ある原稿依頼と、昨日受けたインタビュー

各界の方々おススメの本を紹介する企画(一日一冊で、計365冊のおススメ本の紹介)があるので、155文字前後で、僕がおススメの本の紹介コメントを書いて欲しいと、ある出版社の方から頼まれました。買ったままになっている本も含めれば、普通の読書人としてはかなりの冊数の本を持っているので、ご協力させていただくことになり、今朝、3冊ほどリストアップして、コメントとともに、ご担当者にお送りしました。

すべて小説でかためてみました。「嵐が丘」(エミリーブロンテ)、「春の雪」(三島由紀夫)、そして「ヘンリージェームス作品集」。もっとないのかと言われれば、あと20、30冊くらいはでてきそうなのですが、きっとほかの方も同じような本を挙げていることだと思い、三つだけにしておきました。離れ島に行くとしたら、どの本を持っていきますか?という質問が、かつてよくありましたが、1冊にしろというのも、難しい話ですね。

ところで、昨日、ある会社のHPでご紹介いただけるということで、インタビューを受けたのですが、「また生まれてくるとしたら、何をしたいか?」というご質問を、最後に受けました。でも、これもとても難しい質問で、男として生まれるのか、女として生まれるのか、お金のために仕事をしなくてもいいほどの金持ちの家に生まれるのか、普通の家に生まれるのか、それによっても何をしたいのか、まったく違ってきますよね。回りくどくなりましたが、お金の心配がないのであれば、建築や彫刻の仕事をしてみたい、というのが、僕の回答でした。