初夏の気分

Dscf0270 今日は、自転車で走っていて、初夏を感じました。午前中、1時間ほど自転車で走りましたが、季節は確実に、春から初夏に移りつつあります。

午後、自転車屋さんに行って、点検をしてもらい、ずっと前に買ってあった自転車用のシューズが使えるように、ペダルを交換しました。これでようやく、本格的なサイクリングができるようになりました。スキー靴と同じで、ビンディングに慣れるまで、ちょっと時間がかかりますが、足の回転をできるだけ無駄なく、ペダルに伝えることができます。

これからの週末は、2時間くらい練習しようと思っています。

10年ぶりの消息

今週、ある会社の役員人事が発表されました。その会社は、婿養子となった現社長が、業界の慣習を破りながら、新しいサービスを提供し、業界でも有数の企業になりました。が、この1、2年ほどは、競争も激化し、業界における優位な地位を脅かされつつあります。

僕は、10年ほど前、社長の弟にあたるMさんと同じ業界にいたのですが、共通の知人もあり、ちょっとお付き合いがありました。一度、ご自宅に招待していただいたこともありました。

この間、お兄さんとは、1、2度お会いする機会があったのですが、弟さんとは、ずっとお会いしていませんでした。

今週の新聞記事で、Mさんが、お兄さんの会社に、副社長として入ることを知りました。優秀な方なので、きっと活躍されることと思います。実弟を入れるということで、つまらない批判がでてくるのかもしれませんが、そんなことには耳を貸さず、頑張っていただきたいと思っています。応援しています。

朝日新聞「ニッポン人脈記」

朝日新聞夕刊トップページに連載されている「ニッポン人脈記」をよく読んでいます。先日はマイクロソフトに関連する人たちが紹介されていました。

今日は僕が前いた金融業界の人たち(日興証券、シティグループなど)で、日米間の企業間の結びつきから生まれた人間ドラマが紹介されています。

日米の間の人々の結びつきには、数え切れないほどの物語があると思います。僕も、ずっと海外、特にアメリカの人たちとの結びつきの中で、自分のキャリアを作ってきました。これからもそうだろうと、漠然とですが、感じています。

今日の「ニッポン人脈記」の中での決まり文句。「人間は苦しい時に苦しい、となかなか言えない。他の邦銀や証券会社の首脳にも会ったが、正直だったのはお前だけ。」(シティグループ総帥のワイルが、日興証券の金子社長に言った言葉」)

これからもきっと苦しい時はあると思っています。

「アエラ」の自転車特集

Dscf0267 『アエラ』5月1-8日号に、自転車特集があります。「春は自転車 自力の愉しみ」というタイトルで、エコを意識した記事になっています。女優の吉本多香美、タレントのリサ・ステッグマイヤー、アニメーション監督の高坂希太郎ほか、さまざまな分野で活躍する自転車ファンたちの自転車ライフを紹介しています。12ページに渡る特集。自転車が静かなブームになっている証拠だと思います。

蛇足ですが、今夜はお取引先企業の方々に、麻布十番にある、ある和食レストランでご馳走していただきました。帰りがけ、タレント・小雪のお姉さんを見かけましたが、やっぱり美人でした。

Suicaのペンギン君

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オデッセイの社員でも、僕同様、キャラクターが好きな人がいます。Suica(スイカ)のペンギン君が好きな人のお財布携帯を見せてもらいました。うーん、かわいい!

Dscf0190_2携帯の用途も、どんどん広がっていますね。僕は携帯の利用は、電話、メール、カメラくらいです。ムービー、お財布携帯あたりまでは、次の携帯電話に乗り換えるときに、使えるようにしたいと思っています。

『回想するヘンリー・ミラー』を読む

Dscf0266_1 ヘンリー・ミラーが晩年話した言葉をまとめた本が、この『回想するヘンリー・ミラー』(水声社)。ヘンリー・ミラーは、大学時代からずっと記憶に残っている作家の一人。(この頃、大学生の頃読んでいた本を、もう一度読むようになっています)

