若かりし頃のカイさん。

いまでは盲目の老犬となったカイだけど、10年前はこんなに若かったよ。
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動物病院もまた楽しい。

年に一回の狂犬病注射とフィラリア予防の薬をもらいに動物病院へ。犬たちは診察台にのせられるとびくつくのだけど、動物病院に犬たちを連れて行くのも、なんとなく楽しい。ドッグドック(人間ドック)をしてもらったカイさん、特に異常ははなく、気になるのは老犬ボケ。

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Uggie and Nintendo

I love this guy only after my two kai dogs, Kootaro and Kai.

What a combination! Nintendo and Uggie.



YouTube: Nintendo's Spokesdog Uggie Training for His New Job

カイの近況

緑内障のためカイが両目を失明して満2年になろうとしています。

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今年2月で13歳のおばあちゃんです。でも、食欲だけは旺盛です。

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エリザベスカラーをして、歩き回るとき、壁や家具から顔を守るようにしています。

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カイさん、これからもよろしく。


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おまけ:甲斐犬の友達たち

今日は甲斐犬愛護会の展覧会に行ったこともあり、我が家は甲斐犬の一日で終わりつつあります。
我が家のカイ(♀の甲斐犬、現在13歳の老犬)が、初めて「デート」した相手、ゴン太君のHPを久しぶりに見ました。カイとゴン太君のデート写真がまだでていた。
甲斐犬ゴン太のHP(「甲斐犬の輪」のコーナーの一番下)

YouTubeで見ることができる甲斐犬の動画で一番気に入っているのが、この「甲斐犬兄弟対決」




YouTube: 甲斐犬兄弟対決2

(数年ぶりの)甲斐犬愛護会展覧会

2008年以来だと思うのですが、久しぶりに甲斐犬愛護会の展覧会をみに、山梨県韮崎市まで行ってきました(午前の部だけ観てすぐに帰宅)。我が家のクウ太郎君は幼犬の部で入賞。その後特に大きな活躍はないのですが、甲斐犬の飼主には年に2回ある楽しみ。参加者は首都圏だけでなく、関西や東北ナンバーのクルマも多く、甲斐犬の飼主の熱意を感じました。

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(審査風景)

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(甲斐犬の子犬は最高にかわいい!子グマのよう)


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(この子もかわいいわ)


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(宮城県から来たこのクルマには圧倒された)


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(生まれてまだ一ヶ月ほどの子犬。一生懸命ウンチをしている。新しい飼主の手に渡るのか?お母さん犬がかわいそう)


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(おとなしい♀犬。この黒虎のお母さん犬から2頭の赤虎の甲斐犬が生まれている。)


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(「風林火山」にならった甲斐犬愛護会の旗)


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(富士山もきれいでした)

Uggie the dog charity




YouTube: Uggie the dog charity


映画「アーティスト」の主人公(とボクは思っている)、ジャックラッセルテリアのアギーのサイン入り(と言っても、足跡)ポートレートが、eBay でオークションされています。
映画の日本公開まであと2週間ほど。楽しみにしています。

Ultimate Dog Tease




YouTube: Ultimate Dog Tease

アメリカの知人から教えてもらった、アメリカで大人気の犬ビデオ。

I am alive!

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しばらく黒犬通信から離れていますが、元気にやっていますよ。
それにしても今年は災害にやられっぱなしですね。地震、津波、台風。自然の力にはかなわないので、ヤナギのようなしなやかさで対応していきたいです。(写真は我が家の長男・クウ太郎君)
I am taking a leave of absence from the blog. I am doing fine. This year Japan is bombarded with so many natural disasters. Earthquakes, tsunamis, typhoons, etc. We cannot win against the nature, so we just have to learn to be flexible to deal with it.
(The photo is Kootaro, the eldest son of our family.)

大森実が甲斐犬の飼い主だった。

いま大森実って言っても、「それ誰?!」ということになるのだろうけど、ベトナム戦争時、毎日新聞外信部で大活躍した新聞記者。昨年3月にアメリカ・カリフォルニアの病院でお亡くなりになられた(享年88歳)。ベトナム戦争中、ハノイの病院を米軍が爆撃していたという記事を書いてアメリカからにらまれ、その後、彼は毎日新聞を退社し、フリーのジャーナリストとして活躍する。

大森の『アメリカとは何か100章』(講談社文庫)を読んでいたら、大森が甲斐犬を15年間飼っていたことを知った。それだけで僕の中で大森への親近感がぐーんと上がってしまった。

「ジェフが死んだ。(中略)長らく起居を共にしてきた愛犬の死が、こんなに厳しいものとは考えもしなかった。日本に一時帰国中、近所の犬猫病院に預けていたのだが、ジェフは私たちを恋いこがれて悶死したのだ。」
『「甲斐犬は二君に仕えず、といわれますので、日本犬でも数が一番少なく、保存のための保護犬になっているのです」と私がジェフを買ったとき、ジェフがいた愛犬訓練所の主人がいっていたが、私にはなぜかよくなついてくれた。私が一歳に近い成犬だったジェフを買ったのは、金大中誘拐事件の真っ最中だった。」

この文章の終わりにはさらにひとつの物語が隠されていた。
『「警察犬を買いたい」と私が、東京の訓練所を訪ねて、ジェフと初めて引き合わされたとき、「血統書がない」といわれたので、不思議でならなかったが、後日、血統書を手に入れるために調査していくと、ジェフの最初の飼い主夫妻は、ジェフを訓練所に預けたまま、日航機のモスクワ墜落事故の犠牲者となっていたことが分かった。』

ジェフは大森実といっしょだった15年の間に、カリフォルニアと日本の間を二往復したそうだ。

うちのカイとクウ太郎は、東京、長野、山梨くらいしか知らない。彼らといっしょにアメリカを旅行して、アメリカ人たちに、「どうだ、甲斐犬はすごくかっこいいだろう」と自慢してやりたい気もする。スタインベックの『チャーリーとの旅』じゃないけど、『カイとクウ太郎とのアメリカの旅』は決して実現することがないだろう、僕の夢のひとつ。