浅間山風景

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長商デパート(長野商業高校)後、ぶどう農園訪問。

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MOSを採用いただいている長野商業高校であった「長商デパート」訪問。写真は生徒のみなさんが作ってくれたそばを食しているお客さんたち。(→長野商業高校HP)毎日新聞でも紹介されています。(→長商デパート

その後、山ノ内町のぶどう農園訪問。
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ぶどう農園のそばにはリンゴの木も。

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クウ太郎と長野の女の子。

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社員有志一同、楽しい一日でした。

Tokyo Sky Tree

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大好き!

「日経ビジネス、お前もか?!」

オリンパスが過去におこなったM&Aに関する疑惑の報道について、フィナンシャルタイムスと比較し、日本の新聞、特に日経新聞および日経ビジネスが及び腰だという意見があります。『「日経ビジネス」を発行する日経BP社の辣腕副社長として現在の日経ビジネスの局長以上の人事に深く関われた方が、今年の6月からオリンパスの社外取締役になっている。』という情報もあります。(→JB Press

日頃、日本の新聞数紙に加えてフィナンシャルタイムス(FT)も読んでいますが、FTは1ページ全面でオリンパス疑惑を報道したり、社説で論ずるなど、日本の新聞よりもずっと大きな取り上げ方をしています。日本の新聞は一見中立なポーズをとりながら、まったく真実に迫ろうという意欲がない記事が多いなと思います。もしそのような意図ではないのだとすれば、コーポレートガバナンス、M&Aについての専門知識や見識がなさすぎです。

まさか、日経ビジネスあるいは日経新聞が、日経グループOBがオリンパスの社外取締役に就任しているということで、お茶を濁すような報道で済ましているとは考えたくない話です。ボクも日経ビジネスの購読者のひとりですし、途中、読まなかった時期もあるとは言え、20年以上にわたって日経ビジネスを読んできました。

日経ビジネスには、OBがオリンパスに関連しているから、手ぬるい報道でお茶を濁しているなんて批判には、しっかりした報道で反論していただきたいです。

今年、日経ビジネスには、こんな「汚点」があります。

3月14日号(「中高年は席を譲れ」特集)には、2ページにわたる「プルサーマル」プロパガンダの東電の広告、1ページの東芝の原子力事業広告がでています。日経ビジネスにとって皮肉なことに、この3月14日号は、3月11日の東日本大震災直後に発売されています。あまりにもタイミングがよすぎる広告でした。

繰り返しますが、日経ビジネスの長年の読者のひとりとして、今回のオリンパス事件に関して、背景の闇に切り込む勇気ある報道が行われることを期待しています。

「新聞なんかいらない。肝心なことが載ってない。」(宇多田ヒカル『Beautiful World』)なんてことだと、若い人たちだけでなく、われわれ中高年からだって、新聞・雑誌は捨てられていきますよ。

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「日経ビジネス」2011年3月14日号

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東京電力の「プルサーマル」プロパガンダ広告

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東芝の原発事業広告

相馬市の高校を訪問してきました。

今週月曜日(17日)、福島県相馬市の旧相馬女子高校グラウンドの仮設校舎に移転していた3校(相馬農業高校、原町高校、小高工業高校)の教員、生徒の代表の皆さんを訪問し、アフリカサバンナの動物カレンダーと、小社で作っているタンタンのドロップをプレゼントしました。動物カレンダーを作っている岩手アイ企画のご依頼で、小社では3000名近い学生、教員の皆さんに、カレンダーを寄付いたしました。この動物カレンダーは、アイ企画の阿部社長が長年に渡って撮影しているアフリカの動物たちの写真を使ったもので、家族で団結して強く生きている様子は、皆さんに勇気と元気を思い出させてくれることと期待しています。

阿部さんはこれまで動物カレンダーの売り上げの一部を使って、アフリカの子供たちにサッカーボールをプレゼントしてきましたが、東日本大震災をきっかけに、被災地のみなさんに無料で動物カレンダーを届けていくことを目指しています。微力ですが、阿部さんのお気持ちにすこしでもご協力できることを光栄に思います。

今回、相馬市を訪問して感心したことがあります。それは、3校の代表の生徒たちが、皆、しっかりした言葉で、われわれを迎えてくれたことです。「艱難、汝を玉にす」と言います。まさにこの生徒たちは、3月11日から続く厳しい状況を乗り越えるために、強く生きてきたのではないかと想像しました。

