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がんばれ、貴乃花親方。

 今日は羽田からソウルに来ています。機内で目を通した読売新聞(スポーツ面)によると、相撲協会の理事選出馬に、貴乃花親方(37歳)が強い意思を持っている、とか。協会の運営に改革志向の強い若手親方の意見が反映されないことに我慢できないことからのようです。
 相撲協会の理事候補の人たちの写真を見ていると、皆さん、かつての相撲取りで、現在50代半ばから60代前半(例えば、元横綱千代の富士、元横綱北の湖とか)。候補者11人のうち、30代は貴乃花親方だけ、50代目前の49歳が一人、その他は、50代が4名、60代が5名。大企業の役員よりかはずっと年齢が低いけど、経営の経験もない相撲取りだけで協会運営をこれまでよくやってきたものだと思います。
 記事を読んでいると立候補するプロセスはどうも談合で決めている感があります。透明度はかなり低そうですから、若手代表として貴乃花親方が協会をかき混ぜてくれるとおもしろいことになるかも。
 昨日久しぶりに会いにきてくれたかつての同僚は、金銭的にはもう働く必要はないということで、一度50歳で引退。投資銀行業界は若くないとやっていけないこともあり、50歳にもなると組織の中で最年長。若手からは「うとまれる存在」になり、自分で「勇退」していったそうです。(ところが半年か一年後、別のところからお声がかかり、ぼけ防止のために、顧問的に働いていると言っていました)彼はずっとがんばってきたこともあり、現在は非常に恵まれた状況にあると言えます。
 一般論だけど、「永遠に青春です」なんて言っていないで若手に道を譲るのも大切だと思っています。人ごとではなくって、僕だって、いつかそんな時期は来るのですが。
 相撲はスポーツというだけでなく、「国技」であり、本来は宗教的な儀式でもあるのかなと思いますが、相撲協会も、ひとつの組織。組織の経営である限り、新陳代謝は必要だし、新しい戦略だって必要でしょう。貴乃花親方のファンだからというわけではありませんが、議論を巻き起こしてもらいたいです。