ハイテク化が進むシンガポール

YPO メンバー9名での勉強会があって、数日ですが、シンガポールに行きました。前回からオランダ人(上海に滞在)、ベトナム人の新しいメンバーが2名加わり、メンバー間の議論も面白くなってきました。さまざまな経歴、国籍の人たちが集まり議論ができることに感謝しています。日頃東京で会う人たちとはひと味もふた味も異なる人たちと接することが、大きな刺激になります。

シンガポールにはなんども行ったことがありますが、今回、チャンギー空港で、初めて税金還付の機械を使いました。使ったと行っても、機械の横に立っていた若いお兄さんがやってみせてくれたのですが。アメリカの空港で搭乗手続きをすべて機械で行ったときのような感覚でした。

市内での買い物は6000円程度のものだったのですが、6パーセントくらいでしょうか(正確には把握していないのですが)、海外の買い物客には税金の還付があり、その手続きはすべて以下のような機械で行うことができます。(現金での還付ではなく、クレジットカードに対する還付の場合)

世界でも機械化が実現しているのは、フィンランドとシンガポールだけだと聞きました。どちらもハイテク化が進んだ国です。

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海部さんが日経ビジネスオンラインに書き始めている。

大学の同級生で、「アイデアエクスチャンジ」にもでてくれた海部さんが、最近、日経ビジネスオンラインに書き始めている。

Tech Mom のNew Wave from Sillicon Valley

「アイデアエクスチェンジ」海部さんの巻

日本政府にも、Gov 2.0 を。

Web 2. 0のコンセプトやテクノロジーを、政府セクターにも当てはめていこうとする動きが、Gov 2.0。
Web 2.0 を言い始めたO'Reilly Media が中心になって提唱しています。
日本の政府の方たちって、アメリカでのこういう動きをどなたかフォローしているのでしょうか?9月にワシントンD.C.でカンファランスがあるようですが、日本政府の関係者の方にもご参加いただきたいです。日本国内のITゼネコンからの情報ばかりに頼ることなく、ぜひアメリカ政府がどのようにWeb2.0を取り込もうとしているのか、直接に見ていただきたいです。
Opening the doors of government to innovation by Tim O'Reilly

ツイッターをやってみて子どもたちの気持ちがちょっと分かった、気分。

 今の子どもたちって、ちょっとかわいそうだなって、ツイッターをしばらく続けてみて思った。
単純なメールから始まってSNSにいたるまで、人に嫌われないように、敵をつくらないように、そんなことにものすごいエネルギーを使わないといけないんだから。小学生や中学生の段階から。
 小学生のころだったかな、学校ですごく嫌なことを記憶している。毎年だったか、2年に一度か忘れたし、小学校だったか、中学校だったかも覚えていないけど、「クラスの中であなたが友人だと思う人を記入して下さい」という、行動調査というか、人間関係調査というか、そんなアンケートに答えさせられた記憶がある。ある意味、これと同じことを、SNSやツイッターを通して、陰に陽に、子どもたちは経験しているのではないかな?
 昨日、母校の関係者の方がいらっしゃって、「大学での起業家育成教育はどうあるべきか?」なんて話題になったけど、日本みたいな集団の内向き圧力が強い社会で、人と違うことをやるのは結構しんどいんじゃないかなと思う。僕の場合は、もう名前から変わっていて、同一化しようにもしようがないくらいだった。名前って大切だと思う。だって、小学校に上がったときから、ずっと呼ばれるんだから。その名前が、学校にただ一人、さらには町にもうちの家だけなんだから、僕の場合は。他の人と同じでいたいと思っていても、もう出発点から違う存在なんだよね。
 「出張」って別に外国人の名前でもなく、うちの家系は海外から来たなんて話はないけど、珍名さんなのは確かで、かつてテレビ番組で珍名コーナーがあったとき、同じ名字の人が紹介されていたもん。
 で、ツイッターの話に返ると、もう50人以上フォローすることなんてできない。特にメディア関係のツイートをフォローしていると、数が多い。だから知り合いからのフォローとかに、義理を欠いたりすることも出てくる。こんなことを子どもの頃から気にしないといけないとしたら、今の子どもたちはちょっとかわいそうだなと思ってしまう。
 そんな集団の同一化圧力が強いところからは、なかなか起業家はでずらいかもしれない。どうだろうか?

