PTA

 最近名付けたのですが、ほどほどにしないといけないものの、頭文字を3つ集めて「PTA」(Pachinko、Tobacco、Alcohol)としました。昨日、いっしょにサイクリングしたKさんに言わせると、アルコールを加えると賛同者が減るだろうから、A=天下りとしたらいい、とか。
 弊社のように、喜んでいただく前に、お客様に少々苦労(=勉強)をしていただかないといけないビジネスとちがって、これらのビジネスというか商品は、その場ですぐにお客さんに「娯楽」や「息抜き」を与えているのかもしれません。でも、それらは必ず、時間やお金のロスとして跳ね返ってくるだけでなく、健康の面でもマイナスになることが多いように思います。3つのPTAの中で、ボクも、Aのアルコールとはお付き合いがありますが、それでもほどほどの淡いお付き合いかと思います(いっしょに飲む人からは強い方だと言われますが)。その他のPとTは、やったことはありますが、幸いなことに、学生時代、ほんのひとときのお付き合いで終わりました。会社では、PTAに気をつけろと、繰り返し言っています。
 カネと時間の自己管理をしっかりやること。ボク自身、まだまだマスターできていないですが。
 

オリンピックと同時にノーベル賞も狙え!

 広島の秋葉市長が長崎の田上市長に声をかけて、2020年のオリンピック共同開催に立候補しようという話がでてきました。おもしろいと思います。東京でやるよりも、ずっと意義があるでしょう。もしオリンピック委員会に、金儲けだけでなく、世界の平和の達成に本当に貢献する気があるのであれば、広島長崎共同開催案を真剣に考えてもらいたい。宿泊施設などの問題が言われていますが、きっと解決方法はあります。
 そしてオリンピックだけでなく、広島長崎の市長たちには、もうひとつ大きな目標を設定してもらいたいです。それはノーベル平和賞です。突飛な考えだと言われそうですが、唯一の核兵器使用国の大統領であるオバマにノーベル平和賞が贈られるならば、世界で唯一の被爆国である日本の、爆心地である広島と長崎の市長たちが中心となって、2020年をめざして、世界的な核廃絶運動を起こし、彼らにノーベル平和賞が与えられることがあってもいいのではないでしょうか?
 こうも言えると思うのです。これまで日本の活動は、残念ながら、国際的な広がりと強さを持っていないのではないか?どうやったら、グリーンピースや国境なき医師団や、あるいはアムネスティのような組織を、日本から作っていくことができるのか。
NPO、NGO分野においても、日本のソフトパワーをどうやって世界に広げていくのかという大きな課題があるのではないかと思います。
 明日、出張で長崎、佐世保をお伺いします。

追記 広島の秋葉市長は、AFSの先輩です。(→オデッセイIT奨学金

アフガニスタン_ずっと興味がある国

ずっと興味がある国、アフガニスタン。アフリカの国々でさえも平均寿命が50前後あるというのに、アフガニスタンの男子平均寿命は46、7歳だとか。。バーミヤンの仏像が破壊された後、「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ 」(マフマルバフ著)を読んで感動しました。
ロイターの写真を見ていても、アフガニスタンに生を受け、この地で生きていくことはたいへんなことだと想像できます。
アフガンに生きる人々

今年の総決算

 12月に発行予定の次号「オデッセイマガジン」のテーマは、「今年の総決算」にしようというご提案をいただいています。えー、もう今年の総括なんてシーズン?!うちの会社も来年はどんなプロジェクトに取り組むべきか、と考えていますが。
 ボクは今年どころか、もっと大きく括った総決算をやらないといけないステージになっているんです!なんせ今年12月で50歳の大台ですから。40歳になるときには感じなかったプレッシャーを感じます。もう人生の8割が終わってしまったかな、なんて感じているくらいです。でも、ボクの生きている間にやることができる、やるべき仕事の8割はこれからの10年、あるいは20年の間に起こるかなと思っています。これまでは自分のために生きてきたけど、これからは周りの人たち、後輩たち、そしてまだ会ったこともない人たちのためにも働かないといけないのかなと感じています。

Thank God It Is Friday!

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ようやく金曜日の夜です。オリンピックの開催地がどこになるのか気になります。でも夜中まで起きていられるかな?
今週末こそ、レイソルJ1残留がかかったホーム試合(のひとつ)を見に行きたいです。(明日土曜日午後)
それ以外は、写真の犬たちと、本を読んでいます。
どっちにしろ、今週もお疲れさまでした、皆さん。

Life is to learn and love.

