「シモネッタのデカメロン-イタリア的恋愛のすすめ」(田丸公美子著、文春文庫)

著名なイタリア語通訳者による、イタリア的恋愛の進め。(僕は10年以上前に、この方とお会いしたことがあります)今日はバレンタインデーですが、以下のような記述を見つけました。

 「中部イタリア、テルニの神父さんにちなんだ愛の日ヴァレンタインデーも、本国イタリアでは男性が女性に贈り物をする。中でも、花はもっとも多用されるプレゼントで、レストランでは女性連れの男性を目当てに、高価なバラ一輪をテーブルに売りつけにくる。(中略)日本の男性も上手に花が贈れるようになれば、くどきのテクニックの初級合格である。贈る花の数は奇数で、13と17という数はタブーというルールも忘れないでほしい。」

 上手に花が贈れる男になるように、田丸さんのエッセイで、せっせと勉強してみようと思っています。