Pax Intrantibus Salus Exeuntibus

丸の内に建設中のビルを囲む壁に書かれていたラテン語。日本語訳は、「歩みいる人に安らぎを、去りゆく人に幸せを」。この世に生まれてくる人、そして去っていく人にこそ、この言葉を。
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百年に一度の不況でも、化粧品ビジネスは不況知らず?

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 今月に入って、知人から紹介された整体院に通うため、時々表参道周辺に出没しています。腰痛のためですが、文字通り、体の姿勢を正しく整えるための「指導」を受けている感じです。あらためて分かったことはこれまでの姿勢がよくないこと、体が非常に硬いこと。股関節を中心とした屈伸運動を、一回ごとにはわずかの時間を利用しながら、1日のうちで何度か行っています。おかげですこしずつ明かりが見えてきました。来月あたりからは、少しずつ、サイクリングを始めようかと思っています。
 整体院までの道の途中で、シャネルの店の前を通るのですが、写真のような列ができていました。不況になっても、女性は化粧をやめない、あきらめないと聞きます。(それだけ化粧に関する刷り込みが行われているということか?)新聞の広告からは、化粧品、健康食品、そして団塊の世代をあてにした旅行は、ビジネスとして、ちゃんと成立しているように見えます。
 今回整体の指導を受けて思ったことですが、へたな食品ダイエットなど行うよりも、きちんと姿勢を整えることから始めた方が、根本的なダイエットになりそうです。ボクの場合、体重計の数字としてはそれほど減っていませんが、体の筋肉がしまってきたかと思います。正しい姿勢を取るようにし、適度な運動をすることが、ダイエットにつながるかと思います。
 

ローソン午前7時

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 うちの会社が入っている新東京ビルの同じフロアーにあるローソン。ちょっとした食事コーナーがありますが、早朝、そこで勉強をしている会社員の人たちの姿をよく目にします。この前は、六法全書を開いている若い人を見かけました(司法試験の勉強でもしているのでしょうか?)。始業時間の1時間も2時間も前から、こつこつと自分に投資している若い人たちに声援を送ります。ボク自身は、会社勤めをしていた頃は、いつも遅刻ぎりぎりで会社に飛び込んでいた朝に弱い会社員だったです。

東京駅地下

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 いったいいつからこうなったのか、東京駅地下には常に何十人かのホームレスの人たちが集まっています。彼らを見ていていつも思うこと、それは、「彼らはどこから来たのか。今日なにをするのか。これからどこに行くのか」ということ。住む家もなく、仕事もなくなった時、24時間をどうやって過ごせばいいのか。

小説『後藤新平』

 ここ数年、白州次郎が中高年の間でブームになっているかなと思うのですが、白州よりもずっと前にいた、ある意味もっとすごかったのが、この後藤新平。ボクがよく読む作家の鶴見俊輔さんのおじいさん。白州次郎は会社経営者の経験もあるけども、吉田茂のブレーンのひとりだったということでどちらかというとコンサルタント的なイメージが強いのですが、それに対して、後藤新平は、東京市長(現在の東京都知事)、植民地経営(台湾や満州鉄道)、内務大臣、外務大臣などを経験していて、当事者として明治後半から大正時代の政治の渦中にあった人。
 白州さんも、後藤さんもいいなと思うには、閥をつくったりしないで、一匹オオカミ的な存在だったこと、地位に恋々としなかったこと、自分の信念を強く持っていたこと。(白州さんはその上、金持ちのボンボンでかっこいいから今に至っても人気があるのでしょうが)
 解説を読んで知ったのですが、この「小説」の著者、郷仙太郎が青山東京都副知事と知り驚きました。そのことを知った後では、関東大地震後の東京の都市計画に携わった後藤新平への著者の評価や思いには深いものがあるのではないかと思いました。
 後藤新平は、薩長の藩閥や政党に属する訳でもなく、学歴があるわけでもなかったのに、よくあれだけの地位に就けたものだと思います。後藤は東北岩手の水沢の出身。同じく水沢出身の政治家として民主党党首の小沢一郎さんがいます。結局首相になれなかった後藤新平ですが、小沢さんは今年総理の椅子につくのかどうか。

今日の丸の内

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会社に出るのは今日が今年最後。
最初の写真は、有楽町駅前。次の写真は、東京国際フォーラム。どちらもオデッセイのオフィスから歩いてすぐのところです。
使ったデジカメは、最近買ったキャノンのPower Shot G10。三脚を使っているので、手ぶれなく、きれいに写っているでしょう?このカメラ、ボク程度のアマチュアには、十二分な性能を持っていて、とても気に入っています。

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不況下の宝くじ販売

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銀座のブランド商品は売れ行きがよくないようですが、宝くじの販売は絶好調のようです。西銀座の売り場から有楽町の交番あたりまで、有楽町西武の前、ずっと列が並んでいました。列をなしているのは、仕事をしていない年配の人たちが多いようでした。

「青猫物語」

久しぶりに観劇。丸の内からすぐの、日比谷にあるシアタークリエで行われている劇、「青猫物語」を見に行きました。いつかお会いしてみたい女優の黒谷友香さん主演。色っぽくて、かわいいのが黒谷さんのいいところ。→青猫物語

カウエルモ

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丸の内に牛たちが集まるイベントが今年もスタートしています。
セサミストリートのエルモの牛が登場!オデッセイの入っている新東京ビルの斜め前にある国際ビルの地下一階に、カウエルモがいます。

アイラブエルモ

ルオー大回顧展@出光美術館

 小社オフィスが入っている新東京ビルの目と鼻の距離にあるビルの中に出光美術館があります。今月14日から8月17日まで、画家ルオーの回顧展が開かれています。ルオーは好きな画家のひとり。キリストの受難をテーマにした作品をたくさん制作したので、宗教画家という紹介が付くことが多い人です。昼休みの短い時間で、ちょっと見てきました。ゆっくり見る時間のある日に、もう一、二度見てみようと思っています。