中国ではツイッターはできないのですかね?!

 本日から上海に来ています。明日、あさってと、アジアの若手ビジネスマンたちとの定期勉強会があります。
ところで、ツイッターへアクセスすることができません。ツイッターは中国では禁止されているのでしょうか?!
 土曜日の午後、上海万博会場を訪問し、中国パビリオンを見ることになっています。その予習というか、復習というか、「温故知新」というのか、公式長編記録映画「日本万国博覧会」を飛行機の中およびホテルの部屋で見ました。3時間近いDVDですが、これはおもしろいです。必見!
 僕が初めて「海外」に出かけていったのは、1970年の大阪万国博覧会です。つまり海を渡って四国を出て行った初めての体験。テーマパークが日常のものになってしまい、万国博覧会なんてもうはやらないのかもしれませんが、このDVDはおもしろいです。「温故知新」という言葉は健在です。
 中国の経済は1970年前後の日本の状況だという意見を、今年の3月の香港での勉強会で、ヘッジファンドのマネージャーから聞いたことがあります。知り合いのある中国人は、「上海から列車に乗ってウルムチまで旅行してみて下さい。まだまだ中国は開発の余地があります」と、言っています。大学生のころ、シベリア横断鉄道にちょっと憧れたように、いまは中国奥地への探検旅行にでも思いをはせるべきでしょうか。
 ちなみに、MOS、IC3などは中国でもやっています。小社は中国で試験を行っているCertiport Chinaのマイナー株主になっています。

追記
夕食の席で聞いたところでは、ツイッターは中国では許可されていないようです。

カーナビの指示はどれだけ正しいのか?

昨晩、関越自動車道の上り車線を走ったのですが、藤岡ジャンクションあたりから花園I.C.あたりまで渋滞ということで、カーナビのアドバイスは、この区間を一般自動車道を走りなさいという指示。で、「老いてはカーナビに従え」とばかりに、指示通り一般自動車で走っていると、途中で「新しい情報が入りました。」と、花園から高速に乗るのではなく、その次の嵐山から乗りなさいとのご指示。でまた素直にそのまま一般道を走っていって、ようやく嵐山から高速に乗りました。
おかげで、これまで高速ばかり利用していて、まったく町の雰囲気とか、様子が分からなかった、埼玉や群馬のこの区間の町の様子がちょっとわかりました。
ただ、ずっと疑問なのは、どれだけカーナビの情報と指示は正しいのか?ということ。
それから、カーナビの情報ですが、メーカーが違っていても、元情報は同じなのでしょうか?
実は現在の車になってようやくカーナビが付いたのですが、買って5年以上になるのに、カーナビを積極的に使い始めたのは、この半年ばかりです。ようやく使い慣れてきました。

こんな家計簿ソフトを待っていた!

三日坊主で終わることが多いクロイヌも、これだと長く続きそうです。
Cashbook for Twitter

Google の日本語入力ソフト

Googleもどんどん新しいソフトェアやウェブサービスを世に問い続けていますが、日本語入力ソフトをダウンロードしてみました。しばらく使ってみるつもりです。そういえば、今日は知り合いの方からGoogleに転職とのメールが。

ITを使わない仕事は10%以下になるという話

EU内における仕事でまったくITを使わないという仕事は、5年以内で、10%以下になるだろうという記事。(Financial Times より)
FT記事:IT first aid: e-Skills can turn ideas into innovation

この記事のライターによる、IT用語解説もFTにあります。
IT用語集

ネット上の自分の存在を消していくサイトーSeppukoo

 「ネットがすべてだと思っていちゃだめだよ、もっと直接人に会わなくっちゃ!」ということで、イタリアのプログラマーたちが遊び半分で立ち上げたサイトが、このSeppukooだとか(2月10日付けの"USA Today" の記事から)。
FacebookやTwitterにおいたデータを消してくれるウェブサービスで、記事では、Web 2.0 Suiccide Machine なんて言葉まで使われています。このサイトのHPにも、"Discover what's after your facebook life. We assist your virtual identity suicide."なんて文章があって、僕が気に入ったのは、Resurrections. There's no death where there's no life.(復活:生命のないところには、死もありえない。)という見出し。
 ブラックユーモアもあるサイトで、明るい話しばかりのネット礼賛よりも、おもしろいかもしれないので、ぜひ見てみて!

Seppukoo