歴史はこうやって変わっていくのだろうか?!

先月24日に判明したイギリスのEU離脱を国民に問う投票結果のインパクトの大きさをずっと感じています。またアメリカの大統領選挙の行方、この間起こっているアメリカ社会の安定ブロックを崩していくさまざまな動きもとても気になることです。
イギリスに関して言うと、BBCの報道番組を見たり、Financial Timesにでている離脱派の意見やこれからへの覚悟などを読んでいると、単なる気まぐれや思いつきで離脱に賛成する票を投じたのではない人たちは少数だったのではないかと思いますし、巨大な官僚組織と化していくEUへの大いなる異議申し立てに共感も覚えます。
離脱はまだ決まった話ではなく、最終的な結末が決まったわけではありませんが、イギリス国民が、またイギリスの政治家たちが、どのような行動をとっていくのか、興味津々です。
ソビエト連邦が崩壊したときにはこれほど自らのこととは感じませんでした。モスクワでのトランジット以外ではロシアに泊まったことはありませんが、ロンドンは何度も行ったことのある都市です。
歴史はこうやって変化していくのかと、感慨深く傍観しています。