エネルギーと矛盾の塊のようなミラー、世界に向かってほえ叫ぶミラーと好対照な、以下のようなミラーも好きです。

「万一、もう一度この世に生まれることがあれば、選択できるのなら、ぼくは芸術家や作家の人生を生きたいとは思わない。何よりも花を育てる人間になりたい。園芸家の人生はいちばん素朴で、力強く、この上なく純粋で、あらゆる人生のなかで最も自然だからね。庭の手入れをする人間こそが、じかに神と親しく交わっているんだよ。」

ミラーが好きだった、北斎『画狂老人』の文章(「100歳になったときに、わたしの作品は真に崇高となり、百十歳くらいで、わたしの最終目標は達成されるだろう。そのときにわたしの描くあらゆる線や点は命を持つ。」)の紹介、日本男性、日本女性に関する意見など、日本に関する、笑ってしまえるミラーの独断もあります。(「ぼくはつねづね日本人女性について語ってきた。これまで何度も褒め称えてきた。しかし日本人の男は最低だと言わなきゃならないな。」)

ミラーは僕にとっては、最高の作家の一人です。

柳沼家の「黒犬」

B0424 山形の柳沼さんから、すごい写真が送られてきました。

柳沼家の「黒犬」です。まだ9ヶ月だというのに、30キロもある、立派なフラットコーテッドリトリーバー。地元の人たちから、遠くから見たときに、熊と間違える可能性があるので、山のほうには連れて行かないようにと、アドバイスを受けているそうです。大自然の中で、きっと柳沼家の黒犬は、ハッピーですね。この写真も、決まっています。

いつか、我が家の黒犬たちといっしょに、柳沼家の黒犬に会いに行きたいです。うちの黒犬たちは、都会の犬になってしまいましたが、もとはといえば、甲斐の国(山梨)の山奥でイノシシ狩りに使われていた犬たち。柳沼家の黒犬が、うらやましいのでは?

60億ドルは安いのか、高いのか

今日の朝日新聞・夕刊トップの記事は、米・海兵隊のグアム移転費用の60%にあたる、60億ドル(日本円にして7000億円以上)を、「日本政府=われわれの税金」が負担することに合意した、と出ています。60年前、戦争に負けて以来、あるときはアメリカの「ポチ」、あるときは気前のいい「お財布」の日本。この60億ドル、安全保障のためには、高い支払いなのか、ある程度は仕方がないのか?

日本では政治の議論が、世論を揺るがすなんてことはなくなってしまいました。この頃、自分も含めてですが、日本人は、政治(自由や民主主義)に関心を持っていない、超・ノンポリな国民だなと思っています。関心があるのは、経済(=お金)と色恋のことかな?

この前、ファイナンシャルタイムの投稿コーナーで、イギリスの読者が、「イギリスはアメリカの尊敬を勝ち得ていない。しっかりした態度を持たない国を、アメリカが信頼し、尊重するはずがない」ということを書いていて、びっくりしました。イギリスがそうなら、日本の対米関係なんて、どう表現すればいいのか、と。

韓国の知人との会話

昨日、韓国から知人が来日。食事をしながら、世間話やビジネスの話をしました。

現在の政権は、人気が低いこと、北朝鮮政府寄りの政策に対して懸念があること、ゴルフ場の値段が高騰していること(知人が数年前に買った2000万円の会員権は、8000万円に値上がりしているとか)、韓国通貨の値上がりが輸出に影響を与え始めていることなど。経済の不安定さが増しているように感じました。

英語教育に関しては、韓国は小学校3年生から週に2、3時間の英語教育の時間があるようですが、シンガポール並みの2ヶ国語教育に進むべきだとの議論もあるそうです。英語に関して、韓国がなぜこれだけ熱心なのかをたずねると、韓国経済が圧倒的に輸出に依存しているからだそうです。

アメリカが典型ですが、日本も国内市場がそれなりの規模だということ(国内だけを相手にしていて食っていける人が多い)。それが英語の必要性をどの程度感じるかどうかを、決めているように思います。

