「人生は忍耐」。

昨日から朝日新聞夕刊「人生の贈りもの」のコーナーに、建築家の安藤忠雄さんのインタビューが出ています。この前、槙文彦先生の講演を拝聴したことを書きましたが、もう6、7年前になるはずですが、安藤さんのプレゼンもお聞きしたことがあります。関西人のプレゼン上手とはこのことだと思ったことを記憶しています。
2回目の今日の話から。
「建築の美というのは数学です。目をつぶって唐招提寺の形を思い起こすと、その向こうにぽーっと幾何学が浮かんでくる。」
「みんなが生きることに真剣でした。喧嘩の原因はみんな生活のことです。毎日の暮らしのために真剣に喧嘩する人々の中で育ち、他人の気持ちを考えるようになりました。人生は忍耐だと思ったのも、このごろです。」
人生は忍耐だなんて、辛気くさい話ではあるのですが、それが現実かなと思います。単純に我慢していればいいとは思いませんが、そう簡単には結果はでませんし、「継続は力なり」というように、継続していてこそ、初めて力がついてくるのではないかとも思います。勉強も、ビジネスも。