『愛国心に気をつけろ!』『群れない 媚びない こうやって生きてきた』

『愛国心に気をつけろ!』は、岩波のブックレットシリーズから。このブックレットシリーズ大好き。なんと言っても読みやすく、手軽。でも一定のクオリティはちゃんとクリアしている。「右翼」鈴木邦男からの、押し付けの愛国心には気をつけろというアドバイス。愛国心もそうだけど、親を大切にしろとか、たくさん子供を産めとか、政治家に言われる筋合いはないからね。大雨で死者もでているというのに、ニヤニヤしながら酒を呑んでいる写真を平気でネットにあげる特権階級の政治家の先生たちからは特に、ね。

『群れない 媚びない こうやって生きてきた』は、同じ早稲田の教育学部で同級生だった下重暁子と黒田夏子という二人の作家の対談。下重さんが東京新聞に連載していた半生記の中で、この本の紹介があって読んでみた。結構おもしろかった。下重さんはずけずけとはっきりモノをいう方だし、黒田さんは75歳で芥川賞受賞という最年長記録保持者。黒田さんの作品論がとてもおもしろかったし、下重さんの初体験の話も。おふたりくらいの年齢の女性のお話は迫力がある。