ハロー・キティのフェンディー・ギター

先日、ラジオで知ったのですが、サンリオとフェンダーのコラボで、ハローキティ・ギターが作られたそうです。きっと、フェンダーの意図としては、女性にもっとギターを弾いて欲しいということなのでしょう。

ちょうど、4月18日付けのファイナンシャルタイムスに、ギブソン・ギターの復活の記事が出ていました。20年ほど前に、ギブソンを買収した現在の社長(ハーバードビジネススクールの卒業生らしいですが)のもと、売上げも5億ドル(約600億円)にまで膨らんでいるそうです。

この記事でも、ギターブームを支えているお客さんの層として、若い女性と、中高年男性が挙げられていました。中高年男性は、かつて憧れていたアーティストが使っていたギターの復刻版など(何十万円もする)を買っているということです。

日本でも、中高年(あるいはシニアと呼ばれる人たち)が、同じように、趣味性の高い、消費行動が見られます。アメリカのベイビー・ブーマー、日本の団塊の世代。共通する点が多いのかもしれません。

カイ、動物病院に行く

Photo_2 今朝は、カイを近所の動物病院にフィラリアの薬と、血液検査のために、連れて行きました。世界中で一番、カイが行きたくないのが、動物病院。中には、無理やり引きずって入ります。入っても、ブルブル震えていて、しきりに入り口のほうに。そして診察台に持ち上げられると、降参。台の上では、しっぽが下がりっぱなしです。

写真は、カイではなく、ミックスのリュー君。何犬のミックスか、聞き忘れましたが、とてもかわいい顔のオス犬でした。ケータイのカメラで撮りました。甲斐犬でなかったとしても、黒犬のファンです。

午後は、3回目の新卒予定者向けの会社説明会。その後は、ある男性社員がロードバイクを買うのに同行。これでロードバイクを持つ社員が3人になりました。

学生のブログ、社会人のブログ

ユニークな発想で、会うといつも刺激を与えてくれる大学の後輩がいます。彼のブログで、学生と社会人のブログに関して、おもしろい表現を見つけました。

学生のブログ: 時々何かいているのかわからないが、感性の海にロジックが浮かんでいるイメージ。

社会人のブログ: ロジックのビルの中に感性の水溜りがところどころあるイメージ。

おもしろい言い方だなと思うと同時に、ああ、僕もロジック(言い換えると、「常識」であったり、「惰性」であったり、「習慣」であったり、「しきたり」であったりするのですが)にとらわれがちかなと、思います。

この頃、「直感」や「直観」の大切さを感じています。

南アフリカのお土産

Dscf0265_1 大学のゼミの同級生が、南アフリカ勤務から帰ってきました。お土産に、南ア産の赤ワインを持ってきてくれました。彼は、某・財閥系大手商社に勤めています。僕の大学から多くの学生が入る商社のひとつで、その会社には知人や友人が多くいます。

彼が、南アに滞在している間、一度、彼の地を訪問してみたかったのですが、ついに果たせず終わってしまいました。まだアフリカの地を踏んだことがありません。いつか、アフリカには行ってみたいと思っています。

アフリカとの接点は、1970年の大阪万博のとき観た、アフリカの国々のパビリオン、ディネーセンのアフリカを舞台にしたさまざまな小説(映画にもなった「アフリカの日々」があります)、写真集「ヌバ」など、どちらからと言うと、力強い、美しい人たちと、自然のイメージが、僕の頭の中には強くあります。

日本から遠い地域だし、巨大な大陸ですから、訪問するのは、最低でも2、3週間の休みが必要なのかもしれません。ということは、会社を辞めた後でないで、いけないのかな?

「星の王子さま」

Dscf0261_1 サン=テグジュペリが大人のために書いた、お話を読みました。「いちばんたいせつなことは、目に見えない。」という言葉が、一番有名ですが、ほかにもたくさん、いい言葉があります。たとえば、

  • 『なつく』ってことは、『絆を結ぶ』ということ。(中略)もしきみがぼくをなつかせたら、ぼくらは互いに、なくてはならない存在になる。

人はみんな、その人なりの星を持ってる。(中略)きみには、誰も持ってないような星をあげるよ・・・・きみには、笑う星々をあげるんだ!