50も近くなると、マジなことも考えないと生きていけないのですが、「生きるってどんなこと?」って問いに対する答えの「ひとつ」は、「生きるって、学ぶことと愛すること」なんて、日本語で書くと、ちと気恥ずかしいんだけど、そんなことかなと思えてきます。どちらも十分じゃないけども。

今日9月9日は、倉木麻衣のアルバムが出る日だったと思うけど、クロイヌはアマゾンでビートルズのリミックス版を注文しています。ビートルズって、やっぱり特別!

贈る言葉

 民主党の方々にお贈りしたい言葉が二つ。
「得意冷然」、「君子の豹変」。(ばらまきの約束なんて早々に反古にして、時には非情な覚悟でやるべきことをやってほしいです。明治維新は非情な覚悟の賜物だと言えるでしょう。)
 自民党の方々にお贈りしたい言葉、「失意泰然」。失敗したとしてもやり直しはできるということを示してほしいです。

記録的な民主党勝利

 テレビの選挙報道をみていると、民主党が300議席を超える圧勝になるようです。自民党の「大物政治家」の先生たちが小選挙区では落選したりあるいはかなり苦戦していて、「失われた20年」のA級、B級戦犯に対する「公職追放」かと思えるほどです。
 いろいろな問題を解決するにはお金が必要ですが、いまの日本はじゃぶじゃぶの借金漬けになっていて、これからどうするのかと思います。民主党政権になって、ますます借金が増えるというようなことにだけは、なってほしくないと思っています。自民党政権下での古いしがらみに変わって、民主党政権下で新しいしがらみが生まれるというのであれば、日本沈没がますます進むことでしょうから。国民主導という聞こえのいい言葉が、ばらまき政治の別名となることのないように祈っています。
 振り返ってみると、小泉元総理は、自民党をぶちこわすとおっしゃっていました。今回の選挙で、まさに小泉さんの言葉が現実のものとなりましたね。

今夜もJALに乗る乗客の気持ち

 日本航空の「経営危機」をめぐって、国土交通省主導で有識者会議が開かれたとか(日経夕刊2009年8月20日)。メンバーは大学教授数名(そこには僕の母校の先生たちが3名も!)、弁護士、金融機関幹部、等々。

 「国際競争に勝つための視点が欠けている」。これはまさか銀行関係者からのコメントじゃないでしょうね?!日本の銀行で、国際競争に勝つための視点を持っているところがあるなんて聞いたこともありませんが。

 「企業年金やパイロットの高給など社会的関心が高い問題の検証が必要。」年金問題を解決するには、OBたちの同意が必要なのに、反対者が多いという記事を読んだことがあります。そしてOBたちの一部には、会社の批判をする連中もいる、とか。いい時代にJALでお世話になったのに、ね。

 パイロットに払う給料の多寡って、「社会的関心」で決めていいの?それって、「社会的嫉妬」とは違うでしょうね?

 日本航空の問題を外野から見ていると、まさに日本国全体の問題の縮図のよう。多すぎる船頭と評論家たち、企業年金の支払いにおいて自分たちの利害を優先するOBたち、政府の干渉と政府への依存の歴史、過去の栄光とプライド、なかなか落とせない待遇、ますます激化する国際競争。リーダーである社長にたいして、内部、外部から十分なサポートがあるのかな?こんなことって、日本航空だけの話ではなく、日本全体に言えるような気がする。

 JALで働く友人、知人を持つひとりの利用者として、現場の人たちには、一致団結して頑張ってほしいです。「去るも地獄、残るも地獄」なら、残って地獄から這い上がってきてほしい。できれば、これ以上官の助けなど借りなくて。でも、官の支配を強化するための布石がどんどん打たれているのでしょうか?逆風だと思うけど、現場の皆さんを応援したいです。

ドキッとする記事

先日紹介した三浦展さん(堤清二さんとの対談、8月1日の「黒犬通信」)のこんな記事にドキッとしてしまいました。
「なぜ下流おじさんほど、『デブ』になるのか」

経済的にかなり成功されている先輩経営者がおっしゃっていました。カネができると、好きなものを何でも食べられるようになる。だから、成人病になりやすい。カネができるといいことばかりではない。カネを使って、個人トレーナーをつけ、スリムな体型を維持する努力をしている、と。この先輩は自己管理がしっかりできていて、非常にスマートな体型ですし、また経営もしっかりされています。