Office 10以降の販売戦略
posted at 2010.04.08
クラウドコンピューティング、無料化の流れが、マイクロソフトオフィスの販売戦略にどのような影響を与えていくのか。われわれも高い関心を持っています。
posted at 2010.04.08
クラウドコンピューティング、無料化の流れが、マイクロソフトオフィスの販売戦略にどのような影響を与えていくのか。われわれも高い関心を持っています。
posted at 2010.04.06
以下、語学の問題に関して、ちょっと「乱暴な議論」。
英語を「公用語」にしようという提案に対しては必ず反論、反発がでてくる。当然の議論もあるけども、反論の中には自分たちの英語力のなさへのコンプレックスを根っこに隠し持っているような印象を受けることがある。英語を勉強したから日本語ができなくなるとか、日本文化を知らない日本人になってしまう、というような「雑な議論」を聞いていると、結局自分の力のなさを隠した言い訳ではないかと感じてしまうことさえある。。
かくいうクロイヌだって、大して英語ができるわけじゃない。ビジネススクール卒なんて箔をつけてもらっていたって、自分では全然駄目だなと思うことの方が多い。英語がずっと続くとしんどいなと思うし、英語での議論についていけないこともしばしばだ。でも、このごろの日本の内向き議論の多さにはうんざりする。世界の競争を見よ!
日本人が英語ができないことで海外で失っているものが多いことは、自分の体験からもよくわかっているつもりだけど、それに加えて、もうひとつ大きな問題があることを最近感じる。それは、英語ができない日本は、日本国内で受け入れる外国人に、日本語を話すことを強要する、あるいは過大に期待するということ。その結果、日本語ができない外国人は受け入れようとしないこと。
たとえば、看護師。彼らに要求する日本語レベルは妥当なのだろうか?
たとえば、研究者や専門家。それぞれの専門分野での知識や経験に加えて、日本語まで期待していて、どれだけ世界で活躍する専門家が日本に、あるいは日本企業に来てくれるのか?(残念だけど、特に理科系の日本人研究者や専門家の多くは英語が苦手だという話をよく聞く。)そのような外国人と接する日本人はTOEICで何点ですなんて言っているレベルではもうまったくだめなのに、そのTOEICレベルでさえ、800点だ、900点だと言って汲々している人が多い。
韓国との比較で言えば、明治維新前後に置ける日韓のメンタリティの違いが、まったく逆転してしまっているのではないかと思う。なぜ李朝は近代化に遅れ、新興国である日本に併合されるようになってしまったのか。日本は司馬遼太郎のマジックに酔ってしまっているので、明治維新の一面ばかり見ることが多いけど、僕が興味があることのひとつは、どうして朝鮮が日本に遅れてしまったのかということで、それは現在、なぜ日本が国際競争の中で遅れてしまっているのかということにつながってくるように思う。
韓国はアジア通貨危機のとき、IMFの管理下に置かれ彼らからすると国辱的な思いをした後、ものすごい勢いで「国際化」と海外進出をはかっている。ほんの十数年前の話だ。それに引き換え、どうも日本は「お公家さん」になってしまっている。今年、中国にGDPで抜かれるということが話題になっているけど、このままだと1人あたりのGDPで韓国に抜かれる日さえも、来るのではないか?
語学(英語)の議論はある意味物事の表面のことなんだけど、今の日本にとっては、ものすごく大きな問題だなと思う。僕が無理してでもできるだけ海外のビジネスマンたちとつきあう努力をしているのは、彼らの動きを知ることで自分をできるだけ客観視するようにしたいから。語学(英語と言ってもいいけど)への姿勢は、つまるところ、世界の競争へ向き合う姿勢の反映かなと思う。もしかして、「世界の競争」だけでなく、「競争の世界」への姿勢も含めて。(小学生の運動会で、みんなで仲良くゴールしましょうと指導しているのは、みんなで仲良く談合しましょうと教えているようなものでは?)