大人になると、夢を忘れてしまうとか、現実に埋もれてしまうとか、決してそんなことばかりじゃないように思います。若いうちは、「無責任」(自分自身に対しても、家族やまわりのひとたちにも、責任、特に経済的な責任を、持っていないということ)だから、「夢」を持ちやすいのかもしれない。でも、責任を持つようになってからも、なお、持ち続けていく「夢」は、ほんものだと思うな。

今回読んだ「星の王子さま」の翻訳者は、河野万里子さん。先日は、この方が翻訳した「キューリー夫人伝」(白水社)を買いました。

飼い主か、飼い主でないか

某大手ソフトメーカーの方たちと夕食をしたのですが、話題は仕事のことから、プライベートのことに。このごろ、どなたとお話しても、プライベートの話題としてあがることのひとつが、犬を飼っているかどうかということ。

朝、家の周りを犬たちと、散歩をしていても、いかに犬を飼っている人が多いか、感じます。仕事でお付き合いがある方々でも、犬の飼い主は増えているように思います。

今夜お食事をごいっしょしたかたは、マンションにお住まいだとか。ご自身が管理組合の副会長をされていたとき、50センチ以内であれば、それ以前は一頭までだったところを、二頭まで飼ってもいいように規則を変更されたとか。このごろのマンションは、犬が飼えないと買い手も少なくなるのかもしれません。

犬で色分けすると、すべての人は、飼い主か、飼い主でないかのどちらか。ハムレットではないですが、to have a dog, or not to have a dog.です。

すべての納税者必読の書「税金を払う人使う人」

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元・政府税調の会長で、千葉商科大学学長の加藤寛先生に、作家・中村うさぎが聞く、税金の物語。政治に関心がない人も、絶対に読むことをおススメします。僕は、加藤先生と何度かお食事させていただいたこともあり、個人的に大好きな先生のお一人ですが、この本を読んで、あらためて、加藤先生が好きになりました。

税金を払っているのに、まったく投票しない人、税金がどのように使われているか、関心を持っていない人。そんな人たちにこそ、騙されたと思って読んでいただきたい本です。

以下のような言葉が出てきて、面白くないはずがないんです。

「お上の決定に文句をいうのは、美徳ではないとこの国ではずっと思われてきたんですね。仮に国の決定に不満があったとしても、黙って耐える。それが日本男児、大和撫子なんだって。冗談じゃないと思います。」

「自動的に税金をとられてゲームオーバーの日本と、年に一回、税金についてとことん考える習慣の付いているアメリカと、そのへんが、税金にたいする、ひいては政治というものに対する意識の違いになっているんじゃないかと思うんですよ。」

そして、ちょうど今月、日経新聞に「私の履歴書」を連載している、宮沢元総理に関しては、

「なにをやっても優柔不断。決断するということができないんです。」

そして、宮沢さんが、政治家・金丸信について以下のような皮肉を言ったことを紹介されながら、宮沢さんの不遜な性格を指摘されています。

「金丸さん?勉強家ですよ。あのひとは、大学出たんですよ。知ってましたか?」

中村うさぎに講義をしていく形式での、加藤先生の歯に衣着せぬお話、本当に面白い本です。消費税アップを財界も、政治家も口にし始め、どれだけ国民からの反発があるのかを探り始めた今こそ、できるだけ多くの人がこの本を読んで、税金に関心を持たれることを、心から望んでいます。

丸の内起業塾出身の福井さん

丸の内起業塾出身の福井さん(実は僕と同じ頃、バンカーズ・トラスト銀行にお勤めでした)でが、アンティーク・ジュエリーのビジネスを始められました。僕はアンティーク・ジュエリーの世界は、まったくの素人なのですが、4月28日から5月2日まで、東京プリンス・ホテルである、美術骨董ショーに出展されるとか。

