Love The One You're With

午前中、今年オデッセイの広告やプロモーションに使うことになったTintinの図柄を選定する作業を行いました。Tintin のテーマは冒険です。オデッセイの社名は、ホメロスの「オデュセイア」から来ているのですが、この物語のテーマも冒険なのです。これから何度も、Tintinのことをこの黒犬通信で書くことがあると思いますが、まだまだIT、特にインターネットの「冒険」は続くのではないでしょうか?

さて、この前、ボブ・ディランのことを書いたので、また一昔前の音楽のことを書きます。Crosby, Stills, Nashというフォーク・ロックのバンドがかつてあったのですが、その中の一人がStephen Stills です。彼の作った歌で Love The One You're With (アルバム"Stephen Stills"の最初の曲)が大好きです。

抽象的な「人類」とか、「人間」とかではなく、いまいっしょにいる家族や職場の仲間を愛することが大切だと思います。(これが実は難しいことなのですが!) 「今、君がいっしょにいる人を愛しなよ!」という歌です。

でも、それと同時に、僕は、ほかの国に住む人たちのことも忘れることはできないです。(だからアフリカのスーダンで起こっていることを伝えてくれる記事は必ず読みます) 僕はインターネットにものすごい魅力というか、引力を感じているのですが、きっと自分の机の上のPCが、世界につながっていること、誰とでもコミュニケーションが取れるのだということに、なんとも言えないものを感じているからなのだと思います。

幸か不幸か、少々英語ができるので、いろいろな国や環境にいる人たちと、比較的簡単にコミュニケーションが取れてしまいます。英語のことは、たかが英語だと思っているのですが、案外、英語の問題は大きいかなと感じています。

英語を使わないと海外の人たちとはコミュニケーションができないのは確かなので、TOEICの点数がどうのこうのという話ではなく(点数なんて、たいした話じゃないです!)、もっと多くの人の英語力が上がればいいとずっと思っています。