アリストテレスによると・・・

岩波文庫ででているアリストテレスの『弁論術』をぺらぺらみていたら、年齢による性格として、壮年は、「青年と老人の中間的性格で、ひどく大胆であるということもなければ、過度に恐れることもなく、その両方に対し適度な状態を保っている。気概と欲望に対しても、節制的でかつ勇気を伴い、勇気があってかつ節制を伴う」というようなことが書いてありました。これって、いろいろな意味で、素晴らしいと思います。

アリストテレスによると、壮年の時期は、身体で言えば30歳から35歳まで、精神のほうは49歳あたりである、としています。訳者の注釈によると、プラトンは男盛りを、肉体的には25歳から50歳まで、精神的には50歳としていたとか(『国家』)。

どちらにしろ、黒犬は、壮年期で、男盛りの年齢レンジに入っているのかと思いますので、頑張って仕事をしないといけないということだと解釈しています。