米人記者が取材した特攻隊員
posted at 2018.05.03
東京新聞夕刊(2018年3月29日)で、アメリカ国防省が運営している「星条旗新聞」(Stars And Stripes)の記者(マシュー・パーク)が、特攻隊員として22歳で亡くなった、上原良司さんの取材をしているという記事を読んだ。知覧の特攻平和会館を訪れた際、上原さんの存在をしり、「権力主義、全体主義の国家は一時的に隆盛であろうとも、必ずや最後には敗れる」と遺書にしたためていた上原さんの文章に衝撃を受けたとか。
この記者は3年前に記事を書いて、次はノンフィクションを自身初の単著として仕上げようとしているということなので、その本が出てくることを楽しみにしたい。
上原さんについては、日本語だけでなく、英語でもネットに多くの情報が出ている。
→BBC Remembering the Kamikaze Pilots
→ウィキ
今の日本は戦前、戦中の日本のような全体主義ではないかもしれないけど、「権力主義ではない」とは、決して言えない。特に今の政権に関して。残念ながら、日本だけじゃなく、中国も、ロシアも、そしてアメリカさえも、「権力主義」に覆われているとも言えるんだけど。
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