今日で2月も終りですね。

今日は、2月の最終日。

月曜日は、定例の社内ミーティングが多いのですが、それプラスで、ほかにいくつか。

今年も行う、オフィススペシャリストの「世界大会」にご協力いただく、JTBの担当者とのミーティング。実は、彼は、僕の高校の1年後輩。
僕らの母校の愛媛県立南宇和高校は、1989年、サッカー全国大会で優勝したこともあるので、どうしてもサッカー(愛媛FCには南宇和の卒業生もいる)の話しになってしまう。

夕方から、イギリス企業のお客さんと赤坂見附のホテルで1時間ほど会う。特に子どもを中心としたブランドやコンテンツをお持ちの会社の方たち。子ども向けの英語やIT教育の話しを少しする。以前、香港で衛星放送のStart TVに勤務していた経験があるというので、そこで勤務していた、ビジネススクールの知人の弟さんの名前を挙げると、「彼は僕が採用したんですよ!」。世界は狭いですよね、という話しになった。

その後夜からは、丸ビルの21世紀クラブで三菱地所が主催している丸の内フロンティアに参加。
ネオテニーの伊藤穣一さんと、伊藤さんの会社が出資しているシックス・アパートの関さんのプレゼンテーションを聞いた。
その後、伊藤さんとちょっとお話し。

伊藤さんが言っていたのは、「ブログがはやりそうだとなると、すぐに大手から中小までが、ブログ提供会社になりたがる。(かつて、インターネットの創業期に、2000社を超えるところが、ISPになったように) それでは、どこも儲からないので、インフラとしてのブログの上でビジネスをするところ、周辺でビジネスを作っていくところが増えてくれるように期待している、それがブログの発展にもつながる。」

日本の会社の横並び志向の表れ?

eBayでオークション・デビュー

週末に初めてインターネット・オークションをやってみました。アメリカ最大のオークション・サイト・eBay (http://www.ebay.com)で、1971年にモハメド・アリとジョー・フレーザーが対戦したときの記念ポスターをゲットしました。売り手が最低価格を指定していたので、その値段をクリアするため何度か値段を入れ、ようやく5回目くらいに、275ドルでクリアすることができました。

アリとジョージ・フォアマンのファンです。特に、ジョージ・フォアマン!1974年、絶対に勝つと思われていたアリに、まさかのKO負け。その後、長い苦節の時間を経て(10年間の牧師生活)、87年復帰、94年に45歳で再度、世界チャンピョンに返り咲いています。先週、スペインでBBCを見ていたら、フォアマンとのインタビューが放送されていましたが、相変わらず、明るいおじさんで、大好きです。

eBayで、次は、フォアマンの記念品を探します。

追伸
アリとフレーザーのポスターですが、アメリカの売り手から届いたら、皆さんにも公開します。

某国立大学を訪問

今日は、朝7時半の飛行機で関西方面に。
某有名国立大学工学部の「創造的キャリア開発プロジェクト」の中間報告会に、外部オブザーバーとして招待していただきました。

大学の国際化をすすめていき、学生を自発的なキャリアに導くため、学校として何ができるのかをこの大学の工学部では検討しています。
日本の国際化(日本語と英語)、留学生の派遣・募集、起業家精神の育成、自立的なキャリアを切り開いていく力の養成など、日本中で議論されている問題が、この大学のキャンパスでも課題となっていることを知りました。

外部オブザーバーとして招待されていた人間は、東京の大学関係者が多く、そのほかの参加者も、この大学の関係者が中心で、ビジネスをやっているのは、僕くらいでした。

今日議論されたことは、今年中に、この大学のプロジェクトとして、具体化されるのではないかと思います。株式会社を設立してプロジェクト化するのか、それともNPOとして行っていくのか。今後どのような展開をされるのか、楽しみです。

夕方の飛行機で羽田に帰ってきました。

ホリエモン騒動から思い出すこと

今日、ある公開企業の若手創業者社長と話をしていた際に、「ホリエモンは信長」かもしれないけど、「自分は家康でありたい」というようなことを聞かされました。最近は会う人の多くが、ホリエモンの話をします。多くの人が、ホリエモンと自分を比べながら、間接的に自分のことを語っています。

ところで、ここ連日の騒ぎから僕が思い出すのは、10年前のオーム真理教のことです。

20代、30代の高学歴の連中が中心となった集団が、マスコミを相手に、あるいは直接一般大衆に向けて、連日のように話題を提供していたことを思い出します。その時と同じように、ステージで行われている劇を、観客席から見ている感覚があります。もちろん、10年前のような悲劇の結末はあまり見たくないですが。

