「人生のやり直し」

 ツイッターでフォローしているお一人に日本で起業家として成功された中国人の宋文州さんがいる。彼のユニークなメッセージには日頃共感を感じることが多い。その中でも今朝のツイートのひとつは、非常に大切なメッセージだと強く思う。それは以下のようなもの:

 『「人生のやり直し」とはできなかったことに拘ることではなく、違うことに意味を見出すこと』

 これは僕のように50代に入った人間にとっては非常に大切な「真理」だと思う。いや、すべての中高年、老人たちにとって大切な「真理」だ。
 
 数年前、お世話になっている先輩起業家から、「あなたも40代の後半から50代に近づいている。これから新しいことを始めるには微妙な年齢になってきたね。」と言われたとき、「あ、そうか」と感じることがあった。今朝の宋さんのツイートには、その時と同じように感じるものがあった。

 年を重ねていけばいくほど、できなかったこと、失敗したこと、得られなかったことが増えていく。それらとどのように「折り合い」を付けていくのか。