ご興味がおありの方は、是非チェックしてください。

週末の出来事その2

Dscf0256 出来事というほどのことでもないのですが、車の走行距離が、ついに11万1111キロ(1が6つ)を越えてしまいました。もう7年間もいまの車に乗っていて、かなり愛着があります。ただ、10万キロを越えて、だんだん部品交換の頻度が高まっています。人間も車も年をとると、がたついて来ます。

「桜を見る会」ー週末の出来事1

Dscf0235 Dscf0219 昨日土曜日の朝、新宿御苑であった小泉首相主催の「桜を見る会」というイベントに出席させていただきました。朝8時半スタートのところを、9時過ぎに着いたため、出遅れてしまい、小泉さんを拝見することができませんでした。その代わり、写真にあるような先生方を間近で拝見。次期の首相候補とも言われる安倍さんは、ものすごい人気で、日本人のみならず、来賓の外国人(外交団や米軍関係者など?)からも、握手攻めにあっていました。お疲れの様子 だったのが、少々気になりました。

そのほか、好感を持ったのは、アイススケート選手の浅田さん。制服姿で、花道を、恥ずかしそうに、急ぎ足で駆けていきました。

行動経済学入門

日経新聞・朝刊の「やさしい経済学ー人間の心と行動」というコラムで、「合理性と利己性を問う」学問として、行動経済学が紹介されています。連載を続けているのは、筒井義郎・大阪大学教授。今朝で連載が5回目なのですが、おもしろい読み物です。

4月4日の黒犬通信で、大安吉日に病院を退院したがる人がいて、それが入院日数の延長、医療費の増大につながっている、ということを書きました。これなど、非常にわかりやすい、行動経済学のひとつの例でしょうか。

行動経済学研究センターのHPは、こちら

筒井先生のHPは、こちら

写真の注文

丸の内のあるビルの地下に、ちいさな写真ギャラリーがあります。ちょっとした隠れ家という感じで、結構気に入っています。1、2ヶ月前に、このギャラリーで、ある写真家の個展があったのですが、カメラ雑誌にも掲載された、ひとつの作品を注文しました。来月日本に帰って、焼き増しを、写真家自身が行うそうですので、作品が手に入るのは、まだ先の話です。

時々写真作品を買います。どれも手ごろなお値段ばかりですが、十分、楽しませてくれます。

でも、自分で撮るほうがおもしろいかな。いつか自分の写真を発表できるようになると、うれしいだろうなと思います。

うれしいお知らせ

IC3の最年少合格者(芝浦工業大学中学高校の学生さん)が、昨日の朝日新聞東京版で紹介されました。

さらに、テレビでも、以下のような番組で紹介されるそうですよ!

■TV朝日系 地上波10ch 
5/6(土)早朝 5:10~5:25

■スカイパーフェクTV!(朝日ニュースター)
5/7(日)11:40-11:55&17:15-17:30
5/13(土)11:40-11:55

小学生の英語教育

僕の周りでも、子供に英語を勉強させている人がいます。どの程度、真剣にやらせているのかは、よく知りません。親心はわからないでもないのですが、実際のところ、どれだけうまくなることやら?

今朝の新聞にでていた、文藝春秋最新号の広告にも、「小学生に英語をやらせるべきか」どうかという、記事の見出しがでていました。

同じく今朝の朝日新聞朝刊には、NECの新社長のインタビュー記事がでていました。大学は工学部で、英語は不得意だったのか、会社に入ってから、アメリカ留学、アメリカ勤務、今では国際派になっている、というような記事だったと記憶しています。

今週は、イー・ウーマンのサイトで、「小学生の英語是か非か」といったテーマで、コメンテーターをやっています。よかったら、サイトをご覧ください。(期間中だけ、トップページにでています)

座右の銘

12時を過ぎてしまったので、火曜日になってしまいました。今夜ですが、ある雑誌が主催する夕食会があって、知人の紹介で、僕もご招待いただきました。10人ほどの、会社経営者や評論家、弁護士の方々がお集まりでした。

最初、写真撮影なんかがあって、簡単な自己紹介のインタビューみたいなのがあったのですが、「座右の銘は?」と聞かれて、詰まってしまいました。それなりに、無くはないのですが、マジで聞かれると、ちょっと恥ずかしくなります。それで、即答できなかったのですが、これからは、「奔放に生きる」と返答しようと思っています。Live Free Or Dieというのが、大好きだけど、英語で言うのも、きざっぽいし・・・