posted at 2010.04.04
クロイヌもしばしば使う東京駅。
その駅構内にできた「エキナカ』の「東京ステーションシティ サウスコート」。先月28日にオープンしたからということもあると思いますが、たいへんな賑わいでなかに入っていく気がいっきに失せるほどでした。JRは小売業者としてものすごい地の利を持っているなと思います。百貨店もがんばってほしいです。
→サウスコート
posted at 2010.03.23
『日経ビジネス』2010年3月15日号の「今週の焦点」という巻頭インタビュー。成城石井の社長で、かつてユニクロや無印のコンサルタントとして結果を残している、大久保恒夫さんが、デフレ中毒ともいうべき経済を作った責任は小売業者にもあると、発言されています(「小売り業界は苦しくなると、すぐに価格を下げてしまう」)。
そして最後のところで、「小売りはヒトがヒトにモノを売る仕事ですから、人材の成長が、そのまま企業の成長につながる。デフレのいまこそ人材の成長を。」と発言されています。 この点は、小売りよりも、われわれのように目に見えない商品である資格というものを取り扱っている業界により強くあてはまるように思う。
社内でよく言うことだけど、資格取得のためには、お金も払っていただかないといけないし、勉強もしていただかないといけない。世の中の大半の人たちは、そんなことに時間もお金も使いたいと思っているはずがない。ディズニーランドに行く方がずっといいと思っているだろうし、どうしても何らかの資格が必要だということになると、できるだけ簡単にとれる、できるだけ安い、それでちょっと履歴書にかける、そんな資格があればいい、というのが多くの方たちのホンネかと思う。でも残念ながら、達成感や充実感を得るためには、苦しい時間がちょっと必要になる。苦しい時間なくして人は成長なんてしない。企業の中でも人材が育つためには、夏ばかりではだめで、冬がないと絶対にダメだ。
僕らの資格をより多くの方たちに理解し、「買っていただく」ためには、われわれ関係者がまず成長していくことだと思う。
posted at 2010.03.17
もともとは須賀さんの紹介だったと思うけど、最初に会ったのは秋田の国際教養大学でだったと記憶しています。
アメリカって、頭がいいだけでなく、実践にも関心を持ち、自らが汗をかくことをいとわないというタイプの方がいて感心することのひとつです。今日は須賀さんといっしょにうちのオフィスに来てくれたDavid Brunner ですが、彼は日本で自らが起業すること、日本に起業文化を根付かせられないかと考えていて、彼みたいに優秀な人がまだ日本を見捨てていないでいてくれることに感謝しなくちゃ、と思います。「でも、このままで日本は10年持ちますかね?」という話にもなったんだけど。
→David Brunner blog
posted at 2010.03.15
posted at 2010.03.10
MITのスローンスクールに留学中の方のブログで見つけた「ケインズ対ハイエク」というビデオ。アメリカの経済学の学会ではやっているということですが、こんなビデオを作ってしまうユーモアと余裕がアメリカの好きなところ。デフレだ、少子高齢化だと騒いでいるけど、ユーモアと実行力が足りないのがわれわれ日本?
ちなみにこのブログの書き手の方、とても素敵な方だと思いました。
posted at 2010.01.28
この記事を読んで初めてANAの航空会社コードがNHとなっている理由を知りました。ANAがもともと日本ヘリコプターとして出発したこと、その出自、創業時のことを忘れないようにしようという気持ち。元ANAのCAだったこのライターの話しはとてもよかった。JALの知り合いたちにも、それからうちの社員のひとたちにも読んでもらいたいと思いました。
→ANA客室乗務員は見た!JAL全盛期の光と陰
posted at 2010.01.26
バンクーバーオリンピックが始まる前には、テレビを買い替えたいと思っていましたが、ついに意思決定。東芝Regzaに決めました。別に福山雅治のファンではないですよ!(福山雅治がCMにでているテレビが欲しいと言ってくるお客がいると聞いたこともあります)
55インチは部屋には部屋には大きすぎるので46インチに。当初考えていた値段よりもずっと安くなっていました。クロイヌ御用達の有楽町ビックカメラに何度も足を運びましたが、前回話しを聞いた店員に担当してもらい、「またお越しいただいたので、お安くします」という言葉にのせられました。確かに、安い!LEDバックライト、ハードディスク付きで30万円を切ります。
こんなに速いスピードで価格が落ちていく時代、ハードのメーカーはこれで儲かるのだろうかと、人ごとながら気になります。
有楽町のビックには、韓国メーカーの液晶テレビは置いていないようですが、サムソンの液晶テレビの画質は日本製と比べてどうなんでしょうか?日本のメーカーにはぜひがんばってもらいたいです。値段だけでなく、品質でも韓国メーカーは脅威になっていると思います。今はP(パナソニック)のケータイをつかっていますが、その前はSC(サムソン)のケータイを使っていました。デザインが気に入っていたので使っていました。
東芝のテレビを買ったのは人生初めて!東芝のテレビを買うなんて、思ってもいなかったです。
追伸
ロイターにこんな記事が。→ロイター