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週刊東洋経済「テレビ・新聞陥落!」(2009年1月31日号)

 インタネットがブームとなった2000年前後からほぼ10年。これまでずっと「安全地帯」にいて、特権階級と自他ともに考えていたテレビや新聞業界が、大きな岐路に立たされているという話です。インターネットが一般的なものとなり、経済不況の中、ようやく日本のマスコミにも地殻変動が起こってきたということだと思っています。
 テレビにしろ新聞にしろ、規制や日本語によって、完璧なまでに保護されてきた業界でした。特にテレビ局においては、その業界全般の給与水準の高さは、日本の産業界のなかで際立っていました。
 日本の問題のすべてはマスコミに原因があると、そんなことは思っていませんが、多くのテレビ番組の低俗ぶり、バカさ加減にはずっとあきれてきました。今回、マスコミ、特にテレビですが、危機感を持たれていることはいいことではないでしょうか。
 当事者の皆さん、あるいは広告代理店の皆さんの多くが、「創業以来の危機」というようにとらえていらっしゃるようです。
 でも、ボクは、メディア産業に新しいなにかが生まれるきっかけになるのではないかと、ちょっと期待しています。