『イスラムの世界観ー「移動文化」を考える』(片倉もとこ著、岩波現代文庫)

 本の帯には、以下の言葉があります。「人生は、旅ー新しい遊牧民の時代へ!」。小社の社名の一部の「オデッセイ」ですが、この言葉にも、旅、特に、長い旅という意味があります。(もともとは、ギリシアのホメロスの叙事詩の主人公の名前です)この本を読んでいると、イスラムの人たちへの興味がどんどんどわいてきます。ボクらは移動すること、旅にでることで、たくさんのことを学んでいくんだと、ボク自身の経験から、実感しています。これまで、時には一人で、時には友達に導かれて、そして時にはビジネスの理由で、いろいろなところに行きました。これからも、そうありたいな。(海外出張に向かう飛行機の中でこの本を読みました)