今年前半最後の日曜日
posted at 2025.06.29
6月29日、今年前半最後の日曜日だ。
今日も一日移動が多いから忙しい日になる。夏至も通り過ぎ梅雨というけどもここ数日は真夏の暑さと湿度の日が続く。アンナもたいへん!なにせワンコたちは夏も毛皮のコートを着ているようなものだから。アンナは黒毛のコート着用の女の子。
7月、8月といまのような暑さと湿度の日が続くとなると、身体には厳しいなあ。
数日前の日経新聞にオーディオブックの市場についてかなり詳しい記事があった。出版社が自社の商品のオーディオブック化に積極投資を始めたという記事だった。オトバンク、オーディブルと日本の専業大手2社に加えて、ぼくが知らない会社の名前も目にした。出版社はこれまで同様プラットフォーマーとしてこの2社を使用していくのだろうか?それとも独自の配信を始めるのか?
齢をとり、だんだん目で文字を追うことが苦痛になると耳からの「読書」が好ましい方法になってきた。いま「旧約聖書」をすこしずつ聞いている。聖書は本でも立派は共訳版をそろえているけども、手に取って読み始める気になかなかならない。旧約聖書を聴きながら、いまガザでイスラエルが行っていることを想う。もうすでに5万人以上のパレスチナ人が殺されている。2023年秋、ハマスがイスラエルで行った殺害と誘拐行為に対する復讐劇は、やられたら100倍、1000倍にして仕返しをするということなのだろうけど、あまりにもバランスが取れていない。
旧約聖書の物語を聴いていても、闘いや殺戮の話が多いことに驚く。イスラエルの人たちの歴史は2000年前から戦闘の歴史ということなのか?いまガザでイスラエルが行っていることを想うと、同国にいきたいという気持ちはまったくなくなった。かつては一度行ってみたいと思っていたのだけど。イスラエル国内にも現政権に非常に批判的な人たちが多数いることは知っている。どこの政治家も、行うことの多くは自分の権力を守るために行っているのだ。
7月末にはアメリカ出張が入っている。フロリダ州オーランドである会議に参加するためだけど、その前に数日ニューヨークに泊まる。ニューヨークではユダヤ系アメリカ人の友人たちと会うことになっている。彼らたちはイスラエルについてどのような意見を持っているのだろうか。
力をむき出しにして相手をひざまずかせることを躊躇しない。巨万の富を恥じることなく湯水のように使う。そんな世界になりつつあるように思う。そういう力や富を持つ連中をあがめたり、憧れたりする小人たちも増えているのかもしれない。