「すでに奔放に生きている」って、言われるかもしれないのですが、これでも結構我慢しているんですよ!もっと、もっと自由な発想と、行動力にあふれた生き方をしたいなと、いつも思っています。

トライアスロンのプロと自転車

今日は、皇居の周りを、プロのトライアスロン選手と自転車で走りました。

仕事でお付き合いのある朝倉さんからのご紹介で、トライアスロンのワールドカップに参戦されていて、現在では、テレビのキャスターとしても活躍されている白戸太朗さんと、朝の皇居の周りを1時間ほど、自転車で走りました。3人で走ったのですが、白戸さんと、紹介してくれた朝倉さんは、ふたりとも、素晴らしい体力なので、ついていくのに、ひいひい言いながら、僕は自転車を漕ぐはめになりました。

1時間、みっちり自転車で走った後は、スタバで話をしたのですが、白戸さんの経歴から、ツール・ド・フランスの裏話など、たいへんおもしろいお話を聴くことができました。白戸さんは、ツールのコメンテーターとしても有名です。

いま、このブログを書きながら、J Sports チャンネルで、自転車レース(パリ・ルーベ)を見ています。実況の解説は、今朝いっしょに走ってくれた白戸さんです。

実は、6月11日にある富士ヒルクライムに、社員2名といっしょに参加することになっています。この大会のMCも、白戸さんだそうです。

ペットは家族?

来年卒業の大学生向けの会社説明会を行いました。いろいろな大学の学生さんたちに集まっていただき、ありがとうございました。一人でも、二人でも、優秀な学生さんに、オデッセイの仲間に加わっていただければと、希望しています。

今週、いつの日か忘れたのですが、教科書検定をめぐる新聞の社説を読んでいたら、ペットは家族だとする記述が認められなかったとか。これに関連するコメントを探してみたら、愛犬家の人たちの、批判的なコメントがたくさん見られました。我が家も、犬が2頭いますが、家族同様の扱いです。その上、社員のごとく、出社したがり、時には、僕といっしょに、出社することもあります。

文部科学省がなんといっても、ペットを持つ多くの家庭では、ペットたちは家族の一員になっているはずです。もしかしたら、文部科学省の検定担当の方たちも、ペットがいる人は、家族の一員として、きっと大切にされていると思います。

教科書検定に関しては、もう何十年にわたって議論が重ねられてきています。この話題で思い出すのは、この前、来日していたある東欧のIT企業の連中の話です。

共産独裁主義の下、多くの国民は、学校で教えられる歴史や価値観を信じてはいなかったと言っていました。でも、密告されることを恐れ、ほとんどの人たちは、信じているふりをしていたと。

教科書は信頼に足るものでないといけないとは思います。でも、いくら文部科学省のお役人が、特定の価値観だけを示そうとしても、残念ながら、われわれ国民の動きは、抑えきれないはずです。

検定で問題となる歴史問題においても、もしわれわれの隣国が、自国の教科書の記述をコントロールしていたとしても、それは日本が同じ対応をすべきことにはならないと思います。もともと、歴史は立場によって見解や史観が異なるもの。その違いをオープンに議論し、許容するような国こそが、自由と民主主義の国として、国内外からの多くの支持と共感をうるのだと思います。

分散型国家とIT

今日の日経新聞・朝刊の「経済教室」に、西垣通先生が、IT文明に適応していくためには、「超多極分散型国家」を目指すべきであると書かれていました。現在のように、一極集中が進んだ日本では、国内があまりに標準化・均一化されすぎ、国民のユニークなアイディアや創意工夫がつぶされる、としています。また、団塊世代の地方回帰が、分散型国家建設の起爆剤になることも期待されています。

IT利用が進むことと、人口の分散化が進むことは、僕もとても関心を持っているテーマです。何年後かには、自分自身のライフスタイルを大きく変えていくためにも、東京以外の仕事の拠点、新たな会社、あるいはオフィスを作れないかと、考えることがあります。