タクシーの運転手さん、ありがとう。

夜になるまで、ずっと会社の中で仕事をしていて、7時になって初めて、ビジネスディナーのため、外に出ていきました。
9時半に食事を終えて、会社に帰ってきたのですが、タクシーの中か、レストランに、ある落とし物をしてしまったことに気付きました。

まずレストランに電話をしてみたら、そこには落ちていないようでしたので、オフィスとレストランの行き帰りに使ったタクシー(どちらも個人タクシー)かということになりました。タクシーの領収書を取り出し、そこにでている忘れ物連絡用の電話番号に電話をしました。

幸いなことに、オフィスから赤坂溜池にあるレストランまでに使ったタクシーの中に、落としていました。個人タクシーの運転手さんたちが加盟している連絡センター(いくつかこのようなセンターはあるようです)が、Tさんという運転手さんに連絡をしてくれ、Tさんから僕の方に電話をいただきました。幸いにも、Tさんは今晩はもう「あがる」直前でした。電話が通じたときには練馬の方にいらしたようですが、飯田橋まで来てくれて、無事、忘れ物を返してもらうことができました。

この間、約1時間。

僕と運転手さんとの連絡は携帯電話で行い、センターと運転手さんとの間は無線。コミュニケーション手段の発達のお陰だと実感した次第です。いろいろと問題も多い携帯電話ですが、今夜はお陰で助かりました。それから、このような連絡網は、素晴らしいインフラだと思いました。

犬はコンパニオン!

CGA2CGA今日は、あるウェブサイトの取材も含めて、ふたつのグループに会社のお話しをさせていただく機会がありました。ひとつのグループは、大学生11名ほどで、弊社のやっていること、会社経営の経験から考えることなどをお聞きいただきました。僕が大学生だった20年程前と比べると、いまの大学生はさまざまな仕事や職場のことを知るチャンスが多いのではないかと思い、羨ましくなります。(その割には、3年以内に3割とか、4割の学生が転職するそうですが・・・)

さて、写真は、スペインからの帰りのシャルル・ド・ゴール空港(パリ)の搭乗口近くで見かけた風景です。
ミニチュアシュナウザーが、飛行機搭乗直前に、キャリー用のバッグに入れられていました。空港内に犬を連れてはいること、飛行機にいっしょに乗ること、それらが許されているフランスでは、犬はペットでなくて、人間のコンパニオンそのものだと思います。ただ、日本の犬と違って、きちんと躾られています。 わが家の黒犬たちは、十分躾ができていないので、公共の場所に連れて行くことは、ちっと難しいです。

海外出張から帰ってきました。

今朝、海外出張から帰ってきました。ビジネスパートナーのCertiport 社が、毎年行っている会議で、今回はスペインのマドリッドで行われました。風邪でのどがはれ、熱もあったので、出発当日の16日には、取りやめにしようかとも思ったのですが、無理して飛行機に乗りました。お昼の飛行機で成田を出発し、パリ経由でマドリッドまで。マドリッドのホテルに着いたのは、現地時間で夜10時(日本時間で、翌木曜日の午前4時)。木曜日、金曜日とホテルに缶詰になり、一歩も外にでませんでした。土曜日にようやく外に出られるようになり、現地時間の日曜日の朝にはまた飛行機に乗って、日本に。今日の午前中にまた成田に帰ってきました。

帰りの飛行機には、スペインリーグのマヨルカに参加している、大久保選手が乗っていましたよ。(足の調子が今ひとつのようだけど、頑張ってください)

家でシャワー休憩のあと、会社に出ましたが、本格的な仕事はまた明日からです。今週も頑張っていきますよ。
スペイン報告はまた別途。

オフィススペシャリストの伸びにかげり?!

昨年のオフィススペシャリストの受験者数が、開始以来、初めて減少しました。
ご心配になられている方々、特に受験者の皆さんには、「ご安心ください」と、お伝えしておきます。

1 昨年の減少は、厚生労働省の給付金制度の変更による影響が大きいこと。
2 われわれのところには、これまで以上に、学校関係者、企業関係者からのお問い合わせ、お引き合いをいただいていること。
3 厚生労働省のYesプログラムなどでも、オフィススペシャリストの評価は高いこと。
4 オフススペシャリストの認知が、これまでの派遣業界中心から、一般企業にも、確実に広がりつつあること。


