馬路村のゆずがカントリーマアムに
posted at 2009.11.11
高知・馬路村のゆずがカントリーマアムに使われているのを発見。(→以前馬路村のゆずについて書いたバックナンバー)
posted at 2009.11.11
高知・馬路村のゆずがカントリーマアムに使われているのを発見。(→以前馬路村のゆずについて書いたバックナンバー)
posted at 2009.11.09
この何年か、全国でパンのブームが続いていると聞きます。女性誌などでもパン特集がしばしば組まれています。
首都圏にあるZというパン屋は、テレビで紹介された後、店頭販売のみならず、通販サイトも人気度抜群で、なかなか商品を買うことができない状況になっています(まだまだテレビの力はあるようです)。パンに詳しい知人の話では、このZというお店は、異常な人気のようです。
posted at 2009.11.04
著者は、ご存知、ユニクロの創業者。ボクが尊敬している起業家、経営者です。このブログでも以前からなんどか書かせていただきました。(→バックナンバー1、→バックナンバー2、バックナンバー3)
この本自体は、ユニクロのPRのひとつとも言えるのでしょうが、それを割り引いても、経営者、起業家にとっては参考になる本です。アパレルの小売業は、うちの会社のビジネスとは性格がかなり異なるため、簡単に比較したり、真似たりできるわけではありませんが、柳井さんの姿勢、考え方、またその勉強熱心さは非常に参考になります。
1「企業の目的は顧客の創造である」(ドラッカー)。企業は自分たちがなにを売りたいかよりも、お客様が何を求めているかを考え、お客様にとって付加価値のある商品を提供すべきである。
2「企業の目的は、それぞれの企業の外にある。」(同じくドラッカー)。本来、我々がターゲットにすべきなのは、まだお店に足を運んでくれていないお客様、つまり潜在的な需要をつかまえることだ。
3 顧客を創造するためには、付加価値を持った商品を開発するということ以外に、テレビコマーシャルや雑誌などを使ったイメージ戦略や企業の姿勢を伝えていくPR活動が大切だ。
もうひとつ響いたこと。ボクらのビジネスは、顧客にある程度努力(それをボクはよく「苦行」と言っているのですが)をしていただかないといけない性格を持っています。そんなビジネスを行っているボクには、次のような柳井さんの言葉がとても響いてきました。
「よく、先行している商売人が流行を作り出すとか、お客様の心理を作り出すといった類の話があるが、そんなことは実際にはあり得ない。こちらから心理状態を変えるなんて滅相もないことだ。重要なのは、お客様の心理状態に合わせて商品を作り出すことなのだ。」
実は、昨日福岡のセミナーでお話させていただいたとき、ITビジネス、あるいはITのトレーニング、資格ビジネスは、売りたいものを一方的に売ろうという姿勢が強すぎるのではないか、という発言をしました。そういうこともあって、福岡からの帰りの飛行機で読みはじめ、自宅に帰って読み終えたこの本の中の柳井さんのさまざまな言葉に、とても共感したのかもしれません。
(写真は、昨日、福岡であったセミナー会場のAIビル9階から見た夕方の百道の海の景色。とてもきれいな眺めでした。)
posted at 2009.11.03
2008年の1月と言えば、もう2年近く前になりますが、アメリカ経済と世界経済の「カップリング」について、駄文を書いたことを思い出します。(→バックナンバー)
ロイターのニュースでおもしろい記事を見ました。それは、日銀の白川総裁が、「先進工業国の超金融緩和政策が、新興国の経済発展を押し上げている」と指摘したことです。この10年、日本はずっと超金融緩和政策でした。その政策が、世界のバブルの原因の一つであった時期がありました(いわゆる、円キャリートレード)。現状は、円にドルが加わり、加えてその他の先進工業国の金融緩和策が、ミニバブルを引き起こしているように思います。
アメリカ経済とアジアを中心とする新興国経済が、相関関係にあるかどうか、つまり「カップリング」あるいは「デカップリング」の議論がありました。それに対する答えとして、経済がお互いに依存し合っているネットワーク化した世界においては、すべての国の経済が強い相関関係にあることを、いろいろな局面の中で発見しているように思います。
→ロイター記事
posted at 2009.10.29
昨日は名古屋でお取引先7社(校)を訪問させていただきました。お時間をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。
学校(特に専門学校)の方とお話ししていて、18歳人口の大幅減少のなか、これまで以上に海外からの学生や社会人向けの教育ビジネスに入っていかざるを得ないというお話をお聞きしました。これは変わっていこうとする学校の例。
企業の方とお話ししていて、なかなか休みがとれないという状況をお聞きしました。一週間の休みも、なかなか取りづらい、とか。これは変わらない企業の実態?
