「大きないちょうの木の下で_いちょう団地に生きる子どもたち」(NHK番組)

 横浜にある県営いちょう団地に住む子どもたちが通う市立いちょう小学校は、全校児童の6割が外国籍あるいは外国と関係しています。その学校に通うベトナムや中国、カンボジアなどの子どもと親御さんたちの物語をドキュマンタリー番組にしたもの。10月31日の再放送を偶然見たのですが、とてもいい番組でした。
 ベトナム難民として日本に来た親たちから生まれた男の子は、日本に生まれ、自分は日本人だと思っているのに、周りの人たちからベトナム人だと自覚させられます。でも、日本が好きで、お父さんにベトナム語で話しかけられても日本語で答えています。
 
 ベトナム難民の子どもの男の子は、こんなことを言っていました。「日本の生活にはたくさん夢や希望がある。」そう思ってくれて、ちょっと感動した。こんな子が、しっかり勉強して、将来日本とベトナムの間で活躍してくれるといいなと思いながら、番組を見ました。
 ボクのビジネススクールの同級生に、ベトナム難民がいました。彼は卒業後にはゴールドマンサックス証券に入り、不動産部で活躍していました(今はなにしているのか?)彼のキャリアは、ある意味、アメリカンドリーム。それと同じように、このテレビ番組にでている「いちょう小学校」の男の子、女の子たちが、ジャパニーズドリームを生きてくれるとうれしい。
NHK番組紹介