60代で若造と言われる国に未来はない。
posted at 2011.06.02
今日もまた日本の政界は茶番劇。シニアのみなさんもいい加減にしていただきたい。
財界もそうだけど、日本の各界はお年寄りの皆さんがお元気すぎて、60代だとまだまだ「若造」なんて言われるんだから、狂っている。日本ではほぼすべての業界で、50代、60代はまだ若造だなんて言われているのではないか。芸術、建築、学問など、一般には実力の世界だと思われている分野でさえも、「長老」支配が見られるんだから。そんな国には未来はないし、大物はでてこないよ。だから本当に力がある人たちは、日本から出て行く。
戦後日本では成功の結果、世界でも有数の長寿国が実現した。でもいまではこの長寿が日本の最大の弱点になっている。年金、医療費問題もこの長寿の結果の一つ。政界、財界、メディア業界、長老たちが若い世代の成長を抑えていく。引き際を知らず、仕事以外の付き合いや時間の過ごし方を知らない年配者たちが、日本をダメにしていく。
誤解してもらいたいくないけど、70代、80代でも、「個人として」現役で働いている人たちを尊敬している。僕の会社でずっと仕事をお願いしているニューヨークの弁護士は80才でまだ働いている。でも彼は秘書一人の個人事務所。僕はフリーランスや個人事務所で、70になろうと、80になろうと、現役で働いている人たちは尊敬している。かれらはすべての責任を自分で受け止めながら仕事をしているのだから。
カテゴリー:時事問題