Planned Obsolescence
posted at 2017.04.12
「計画的陳腐化政策」。アルフレッド・スローン率いるGMが、モデルイヤーの概念を自動車産業に導入したのが1923年。そのアイデアは、必ずしも良い自動車を発表することではなく、スタイルを変えることによって売り上げを伸ばすことにあった。スローンは、「消費者に不満を抱かせることで新しい車を買わせる」と言ったといわれている。(以上、J.Glenn Brookshear著「入門コンピュータ科学」より)
改めてスローンが企業の経営戦略に与えた影響を再認識する。今日のコンピュータ産業はまさに「不満を抱かせることで新しいPCを、新しいソフトを買わせる」となっていないか?その不満を抱かせる方法論にはいろいろなやり方があるわけだけど。
カテゴリー:パソコン