高速道路での事故の目に見えない被害

昨日、甲信越エリアから帰ってくる際に、関越自動車道の上り車線3カ所で追突事故があり、事故渋滞のため30分以上自宅到着が遅れたのではないかと思います。
3カ所は距離にして20キロか30キロの範囲内だったように思いますので、対応に当たった警察関係者、高速走路管理会社の皆さんは、処理に追われたことでしょう。
誰も好き好んで事故を起こそうなんて思っているわけではないのですが、高速道路での事故渋滞は非常に多くの人に迷惑をかけます。どこかに迂回するわけにもいかず、途中で一般道に降りてカーナビの言いなりになって左に行き、右に行っても、結局長時間になることが多いように思います。そんな時には、やっぱり高速でノロノロ動いていた方が早かったかも知れないなんて思ったりもします。
高速道路関係者にぜひ教えてもらいたいことがあります。
年間、事故渋滞のため、一体どれだけの時間が無駄になっているのか?一日の事故件数、それによって引き起こされる渋滞時間、その影響を受ける人間の数。一日一回の事故で30分のロスが発生して、それに千人の人が影響を受けたとすると、延べにして500時間のロスです。それを365日にすると18万2,500時間になります。それとも、一日の事故による渋滞は30分程度ではなく、もっと大きいのでしょうか?
自動車保険の会社はどんな人間が事故を起こしやすいのかという統計データを持っていると思います。
高速道路関係者には、ぜひ事故渋滞を減らすために、もっと色々なデータや情報をオープンしてもらいたいです。事故渋滞で発生する目に見えていない時間的ロスをぜひ減らす努力をしていただきたい。