財界ってなに?

昔々、「僕って何?」という小説があった。僕が大学に入った1979年頃に三田誠広さんが出した作品。芥川賞を受賞したのではなかったかな?
今日の朝日新聞夕刊に、経済部のベテラン記者という方が、Another Noteというコーナーに、「舞い込んだ不穏な内部情報_同友会トップ人事の内幕」という記事を書かれていた。おどろおどろしい見出し。春に同友会の次期代表幹事になる新浪さんの選出に関する裏話ということになっている。
実は僕も同友会の幹事会という集まりに参加させてもらっている。とは言っても、末席もいいところで同友会の中の裏話にはあまり関心も持っていない。新浪さんは同じビジネススクールの卒業生だし、彼が三菱商事にいたころはビジネススクールの集まりでたまにご一緒することがあったがこの10年くらいはお会いしたこともない。同友会というビジネスマンの集団のリーダーとして頑張っていただきたいと希望している。

今月の日経の「私の履歴書」は、野村證券のトップを務められた古賀さんがお書きになっている。この中で経団連のことをお書きになっていて、特にお亡くなりになられた中西元会長のことを書かれていた。ぼくの会社は経団連にも入れてもらったのだが、実は中西さんが会長となられたことで経団連に関心を持ち、入れていただきたいと思ったことが大きい。

経団連、同友会は、日本商工会議所と合わせて財界三団体と呼ばれている。そこで「財界って何?」という疑問。経済界で力を持つ企業の経営者たちの「雲」のような集まりか?