パソコンスクールの苦労

昨日、日本を代表するネット企業のひとつである某社人事部の方に、われわれのお取引先のひとつであるパソコンスクールの方をご紹介。そのパソコンスクールでは、厚生労働省や県の行っている雇用訓練講座を実施していて、現在、身障者8名のITスキルを中心とした訓練を行っている、とか。
某社の方は、法律の要請に基づいて、一定数の身障者採用の義務があり、身障者の採用を検討中。両社のお話を耳にしたことで、昨日両社の方にお集りいただき、ご紹介ということになりました。
このごろ強く思うのですが、まだまだパソコンスクールって、社会的な認知度が低い。雇用訓練講座を実施し、講座の参加者たちの就職支援まで行っているということを、世の中の人たちは、ほとんど知らない。
さすが身障者の場合には、就職支援、あるいは斡旋の義務は課されていないようですが、健常者であっても、あまり就職しようという意欲がない参加者も中にはいて、そのような失業者を受け入れたスクールの人たちは、就職させるのに、本当に苦労しているようです。その就職支援、就職斡旋がたいへんだから、雇用訓練の講座を受託しないことにしたというパソコンスクールがあるくらい。
そんなこともパソコンスクールの関係者はやっているんだということを、業界外の人たちにも知ってもらえればうれしいなと思います。