名古屋からは夜9時10分の新幹線に乗ったのですが、荷物を動かして、席を空けてもらいました。隣には、フリーランスのキャリアウーマンらしき女性が座っていたのですが、窓わくには、缶チューハイが置かれていて、なんとなく複雑な気持ちになりました。女性が新幹線の中でアルコールを飲み、ぐったり疲れて眠っている。働く女性たちも、たいへんな状況にあるのかと思います。なかなか休みも取れないようですし。
ストレス社会日本、でしょうか?
posted at 2009.10.25
アメリカからの帰りの飛行機の中で読みはじめた本です。『どん底から億万長者』というタイトルの本は、この本の翻訳本かもしれませんが、表紙のデザインはちょっと安っぽくなっている印象を受けました。
日本では、80年代、ピケンズが小糸製作所の株を買ったことでマイナスの記憶を持っている人も多いかもしれませんが、日米問わず、大企業のサラリーマンとはまったく違う価値観と生き方をしてきた人です。まだ読み終えていませんが、印象は決して悪くないです。自分でリスクをとり、体を張って生きてきた人かと思います。
ピケンズは、アメリカが海外(中東)の石油に依存することが、外交、防衛において危機的な状況を作り出していることを、身銭を切ってキャンペーンしています。石油マンのキャリアを持ちながら、代替エネルギー(風力、ソーラー)の開発に投資をしています。現在すでに80歳をこえていますが、そのバイタリティには敬意を表します。
YouTubeにも彼の動画がかなりアップされています。
posted at 2009.10.09
昨日、台風が関東地方を襲った朝、交通機関の多くが麻痺し、定時に出勤できなかった人たちが多かったことだと思います。朝早い電車であれば、遅れることもすくなかったようですが、ちょうど通常の出勤時に家を出た人たちは、たいへんな目にあったように聞いています。
派遣社員と正社員は、こんな時に扱いに差がでてくるのでしょうか?つまり、正社員は、たとえ遅刻したとしても給料が特に減らされるわけではないでしょう。でも、派遣社員は会社について仕事を始めた時間から、勤務したと見なされるのでは?そんなところにもある意味正社員の甘えがあるのかもしれないし、ちょっと派遣社員の人たちはかわいそうだなと思います。
うちの会社で言うと、普段から早く出勤している人たちの多くは、昨日も早くから会社に出て仕事をしていたようです。
台風が出勤時刻前後に関東地方を襲うことが事前にわかっていて、普段よりも早く家をでて頑張って会社に遅刻しないようにした人たちは立派。(一部路線では、その意志はあっても、電車がまったく動いていなかったでしょうが)
こんな話が、今夜いっしょに食事をした、かつては超体育会系だったという広告代理店の方たちとの話題にでました。(かつてこの会社の雰囲気としては、前夜、会社のそばのビジネスホテルに泊まってでも、翌朝遅刻するなというものだったとか。モーレツな時代だったと言えば、それまでですが)
posted at 2009.10.05
招待状をいただいて、ニュースコーポレーションのルパートマードック氏のお話をお聞きする機会がありました。ニュース社傘下のダウジョーンズ社が、読売新聞と提携したことを記念してのイベントです。
遅くついたこともあり、一番前の席しか空いてなかったので、講演者からすぐのところに座りました。なるほど、この老人が「世界のメディア王」なんだと、ちょっと感心も。
ボクがおもしろかったのは、ウェブ2.0の「ツール」。会議の参加者へのアンケートが途中、途中にあって、回答がすぐに表示されました。一番最初の質問は、2010年末の日経平均は、1 1万円円以下、 2 1万円から1万1千円の間、 3 1万1千円以上。写真のようなハンディ端末で回答し、結果はすぐに表示されます。
posted at 2009.09.27
昨日の朝日新聞朝刊に、「JAL再生タスクフォース」の一員に指名された富山和彦さんのインタビューが出ていました。富山さんとは、今年始め、靖国神社であった薪能の火付け奉行のお役でごいっしょでしたし、過去にも何度かお会いしたことがあります。富山さんが今回どのようなお仕事をされるのか、関心を持ってみていますし、いい仕事をされることを心からお祈りしています。
このグログでも何度かJALに関しては書いたことがあります。何人かの友人、知人はJALに在籍していますし、「卒業者」である知人もいます。JALについては、2年前に「地に墜ちた日本航空_果たして自主再建できるのか」(杉浦一機著)というような本もでていて、世の中の関心は高いかと思います。
