日経新聞に全面広告を出しました。

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久しぶり(一年半ぶり)に日経新聞に全面広告を出しました。4面のとてもいいスペースでした。日経新聞の関係者の皆さん、ありがとうございます。
企業内で人材採用、人材開発、情報企画などを担当されている方々に、MOSを知っていただくための無料体験受験キャンペーンのご案内です。
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タンタンがちょっと警戒している感じのあるおじさんに話しかけている構図を使っています。
タンタンの相棒のスノーウィーは今回はお休みです。

『日清戦争_「国民」の誕生』(佐谷眞木人著)

 講談社現代新書なので、手軽に読めます。内容も、それほど重くありません。先週、海外の勉強会の連中に聞いてみても、100年ほど前、日本が中国、ロシアと戦争をして勝ったなんてことは、ほとんど知りませんでした。我々日本人でも、きちんと歴史教育を受けていない人が増えているようなので、日清戦争、日露戦争を知らないという人が、もしかしているのかもしれません。

 おもしろかったのは、日清戦争を経て、初めて「日本国民」の意識が広まったという指摘。また、当時、東京の銀座は、新聞街で、「大通りだけでも読売、新朝野、自由、東京日日、中央、毎日の諸新聞社がある。(中略)都と二六を除くの外は、あらゆる新聞社が銀座界隈に集まっていた」とか。また、作者によると、「日清戦争という強烈なコンテンツは読者を熱狂させ、新聞や雑誌によって世界を認識する習慣を社会に定着させた。こうして、メディアが社会の風潮を増幅し、人びとを単一の価値観に染め上げていく危険性をもつ、大衆社会が成立した」。CNNをはじめとする映像メディアが、湾岸戦争を世界にライブで中継し、お茶の間に戦争が入ってきたことを思い出します。

 今、崩壊過程にある新聞事業ですが、このころは、成長産業だったのかと思います。新聞に代わって、世界を認識する手段となり、人々を同じ価値観に染めていったのは、戦後はテレビでした。そしていまその役割は、インターネットが担いつつあるのでしょうか?

Power of internet

 モスクワに住んでいる大学時代の友人から、「あなたのブログのコメントが、村上龍のメルマガで紹介されていた」というメールをもらいました。肝心のボクは、そのメルマガのことは知らないし、見てもいないのですが、「あ、これが幻冬舎の編集部の方が言っていた話なんだ」。友人には、全く知らせていなかったのですが、友人いわく、「power of internetを感じた」。

 日本人も世界各地に飛んでいって、インターネットの時代、お互いに連絡を取り合うことが簡単になると、かつて、華僑の人たちがそうであったように、いろいろな情報が交わされて、人の移動が始まるのだろうと思います。友人がモスクワにいる間にぜひロシアを訪れてみたいと思っています。

なぜアメリカは戦争を続けるのか(Why We Fight)

 2005年サンダンス映画祭でドキュメンタリー賞を受賞した作品。NHKで放送されたものだと思いますが日本語訳付きですべての内容をYouTubeで見ることができます。偶然見つけましたが、非常にいい作品です。
この作品からは、アメリカが軍事主導の国であり、現代の経済植民地主義国家であることを非常に強く印象付けられます。雇用を支える軍需産業、地元の雇用を優先して考える議員、メディアや国民に事実を伝えないで都合のいい方向に持っていこうとする政府とシンクタンク。アメリカ国民にさえも嘘を平気でつくのであれば、ましてや「極東のひ弱な国」の政府や国民に嘘をついたとしてもまったくおかしくないと思っている方が健全なのではないでしょうか。
 これまでの大統領たちはすべて、いつの間にか、この産軍複合体のクモの巣に取り込まれていったように見えます。オバマはその例外になることができるのか?(この映画を見ていると、オバマもその例外にはなりえないのではないかと、悲観的な予想をしたくなります)
 日本の戦後60年の歴史を考える上でも参考になります。
NHK 

雑誌"Economist "(エコノミスト)のスタイルガイド

雑誌「エコノミスト」のHPで、記者が文章を書くときの「スタイルガイド」(文章の書く際の注意点を集めたもの)が掲載されていることに気づきました。英語の文法など、われわれにも参考になる内容です。
「エコノミスト」のスタイルガイド

佐川明美さんが「アイデアエクスチェンジ」に

元マイクロソフト社員で現在シアトル在住の佐川明美さんが「アイデアエクスチェンジ」にご登場。ボクと同じAFSの経験者で、スタンフォードビジネススクール留学のご経験もあります。大和証券、マイクロソフト(東京、シアトル)で勤務後、この10年ほどは、シアトルでベンチャー企業の経営をされてきました。
アイデアエクスチェンジ「佐川明美さんの巻」

桐野夏生「優しいおとな」

 読売新聞土曜日朝刊に連載していた堤清二/辻井喬さんによる「叙情と闘争」が1月末であっけなく終わり、がっかりしていたのですが、代わって大好きな作家のひとりである桐野夏生さんによる小説が2月から始まりました。おかげで読売新聞を土曜日朝刊だけは(コンビニやスタンドで買って)読み続けています。
 「近未来の渋谷に生きるストリートチルドレン」とNGO職員がこの物語の主人公たちで、昨日で連載の4回目が終わったのですが、とてもおもしろいストーリーが展開しそうで、今後が楽しみです。
 スカイエマというひとによる挿絵もとてもいいです。(上の写真は、第4回目、下の写真は第1回目から3回目まで)

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「アイデアエクスチェンジ」に吉田望さん登場

 ポッドキャスティング「アイデアエクスチェンジ」にメディアプランナーの吉田望さんが登場。吉田さんとは仕事でもおつきあいがあったのですが、大学のテニスサークルの先輩でもあります。吉田さんは東大の学生なのに、われわれ一橋のサークルにも所属されていました。そのあたりのことも含めて、電通ご出身の吉田さんの広告ビジネスのお話をどうぞ。
アイデアエクスチェンジ「吉田望さんの巻」

ブルーを求めて(日経マガジン)

 オデッセイコミュニケーションズでも、フリーマガジンを年に3、4回出していることもあって、いつも雑誌には目を通すようにしています。今月初め、日経新聞(2月1日)といっしょに配達された「日経マガジン」は、いい企画だと思いました。「ブルー」特集で、さまざまなブルーを取り上げたあと、ブルーノートで終わるという、上手なPRになっていました。
写真がたくさん含まれていて、ボクが好きなのは、イブ・クラインの「ブルー」(上の写真)と、フリーダ・カーロの「ブルーの家」(下の写真)。

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日経パソコン「読者の広場」

日経パソコンで必ず目を通すのは、「読者の広場」。2月9日号では、「5年前は文字入力で精いっぱい。今はMOSやMOTの資格が野望」という読者のコメントが紹介されていました。45歳の方のようですが、70歳代でもMOSに挑戦される方が出ています。ご受験、お待ちしています。