確かに東京はものすごい魅力を持った都市だと思うのですが、この頃は、マイナス面(画一化、均一化、ペースの速さ)を非常に感じるようになりました。

ヨーロッパにしろ、アメリカにしろ、人口50~100万人程度の都市に、世界的な企業が存在し、ユニークな生活空間があります。司馬遼太郎なんかを読んでいると、江戸時代の「藩」の個性を感じます。明治政府がとった中央集権の仕組みは、100年以上にわたって現在にいたるまで、ずっと続いています。(戦争で負けたことで、中央集権が進んだだけでなく、アメリカ一辺倒という、もうひとつの均一化も進んでいます。)でも、この仕組みは桎梏となって、日本や日本人を、どんどん脆弱化させていると、僕は感じています。

どのようなリーダーになるべきか?

僕が本を読むのが好きなので、社員の人たちにも、読書を勧めてしまいます。時には、無意識のうちに、こんな本を読むようにと、無理強いをしていることもあるかもしれません。(すみません!)

毎月、各チームでリーダー役の人たち10数名と、ドラッカーを読んでいます。(The Daily Drucker の日本語訳です) 今朝は、おもにリーダーシップに関する章を、みんなで読みました。やり方としては、印象に残った言葉を発表しあい、僕のほうでコメントをさせていただきます。

ビジネススクールで常に議論にでてきたトピックのひとつが、リーダーシップです。どのようなリーダーになるべきか、どのようなリーダーであるべきか。預かるチームの大小はあるとはいえ、どのようなリーダーになるべきか、なりたいのか。オデッセイの各チームのリーダーのひとたちは、いつも考えていて欲しいと思っています。

街の自治会の活動

今月から、自治会の広報担当理事になってしまいました。初仕事として、今夜、回覧資料を、広報担当の4名の班長さんたちにお持ちしました。各班長さんには、さらに3~4名の班に、資料を配っていただきます。クウ太郎君の散歩もかねて、家の近所を歩いて回りました。

自治会レベルでも、回覧用のHPを持つようになると、回覧板をまわしていく作業は、省略できるようになるのですが、まだまだ先の話ですね。

地方自治体のHP、あまり見ることないのですが、皆さん、お住まいの街のHP、ご覧になったこと、ありますか?

医療分野での複雑さ

昨日は、複雑さ=complexitiesに耐えて生きていくのが、人間の宿命のようなことを書きました。

お昼に、知人と、知人が紹介してくれた、医者からIT起業家に転じた方と、3人で食事をしました。今、医療の現場は、本当にたいへんなこと、ある領域や地域では、医者の数が絶対的に不足していること、医療ミスに対する追求など、医者への風当たりが強くなり、医者のなり手が少なくなっていること、医者はプロセスの責任は取れたとしても、結果の責任は取れないことなどを聞かされました。 また、知人の話では、残薬、つまり医者から処方はされたけれども、患者が使わないでそのまま捨てられている薬は、年間8000億円(推定)にも及ぶことを聞かされました。

医療分野において、国家予算は巨大化し、信じられないほどの複雑さが展開されています。でも、その根っこには、個々人のエゴや規制から生まれた利権を守ろうとする既得権者の力が働いているはずです。 われわれの以下のような「縁起」担ぎも、医療費の高騰につながっていることを聞きました。つまり、多くの患者は、退院するとき、大安吉日に退院することを希望し、その結果として、入院日数がマクロレベルで見ると、大きく伸びている。(具体的な統計数字は聞き忘れました)

大学生の頃、まだ人間社会の営みにナイーブな夢を持っていた頃は、経済的な効率性に重きを置く議論に対して、強いアレルギーを持っていました。会社をはじめ、「経営」の重要性を肌身にしみて認識するようになってからは、医療や教育といった、とかくお金のことを持ち出すことを忌避されるような分野においてこそ、経営を議論の中心にすえないと、いけないのではないかと思うようになりました。