JALはANAとどこが違うのか。その一つとして、「親方日の丸」意識がしばしば指摘されます。多分、心ある社員の人たちは、それを乗り越えていこうという意思をお持ちだと思います。ところが、終身雇用で他の会社や業界を知らない人たちの集まりの中では、自分たちの考え方のどこが「親方日の丸」なのか、それに気づき、関係者の間で問題意識を共有するという、問題解決のために必要な出発点にさえなかなか立てないのではないか。入社段階で、JALとANAの間で社員の質に違いがあるわけではなく、どちらの研修プログラムが優れている、というようなこともないのではないかと思います。ところが何年かのうちに、会社の文化や雰囲気に染まっていく間に、「競争意識」において差がついてくる。
これはJALだけの問題ではないと思います。うちの会社も含めて、すべての組織が常に意識していないといけない落とし穴です。学校しかり、役所しかり、政党しかり、そして国家しかり。組織は常に自分とは異なるものを排しようとします。(同じような価値観、学歴、経歴の人間を入れたがります。)人間の生理がまさにそうであるように、組織もまったく同じ作用を持っています。それは自己保存として当然のこととも言えます。大きな変化がない間は、そんな行動を続けていても存在を脅かされることはありません。
ところが競争条件が大きく変わるとき、過去の継続では不十分になり、組織の存在は危機にさらされます。が、同質の人間の集まりである組織のメンバーからは、その危機を乗り越えていくための新しいアイデアもリーダーシップも、なかなか出てきませんし、逆にそのような芽をつぶそうという動きがでてきたりもします。
ある銀行系の証券界社で役員をなさっていた先輩からお聞きした話です。「日本の会社の経営者は劣性遺伝を行ってきた。退任する社長は、自分が気に入った、でも、自分よりも劣る後継者を指名していく。何代かにわたって、それを繰り返している会社が多い。」JALがその一社かどうかはわかりませんし、今の西松社長は異なるのでしょうが、あまりにも大きな負の遺産を背負ってご苦労されているのでしょう。
先日から、『がんと闘った科学者の記録』(戸塚洋二著、立花隆編)という本を読んでいます。1998年、世界で初めて素粒子ニュートリノに質量があることを発見し、ノーベル賞にもっとも近い日本人と言われながら、昨年ガンでお亡くなりになられた物理学者のブログを、立花隆が編集したものです。この本の中で、病気のため去っていったかつての職場を訪れたとき、以下のような気づきがあったとされています。
「昔の職場を訪問し、一緒に仕事をしてきた若い諸君が大変活躍しているのを見たとき、大切なことに気がつきました。家族、さらには生物の進化と同じように、仕事も世代交代によって進化を遂げる、ということです。古い世代は自己の痕跡を残さずに消え去るべきなのです。しかし、ほんの少しですが、自分のDNAが次の世代に受け継がれているのを感じ、大いに満足しました」と。組織の経営者は、自分のDNAを、次の世代がすこしでも受け入れてくれたならば、それを密かな喜びにして、静かに去っていけばいいのではないか?
自らのガンを真っ正面から見つめる戸塚さんの姿勢は感動的です。本物の科学者というのは、自らのガンに対してさえも、こんなにも明晰なのかと、あきれるほど感心しました。(「未知の現象に対して理論的に解明できないとき、私のような物理学者なら、まっ先に何をするか。それはデータベースの作成です。詳しいデータを集め、解析し、現象の全体像、ヴァリエーションを捉える。こうして現象の背後にある本質を抽出していくわけです。」)
最初の話に返りますが、富山さんたちの「JAL再生タスクフォース」がいいお仕事をされることを期待しています。JALのDNAを変えていくというかなりの荒療法が必要な仕事かと思いますが。
posted at 2009.09.15
机の上につみあがっていて、まだ開いていない雑誌に急いで目を通しています。
「日経パソコン」7月27日号の「企業の情報化実態」特集記事から。(国内8000社への調査の結果。)
「最も多く使用しているオフィスソフト」は、以下の通り。
Office 2003_55.6%、Office200_22.2%、Office XP_14.8%、Office 2007_5.5%、Office 97_1.5%、Office 95_0.1%
OSはXPが主流のようですが、Windows 7への関心と期待は高い、とか。