われわれとしては、これまで以上に、オフィススペシャリストを広く評価いただくた
めの営業、プロモーションを続けていくと同時に、合格者の皆さんには、この資格を
取ることが、いい「投資」であったと感じていただけるように引き続き努力していきます。
(なんと言っても、97年以来、弊社の柱のサービスですから。)

来月は、資格保有者100万人突破のキャンペーンも予定しています。
今回は、これまで使ったことのない媒体にも、広告を出したりもします。

追伸

明日から今週一杯は海外出張になります。ほかの国でのMicrosoft Office Specialist やIC3の状況のご報告ができるかもしれません。
お楽しみに。

松岡正剛さんの連塾

うちのオフィスと同じフロアーにあるローソンが、昨日衣替えをし、「ナチュラル・ローソン」として再登場。
衣替え期間中は、となりのビルのam/pmまでちょっとした買物のため行っていて、これが結構不便だったので、ありがたく思う。

今日のお昼ご飯は、時間もなかったので、ナチュラル・ローソンのお弁当で済ませる。

ローソンの社長の新浪さんは、ビジネススクールの同窓(卒業年度は、僕の方が上ですが)。このごろは、お目にかかることがありませんが、頑張っていらっしゃるようですね。ナチュラル・ローソンの品揃えは、ユニークなものが多く、ファンになりそうです。

午後からは、第7回目の連塾に参加。毎回、5時間以上にわたる松岡さんのお話しを、時間を忘れて聞いている。

まだご存知ないかたは、松岡さんの「千夜千冊」をご覧になられることをお勧めします。読書好きには、たまらない情報満載です。

講演の後の食事会で、さまざまな参加者の方とお話しできるのも楽しみのひとつ。
今日は、インプレスの塚本社長に久しぶりにお目にかかった。これまで連塾に参加されていなかったが、話しによると、松岡さんの編集工学研究所が、インプレスのグループ企業になったとの事。それで初めて出席し、充実した内容に感心したとお話になっていた。

当初の予定では、8回で終わることになっているが、その後も、新たに企画していただければ、うれしい。

有楽町は今日もにぎやか

yoshinoya4yoshinoa3yoshinoya1今日は祝日ですが、オフィスに出ています。
オフィスのそばにある国際フォーラムや、有楽町駅周辺は結構の人出です。特に有楽町駅のガードレール下にある吉野家は、今日一日だけの牛丼復活ということで、テレビの取材陣含めて、大勢のお客さんでにぎわっていました。

かくいう僕も、久しぶりに牛丼の大盛に挑戦。店内は、満員で、3分の1くらいは女性客。僕の隣も、最初は労働者風のお兄さんでしたが、すぐに、ボーイフレンドと一緒の、カシミアのコートを着た若い女性に代わっていました。

帰りには、「あなた様は、吉野家2.11牛丼限定復活にて、牛丼を召し上がられた、真の牛丼ファンであることをここに証明いたします。」という「認定シール」までもらえて、ちょっとうれしくなった。(上の写真の左と、真ん中)

牛丼を食べたあとは、ビックカメラ(今日もビックは混んでいる!)で、携帯電話で撮った写真をすぐにプリントできる、富士フィルムのPiviのデモを見せてもらう。おもちゃみたいな機械なのに、そこそこの画質だった。

祝日もオフィスにでると、おもしろいことに出くわします。

「運命の法則」

ソニーで、AIBOの開発を成功させた土井利忠さん(ペンネーム=天外伺朗)の、「運命の法則」(飛鳥新社)を読んでいます。共時性から始めって、他力の法則まで、心の持ち方、考え方に関する, 15章にわたるお話し。「好運は意図的に招きよせることができる」とのこと。「好運の女神」との付き合い方を知りたい人は、是非一読を。

知人の紹介で、ある会社に少しだけ出資させていただくことになった。その会社の社長さんが弊社におこしになったが、バンカーズトラストで働いていたとき、僕の上役だったYさんと、日本興業銀行で同じ部署で働いていたとのこと。さらに、ニュービジネス協議会のお仲間は、僕が結婚式の司会役もさせていただいたKさんのお母様だったり、共通の知人が何人かいて、お互いびっくり。

「運命の法則」ではないけども、目に見えない人のつながりはいろいろとあると思う。

夕方には、横浜にでかけ、第一回目の「丸の内起業塾@横浜」。起業に関心を持つ、20代から50代までの26人が集まった。須賀さん、相変わらずの熱弁。10時過ぎに会社に帰ってきて、一仕事。

ニッポン放送には驚いた!

