本は安い!

本を読まない、特に若い人が読まないと、よく聞きます。社内でも、本どころか、新聞さえも、読まない人がいるようです。時間の「使い方」、あるいは時間の「つぶし方」として、本ほど、安上がりのものはないと思うのですが・・・きっと本の楽しみを教えてもらわなかったのでしょうか。

最相さんの最新作品『星新一ー1001話をつくった人』を読みましたが、これをお書きになるのに、4年も、5年もかけられたとお聞きしています。560ページほどの本ですが、2300円(税別)。多くの人は、本は高い!と感じているのかもしれませんが、僕は、本は安い!と思っています。だって、一冊の本を書くのに、作者は一体どれだけ骨身を削っていることか。そして、多くのことを、一冊の本が教えてくれます。

明日から、書店の店頭に『グラデュエーション・デイ』が並びます。よかったら、読んでみてください。オデッセイのオフィスがある新東京ビル地下1階の大手町書房では、平積みにしてもらっています。