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犬たちも戦争には反対だ。

 今日の朝日新聞朝刊の「声・語りつぐ戦争」という投書コーナーで読んだ話。当時、八王子市役所で働いていた女性からの投書。戦争中、軍の命令で、毛皮の増産のため犬の献納が強制されていた。市庁舎の裏には、泣きながら愛犬を連れてきた人が列をなし、職員が机を並べて受け付けるのに、名前を書く人の涙でインクがにじみ、何度も書き直ししないといけなかった。係員は犬を飼い主からもぎ取り、木箱にぎゅう詰めにされた犬は飼い主の見えない所で引きずりだされ、高々とつるされて、木の棒で数回叩かれ、声もなく死んでいった、というのだ。
 愛犬の最期を飾ろうと飼い主がつけたリボンや赤い兵児帯も、泥にまみれ散らばっていた、という風景。
 我が家も犬2頭と毎日楽しく暮らしているので、犬たちまで巻き込んでいった戦争と、有無を言わさない軍の横暴を想像しながら、ぞっとする気持ちで読んだ。我が家の黒犬たちも、戦争には大反対だ!