ライブドアがニッポン放送の株式35%を取得したという発表には、驚いた。野球のことには、それほど関心を持たなかったのだけれども、今回のニュースはものすごい話しだと思う。日本のメディアの世界は、日本語の壁と、規制に守られて、大きな変革が起きない業界だった。ニッポン放送を子会社化しようと準備を進めていたフジテレビにとっては、まったく予想だにしなかった展開になったきたはず。

ライブドアは、インターネット会社だということになっているけれども、投資会社だ。1980年代、財テクという言葉があり、90年代以降、私語あるいは忌み嫌うべき言葉のように扱われてきたと思う。でも、ライブドアがやっていることは、まさに財テクそのものだ。数日前、ハロルド・ジニーンのことを書いたけれども、M&Aは、ジニーンの得意技のひとつだった。 これからますます日本でM&Aは大きくなっていくだろう。

ライブドアのために700億円の資金調達を行ったのは、ライブドア同様、六本木ヒルズに入っているリーマンブラザーズ証券だとか。
ここには、日本代表のKさんほか、僕がバンカーズトラストで働いていた頃の同僚が、何人か主要なポストで働いている。彼らも、大きな案件をやったものだと思う。

これから1、2週間、どのような展開になるのか。野次馬としては興味津々。


追伸
丸の内起業塾イン福岡にご参加いただいたMさん、お手紙ありがとうございました。

ハロルド・ジニーン

483345002X.09.MZZZZZZZ20年程前、アメリカのビジネススクールに行ったとき、初めてハロルド・ジニーンというビジネスマンの名前を知りました。昨年、ユニクロ・柳井会長の解説付きで、ハロルド・ジニーンの「プロフェッショナル・マネジャー」(この翻訳者は、「ジェニーン」としていますが、素直に英語からカタカナに直すと、「ジニーン」となると思います)が新たに出版されたとき、懐かしさもあって、衝動的に買ってしまいました。しばらく、家のベッド横においたままにしていましたが、先週末に読み終えました。

アマゾンのレビューには、毀誉褒貶のコメントが出ていますが、この本を読んでていて、僕には参考になる点が多々ありました。また、数字を武器に、徹底的な管理経営を行った印象を持っていた経営者が、実はものすごく感情的で、日本風に言えば、「根性」と「気合」の人だったように思えることも、彼に好感を持った理由のひとつでもあります。

たとえ経営者という立場で仕事をしていなかったとしても、ビジネスマン、ビジネスウーマンとして、きっと参考になるところがあると思います。(ただ、日本の大手企業、役所の管理職、経営者の方に一番読んでいただきたいと思いましたが)

蛇足ですが、グーグルなどで、ハロルド・ジニーンで検索すると、野村総研にいらした頃の渡辺さん(ビジネススクールで僕の1年先輩で、現在、立教大学教授)の「分権化で問われる総合型企業の本社機能」という論文がでてきます。

追記
ハーバードビジネススクールのHPでも、20世紀の Great American Business Leader の一人として、紹介されています。
http://www.hbs.edu/leadership/database/leaders/300/

成田でばったり!

IMG_0739水曜日の夕方から昨日(金曜日)まで、短い海外出張がありました。飛行機の搭乗口に急いでいると、なんと先月末に結婚退職した元社員にばったり!彼女は、これから旦那さんが待つトロントに行くところでした。彼女が乗ることになっている飛行機の到着が30分遅れなかったら、空港内で出くわすなんてことはなかったと思います。

そして今日、彼女から、無事トロントに着いたというメールがあり、一安心。

僕の方は、社員のHさんと一緒でした。 今週の海外出張のことは、機会があれば、別途ご報告します。

スチュワーデスから弁護士へ

4062125390.09.MZZZZZZZ
先月になるのですが、知り合いの方の出版記念パーティに参加させていただきました。テレビでもご活躍になられているので、ご存知の方もあるかもしれませんが、弁護士・志賀こず江先生の、「ほかの誰でもない私をさがして」(副題:「スチュワーデス、弁護士になる」。講談社)がその本です。

これまでも何度か、パーティや勉強会などでお目にかかったことがあり、日本航空のスチュワーデス退職後、司法試験に挑戦すること13回、そして検事から弁護士へというご経歴は存じ上げていました。いつも笑顔を絶やさず、ユーモアを交えたお話をされる、大変魅力的な方です。今回初めて、公私にわたる、これまでのご苦労(ご家族の介護)やご努力を読ませていただきました。

「私をさがして」もがいている多くの方に、励ましと勇気を与えてくれる本ではないかと思い、ちょっとご紹介させていただきました。