国際教養大学(秋田)訪問

Dscf0462 秋田にある国際教養大学の「地域経済でアントレプレナー環境を育む」にご招待いただき、昨日の午後から秋田に行ってきました。(丸の内起業塾の塾長・須賀さんは、今年から国際教養大学の客員教授として、起業に関する講座を持つようです。)昨年も秋田には、2度ほどお伺いしましたが、四国育ちの僕にとっては、秋田はまさに「異国」のひとつで、好感を持っています。

でも、秋田って、アントレプレナー(起業家)を生み出すには、ちょっと力不足かなという印象。ビジネスをやるぞ!というエネルギーを感じないのです。中央の税金に頼っている限り、絶対に新しいものなんて生まれるはずがないです。秋田だけでないけど、役人や既得権を持った県の経済人の発想になんて、期待できない。だって、彼らは新しい企業を作っていくことがなんたるかを、知らないんだもん。

東京から起業しようという人間を100人くらい連れてきて、地元の人たちにショックを与えてみては?!そのためには、ネット環境を整える、オフィスをただで貸す、最初の5年間は税金をただにするなどなど、魅力的な政策を提供しない限り、誰も地方で起業しようなんて思わない。だって、起業するには有利な環境にある東京と競争しないといけないのだから。県のえらい人たちは、すぐに大企業の工場やコールセンターをもって来ることを考えますが、新しい企業を作りだしていくことこそ、地方の長期的な発展のためには、大切なことだと思います。

今回のイベントには、コロラド州立大学(米国)やマニトバ大学(カナダ)からのお客さんからのプレゼンテーションもあり、新しい知り合いもでき、楽しいイベントでした。いつか、秋田で新しいビジネスを作っていくことに、すこしでもお役に立ちたいです。

それから、もうひとつ楽しかったこと。国際教養大学の学生さんで、オフィス2000のオフィススペシャリストを取得した近江さん(写真でピース・ポーズの女の子)から、資格を取得してよかった、という話を聞かされたこと!国際教養大学でも、オデッセイのIT資格を広めてくださいね。