世界学生大会、帰りの機内でみた映画「All Things Must Pass」

昨晩、アメリカから帰国しました。
8月9、10、11日の三日間、フロリダのオーランドで、MOS/ACA世界学生大会とビジネス会議がありました。
今年も日本代表は入賞することができませんでしたが、参加者一人ひとりは自分のベストを尽くしたことと思います。
これまで以上に参加国は増えたようでした。アジアからはパキスタン、ラオス、カンボジアなどこれまであまり聞いたことのなかった国からの学生が参加していましたし、東ヨーロッパやアフリカ、ラテンアメリカからも多数の参加がありました。

「参加することに意義がある」というのは、月並みでちょっと物足りない慰めのような気もします。参加した学生たちは、日本代表に選ばれてからしっかり準備してくれたことと想像しますが、これからの勉学やキャリアにプラスになる経験にしてもらいたいと希望しています。

オーランドのあとはニューヨークに立寄ました。久しぶりにセサミワークショップ(セサミストリートを制作)を訪問し、2年前に就任した新社長、日本語版セサミストリートを制作しテレビ東京で放送していた10年ほど前から付き合いのあるライセンス担当の人間と会ってきました。

ニューヨークはフロリダ以上の猛暑で、ヘトヘトに。

帰りの機内で見たドキュメンタリー映画がたいへんおもしろく、2回続けてみました。日本では公開されていないようですが、タワーレコードの誕生から崩壊までを、関係者へのインタビューを中心にまとめたもの。

題名は、All Things Must Pass. すべてのことには終わりがあり、過ぎ去っていくという、奥の細道みたいなタイトルです。George Harrison の歌にもあるのかな。
とてもいい作品で、ビジネスをやっている人間、特に自分で事業を始めた人間にとっては、感動的なストーリーでした。日本の子会社が海外展開のなかで例外的に大成功だったことも、この映画で知りました。
No Music No Life という彼らのメッセージは、日本子会社から生まれたものだそうです。創業者のラス・ソロモンにとっても、日本市場は特別の思い入れの対象のようです。

All Things Must Pass. 予告編
https://youtu.be/DAepjF6_N68