タンタンのドロップについてですが、「いっしょに歩いていこう」というコピーはボクの提案です。もちろん3月11日を想定していたわけではありませんが、あの日以来のボクたちの気持ちを代弁してくれている「タンタンとスノーウィー」です。

大切なことは、福島、宮城、岩手を中心とした被災地のみなさんのことを忘れないこと。これからも時間を作って、東北エリアを訪問していきます。

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2011年版タンタン・ドロップ。小社ではタンタンとスノーウィーをキャラクターとして使っています。


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相馬市と福島市を結ぶ国道115号線。相馬市を出るあたりで見つけたメッセージ。

最後にすこしだけオデッセイコミュニケーションズの取り組みをご紹介しておきます。
ボクらの会社では、被災地で大きな被害を受けた方々に、特別価格でMOS試験をご提供しています。条件等がありますので、詳細は、以下のHPをご覧ください。年内いっぱいの取り組みですが、実施期間の延長を考えています。決まり次第、HPで発表したいと思います。

(被災者向け特別価格については、こちらをご覧ください。→東日本大震災関連のお知らせ

歴史家・渡辺京二のアドバイス、水森亜土と愛犬(東京新聞夕刊から)

今日の東京新聞夕刊の文化欄に、津田塾大学の三砂ちづるさんが、渡辺京二の言葉を紹介していた。ゼミ生たちを連れて、熊本に住む渡辺を訪れた時の彼の言葉。すべての学生、そしてかつて学生だったすべての大人に励ましになる言葉だ。

 「自己実現?それは出世主義のことでしょう。人生は無名に埋没するのがよいのです。でも、あなたがたは卒業論文を通じて、知の世界にひらかれた。その問いをずっと抱えていくことです。一生、本を読んでいきなさい。」

 「社会がどうであろうと、自分は生きたいし生きてみせる。人は社会から認められるから生きているのではない。社会に貢献なんかしなくてよろしい。まず自分がしっかり生きること。社会全体がお前は死ねと言ったって、嫌われたって、自分は生きる。生きていっていいんだ。そのことを肯定すること。そうやって生きているひとりひとりがなんとか関係を作らなければならないから、社会というものができていくる。」

 「社会は正義の権化ではなく、もっとでたらめでいいかげんなものだ。社会が立派なものでないからこそ就職難もでてくる。人類としての問題も出てくる。人間がどうやって生きていけばよいのか、問いがでてくる。あなたがたは大学でその知の扉に立った。だから、一生、その問いを手放さないことです。」

 そう一生、問い続けること!

追伸
東京新聞のとなりのページには、愛犬・ムクといっしょに写った水森亜土さんの写真が。ムクは♀の17歳。「甲斐犬の血が入っているらしく、野性的な性格でね」って。ここにも甲斐犬仲間!

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永遠の「さよならホームラン」。

今夜の東京ドームでの対タイガース最終戦は、今シーズンなんどか見たジャイアンツの試合の中で最高の試合だったかもしれない。エースの内海はしばしばボールが先行し、決して最高の調子だとは見えなかったけども、もうだめかと思われた7回、8回をしのぎ、ついに10回の表まで投げきった。9回、10回に投げたボールは、相当根性が入っていて、147球も投げたことをまったく感じさせない内容だった。1−1のまま迎えた10回裏、1、2塁に走者をおき、内海に打席が回ってきた。一瞬、背番号26かと思われたユニフォームがバットを振る姿を見た観衆は、内海がこの回も打席に立つのかと勘違いし、ドーム内にはどよめきがひろがったのだけど(ボクもそのひとり)、その打者が背番号24の高橋由伸だったことがわかると、さらに大きなどよめきが起こった。そしてその高橋はなんと3ランホームランをライトスタンドに放ち、ジャイアンツは2試合連続のさよなら勝ちをおさめた。

昨年まで野球に「まったく」と言ってもいいほど関心を持っていなかったボクは、今年はかなりの試合を観に、東京ドームに足を運んできた。野球にはまだ疎いボクでも、代打の打者を待ち受ける運命がどれだけ残酷なものか、なんども見てきた。2割、3割の打者は単純な確率からいえば、10回打席に立って、2回、あるいは3回しか生き延びることはできない(逆に言うと、7回か8回は無残にもその場で死んでいくのだ)。走者を塁において、併殺打なんて打ったあかつきには、強烈なファンからはそのシーズン中、ずっとやじられるなんてこともあるかもしれない。代打で期待通りに塁に出る、ヒットを打つということは、それほど難しい。代打の打席に立つことは、あまり勝ち目のない戦いをしに、リングにあがることを命ぜられることに等しい。ましてや代打でホームランを打つなんてことは、「あってはならない奇跡」なのだ。

