シンガポールから帰ったばかりで、昨日は新聞も読んでなかったのですが、産経新聞一面で、梅田望夫さんの連載が始まっているのに気づきました。梅田さんが、シリコンバレーで出会った言葉たちが紹介されています。一回目の昨日は、「アントレプレナーシップ」、2回目の今日は、「チーム力」について。今日の記事には大いに同意する点があります。たとえば、以下のような言葉です。
「Aクラスの人はAクラスの人と一緒に仕事をしたがる。Bクラスの人はCクラスの人を採用したがる。」(Aクラスの人は、自分を向上させたいと思っているので、自分より優れた人と働きたいと思うのに対して、Bクラスの人は、自信がないので自分よりも劣ったひとを採用する)
「世界を変えるものも、常に小さく始まる。」
創造的な仕事は、チームワークから生まれると考える割合が、日本人はアメリカ人よりも低いというデータをある本で読んだことがあります。日本人は、創造的な仕事は、個性的な人が一人で作り出していくというイメージがありますが、これは間違いではないかと、常日頃、感じています。
もうひとつ、日本人が「誤解」していることは、チームワークの前提となっているのは、「優秀な個人」の集りであるということで、単なる仲良し集団ではないということかもしれません。
梅田さんの産経新聞の記事、この続きも楽しみにしています。