なぜなら、どんな組織も、あるいは善意も、経済性を無視しては継続できないからです。そして、スポーツや、医療、あるいは教育といった専門家の発言が強い分野こそ、経営のプロが必要なはずです。その中でも、もっとも経営のプロが必要なのは、実は国家のように思います。

「アエラ」(3月27日号)の特集から

3月27日号の雑誌「アエラ」に、「哀しき天皇制」という特集記事がありました。この中で、以下のような皇后陛下のお言葉が紹介されていて、感動しました。

「そして生きていくために、人は多くの複雑さに耐えていかなければならないことを、私に感じさせました。」

これは、2002年9月29日に、スイスであった国際児童図書評議会(IBBY)創立50周年記念大会でなさった講演からです。このお言葉の前には、「2冊の本は、私に世の中の様々な悲しみにつき教え、自分以外の人が、どれ程に深くものを感じ、どれ程多く傷ついているかを識らせました。」とあります。

英語でなさったスピーチでは、この部分は、以下のような表現になっています。

These two volumes taught me there were many sorrows in the world that I had not known, and I learned how intensely people other than myself could feel, and how deeply they could be hurt. I also came to realize that in order to live, one has to bear life’s complexities.

民間から初めて皇室に入られた、ひとりの素晴らしい日本女性が経験されたであろう、さまざまなご苦労を思ったとき、「人は生きていくためには、多くの複雑さ=complexities に耐えていかなければならない」という言葉の重さに感動を覚えたしだいです。

かわいそうな桜

僕の住んでいる街では、今日は午前中こそ花見ができるような天気でしたが、午後、特に夕方からは大雨に。ものすごい雨の中、桜の花びらは、じっと我慢しているようでした。そして、夜、9時半頃に犬の散歩に出たときには、大雨から一転して、いくつか星が見られるほど、晴れていました。あの雨はいったいなんだったのでしょうか?

平安時代の貴族たちにとっては、桜は最高のエンターテイメントだったでしょうから、桜の季節の中、今日のような風雨の日は、きっと心は大いに動揺したことだと想像します。

「へんな会社」のつくり方

Dscf0211 はてな社長の近藤淳也さんの本を読みました。「ウェブ進化論」の梅田さんが社外役員になっている会社です。

「へんな会社」の所以である会社の運営、ユーザーとの情報共有などに関しては、正直に書くと、それほど目新しさは感じませんでした。マスコミなどで紹介されるとき、「へんな会社」の所以が、強調され過ぎなのでは? 社員数・十数名のようですが、これから組織が大きくなっていったとき、いまのお考えや、やり方を維持できれば素晴らしいと思います。

ただ、近藤さんの姿勢や考え方、夢には強く共感を持ちます。それは、ネットビジネスにおける、「ものづくり会社」でありたいということで表現されていると思います。(日本のネット企業には、「ものづくり」を行っている会社はほとんどない、という指摘にも同感です)

ご自身も、本に収録されているインタビューで言われていますが、東京は、時間の流れが忙しすぎて、本質的なところでおもしろいことを考えるには、適していないように思います。梅田さんにリードされて、シリコンバレーから多くを学ばれればいいですね。京都に、ユニークな本社ビルが建てられるようになれるように、応援しています。

追記 近藤さんが自転車と写真にお詳しいことも、共感を持つ理由のひとつです。

丸の内情報

Dscf0195 昨日のお昼は、aotenでブログ(「知って得するマイクロソフトオフィスの話」)を連載していただいている木村幸子さんとお昼ご飯。丸ビルに入っているウェストパークカフェ(West Park Cafe)で、デザートをしました。このウェストパーク、赤坂見附にもあって、オデッセイの事務所が赤坂見附から丸の内に引越しする前は、しばしばお昼ご飯を食べに行っていました。ここのチョコレートケーキ、InterFMチョコレートケーキと名づけられています。

Dscf0203 仲通りには、三菱地所が彫刻を何点か展示してありますが、写真は丸ビルのそばにある作品で、僕のお気に入り。(犬の作品には、あまくなる傾向があり!)これだけでなく、いくつか彫刻作品がおいてあって、街の楽しみになっています。