代打のホームランと言えば、もうひとつ記憶に残っているホームランがある。それはロッテから移籍してきた大村三郎(ロッテでは、サブロー)が、一軍登録が済んだばかりの日(7月1日の対ドラゴンズ戦)、ジャイアンツのユニフォームを着て立つ初打席に、なんとホームランを打ってしまったのだ。大村サブローは、打てないジャイアンツ打線の助っ人として、急遽ロッテからトレードされてきたのだけど、悲しいかな、この初打席のホームラン以来、2号めのホームランはまだ生まれていない。あのホームランは、ボクの脳裏には、陽炎のように残っている。

ボールが変わったことが理由にあげられているけども、今年東京ドームでジャイアンツのホームラン数は現時点で確か100を切っていて、昨年の半分以下にとどまっているという記事を読んだ記憶がある。それくらい今年の東京ドームで、ジャイアンツはホームランが打てていないということなのだ。内海、澤村などの投手陣が頑張っても、なかなか勝てない試合が多かったのは、打線がまったくダメだったせいでもある。

今夜の高橋のさよならホームランの目撃者のひとりとして言わせてもらえば、さよならホームランは、ダイヤモンドのはるか彼方、「永遠」とも言える空間に消えていったひとつの魂だとさえ思えた。そんな試合にはそう滅多にお目にかかれるわけではないことは、今年なんども東京ドームに足を運んだボク自身の経験からも言える。でもそんな奇跡がごくたまに起こるから、熱心なファンはこのスポーツのドラマに引きつけられるのかなとも思った。

もう一度繰り返すけど、「さよならホームラン」は永遠の西方浄土に消えていった魂みたいなものだ。その現場に立ち会うことができるのは、本当にラッキーなことなのだ。

スティーブ・ジョブス死去のニュースを聞いて。

仙台のお取引先を訪問した帰りの新幹線の中でジョブス死去のヘッドラインニュースを見ました。今、オフィスに帰って机の上で、ロイターのニュースを見ています。以下のスティーブ・ジョブスの言葉を、これからも、くり返し、読み返していきたいと思います。(スタンフォードで行ったStay hungryスピーチは、もう50歳を過ぎた人間には、あまりにもまぶしすぎます。)

「自分が近く死ぬだろうという意識が、人生における大きな選択を促す最も重要な要因となっている。外部のあらゆる見方、あらゆるプライド、あらゆる恐怖や困惑もしくは失敗など、ほとんどすべてのことが死の前では消え失せ、真に大切なものだけが残ることになる。やがて死ぬと考えることが、自分が何かを失うという考えにとらわれるのを避ける最善の方法だ。自分の心に従わない理由はない」。

バルザック!

このごろ全く読んでいないけど、好きなフランス作家の一人、バルザック。
先週ベルギーからパリに帰ってきて泊まったホテルのそばで偶然見つけたバルザックの銅像。バルザックってこんなにハンサムだったの?背が低くて、ちょっとデブのおじさんの印象があったんだけど。1799年生まれ、1850年に51歳で死亡。現在の僕の年齢。モームはバルザックのことを「確実に天才とよぶにふさわしい人物」と言ったとか。
久しぶりに彼の小説も読んでみたくなったよ。
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ブリュッセル訪問

ここ4、5年、オデッセイコミュニケーションズでは「タンタンの冒険」の主人公・タンタンと相棒のスノーウィーを、コーポレートキャラクターとして使ってきました。この12月にはスピルバーグによる映画「タンタンの冒険」が日本でも封切りになります。それに合わせて、オデッセイマガジン特別号(「タンタン特集」)を出す予定になっています。タンタンだけでなく、新しいことにチャレンジする日本人の若者、そして「シニア世代」の冒険家など、多くの方にご登場いただくことになっています。愛犬家コーナーには、僕とうちの犬たちも登場予定です!
先週は、タンタンのふるさと、原作者のエルジェがタンタンを生み出したベルギーのブリュッセルを取材のため3日間訪問しました。10数年ぶりのブリュッセルでした。
オデッセイマガジン特別号では雑誌「ソトコト」を発行する株式会社木楽舎にお世話になっています。12月の発行、お楽しみに。
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(写真は「Blue Lotus」の一場面から、つぼに隠れていたタンタンとスノーウィー。パリのおもちゃやさんで買ってきました。)