ホリエモン騒動から思い出すこと

今日、ある公開企業の若手創業者社長と話をしていた際に、「ホリエモンは信長」かもしれないけど、「自分は家康でありたい」というようなことを聞かされました。最近は会う人の多くが、ホリエモンの話をします。多くの人が、ホリエモンと自分を比べながら、間接的に自分のことを語っています。

ところで、ここ連日の騒ぎから僕が思い出すのは、10年前のオーム真理教のことです。

20代、30代の高学歴の連中が中心となった集団が、マスコミを相手に、あるいは直接一般大衆に向けて、連日のように話題を提供していたことを思い出します。その時と同じように、ステージで行われている劇を、観客席から見ている感覚があります。もちろん、10年前のような悲劇の結末はあまり見たくないですが。