sin/cos/tan
posted at 2015.08.28
鹿児島県知事が、「女子教育で三角関数を勉強していったいどんな役に立つのか」と発言したとか。
日頃、口にしなかったとしても、心に刷り込まれた事がぽっと口に出てしまったのか?
「ラ・サール→東大法学部→霞ヶ関」のエリートも、一皮めくると、イスラムのガリガリ親父と変わらないようなことをおっしゃっている。
ご家族はお嬢さんがお二人いらっしゃるようだけど、進学校から有名大学でしょうか?三角関数もたくさん勉強されたくち?
地下鉄を利用する時、「女性専用車両」の電車に遭遇するたびに「日本って、みんなが思っている以上に、イスラム圏に近いんじゃないかな?!」って、思ってしまう。もしかして、ケースによっては、イスラム圏よりも、もっと男尊女卑が強いかも。すべての日本男子がそうだとは思わないけども、年配の方たちの中には、ちょっと理解しがたいほど男尊女卑の方もいらっしゃる。
憲法24条は以下の通り:
第二十四条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
保守派の方たちは、この24条もあまりお好きではないのかもしれないけど、日本国憲法のなかで、一番大切な思想の一つだと思う。
この草案を作ったベアテ・シロタ・ゴードンはとても素晴らしい仕事をしたとも思う。彼女の伝記はとても面白かった。僕ら日本人は、もっと彼女のことを知っておいた方がいい。
→「1945年のクリスマス」
カテゴリー:日本の課題