる、「飲む・打つ・買う」を行なっているのが、この町だということのようです。

ここに20年間住んでいるという日本人ガイドさんがマカオの歴史から経済の話まで聞かせてくれましたが、とてもダイナミックな変化を遂げつつある、まさに中国バブルの「あだ花」のような町だと思います。ずっとスタンリー・ホーが経営するリスボアというカジノ付きホテルしかなかったところに、4年前、サンズというアメリカ資本のカジノ・ホテルが進出。数百億円の投資を、1年で回収するという大成功を収めたことがきっかけになって、ラスベガスのほかのホテルがマカオに進出してきたそうですから、そのきっかけを作ったサンズの経営者はたいしたものだと思います。

今日一日いて、明日日本に帰ります。